2024年10月アーカイブ: Studio YAMAKO

2024年10月31日

秋すすむ舞岡公園 ② コセンダングサ最盛期 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

たぶん、ここは農家さんの私有地だろうが、ほとんど手が入っていないような休耕地のようだ。この休耕地に面した谷戸の道に沿って、コセンダングサが多く咲いていた。そのコセンダングサにアゲハやキタテハ、そして、ウラナミシジミが吸蜜に余念がない。チョウとしては珍しい種ではないが、広い背景を写し込んだ写真が撮れないものかと、もう少し、ここで撮影を楽しむことにする。
 広い背景を写し込んだ写真を撮るには、周囲に茂る草の状況や、チョウが止まってくれる位置など、なかなか難しかった。

000_241011212tm X700 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg
コセンダングサで吸蜜するウラナミシジミ 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

021_241011197 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 21.コセンダングサ -8 ウラナミシジミ
比較的高いところに咲くコセンダングサにウラナミシジミが止まってくれた。これなら、ひろい休耕地と青空を背景に撮れそうだとトライしてみる。だが、あと一歩被写体に寄ることが出来ず、明るい青空を背景にした露出も難しい。肝心の被写体も少し鱗粉が擦れた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
022_241011204 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 22.コセンダングサ -9 ウラナミシジミ
このカットは、何とかウラナミシジミが好む環境を移し込むことが出来たと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
023_241011214 X900 ▲舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 23.コセンダングサ -10 アゲハ
アゲハの♂も元気に花から花へと飛び回る。カメラを下げて背景を入れたいのだが、手前の草に遮られてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 183mm ISO320 )
024_241011218 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 24.コセンダングサ -11 アゲハ
同じ個体をファインダーで追う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 183mm ISO320 )
025_24101122 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 25.コセンダングサ -12 アゲハ
広い背景は取り込めなかったが、元気よくのびのびと咲いているコセンダングサとアゲハを写し込めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO250 )
026_241011221 X900 ▲舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 26.コセンダングサ -13 アゲハ
アゲハは位置を変えながらコセンダングサから離れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO320 )
027_241011222 X900 ▲舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 27.コセンダングサ -14 アゲハ
小さなコセンダングサの花はアゲハにとって、静止し難いのだろう。止まったり、離れたりを繰り返していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO500 )
028_241011014 X900 ◎ウラナミ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 28.コセンダングサ -15 ウラナミシジミ♂
近くのコセンダングサに来たウラナミシジミ♂をマクロレンズで撮る。きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
029_241011225 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 29.コセンダングサ -16 アゲハ
また、カメラを持ち替えてアゲハを追う。一つの花に止まって足場にして、他の花に口吻を延ばしているように見える。真ん中の黄色い部分が花びらやおしべ、めしべを持つ花の筒状花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 190mm ISO400 )
030_241011015 X900 ◎ウラナミ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 30.コセンダングサ -17 ウラナミシジミ
傷のないウラナミシジミを狙ってマクロで撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
031_241011230 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 31.コセンダングサ -18 ウラナミシジミ♀
ウラナミシジミは表を見れば、雌雄の識別が容易だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 201mm ISO320 )
032_241011233 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 32.コセンダングサ -19 キタテハ
黄色のコセンダングサやセイタカアワダチソウには、キタテハの赤銅色が良く似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 172mm ISO320 )
033_241011238m X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 33.コセンダングサ -20 キタテハ
キタテハの秋型は夏型に比べ、翅のギザギザが深くなり、表は鮮やかな赤銅色になる。夏型の裏面の茶色は、秋型では黒褐色になる。翅を閉じていると枯葉のように見えないこともない。成虫越冬のための備えで枯葉に見せるためなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 172mm ISO320 )
034_241011246 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 34.コセンダングサ -21 キタテハ
少し遠いところの花に止まった。RX10 Ⅳ の望遠側で撮る。望遠端は220mmで35㎜版では600mmに相当する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
035_241011253 X900 ◎舞岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 35.コセンダングサ -21 チャバネセセリ
イチモンジセセリとチャバネセセリは区別しにくいが、この写真では、特に後翅の斑紋がはっきり見えるので、明らかにチャバネセリと判る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO125 )
036_241011259 X900 ◎舞岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 36.コセンダングサ -22 チャバネセセリ
少しカメラを引いて、背景の情景を入れた。谷戸の休耕田の様子がわかる写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO200 )
037_241011263 X900 ◎舞岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 37.コセンダングサ -23 チャバネセセリ
位置を変えて、異なる情景を入れようと試みたが、良い構図とはならなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO160 )
038_241011273 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 38.コセンダングサ -24. ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモンもコセンダングサに飛来した。きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 58mm ISO400 )
039_241011277 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 39.コセンダングサ -25. ツマグロヒョウモン♀
開翅して、全面を披露してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 58mm ISO400 )
040_241011286 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 40.コセンダングサ -26 ツマグロヒョウモン♀
ズームして、引き寄せた。背景はボケるが、その分ターゲットはクリアに撮れる。背景が綺麗にぼけてくれた、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 117mm ISO250 )
041_241011288 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 41.コセンダングサ -27 ツマグロヒョウモン♀
休耕田の草むらがうまく表現できたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 17mm ISO200 )
042_241011294 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg
42.コセンダングサ -28 ツマグロヒョウモン♀
写真を見てくださっている皆さんには、同じような写真ばかりで退屈させてしまったと思うが、休耕田の路傍に咲くコセンダングサに集まるチョウたちの撮影を30分ほど楽しんだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 78mm ISO500 )

2024年10月28日

秋すすむ舞岡公園 ① ウラナミシジミの季節 2024年10月11日 横浜市 舞岡公園

10月11日、涼しくなった舞岡公園へ行ってみた。前回は9月26日に行ったが、秋は進んでいる。
 舞岡公園の南門からの散策路には何本かの柿の木がある。これまでにはアカボシゴマダラやゴマダラチョウ、そしてコムラサキが熟れたカキの実を吸汁に来ていたことがあった。ここ最近はあまりこの季節に舞岡公園へ来ることがないので、カキの実に来るチョウを見る機会もなかった。まだ、あまり熟していないが、今年は実が成っていた。
 小さな黄色い花をつけるコセンダングサの花は今が旬だった。アゲハ、ウラナミシジミ、キタテハが吸蜜に来ている。セイタカアワダチソウも咲き始めていたが、もう1週間もすれば見頃になる。今年はダメかと思っていたコスモスが見ごろになっていた。

000_241011149 X700 ◎舞岡公園 アカボシ yellow straw RX10M4.jpg
熟したカキの実の甘い汁を吸うアカボシゴマダラ 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

001_241011091 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 1.ツマグロヒョウモン♀ -1
目立たない小さな白い花、ミゾソバ(溝蕎麦)に飛来した。wikipediaによれば、「かつて日本各地で水田が見られた頃は、土盛りされていた溝や用水路、小川などの縁に普通に生えており、その見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来になっている。」と説明されていた。舞岡公園はその条件を満たしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
002_241011094 X900 ◎舞岡公園 ミゾソバ RX10M4.jpg 2.ツマグロヒョウモン♀ -2<br> 今年の秋のツマグロヒョウモンは♂より♀を多く見る。この個体は右前翅の翅頂部が大きく破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
003_241011098t X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 3..ヒガンバナ(彼岸花)
舞岡公園でも多くはないがあちらこちらで一斉に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 67mm ISO1000 )
004_241011100 X900 ◎舞岡公園 柿 RX10M4.jpg 4.谷戸の柿
古谷戸の里へと散策路を歩いていく。葉がほとんどおちてしまっている柿の木に実が成っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 36mm ISO320 )
005_241011003 X900 〇イチモンジセセリ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 5.イチモンジセセリ
ヨメナの花にイチモンジセセリが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000 105mm ISO500 )
006_241011110tm X900 ◎舞岡公園 ホトトギス RX10M4.jpg 6.ホトトギス(杜鵑草) -1
wikipediaによれば、和名の「ホトトギス」は、花の紫色の斑点のようすを鳥のホトトギス(杜鵑)の胸にある斑点に見立てたことによる。斑点を油染みに見立てて、ユテンソウ(油点草)という別名もある。花言葉は「永遠にあなたのもの」だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 186mm ISO400 )
007_241011005 X900 〇ホトトギス 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.ホトトギス -2
複雑な色と形である。wikipediaの説明では、「葉腋に2-3個の花を上向きにつける。花に花柄があり、花は漏斗状鐘形で径約25mmになる。花被片は6個で、長さ約25mmあり、斜め上向きに開き、外側に毛が生え、内側には白色地に紫色の斑点が多くあり、下部に黄色の斑点がある。3個の内花被片と3個の外花被片があり、外花被片の基部に袋状のふくらみがある。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って束状に立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれて球状の突起があり、各枝の先はさらに2裂する。 果実は線状長楕円体の蒴果で3稜があり、長さ30mm前後になり、熟すと胞間裂開する。」とあった。マクロレンズで撮ってみたが、ピントをどこに合わせればよいのか難しい・。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm IS0125 )
008_241011011 X900 〇古代米 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 8.古代米
水車小屋の前あたりの田んぼに実験的に植えられている古代米が実っていた。農林水産省のページには、古代米とは、昔のイネがもっていたのではないかと考えられる特徴がある品種とあった。日本では、赤米や黒米などが古代米とよばれている。また、赤米は、ネパールでは薬用として、黒米は、中国では病人や産婦の栄養食品として食べられている。赤米に含まれるタンニンも、黒米に含まれるアントシアニンもポリフェノールの一種だそうだ。、

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0320 )
009_241011115m X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 9.熟したカキの実にアカボシゴマダラ
散策路と谷戸の間に、熟したカキの実を付けた柿の木があった。何かいないかと目を凝らすとちらっと動く物があった。アカボシゴマダラだった。熟したカキの実を鳥が啄み、そのあとアカボシゴマダラが吸汁していた。葉はほとんど落ちているものの、手前に小枝が多くあり、なかなか撮り難い。最近、この季節に舞岡公園へ来る機会が少なかったが、少なくとも昨年はこういったシーンは見てなかった。AIに尋ねてみると、カキの実がなる年とならない年があるのは、カキの木が「隔年結果」という現象を示すためだそううだ。この現象では、豊作の年と不作の年が交互に現れることが一般的だという。主な要因は、
1.栄養の偏り:豊作の年にカキの木が大量のエネルギーを実の成長に使うと、次の年に十分な栄養が蓄えられず、実が少なくなる。
2.花芽形成のタイミング:カキの花芽は前年の夏に形成されますが、豊作の年にはその過程が遅れることがあり、その結果、翌年は実が少なくなる。
3.天候の影響:開花時期や実がなる時期の気候条件(霜、雨、温度など)も影響する。特に開花時期に悪天候が続くと、受粉がうまくいかず実がつきにくくなる。
4.樹木の年齢や管理:カキの木が若いうちは毎年安定して実をつけることが多いが、成木になると隔年結果の傾向が強まることがある。また、適切な剪定や肥料の管理が行われていない場合も隔年結果が起こりやすくなる。
このような要因が複合的に影響し、カキの実が成る年とならない年が生じるのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO1000 )
010_241011135 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 10.カキの実とキタテハ
すぐ近くに成っていた実に、キタテハがいた。鳥が啄んで実の表皮が傷ついたところから吸汁している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO640 )
011_241011157m X900 〇舞岡公園 柿 RX10M4.jpg 11.カキの木 -1
舞岡公園の散策路沿いには何本かのカキの木が生えている。だが、品種の違いもあるのかもしれないが、まだまだ、実が成っている木は多くない。この木は色づいた実がついていたが、なっている実の数は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 34mm ISO160 )
012_241011162 X900 〇舞岡公園 柿 RX10M4.jpg 12.カキの木 -2
アカボシゴマダラが吸汁していた木には、葉がほとんど残っていなかったが、この木にはカキの葉らしい葉が多く残こり、紅葉していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 97mm ISO400 )
013_241011165 X900 舞岡公園 f16 宮田池 RX10M4.jpg 13.さくらなみ池
セイタカアワダチソウが咲き、アオサギがいた。ここの池は水の流れがなく淀んでいる。絞り込んで撮ってみたが、手前のセイタカアワダチソウはボケてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/2000 47mm ISO320 )
014_241011172m X900 ◎舞岡公園  コセンダングサ RX10M4.jpg 14.コセンダングサ -1 アゲハ
コセンダングサが最盛期になっている。この花にはいろいろなチョウが吸蜜に来る。この日は、アゲハ、ウラナミシジミ、キタテハ、イチモンジセセリ、チャバネセセリが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO500 )
015_241011173 X900 ◎舞岡公園 コセンダングサ RX10M4.jpg 15.コセンダングサ -2 アゲハ離脱
このアゲハ♂はきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
016_241011174 X900 ◎舞岡公園 コセンダングサ RX10M4.jpg 16.コセンダングサ -3 
アゲハは広範囲に咲くコセンダングサを次々と渡り歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 218mm ISO320 )
017_241011178 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 17.コセンダングサ -4 ウラナミシジミ♂
ウラナミシジミが多くなっている。このチョウが多くなると秋が深まるのを感じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO640 )
018_241011181 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 18.コセンダングサ -5 ウラナミシジミ
ここは谷戸の休耕地である。雑草が生い茂っているがコセンダングサが今は多く咲いていた。ウラナミシジミは裏面から雌雄を同定するのは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
019_241011187s X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 19.コセンダングサ -6 キタテハ
キタテハもコセンダングサが好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 207mm ISO320 )
020_241011194 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 20.コセンダングサ -7 キタテハ
さしずめここは、チョウの大食堂である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO400 )

2024年10月24日

雨の神楽坂 2024年10月8日 東京都新宿区神楽坂

現役時代に一緒に仕事をしていた友人が、もう30年くらい前になるが急逝し、今でもその仲間だった友人たちと年に数回、ゴルフや、家族ぐるみの食事会などをする機会を持っていた。しかし、コロナ禍で、その機会も限られてしまっていたが、今年は何回か会う機会があった。
 10月18日、その仲間のまとめ役をしてくれている友人が、「ちょっとビールを飲もう」といった意味合いで、「Quick Beer」と題した会をお膳立てしてくれた。亡くなった友人の奥さんを含め、今回は5人で飯田橋の「CANAL CAFE」というイタリアンの店で集まることになった。
 あいにく、当日は雨模様だった。雨が降るお濠を眺めながら約2時間、食事をし、昔話をして、楽しいひと時を過ごした。
 食後は神楽坂を散策しようという予定だった。雨が降っているのでどうしようかと思案していたが、食事を終えるころに雨が一旦やんだので決行。神楽坂を歩き、黒板塀のある「かくれんぼ横丁」など、横道を楽しんだ。
 毘沙門天にお参りしていた頃、また雨が降り出してきた。残念ながら、神楽坂散策はそこまでだった。

000_241008040 X700 神楽坂 G7X (2).jpg
石畳の小路と黒板塀が続く「かくれんぼ横丁」 2024年10月18日 東京都新宿区神楽坂

001_241008001 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 1.「CANAL CAFE」 -1 お茶の水で中央線快速に乗り換え、飯田橋駅に下りる。ホームから、これから行く「CANAL CAFE」が見えた。テラスのある白い建物が、降る雨のなか、落ち着いて見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO160 )
002_241008013 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 2.「CANAL CAFE」 -2
外堀通りの神楽坂下交差点の手前を左に曲がったところに、「CANAL CAFE」の入口がある。。ここから下りて、飯田橋のお濠の上に浮かんだような建物に入る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO200 )
003_241008004 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 3.「CANAL CAFE -3
雨が降っているので、座っている客はいないが、濠に浮かぶようにテラス席がある。濠は江戸城の外堀で、勝手は一番濠とも呼ばれた。wikipediaによれば、1970年代の飯田濠埋め立てまで、濠を埋めることが度々行われてきたが、現在では都市景観の一つとして保存していこうとする考えが一般だそうだ。外堀では、飯田橋 - 四谷間の3カ所(牛込濠、新見附濠、市ヶ谷濠。これらは神田川に通じている)、および赤坂見附付近(弁慶濠)に水面が残っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 )
004_241008009 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 4.CANAL CAFE -4
晴れていれば、この濠にはボートが浮かび、濠に面した席は若い人たちでいっぱいになるのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_241008030 X900 神楽坂 G7X.jpg 5.有名フレンチレストラン
神楽坂の交差点を渡って、神楽坂通りを坂上に向かって歩いていく。神楽小路の少し先の右側にあるのが「神楽坂 フレンチレストラン ラリアンス(L'Alliance)」。ミシュラン一つ星を獲得したこともある名店で、人気があるという。この日も「本日満席」の札が掛けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/320秒 9mm ISO320 )
006_241008032 X900 神楽坂 G7X.jpg 6.神楽坂仲通り
さらに上っていくと右手に神楽坂仲通りという路地があった。大きな「カラオケ」の看板もある。この道に入って見ることにする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
007_241008033 X900 神楽坂 G7X.jpg 7.中華もある
神楽坂仲通りを少し行ったところに「芸者新道」という路地がある。芸者さんが料亭から料亭へ移動するときに混雑する表通りを避け、抜け道として使ったことからその名がついたそうだ。その角に、「一品香」という中華料理店があった。ここはどのような店かわからないが、外から見たところ、入って見たくなるような店だった。関係はないと思うが、我が家の傍に、「横浜たんめん一品香」という店があり、何回も行っているが、味は良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO800 )
008_241008036 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 8.黒板塀 -1
「芸者新道」の先を左に入ると「かくれんぼ横丁」がある。「神楽坂仲通り」と「本多横丁」の間にある石畳の路地である。迷路のような入り組んだ道に、黒板塀の中にいくつかの名店があった。イタリア料理の店や、その先には「紺屋」という懐石料理の店もある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
009_241008038 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 9.黒板塀 -2
「かくれんぼ横丁」黒板塀の中にある、和食「千」の玄関だ。店の名前は大きく書かれてはいない。のれんに「千」と書かれていた。いずれの店も食事代はネットを検索して、だいたいの見当は付けられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
010_241008049 X900 神楽坂 タバルディヨ G7X (2).jpg 10.真っ赤な花
黒板塀に沿って、右へ、そして左へ歩き、「本多横丁」へ出た。着物のお店だったろうか、定かではないがその店のわきの高さ1mくらいの木に、初めて見る真っ赤なふさふさした花が咲いていた。雨のしずくを受けて一層綺麗に見える。帰宅してネットで調べてみると「タバルディヨ」という花のようだ。マメ科の植物であり、葉を見ると同じマメ科のネムノキに似ていて、花もネムノキに似ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 35mm ISO2000 )
011_241008055 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 11.神楽坂通り
本多横丁から神楽坂通りにでた。神楽坂通りは、早稲田通りの外堀通り交差点から大久保通り交差点までの坂である。外堀通りとの交差点が「神楽坂下」で、大久保通りとの交差点が「神楽坂上」という。神楽坂の名称の由来は、wikipedia によると、この坂に高田穴八幡の旅所があり、祭礼で神輿が通るときに神楽を奏したからとも、「若宮八幡の社」の神楽の音がこの坂まで聞こえたからともいわれる。また、津久戸明神が元和の頃に牛込の地に移転した時神輿が重くてこの坂を上ることができなかったが、神楽を奏すると、容易に上ることが出来たため、この時より「神楽坂」の名が付いたと記されている。神楽坂通り商店会のホームぺーには、「当商店会はJR飯田橋駅より神楽坂下の交差点を越えて、大久保通りの神楽坂上交差点までの、神楽坂通りに面して営業している商店、飲食店、事務所等で形成されています。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
012_241008057 X900 神楽坂 毘沙門天 G7X (2).jpg 12.神楽坂毘沙門天
神楽坂通りに出て、右へ、神楽坂上に向かって歩き始めたところで、また雨が降ってきた。今日の散策はここまでと意見が一致し、毘沙門天善國寺にお参りして、飯田橋駅へ下ることにした。時刻は午後3時半だった。wikipediaによれば、この善國寺は「安土桃山時代の文禄4年(1595年)、池上本門寺第12代貫主である日惺上人により、馬喰町に創建される。たびたび火災に見舞われ、麹町を経て寛政5年(1793年)には現在地へ移転した。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
013_241008060 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 13.神楽坂通り商店街 -1
表通りには、多種多様なお店が並んでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 )
014_241008061 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 14.神楽坂通り商店街 -2
この店は、「神楽坂梅花亭」といい、1935年(昭和10年)創業の老舗の和菓子屋さんだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO1000 )

神楽坂下交差点の近くまで下りてきて、左側に「神楽小路」という小路があった。この小路は、外堀通りと平行する神楽坂通りと軽子坂(通り)を結ぶ小路だ。神楽小路は、昔は紀ノ善横丁と呼ばれていたそうだが、通り名変更となった際に神楽坂を最初に入った右側にある横丁なのでこのような名前が付いたのだそうだ。神楽小路の石柱がいい。残念ながら今回は20mほど入って、引き返してきた。1時間半ほどの散策だったが、雨模様の神楽坂の雰囲気を味わった。今回も、この会のお膳立てをしてくれたNさんに感謝する。


2024年10月20日

カメラを持って近所を散策 ② 白いヒガンバナ 2024年10月2日

帷子川の柳橋から下流の常盤橋にかけて、洪水被害の軽減を目的とした、護岸整備工事が行われている。この工事は今年のサクラが咲く前から始められ、子供たちや、釣りを楽しむ人たちに愛されていた帷子川河畔の親水公園は、ブルドーザーが入り、利用できなくなっていた。その時の掲示板で工期は今年の8月末までとなっていたが、まだ、工事は続けられている。柳橋から下流に架かる次の常盤橋の近くまで工事が行われていた。
 常盤橋の少し下流に架かる愛染橋の先まで歩いて、ヒガンバナに来ていたアゲハなどを撮影して、近所の公園へ戻った。2021年、2022年にはその小さな公園の小さな花壇に植えられたセンニチコウにクロマダラソテツシジミが吸蜜に来ていた。今年の秋は来ていないかなと探したが、そこにはヤマトシジミしかいなかった。環境が若干変わって来ていて、近くの野草が茂っていたところは、整地され、住宅が建てられていた。小さな花壇のセンニチコウは数が少なく、勢いがない。白いヒガンバナが数輪咲いていたが、そこにチョウの姿は無かった。
 小さな公園から家に戻る途中、玄関わきにソテツの鉢植えが置かれているお宅の、そのソテツにクロマダラソテツシジミの♀が1頭、弱々しく絡んでいた。

000_241002059 X700 〇峰岡公園付近 RX10KM4.jpg
遊歩道に咲くヒガンバナで吸蜜するアゲハ 2024年10月2日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川

021_241002151 X900 帷子川護岸工事 RX10M4.jpg 21.護岸整備工事 常盤橋から上流を見る
向こうに見えるのは上流の柳橋。川辺町の親水公園から工事が始められているが、常盤橋の近くまで進んできている。ブルドーザーで土盛りをしているように見えるが、どういう工事を行っているのかよくわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 22mm ISO100 )
022_241002155 X900 〇帷子川護岸工事 RX10M4.jpg 22.護岸整備工事 柳橋から下流を見る
柳橋まで戻ってきた。常盤橋が見える。左側が川辺町の親水公園あったところ。ここから下流の常盤橋の近くまで工事が進んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250 9mm ISO100 )
023_241002157 X900 ◎帷子川 川辺公園 RX10M4.jpg 23.ヤマトシジミ 川辺公園
水道道と帷子川の間に川辺公園という児童公園がある。コセンダングサが咲いていて、ヤマトシジミがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO200 )
024_241002159 X900 ◎帷子川 川辺公園 チャバネ RX10M4.jpg 24.チャバネセセリ 川辺公園
今年はイチモンジセセリに混じってチャマダラセセリを多く見る。コセンダングサの花に余るほどに長い口吻を延ばして吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO320 )
025_241002167s X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 25.ヒガンバナ(彼岸花
) 自宅近くの小さな公園まで戻ってきた。ヒャクニチソウやセンニチコウの咲く小さな花壇と、グランドの反対側にある花壇にヒガンバナが咲いていた。群落とまではいかないが、何本かまとまって例年よりは目立って咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 94mm ISO250 )
026_241002006 X900 峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 26.イチモンジセセリ -1
自宅近くまで戻ってきた。住宅の庭には七変化が咲いている。イチモンジセセリが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO1600 )
027_241002012 X900 峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 27.イチモンジセセリ -2
身体は太くておもたそうだが、翅は小さい。セセリチョウ化の蝶はスキッパー(小型船)と呼ばれるように敏捷な翅の動きは目に留まらない。。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO1600 )
028_241002013 X900 峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 28.白いヒガンバナ
小さな公園の小さな花壇から少し離れたところに白いヒガンバナが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO800 )
029_241002017 X900 峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 29.アゲハ -1
小さな花壇のヒャクニチソウは、1mくらいに背が高くなっている。そこへアゲハ♂が飛来した。とてもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1600 208 mm ISO1600 )
030_241002019 X900 〇峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 30.アゲハ -2
前の写真と同じ個体。

プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 208 mm ISO1600 )
031_241002023 X900 〇峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 31.ヤマトシジミ
センニチコウはヒャクニチソウの取り囲まれて、地面の近くで咲いている。写真は撮り難い。

プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 208 mm ISO1250 )
032_241002034 X900 〇峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 32.ヤマトシジミ -1
ヤマトシジミ夏型(高温期型)の♂は、縁の黒い部分は広くなっている。

プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1600 220 mm ISO1600 )
033_241002038 X900 〇峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 33.ヤマトシジミ -2
赤紫色のセンイチコウの花を好むようだ。しかし、この秋はセンニチコウが少なくその上赤紫の花は」一株しかなかった。

プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220 mm ISO1600 )
034_241002047 X900 ◎峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 34.ヤマトシジミ -3
センニチコウは、赤紫色のところは苞(葉が変化したもの)で、小さな黄色いはなが苞の中にある。この個体は咲き始めたばかりの花にストローを延ばし、吸蜜しようとしている。

プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220 mm ISO1600 )
035_241002055 X900 ◎峰岡公園付近 RX10KM4.jpg 35.イチモンジセセリ -3
ヒャクニチソウで吸蜜するイチモンジセセリ。きれいな個体を選んで撮る。ヒャクニチソウは、外側にある、ピンクの花びらのように見えるのは舌状花で、真ん中から延びている星型の黄色い花が筒状花ある。チョウはその筒状花にストローを突っ込んで吸蜜していた。

プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 218 mm ISO1600 )
036_241002170t X900 ◎高橋邸クマソ♀ RX10M4.jpg 36.クロマダラソテツシジミ♀
小さな公園から家に戻る途中に、玄関わきにソテツの鉢植えが置かれているお宅がある。一昨年とその前の年に、よく、ここでクロマダラソテツシジミの写真を撮らせていただいた。そのソテツにクロマダラソテツシジミの♀が1頭絡むように飛んでいた。小さな個体で、すでに破損していた。

プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250 16mm ISO500 )

2024年10月16日

カメラを持って近所を散策 ① クロマダラソテツシジミ 2024年10月2日

9月後半はやや涼しくなってきたものの、雨模様の日が多かった。9月26日に、久しぶりに晴れていたので、舞岡公園へ行ったが、その時はウラギンシジミが多く発生していた。
 10月2日、やっと晴れ間が出る。ポイントというポイントはないが、近所にも、小さな公園のボランティアさんが世話をしている花壇や、帷子川沿いの遊歩道の植栽に咲く花に秋の蝶が飛来する。そんな身近なチョウたちはどうなっているかなと思い歩いてみた。
 この時期は七変化の花が咲くが、そこにはイチモンジセセリが多く吸蜜に来ていた。今年はいつもの年より多いと思う。
 帷子川沿いの、その七変化の花に飛来したクロマダラソテツシジミを、今年初めて発見した。2年ぶりの再会だった。

000_241002068s X700 ◎帷子川 クマソ♂ RX10M4.jpg
シチヘンゲの花に飛来したクロマダラソテツシジミ♂ 2024年10月2日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川

001_241002008 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 1.ヒガンバナ(彼岸花、石蒜)とアゲハ -1
ヒガンバナの名所で毎年多くの人が訪れる埼玉県日高市の巾着田では、今年は夏の連続した猛暑日のためその開花が遅れていたようだったが、通常より1週間~10日くらい遅い9月中頃から開花しはじめ、9月末ごろから見頃を迎えたと報じられていた。近所の公園に咲くヒガンバナも、いま、例年より美しい花を咲かせている。彼岸花の開花の条件は、日平均気温が約20~25℃だそうで。これはちょうど秋の彼岸の時期と一致する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 187mm ISO500 )
002_241002021 X900 三井パークシティ横浜 ハナミズキ RX10M4.jpg 2.ハナミズキの紅葉
まず、しばらく行っていなかった帷子川沿いを歩いてみようと歩き始める。途中、高層集合住宅の中庭に植えられたハナミズキの葉が紅葉し始めていて、日光を浴び逆光に照らされきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 26mm ISO320 )
003_241002031 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 3.イチモンジセセリ -1
帷子川河畔の遊歩道に咲き始めていたシチヘンゲの花に、イチモンジセセリが多く来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 26mm ISO320 )
004_241002033 X900 帷子川 チャバネ?RX10M4.jpg 4.チャバネセセリ
イチモンジセセリに混じってチャバネセセリもいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 25mm ISO320 )
005_241002040 X900 ◎帷子川 イチモンジ RX10M4.jpg 5.イチモンジセセリ -2
元気よく飛びまわるので、鱗粉が擦れている個体が多いが、この個体は比較的きれいだった。普段はあまり撮ろうとはしない種だが、他にチョウもいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 26mm ISO160 )
006_241002042 X900 ◎帷子川 イチモンジ RX10M4.jpg 6.イチモンジセセリ -3
イチモンジセセリはいっぱいいて、飛びまわってはシチヘンゲの花に止まる。きれいな個体を探して撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 29mm ISO200 )
007_241002057 X900 ◎帷子川 クマソ♂ RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ -1
何処からか飛来して七変化の花に来たのは、2年ぶりに見るクロマダラソテツシジミだった。本種は、グアム島へ行ったときにも撮影したことがある南方系の蝶であり、かっては日本には生息しない種で、1992年に沖縄で初記録された。一時は途絶えたが、近年は南西諸島や九州南部では定着し、強い分散力と、植栽による移動で関東まで発生するとされている。ソテツの食害が問題となっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 121mm ISO200)
008_241002068s X900 ◎帷子川 クマソ♂ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -2
2020年9月30日、保土ヶ谷公園の近くの明神台公園へキバナコスモスに来る秋の蝶を撮りに出かけたが、その時偶然にも、クロマダラソテツシジミを撮影した。その年には、神定川県の三浦半島で本種が発生しているとの情報が広まっていた。さっそく、10月に三浦半島の荒崎海岸へ行き、ソテツの周囲を飛ぶ数頭の同種を見ることが出来、写真も撮った。翌2021年は自宅近所でも秋に多くの個体を2か月間にわたり観察することが出来た。2022年も数は少なかったが、近所の公園でセンニチコウの花に来る同種を見ることが出来た。だが、一転して、昨年は全く見られなかったのだ。2年ぶりに、今まで多く見られたところと異なる帷子川河畔で発見したのが、この個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO200)
009_241002084 X900 ▲帷子川河畔 RX10M4.jpg 9.イチモンジセセリ -4
チャバネセセリかもしれない。明確に同定できなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 32mm ISO1250)
010_241002090 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 10.ホウジャク
ハナトラノオの花にホウジャクが来ていた。花から花へ敏捷に飛ぼ回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 32mm ISO1250)
011_241002102 X900 ▲帷子川河畔 イチモンジ3頭 デュランタ RX10M4.jpg 11.イチモンジセセリ -5
デュランタの花にイチモンジセセリがアプローチ。デュランタはwikipediaによれば、原産地は米国フロリダ州からブラジルにかけての熱帯アメリカだそうだ。和名はハリマツリ、タイワンレンギョウといい、観賞用としてタイワンレンギョウの名前でも多く出回っている。日本では、特にこの写真の濃紫色の花びらに白い縁取りが入るタカラヅカが人気品種として多く栽培されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 36mm ISO400)
012_241002112 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 12.ヒガンバナとアゲハ -2
帷子川河畔にもヒガンバナが咲いていた。今が最盛期のようで、アゲハが吸蜜に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 213mm ISO1000)
013_241002116 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 13.アゲハ 一休み
花を求めて飛び回り疲れたのだろうか、葉上で一休み。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 140mm ISO250)
014_241002123 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 14.ヒガンバナとアゲハ -3
このアゲハはとてもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 140mm ISO1600)
015_241002127 X900 ▲帷子川河畔 RX10M4.jpg 15.ヒガンバナとアゲハ -4
遊歩道沿いにヒガンバナが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 45mm ISO1000)
016_241002128 X900 ▲帷子川河畔 RX10M4.jpg 16.ヒガンバナとアゲハ -5
ポツンと1本だけ咲いているヒガンバナもある。曼珠沙華(マンジュシャゲ)という別名もある。wikipediaによれば、「原産地は中国大陸であり、日本においては史前帰化植物に分類される。分布は日本全国である。秋の彼岸の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては特殊な性質を持っている。」と説明されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 46mm ISO250)
017_241002130 X900 〇帷子川河畔 RX10M4.jpg 17.ツマグロヒョウモン♀ -1
愛染橋を対岸に渡ると、川岸にキバナコスモスが植えられていた。キバナコスモスにも秋の蝶が集まって来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 94mm ISO320)
018_241002136 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 18.ツマグロヒョウモン♀ -2
この個体はきれいだった。今秋は明神台のキバナコスモスが期待できないので、ツマグロヒョウモンを撮影する機会は少ないかもしれない。ツマグロヒョウモンの♀は、毒を持つカバマダラや、スジグロカバマダラに擬態したものと考えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO320)
019_241002139 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン♀ -3
ツマグロヒョウモンの♀は、毒を持つカバマダラや、スジグロカバマダラに擬態したものと考えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO500)
020_241002147 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 20..キバナコスモスとアゲハ
ここのキバナコスモスにもアゲハが飛来する。いま、アゲハの個体数が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 190mm ISO400)

2024年10月12日

舞岡公園 秋の始まり ② ウラギンシジミとミドリヒョウモン 2024年9月26日

古民家の裏庭で一休みして、瓜久保の家の方へ歩く。途中、宮田池の方に廻ってコムラサキの第三化でも出てきていないかと、日の当たる枝先を探したが、姿はなかった。
 ヒマワリは咲いていなかったが、コスモスは咲き始めていた。だが、そこにチョウの姿は無い。狐久保への道を行くとウラギンシジミが地面に止まっている。どうやら♂のようだ。しばらく粘っていたら、飛び立って近くの葉に止まって開翅してくれた。鮮やかな緋縅色の♂だった。
 その後、ウラギンシジミは何頭か見ることが出来た。すべて♂だった。3週間前には多く飛んでいたアカボシゴマダラは1頭見ただけだった。
 帰路は、谷戸に沿った道を歩いたが、そこに咲くヒヨドリソウにはイチモンジセセリが多い。そこへミドリヒョウモンの♀がやってきた。舞岡公園で見るのはしばらくぶりである。もちろん鱗粉は擦れていたが、翅はそれほど破れてはいなかった。

000_240926114 X900 ◎舞岡公園 ウラギン RX10m4.jpg
日当たりの良い葉に止まり、開翅したウラギンシジミ♂ 2024年9月26日 横浜市戸塚区舞岡公園

023_240926101 X900 舞岡公園 RX10m4.jpg 23.稲刈り実習
古民家の前に広がる谷戸の田んぼで、子供たち(中学生?)が稲刈りをしていた。近くの学校の課外授業の風景と思う。舞岡公園谷戸学校というのがある。谷戸学校とは、舞岡公園の小谷戸の里で開催される、生物多様性に配慮した里山の保全や米作りなどの活動を通じて、谷戸の自然環境や文化を後世に引き継ぐことを目的としたプログラムだそうだ。だがこれに参加できるのは18歳以上で、目的は指導者養成とのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 28mm ISO500 )
024_240926104 X900 舞岡公園 RX10m4.jpg 24.コスモス
9月の初めに来た時は、弱々しい花が数輪咲いていた。今年はダメなのかと思っていたら、ここ数日気温が下がったためか、咲き始めていた。コスモスには夏咲き品種と秋咲き品種があり、種まき時期によって開花時期が異なるそうだが、コスモスが開花する条件は、種まきから約3ヶ月後、冷涼な気候を好み、 日当たり・風通しのよい場所だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.0 1/1250 50mm ISO100 )
025_240926234 X900 ◎舞岡公園 イチモンジセセリ Z50 Z105mc.jpg 25.イチモンジセセリ -1
イチモンジセセリの個体数が多かった。ヒヨドリソウの花には必ず、数頭の本種が来ていた。10月5日だったか、NHKのニュースで、里山やその周辺の生態系について2022年度までのデータを分析したところ、全国の里山などに生息する鳥類のうち、スズメなど16種の個体数が絶滅危惧種の基準に相当するペースで急速に減少していることが環境省と日本自然保護協会の調査で分ったという記事が出ていた。チョウについても分析したところ103種のうち34種が年3.5%以上のペースで減っていて、国蝶のオオムラサキは1年あたり10.4%、イチモンジセセリは6.9%減少していたという。イチモンジセセリについては、ここでは決してそれほど減少しているようには思えない。今年は大発生の年なのだろうか。イチモンジセセリは、稲、イヌムギ、チガヤなどイネ科の植物を食草とする。


Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO360 )
026_240926106 X900 舞岡公園 ウラギン RX10m4.jpg 26.ウラギンシジミ -1
狐久保に入る道でウラギンシジミが吸水していた。♂に違いない。♂の吸水は体温の調整のためということもあるのだろうが、ミネラルの補給と思われる。これは♂の生殖機能に関係するのだろうと言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO1600 )
027_240926110 X900 ◎舞岡公園 ウラギン RX10m4.jpg 27.ウラギンシジミ -2 開翅
路上に止まるウラギンシジミにカメラを向けていると、後ろから来られた女性が「ウラギンですね。開いてくれるといいですね」と言って追い越して行かれた。私は開翅してくれるのをしばし待つ。するとウラギンはいったん飛び立って、近くのヤブタバコ?の葉に止まった。ライトの当たる舞台に上がってくれたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 129mm ISO1600 )
028_240926118 X900 〇舞岡公園 ウラギン RX10m4.jpg 28.ウラギンシジミ -3
位置を変えた。前の写真ではわからなかったが、左の後翅が少し破けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 213mm ISO1250 )
029_240926123 X900 ◎舞岡公園 イチモンジセセリ ヒヨドリバナ RX10m4.jpg 29.イチモンジセセリ -2
路傍に咲くヒヨドリソウには必ずと言ってよいほどイチモンジセセリがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm ISO640 )
030_240926259 X900 ◎舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 30.シロモンノメイガ
始めて見る小さな蛾だった。イチモンジセセリや、蜂に混じってヒヨドリソウで吸蜜していた。Picture Insectでは、「驚異的なカムフラージュ能力を持つシロモンノメイガは、夜行性の生活習慣で知られており、昼間は避難所に潜り、薄明になるとさまざまな宿主植物を求めて現れます。」と解説されていたが「驚異的なカムフラージュ能力」というのがどういうことかわからなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO320 )
031_240926127 X900 舞岡公園 RX10m4.jpg 31.イチモンジセセリ -3
イチモンジセセリはタムラソウにも来る。この日は結構多くの人たちがリュックを背負って、公園を散策していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250 13mm ISO1000 )
032_240926130 X900 〇舞岡公園 RX10m4.jpg 32.ツリガネニンジン(釣鐘人参)
可愛らしい花だ。wikipediaによれば、「和名ツリガネニンジンの由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名がある。地方によって別名は、トトキ、アマナ、ツリガネソウ、チョウチンバナ、ヌノバ、ミネバ、ヤマシャジンなどの方言名でも呼ばれている。」とあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250 9mm ISO1250 )
033_240926133 X900 ◎舞岡公園 フヨウ RX10m4.jpg 33.フヨウ(芙蓉)
Wikipediaには、7- 10月初めにかけてピンクや白で直径10-15cm程度の花をつける。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花するとあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm ISO250 )
034_240926135 X900 舞岡公園 RX10m4.jpg 34.案山子
瓜久保の家からかっぱ池にかけての、右側に田んぼがある道に、3体の案山子があった。いわば案山子まつりの第二会場である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm ISO400 )
035_240926271 X900 〇舞岡公園 ヤマト Z50 Z105mc.jpg 35.ヤマトシジミ
少し前ピンになってしまった。105mmマクロレンズは、オートフォーカスながら、深度が浅いので、カメラがずれるとピントが外れてしまう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO320 )
036_240926141 X900 舞岡公園 ウラギン RX10m4.jpg 36.ウラギンシジミ -4
路上でウラギンシジミが吸水していた。この日はこんな光景を何度か見ることがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250 9mm ISO250 )
037_240926145 X900 ◎舞岡公園 ウラギン RX10m4.jpg 37.ウラギンシジミ -5
ここでもしばらく待って、葉に止まるのを待った。鱗粉は擦れてきているが、破れてはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 198mm ISO640 )
038_240926150 X900 ◎舞岡公園 ウラギン ドクダミ RX10m4.jpg 38.ウラギンシジミ -6
ドクダミの葉に止まり、開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 210mm ISO1000 )
039_240926155 X900 ◎舞岡公園 ミドリヒョウモン RX10m4.jpg 39.ミドリヒョウモン♀ -1
前回、舞岡公園でミドリヒョウモンを見たのは、2015年の6月だった。これは素晴らしく新鮮な個体だった。その前は2014年の9月にぼろぼろになった雌雄を見ている。それ以来、久しぶりのミドリヒョウモンだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 121mm ISO500 )
040_240926158 X900 ◎舞岡公園 ミドリヒョウモン RX10m4.jpg 40.ミドリヒョウモン♀ -2
羽化してからおおよそ4か月、今までどこで避暑をしていたのだろうか。さすが、鱗粉は擦れてしまっているが、翅はそれほど傷んでいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
041_240926162 X900 ◎舞岡公園 ミドリヒョウモン RX10m4.jpg 41.ミドリヒョウモン♀ -3
タチスボスミレ、オオタチスボスミレなどスミレ科の植物を食草とするが、来年の初夏、舞岡公園でこの個体の次世代が羽化するのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 208mm ISO400 )
042_240926177 X900 舞岡公園 RX10m4.jpg 42.案山子たち -1
谷戸の畦道を通って、南門へ戻る。案山子たちは、左から「ワニ・アイスかかし」、「ゾンビおばけ」、「しゃけおにぎりちゃん」という作品名。「ワニ・アイスかかし」とは、鳥たちに「お米の代わりにアイスを食べて」というメッセージだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250 9mm ISO100 )
043_240926192 X900 舞岡公園 RX10m4.jpg 43.案山子たち -2
「マモルン」は保育園の年長さんがみんなで作ったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250 18mm ISO200 )
044_240926195 X900 舞岡公園 RX10m4.jpg 44.案山子たち -3
「ミニオリンピック」という作品。なかなか良いと思う。全26作品のうち、どれが人気ナンバー・ワンになるのだろうか? この先を散策路に上がり、南口より退出した。この日の成果はウラギンシジミとミドリヒョウモンだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 76mm ISO160 )

2024年10月 7日

舞岡公園 秋の始まり ① 案山子まつり 2024年9月26日 横浜市戸塚区

連日、猛暑日が続いていた横浜市だが、9月23日以降、急に涼しくなって、最高気温は30℃を越えることがなくなった。
 舞岡公園の様子を見に行こうと思い、9月26日に出かけてみたが、その日の横浜市の最高気温は29℃だったそうで、やはり暑かった。
 しかしながら、田んぼの稲は黄金色に染まり、9月14日~10月13日に人気投票が行われている案山子まつりの案山子たちが、全部で26体、田んぼのそれぞれのところに立っている。チョウは相変わらず多くはいないが、ウラギンシジミの♂が多く飛び、秋を感じた。20日前の9月6日に行ったときは、ほとんど咲いていなかったコスモスも、伸びた茎の先に花が咲くようになっていた。
 路傍に咲き始めているヒヨドリソウにイチモンジセセリが多く、蛾や蜂なども集まってきている。そのヒヨドリソウにミドリヒョウモンの♀が飛来した。舞岡公園で見るのは久しぶりである。

000_240926074 X700 舞岡公園 案山子 ピン案山子 RX10m4.jpg
案山子まつりの作品 2024年9月26日 横浜市戸塚区舞岡公園 案山子まつり

001_240926005 X900 ◎舞岡公園 もみじ休憩所 RX10m4.jpg 1.夏と秋
10時15分、もみじ休憩所に着いた。空には夏空のような白い雲が輝き、一部のモミジは紅葉していて秋が始まったようだ。この時間はまだ涼しく、清々しい気分だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixel
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 37mm ISO160 )
002_240926014 X900 〇舞岡公園 アゲハ RX10m4.jpg 2.カラタチに絡むアゲハの♀
長久保の池の傍にカラタチが植えられているところがある。カラタチの周りをアゲハの♀がゆっくりと飛んでいた。産卵するところを探してしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 65mm ISO1600 )
003_240926021 X900 〇舞岡公園 アゲハ幼虫 RX10m4.jpg 3.アゲハ 終齢幼虫 -1
丸々と太ったアゲハの終齢幼虫がいた。頭に鉢巻をして、そのわきに目立つ目のようなものが見えるがこれは目ではない。眼はもっと下の小さな口の上にある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO1600 )
004_240926022 X900 〇舞岡公園 アゲハ RX10m4.jpg 4.新芽を探すアゲハの♀
産卵する新芽を探している。産卵し、孵化してくる幼虫が食べやすいような新芽を探しているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 155mm ISO800 )
005_240926030 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10m4.jpg 5.一休み
休むことなく飛び続けて産卵場所を探し、産卵して疲れたのだろう。一休みしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO250 )
006_240926052 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10m4.jpg 6.産卵場所を探す
この母蝶を撮り始めて15分以上経つ。アゲハ♀はまだ、産卵を続けようとしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 26mm ISO250 )
007_240926200 X900 〇舞岡公園 アゲハ幼虫 Z50 Z105mc.jpg 7.アゲハ 若齢幼虫
終齢幼虫がいたところの近くに、おそらく三齢幼虫と思える若齢幼虫がいた。アゲハは孵化して時の小さな一齢幼虫から、大きくなっていく過程で4回脱皮する。この幼虫は多分、2回脱皮をした三齢だと思う。あと2回脱皮して、緑色も鮮やかな終齢幼虫となる。4齢までの幼虫と、終齢幼虫では、その姿が全く違う。アゲハは、卵から孵化して成虫として寿命を迎えるまでは大体2ヶ月、そのうち成虫の期間は2週間~1ヶ月程度と短命なのだ。アゲハは1年に3~4回世代交代をするが、秋になって、最後は蛹で越冬し、3~5月ごろ羽化して春型の成虫となる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO500 )
008_240926207 X900 ◎舞岡公園 アゲハ終齢幼虫 Z50 Z105mc.jpg 8.アゲハ 終齢幼虫 -1
マクロレンズで撮った。この終齢幼虫は、さっき撮った場所からほとんど動いていなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO800 )
009_240926216 X900 ◎舞岡公園 アゲハ Z50 Z105mc.jpg 9.母蝶はフジバカマで吸蜜
カラタチが植えられているところのすぐ近くの、開けたところにフジバカマが咲き始めていた。そこへさっきのアゲハの母蝶は飛来し、吸蜜を始めた。このアゲハチョウと30分間ご一緒した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
010_240926059 X900 〇舞岡公園 イチモンジセセリ RX10m4.jpg 10.タムラソウとイチモンジセセリ
タムラソウが咲いていた。2頭のイチモンジセセリが吸蜜に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO1600 )
011_240926064 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10m4.jpg 11.キタテハ秋型
私の好きなキタテハの秋型が姿を見せた。前回9月初めに見たキタテハは、まだ夏型と秋型の過渡期のような姿だったが、この個体はすっかり秋型の装いになっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO400 )
012_240926068 X900 〇舞岡公園 案山子 RX10m4.jpg 12.案山子まつり
古民家の裏庭へまわり、母屋の縁側に座って一休みしようと思い、古谷戸の里に入るところで、谷戸の田んぼの方を見ると、9月14日~10月13日に人気投票が行われ、評価される案山子たちが並んで立っていた。この場所は、古谷戸の里の前で一番良い場所なのだろうと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 21mm ISO250 )
013_240926070 X900 舞岡公園 案山子 RX10m4.jpg 13,16番「どろんこ田んぼツリー」
この作品は8月23日に来た時に、すでにここに立っていた。色彩鮮やかな作品と思う。作られてから1か月以上たつのだが、全く傷んでいない。メンテナンスされていたのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 25mm ISO100 )
014_240926078 X900 舞岡公園 案山子 RX10m4.jpg 14.20番「谷戸のまるちゃん」
可愛らしく、親しみの持てる作品だ。寄って来る鳥たちに、「少しなら食べてもいいですよ」と言いたげな感じである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250 15mm ISO250 )
015_240926083 X900 ◎舞岡公園 キタテハ タイワンヒヨドリ RX10m4.jpg 15.ヒヨドリソウとキタテハ
羽化したばかりのようなきれいな個体だった。公園内でヒヨドリバナが咲き始めている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 217mm ISO320 )
016_240926087 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10m4.jpg 16.キタテハ秋型
前の写真と同じ個体。少し翔んでササ(アズマザサ属)の葉に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm ISO800 )
017_240926219 X900 ◎舞岡公園 イチモンジセセリ Z50 Z105mc.jpg 17.イチモンジセセリ
イチモンジセセリが極めて多く発生している。これはヒヨドリソウだが、いろいろな花に飛来している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO560 )
018_240926090 X900 舞岡公園 古代米 RX10m4.jpg 18.古代米
水車小屋の近くの田んぼには黒い稲穂の古代米が実っていた。wikipediaによれば、古代米(こだいまい)とは、現代において栽培されるイネの品種のうち、「古代から栽培していた品種」「古代の野生種の形質を残した品種」として標榜されるものを指す言葉であるという。何という品種かは解らない。神奈川のタウンニュース によれば、舞岡公園内の宮田保護区で今年5月17日、弥生時代の稲作方法に関する研究として田植えが行われた。植えられたのは7世紀ごろに存在した可能性のある古代米2種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 300mm ISO1600 )
019_240926230 X900 ◎舞岡公園 ヒメジャノメ Z50 Z105mc.jpg 19.ヒメジャノメ
久しぶりに舞岡公園でヒメジャノメを見た。極めて普通種の一種だったが、最近はしばらく見ることがなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO280 )
020_240926223 X900 〇舞岡公園 ヤマハギ Z50 Z105mc.jpg 20.ヤマハギ(山萩)
これは一般的な赤紫の花である。単にハギともよばれ、ハギといえばヤマハギを表わすこともある。「ハギ」には「萩」の漢字があてられており、これは日本で作られた国字(中国以外で作られた漢字)である。ルリシジミやキタキチョウなどの食草である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO320 )
021_240926103 X900 舞岡公園 ヤマハギ RX10m4.jpg 21.白いヤマハギ
シロバナヤマハギと呼ばれ、白い花を咲かせるヤマハギが咲いていた。ヤマハギの白花品種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm ISO100 )
022_240926227 X900 〇舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 22.カエデの園芸品種
古民家の裏庭に行って、母屋の縁側に座って、汗を拭い、一息入れた。時折、涼しい風が吹く。裏庭には高さ2mに満たない小さなモミジがあった。これはイロハモミジの園芸品種ではないかと思う。帰宅してネットで検索してみたところ、カエデの園芸品種図鑑というサイトが見つかり、目視で検索してみたところ、 裂片の幅が狭く、鋸歯が目立つというところから、イロハミミジ系の「奥州紅(オウシュウベニ)」という品種だろうと推定した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )

2024年10月 2日

日比谷公園のリュウゼツランとキミガヨラン 2024年9月20日 日比谷公園

9月20日、月1回の川柳の会の句会が内幸町であった。
 数十年に1回咲くというリュウゼツランが全国各地で開花し話題になったが、日比谷公園でも咲いたというニュースもあったので、やはり川柳の句会があった7月19日に日比谷公園へ行って見たところ、7mにも伸びた花茎から花序を伸ばし沢山の薄黄色の筒型の花を咲かせていた。その茎はやがて枯れ、倒れるということなどで、翌月の8月30日に見に行ってきた。茎は三方を支柱で支えられていたが、まだ青々としていて、茎の高いところの花序には、枯れかけてはいたがまだ花が残っていた。
 9月の句会があったこの日、家を少し早く出て、日比谷公園のリュウゼツランの様子を見に行った。リュウゼツランはまだ、しっかり立っていた。だが、流石に勢いはなく、茎の先端にわずかに赤褐色になった花が付いた花序が残ってはいたが、茎も枯れ始めているように見えた。
 リュウゼツランに代わり、第一花壇には白い大きな花が咲いていた。公園のインフォメーションセンターを訊ね、花の名を聞いたところ、キミガヨランと教えてくださった。
 整備中で通り抜け出来なかった第二花壇の芝生もきれいになり、日比谷公園は行くたびに違う姿を見せてくれる。句会の前に日比谷公園に立ち寄るのがルーティンになりそうだ。

000_240920016 X900 日比谷公園 第二花壇 キミガヨラン G7X.jpg
ペリカン噴水のリュウゼツランとキミガヨラン 2024年9月20日 日比谷公園第一花壇

001_240920001 X900 日比谷公園 第二花壇 G7X.jpg 1.日比谷公園 第二花壇
「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」に基づき、第二花壇及びその周囲を対象とした再生整備工事が行われていて、先月来た時はまだ工事中で通り抜け出来なかったが、整備が完了したようだ。9月から来園者が芝生地に自由に立ち入ることができる「芝庭広場」として利用できるようになるとのこと。広々とした芝生を見ながら、第一花壇へと歩いた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 25mm ISO200 )
002_240920003 X900 日比谷公園 第二花壇 日比谷公会堂 G7X.jpg 2.第二花壇と日比谷公会堂
第二花壇の大噴水の手前まで来て、歩いてきた日比谷公会堂のほうを振り向いた。ここから見て、日比谷公会堂の手前には「にれのき広場」と呼ばれるところがある。ところが、そこにあった「にれのき」がすべて消えてしまったそうだ。「日比谷公会堂耐震工事の準備工事」のため、2021年「移植等」と表示されていたが伐採されたそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 21mm ISO250 )
003_240920005 X900 日比谷公園 第二花壇 G7X.jpg 3.第二広場沿いの遊歩道
日比谷通り寄りの遊歩道には、キッチンカーが停められていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO250 )
004_240920009 X900 日比谷公園 第二花壇 大噴水 小音楽堂 G7X.jpg 4.大噴水と小音楽堂
第一花壇のほうを眺めると噴水と小音楽堂が見えた。地下鉄丸の内線開通工事に伴う再整備事業として 運動場であった大広場が1961年(昭和36年)、大噴水、第二花壇、にれの木広場として整備されたそうだ。小音楽堂は古く、1905年(明治38年)8月1日に初演奏会が行われ、国内初の野外音楽堂として誕生した。初代の堂舎は八角形の鉄骨銅板屋根バンドステージ式だったそうだ。見えているのは小音楽堂の後ろ側である。。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 18mm ISO250 )
005_240920012 X900 日比谷公園 第二花壇 大噴水 G7X.jpg 5.大噴水
昭和36年(1961年)9月には、直径30m、支柱12mの大噴水が完成し、公園の新しいシンボルとなっている。午前8時から午後9時まで28分間周期で稼働しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 18mm ISO250 )
006_240920014 X900 日比谷公園 第二花壇 大噴水 小音楽堂 G7X.jpg 6.リュウゼツランとキミガヨラン
小音楽堂を左から回り込んで、第一花壇に入った。まず、ペリカン噴水の近くのリュウゼツランを見た。まだ、しっかり立っていた。と同時に第一花壇のコーナーに花が植えられているところがあるが、そこに白い花をつけた背の高い植物があった。葉はリュウゼツランと似ているように見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 18mm ISO250 )
007_240920018 X900 日比谷公園 第二花壇 キミガヨラン G7X.jpg 7.キミガヨラン
リュウゼツランの様子をみにいったあと、第一花壇とテニスコートのあいだにある日比谷公園サービスセンターに寄って、第一花壇で咲いている白い大きな花は何という花ですかと尋ねてみたところ、キミガヨランだと教えてくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO250 )
008_240920019 X900 日比谷公園 第一花壇 リュウゼツラン G7X.jpg 8.頑張っていたリュウゼツラン -1
ペリカン噴水の傍のリュウゼツランは3本の添え木で支えられているが、まだ、元気に立っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 13mm ISO160 )
009_240920020 X900 日比谷公園 第地花壇 リュウゼツラン G7X.jpg 9.頑張っていたリュウゼツラン -2
傍に行って見ると7mあるという花茎の下のほうは褐色になってきているが、上のほうはまだ緑が残り、最上部の花序の花は赤褐色にはなっているがまだ付いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO250 )
010_240920024 X900 日比谷公園 リュウゼツラン G7X.jpg 10.「東京ミッドタウン日比谷」ビルを背景
に 「東京ミッドタウン日比谷」ビルを背景に立つリュウゼツランは、この前から傾いて立っているように見えていた。今は支柱が施されているが、支柱がないと倒れてしまっていたのだろうか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 13mm ISO250 )
011_240920027 X900 〇日比谷公園 第一花壇  リュウゼツラン G7X.jpg 11.頑張っていたリュウゼツラン -3
アオノリュウゼツランはまだまだ元気だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )
012_240920034 X900 〇日比谷公園 第一花壇 G7X.jpg 12.リュウゼツランの根
現在の7mに及ぶ花茎の根元のすぐそばに、青々とした子株のようなものが見えた。これがリュウゼツランが次世代を残すのかなと思い、ChatGPTに尋ねてみたところ、次のような丁寧な回答を得た。「あなたが見た新しい茎のようなもの」は、おそらく「子株」や「わき芽」と呼ばれる新たな成長部だと思われます。これは、親株が枯れた後でもその根から新しい株が育ち、次世代へと繋がっていくという植物の自然なサイクルの一部です。この新しい子株が成長すれば、再び数十年後に花を咲かせる可能性が高いです。」と。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO125 )
013_240920031 X900 〇日比谷公園 第二花壇 キミガヨラン G7X.jpg 13.キミガヨラン(君が代蘭) -1
キミガヨランを見に行った。茎の伸び方や、花序の付き方も似ている。Wikipediaなどで調べたところ、キジカクシ科 リュウゼツラン亜科 イトラン属(またはユッカ属)で和名をキミガヨラン(君が代蘭)という。 キミガヨラン(君が代蘭)という和名は、学名のYucca gloriosa var. recurvifolia のgloriosa (栄誉ある)が「君が代は栄える」と解釈されたことに由来しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 17mm ISO125 )
014_240920032 X900 〇日比谷公園 第二花壇 キミガヨラン G7X.jpg 14.キミガヨラン -2
また、結実するには花粉を媒介するユッカ蛾が必要だが、日本ではこの蛾が存在していないため結実はしない。ユッカは虫媒花で昆虫との相利共生関係にある。ユッカの花の雌しべと雄しべは離れていて、自然には受粉しない、ユッカ蛾により受粉し、ユッカ蛾は花に産卵するそうだ。中央アメリカのメキシコ高原地帯に多く分布し、日本には明治中期ごろに紹介され、古くから洋風庭園や公園、ロータリーの植栽などに植えられている。リュウゼツランに似た剣のように尖った葉を持ち、葉の中央は濃緑色で、縁が黄色でトゲはない。一際高く花茎を出してスズランを大きくしたような花をつける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO200 )
015_240920035 X900 〇日比谷公園 第二花壇 キミガヨラン G7X.jpg 15.キミガヨラン -3
第一花壇にはその芝生のコーナーに4か所?の円形の花壇がある。そのそれぞれの丸い花壇の中央にこのキミガヨランが咲いている。これは日比谷公園側の丸い花壇で、日比谷通りのビル街を背景に咲くキミガヨランだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 28mm ISO250 )
016_240920039 X900 日比谷公園 第一花壇 売店 G7X.jpg 16.売店
キミガヨランのことを聞きに行った日比谷公園サービスセンターの少し先の草地公園の入り口に、写真のようなレトロな売店があった。「日比谷公園川原売店」(4号草地前売店)というのだそうだ。善本喜一郎さんのサイトによれば、民間のお店だが、その建物は1964年の東京オリンピックに際してリニューアルされ、60年が経っているという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO400 )
017_240920045 X900 日比谷公園 雲形池 ツルの噴水 G7X.jpg 17.雲形池の鶴の噴水
日比谷公園には、いくつもの噴水がある。私が知っているのでも、この鶴の噴水、第二花壇の大噴水、ペリカン噴水、そして、次の写真の「かもめの広場」の噴水がある。まだ、他にもあるかもしれない。この鶴の噴水は、明治38年頃東京美術学校(現在の東京芸大)の津田信夫、岡崎雪声両氏に依頼製作したもので、公園等での装飾用噴水としては、日本で3番目に古いものだそうだ。当初は、鶴と台座とも銅製であったが戦時中の金属回収で台座が石造りとなったものの、水面に薄氷が張り鶴の像につららが下がる景色は、当公園の冬の風物詩となっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO250 )
018_240920047 X900 日比谷公園 西幸門 G7X.jpg 18.かもめの広場の噴水
ここは、私がこれから行く川柳の会の会場の近くだ。この写真では噴水に遮られて良く見えないが、噴水の中にある彫刻「鷗」は、淀井敏夫の1986年の作品で「うかぶ雲、海鳥たちの訪れ、時の流れを告げる古い貝殻。」と彫られた銘板があった。西幸門から国会通りに出て交差点を渡る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 )