2024年11月アーカイブ: Studio YAMAKO

2024年11月20日

駒形橋から浅草寺参拝 2014年10月22日 東京都墨田区

大学時代に同じクラスだった親友二人と、年に一二度飲みかわす機会を持って行ったが、コロナ禍の最中は、その回数は数えるほどになっていた。久しぶりに向島に住むその一人よりお誘いがあって久しぶりに食事をしようということになった。
 10月22日は前日に続き良い天気となった。少し早めに家を出て隅田川の堤を歩いてみたいと思った。横浜から京浜急行に乗り、都営浅草線五乗り入れ浅草へ行く。運よく横浜で、乗り換えなし直通の特急が来たので、楽だった。
 浅草駅で最後部から下車すると、駒形橋のたもとに出た。駒形橋をゆっくり見たことはない。堤へ、りてみる。そこは遊歩道になっていて、そこから吾妻橋方面を見ると、対岸に澄み切った秋空の下、対岸のスカイツリーやビルディングが見えた。
 遊歩道の左側にはマリーゴールドが植えられて、そこにツマグロヒョウモンが来ていた。スカイツリーを背景に入れた構図にチャレンジしたが、なかなか難しい。
 向島の親友が、昼食の席を駒形橋の近くの「浅草むぎとろ本店」を予約してくれていた。店の前に置かれた床机にはお客さんの列ができていた。いろいろな話をして、向島の友人が持ち込んでくれた美味しいウィスキーを楽しみ、あっという間の2時間を過ごした。
 食後は、まだ日が高いので、浅草寺に参詣した。外国人観光客で賑わっていた。

000_241022062 X700 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg
スカイツリーを背景に ツマグロヒョウモン♂ 2024年10月22日 東京 隅田川駒形橋

001_241022013 X900 言問橋 G7X.jpg 1.駒形橋 -1
駒形橋(こまがたばし)は、1927年(昭和2年)に竣工した隅田川にかかる東京都道463号上野月島線(浅草通り)の橋だ。wikipediaによれば、関東大震災後の復興計画により現在の橋がはじめて架橋された。それまでは「駒形の渡し」があった場所だそうだ。国内で初めて本格的な鋼中路式アーチ橋であり、2024年(令和6年)9月に土木学会選奨土木遺産に認定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,6 1/1250秒 9mm ISO125 )
002_241022006 X900 言問橋 G7X.jpg 2.駒形橋 -2
橋の途中まで進み、東京スカイツリーを眺めた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,6 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_241022015 X900 言問橋 G7X.jpg 3.駒形橋 -3
駒形橋の橋長は149.6 m、幅員は22.0 mだそうだ。駒形橋の上流に架かるのは吾妻橋でそ、一つ下流の端は厩橋という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_241022042m X900 〇言問橋 G7X.jpg 4.駒形橋 -4 河岸の遊歩道を少し下流へ歩いて、駒形橋とスカイツリーを重ねて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 18mm ISO125 )
005_241022046 X900 ◎言問橋 G7X.jpg 5.駒形橋の河岸遊歩道より
この景色は吾妻橋から見ることが多いが、今日は天気も良くここからの眺めも治まりが良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
006_241022026 X900 ◎言問橋 G7X.jpg 6.駒形橋から吾妻橋への遊歩道・隅田川テラス
wikipediaによれば、昭和60年から高規格堤防(スーパー堤防)等整備事業の一環として、隅田川両岸のほぼ全域、総延長46.9kmの計画で東京都が順次整備を進めている。整備された親水テラスは、総じて隅田川テラスと言われる。治水上の高水敷にあたる部分をテラス化したもので、舗装や緑化が施されることによって平時には憩いの場、散策路など、公園としての役割が与えられている。湯歩道のわきに設けられた花壇にはピンクのペンタスや黄色いマリーゴールド(千寿菊)などの花が咲いていて、ツマグロヒョウモンが来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
007_241022057t X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 7.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンと吾妻橋を入れて隅田川テラス遊歩道を撮った。この日はコンデジしか持っていないので、そのマクロで撮ったが、背景が入れられるというメリットもある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
008_241022052 X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 8.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -2 何とか背景にスカイツリーを取り込もうと挑戦したが、カメラを移動する余地がなく、なかなか難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
009_241022031 言問橋 マリーゴルド ペンタス G7X.jpg 9.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -3
やっと右端にスカイツリーを入れた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO125 )
010_241022067 X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 10.スカイツリーとツマグロヒョウモン
そのツマグロヒョウモンは追いかけまわしたので、飛び去ってしまった。また、戻ってくることを期待して、粘ってみたところ、10分くらいして、同じ個体かどうかわからないが再来し、やっと撮りやすいところに止まってくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 14mm ISO125 )
011_241022077 X900 むぎとろ本店 G7X.jpg 11.「浅草むぎとろ本店」
そろそろ約束の時間になったので、隅田川テラスから通りに上がり、駒形堂にお参りして、「浅草むぎとろ本店」に入った。隅田川が見える良い個室が予約されていた。向島の親友に感謝した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 14mm ISO125 )
012_241022101 X900 浅草寺参詣 伝法院通 G7X.jpg 12.伝法院通り -1
駒形橋から、ほろ酔い加減で何処をどう歩いたか定かではないが、伝法院通りを歩いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
013_241022102 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 13.伝法院通り -2
通りからはスカイツリーが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO160 )
014_241022105 X900 ◎浅草寺参詣 G7X.jpg 14.仲見世通り
伝法院通りは仲見世通りにでる。ここを曲がって浅草寺へと向かった。外国人観光客が多い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO320 )
015_241022118 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 15.浅草寺本堂外陣
本堂の前で一礼し、大きな赤い提灯の下の石段を上がって、お賽銭を入れ、本堂外陣に上がった。インバウンドの人たちは、手を合わせる代わりにスマホを上にあげて写真を撮っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 20mm ISO3200 )
016_241022128 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 16.雷門
お参りした後は仲見世通りの裏側の道を通って、雷門の横へ出た。かみ内門前は大勢の観光客で賑わっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1000秒 34mm ISO1250 )

2024年11月16日

10月の日比谷公園 その後のリュウゼツラン 2024年10月18日 東京都千代田区

10月18日は、毎月1回の句会が内幸町である日だった。7月から、句会へ来るついでに、少し早い時間に家を出て、リュウゼツランの変化を見に日比谷公園を訪れている。7月に見事な花を咲かせたアオノリュウゼツランだが、先月は、花は終わってしまっていたものの、支えを施されて7mの高さそのままに立っていたのだが、どうなっただろうか。
 日比谷通りの幸門から入って、日比谷公会堂から第二花壇を見ながら第一花壇へと歩く。第二花壇の芝生はきれいになっていた。次の日の10月19日か~27日まで「日比谷公園ガーデニングショー2024」が行われるようで、その準備の車が大噴水の向こう側に入ってきていた。
 さて、第一花壇の向こう側のペリカン噴水の方を見ると、リュウゼツランは立っていなかった。サービスセンターへ行って何時切られたかを聞いてみたところ10月9日・10日に伐採したとのこと。伐採された跡には後継のこじんまりした根が生え、綺麗に整備されていた。
 第一花壇のキミガヨランも咲き終わっていたが、4つある円形花壇にはきれいな花が植えられていた。咲く花にはアオスジアゲハが来ていた。
来るたびに、更新される公園の姿は、来月も来てみようと思わせる。  

000_241018018 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン子株 G7X.jpg
伐採されたアオノリュウゼツランの子株 2024年10月18日 日比谷公園 ペリカン噴水

001_241018001 X900 日比谷公会堂 G7X.jpg 1.日比谷公会堂と「にれの木広場」
日比谷公会堂は1929年10月19日に完成した日本で最初の本格的なコンサートホールである。「にれの木」広場には、20数本のニレノキが立ち並んでいたが、2021年3月に伐採されてしまったそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 )
002_241018003 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 2.第二花壇
「にれの木広場」から第二花壇の広大な芝生を眺める。公園のサービスセンターでいただいたパンフレット「日比谷公園 歴訪ガイド」によると、「大噴水や第二花壇の一帯は、かっては運動場(大広場)として、スポーツとともに、様々な国家的行事の舞台にもなりました。」と記され、明治42年伊藤博文の国葬の様子の写真が掲載されている。正面に大噴水、小音楽堂があってその向こうが第一花壇である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO200 )
003_241018011 X900 日比谷公会堂 大噴水 G7X.jpg 3.大噴水
大噴水が勢いよく水を上げ、背後には日比谷通り、晴海通りのビル街が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 )
004_241018013 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 4.第一花壇
左回りで第一花壇に入った。9月に来た時は大きなキミガヨランの白い花が咲いていたが、それに代わり、南米原産のオオバコ科のアンゲロンソウが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_241018015 X900 日比谷公会堂 第一花壇と第二花壇 G7X.jpg 5.第一花壇 -1
第一花壇では、10月19日か~27日まで開催される「日比谷公園ガーデニングショー2024」の準備が行われていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
006_241018016 X900 日比谷公会堂 第一花壇 G7X.jpg 6.第一花壇 -2
「日比谷公園歴訪ガイド」には、「開園当時の姿を今に残す洋風花壇。今となっては珍しくないチューリップ、パンジー、バラ、ダリアなどの洋花も、当時の市民にとっては驚きを持って迎えられました。」と記されちぇいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 17mm ISO250 )
007_241018017 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン G7X.jpg 7.ペリカン噴水
第一花壇の奥にあるペリカン噴水の囲いの東側に、伐採されたアオノリュウゼツランの子株が生えてきている。写真では見にくいが右隅にそれが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
008_241018021 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン子株 G7X.jpg 8.リュウゼツランの子株
これが、高さ7mもの花茎をのばしていたアオノリュウゼツランの子株である。10月の9日か10日に伐採されたようだが、枯れた部分は整理され、瑞々しい子株が生えている。エネルギーを蓄えて、また、数十年後に花をつけるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
009_241018029 X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 9.花壇のアオスジアゲハ -1
第一花壇の北側を抜けていくと、花壇の花にアオスジアゲハが来ていた。都会のアオスジアゲハだ。花はヒャクニチソウのようだが、背が低い。園芸的に多く利用されているハーゲアナ(メキシコヒャクニチソウ)という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
010_241018033tm X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 10.花壇のアオスジアゲハ -2
低いところに咲く花で吸蜜しようとしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO160 )
011_241018045m X900 〇日比谷公園 ハナミズキ G7X.jpg 11.ハナミズキの紅葉
大きなハナミズキの木が紅葉しはじめていた。薄日を透過して美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO400 )
012_241018049 X900 日比谷公園 鷗 G7X.jpg 12.鷗の噴水 -1
彫刻は1986年淀井敏夫の「鷗」と題された作品である。彫刻の下の方の噴水が霧のように吹きだして、彫刻を引き立てていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 )
013_241018056 X900 〇日比谷公園 鷗 G7X.jpg 13.鷗の噴水 -2
wikipediaによると、作者の淀井敏夫(1911年2月15日 - 2005年2月14日)は文化勲章受章者。 「削げたような形態と岩のような質感のユニークな作品で知られる。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )

2024年11月12日

保土ヶ谷公園のセイタカアワダチソウ 2024年10月16日 神奈川県立保土ヶ谷公園

9月9日に保土ヶ谷公園へ行った行ったとき、昨年の秋に下池から上池へかけての散策路の梅林、バス通り側の斜面に咲いていていたセイタカアワダチソウが、綺麗に刈り取られているのに驚いた。昨年はそのセイタカアワダチソウに集まるキタテハ、ウラナミシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミなどの写真を撮って楽しんだが、今年はここのセイタカアワダチソウはダメだと諦めた。また、いつもその時に寄る明神台公園雄キバナコスモスも刈り取られていた。そこで撮ったツマグロヒョウモンやアゲハも、今年はダメだろうと思う。
 だが、保土ヶ谷公園では、他にもポイントはあるので、行って見ることにした。
 星川駅からバスに乗ろうと底流署へ行ったが、行ってしまった後で20分待たなくてはならない。久しぶりに歩いて坂を上ることにした。保土ヶ谷公園に入る前に杉山神社のにお参りをした。もう七五三なのだ。
 保土ヶ谷公園のセイタカアワダチソウは、案じていたことを覆すように、散策路を少し横に入ったところに見事に咲いていた。キタテハの秋型や、今まであまりセイタカアワダチソウに来ているところを見たことがないアオスジアゲハが、舞っていた。クロマダラソテツシジミはいないかと探したが、現れてくれなかった。  

000_241016072t X700 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg
セイタカアワダチソウに来たアオスジアゲハ 2024年10月16日 神奈川県立保土ヶ谷公園

001_241016001 X900 杉山神社 RX10M4.jpg 1.杉山神社参道
杉山神社の参道はバス通りの裏側にある。鳥居をくぐってまっすぐ進み拝殿で参拝した。午前9時、静寂な空気が気持ち良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO400 )
002_241016007m X900 杉山神社 RX10M4.jpg 2.杉山神社境内
七五三の用意がされている。この神社へは、遠くからも参詣に来るかたもいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO1000 )
003_241016011 X900 杉山神社 伏見稲荷社 RX10M4.jpg 3.杉山神社の末社
本殿に向かって右側に伏見稲荷社という末社があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO1000 )
004_241016012 X900 杉山神社 伏見稲荷社 RX10M4.jpg 4.杉山神社(伏見稲荷社)の御神灯
御神灯としてかけられている提灯のデザインは、なかなか現代的である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO1000 )
005_241016018m X900 〇保土ヶ谷公園 イチモンジセセリ RX10M4.jpg 5.セイタカアワダチソウにイチモンジセセリ
バス通りから保土ヶ谷公園に入り、下へ下りて、やすらぎ広場、ミニ運動公園から辻広場へとありていった。辻広場の手前、右側にまとまってキセンダングサが生えているところがあった。イチモンジセセリが飛び交っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 178mm ISO800 )
006_241016033m X900 ◎保土ヶ谷公園 キタテハ RX10M4.jpg 6.セイタカワダチソウにキタテハ -1
赤銅色をした綺麗なキタテハがキセンダングサに、ぶら下がるようにして吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO1250 )
007_241016040m X900 ◎保土ヶ谷公園 キタテハ RX10M4.jpg 7.セイタカワダチソウにキタテハ -2
セイタカワダチソウの濃い黄色と、キタテハの赤銅色が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1600 168mm ISO1600 )
008_241016050 X900 保土ヶ谷公園 タイトウカマツカ RX10M4.jpg 8.タイトウカマツカ(鎌柄)の実
この季節には赤や、オレンジ色、黄色などの可愛い実が見られる。この実は何の実かわからなかった。帰宅してPicture this で検索してみると、タウトうカマツカと同定してくれた。原産地の台湾では絶滅が危惧されているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO800 )
009_241016054 X900 ◎保土ヶ谷公園 セイタカアワダチソウ RX10M4.jpg 9.セイタカワダチソウ(背高泡立草)
良く花粉症の原因と間違われるが、セイタカアワダチソウだが虫媒花の為、花粉をまき散らすことはない。花粉症の原因はよく似た植物のブタクサという種である。写真の後ろに芒が見えるが、wikipediaによると、セイタカアワダチソウは「北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)であり、ススキなどの在来種と競合する」記されていた。花序は全体としては高さ10 - 50 cmの円錐花序となり、個々の枝は小さな頭花を総状に多数つける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO320 )
010_241016056 X900 ◎保土ヶ谷公園 チャバネ RX10M4.jpg 10.セイタカアワダチソウにチャバネセセリ
イチモンジセセリに混じってチャバネセセリもいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 155mm ISO640 )
011_241016060 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 11.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -1
アオスジアゲハは、春はハルジオンなどいろいろな花に飛来し吸蜜するが、あまりセイタカワダチソウに来ているのは見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 155mm ISO400 )
012_241016064 X900 ▲保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 12.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -2
房から房へ移るアオスジアゲハ

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 168mm ISO400 )
013_241016076 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 13.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -3
セイタカアワダチソウの黄色い一つ一つの花は、小さい。そこに口吻を延ばして蜜を吸っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 90mm ISO640 )
014_241016081 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 14.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -4
入れ替わり立ち替わり飛来するが、どの個体もほとんど傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 190mm ISO640 )
015_241016094 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 15.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -5
この日はアオスジアゲハ三昧の日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 196mm ISO640 )
016_241016098 X900 保土ヶ谷公園 イロハモミジ RX10M4.jpg 16.辻公園のカエデ -1
辻公園には何本かのイロハモミジや、トウカエデなどが植えられ、まもなく紅葉する。これはイロハモミジだが、今年はいつもの年より紅葉するのが遅いというが・・・。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 190mm ISO640 )
017_241016100 X900 保土ヶ谷公園 トウカエデ RX10M4.jpg 17.辻公園のカエデ -2
これはトウカエデ((唐楓)という。その名の通り、中国南東部・台湾原産だそうだ。日本へは18世紀初期(江戸時代)に中国から渡来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 56mm ISO680 )

2024年11月 8日

身近なチョウ 近所の小さな公園と帷子川を歩く 2024年10月4日-13日 横浜市保土ヶ谷区

前回のコンテンツと前後するところがあるが、お許しいただきたい。
 ここのところ天気の良い日にはカメラを持って近くを散策することが多くなった。秋は、コスモスやキバナコスモスが咲き、公園の植栽や、住宅の庭先には、シチヘンゲやヒャクニチソウ、センニチコウなどが、花を開く。そこには、涼しくなって個体数を増やしたアゲハ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミなどが集まって来る。そんな身近なチョウを撮るのも楽しみだ。
 昨年は1頭も見かけなかったクロマダラソテツシジミを、10月2日に帷子川河畔に咲く、シチヘンゲの花に来ているところを見たときは、何かとても嬉しかった。10月4日には、近所の公園にも現れた。このあとも、クロマダラソテツシジミは、個体数は少ないが、徒歩圏内の各所で姿を見せる。これも楽しみである。  身近なチョウを美しく撮ってやりたいと思う。

000_241004043 ◎峰岡公園 G7X.jpg
近所の公園に現れたクロマダラソテツシジミ 2024年10月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_241004018 X900 〇帷子川 G7X.jpg 1.キバナコスモスに来たアゲハ -1 10/4
天王町のYBP(ヨコハマビジネスパーク)で昼飯にしようと、帷子川の常盤橋まで来た。川の向こう側にキバナコスモスが咲いていて、アゲハが舞う姿が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 32mm ISO125 )
002_241004011 X900 〇帷子川 G7X.jpg 2.キバナコスモスに来たアゲハ -2 10/4
キバナコスモスは、川岸の柵の外側に咲いているので、なかなか撮り難かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 )
003_241004028 X900 〇YBP G7X.jpg 3.YBPのキッチンカー 10/4
YBPには月曜~金曜日にそれぞれ決められたキッチンカーが来る。このキッチンカーは「あんちょ号」といい、毎週金曜日に横須賀市の洋食屋「キッチン辻」が運営しているそうで、高い評価を得ているようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO250 )
004_241004034 X900 〇帷子川 G7X.jpg 4.イチモンジセセリ 10/4
常盤橋の傍に咲くシチヘンゲには多くのイチモンジセセリが来ていた。比較的擦れていないきれいな個体を選んで撮る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO250 )
005_241004050t X900 ◎峰岡公園 G7X.jpg 5.クロマダラソテツシジミ♂ 10/4
帰路に近所の小さな公園に寄った。もしかしてと思って目を凝らしてみるとクロマダラソテツシジミだった。だが、止まっていた葉っぱからすぐ飛び立ってしまった。やがて、少し離れたところで咲いていたマリーゴールドの花に止まって吸蜜を始めた。左前翅の縁が少し菟かけているが、綺麗な♂だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 15mm ISO160 )
006_241007007 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ G7X.jpg 6.ウラナミシジミ -1 10/7
3日後、小さな公園の、センニチコウが咲く小さな花壇を見に行く。ウラナミシジミが白いセンチコウの花に止まっていた。今年の秋は、センニチコウの株が少なく、赤い花は1株しかなくて元気がない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 )
007_241007016t X900 ◎峰岡公園 ウラナミ G7X.jpg 7.ウラナミシジミ -2 10/7
きれいな♂が開始してくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
008_241007020t X900 ◎峰岡公園 ウラナミ G7X.jpg 8.ウラナミシジミ -3 10/7
前の写真と同じ個体。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 )
009_241007011t X900 ◎峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 9.ヤマトシジミ♂ 10/7
ヤマトシジミの♂の翅表は、高温期型は前翅外縁部の黒い縁取りが広いが、低温期型は、この個体のように黒い縁取りは狭くなり、ほとんど白っぽい青になる。この個体は羽化したばかりのきれいな個体だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 )
010_241012002 X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 10.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -1 10/12
日を改めて小さな公園へ行く。ヒャクニチソウとセンイチコウが咲く小さな花壇があり、ヒャクニチソウにツマグロヒョウモンの♀が来ていた。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 136mm ISO640 )
011_241012006t X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 11.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -2 10/12 綺麗な個体だったので、撮り続けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 203mm ISO400 )
012_241012007t X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 12.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -3 10/12
大きく開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 203mm ISO250 )
013_241012009 X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 13.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -4 10/12
長い間夢中になって吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 206mm ISO250 )
014_241012017 X900 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 14.ヤマトシジミ♂ 10/12
このヤマトシジミの♂は前翅外縁の黒い部分が広い高温期型だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 206mm ISO200 )
015_241012014 X900 〇峰岡公園 ハナミズキ RX10M4.jpg 15.ハナミズキの実 -1 10/12
ハナミズキの葉が紅くなりはじめ、赤い実が成っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO200 )
016_241012016 X900 〇峰岡公園 ハナミズキ RX10M4.jpg 16.ハナミズキの実 -2 10/12
wikipediaによれば、ハナミズキというのは、植物学における標準和名アメリカヤマボウシの別名だそうだ。北米原産で、日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた木として知られている。赤い実は、啄むところを見たことはないが、鳥たちの美味しい食餌になるという。有毒成分は判明していないが、人が食べると中毒症状を起こす可能性があるので要注意という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO320 )
017_241013019 X900 〇峰岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 17.ヒャクニチソウに来たアゲハ 4/13
次の日もまた、クロマダラソテツシジミはいないかと、小さな公園へ行ってみた。その姿は見られなかった。ヒャクニチソウに来ていたアゲハは左尾状突起が破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 190mm ISO320 )
018_241013023 X900 〇峰岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 18.ヒャクニチソウに来たチャバネセセリ 10/13
今年の秋はチャバネセセリを多く見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 151mm ISO160 )
019_241013024 X900 アオスジ 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ヒャクニチソウに来たアオスジアゲハ -1 10/13
アオスジアゲハは、暖かいところでは、年3~4回発生する。この個体もとても新鮮な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 208mm ISO400 )
020_241013027 X900 アオスジ 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 20.ヒャクニチソウに来たアオスジアゲハ -2 10/13
少年のころ、捕虫網を持ってチョウを追いかけたが、アオスジアゲハはその美しさからあこがれの的であった。だが、アオスジアゲハは花に来る以外は敏捷に飛ぶので、捕獲するのは容易でなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO400 )
021_241013029 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 21.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -5 10/13
最近、ツマグロヒョウモンの♂をほとんど見ていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO200 )
022_241013031 X900 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 22.白いセンイチコウで吸蜜するヤマトシジミ
小さな花壇では、ヒャクニチソウが優勢で、センイチコウはその下の方で4株ほどしかない。赤い花が咲いているのはそううちの1株のみで、後は白い花だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO160 )

2024年11月 4日

秋すすむ舞岡公園 ③ コスモス咲き揃う 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

休耕地に咲くコセンダングサに来るチョウの撮影を楽しんだ後、瓜久保の家へ歩く。狐久保に入る道の手前の体験畑に沿って、コスモスが植えられているが、この夏は猛暑で元気がなかった。AIで尋ねてみると、秋咲き種は、早まきしすぎると徒長して倒伏しやすいので、6~7月ごろに蒔くとされている。徒長とは、植物の茎や枝が必要以上に間延びしてしまうことをいうのだそうだ。茎が細くてひょろひょろと伸びた状態という。9月6日にここへ来た時は、コスモスも茎ばかりが伸びて花の数は少なく、元気がなかった。種まきの時期との関係は解らないが、コスモスは比較的涼しい気候を好む花だそうだ。
 そのコスモスの花が見事に、蘇ったように咲いていた。アゲハ、キアゲハなども吸蜜に来ていた。

000_241011314tm X700 ◎舞岡公園 キアゲハ RX10M4.jpg
コスモス畑のキアゲハ 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

043_241011020 X900 ◎キタテハ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 43.コセンダングサ -29 キタテハ
コセンダングサの咲くところを離れて歩き始めると、このキタテハが目に入った。このキタテハはまだ夏型の名残があるように見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0110 )
044_241011025 X900 ◎キタテハ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 44.キタテハ
前の写真と同じ個体。コセンダングサから葉上へ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm IS0100 )
045_241011036 X900 〇ウラナミ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 45.コセンダングサ -30 ウラナミシジミ♂
翅表のブルーが輝くきれいな個体だった。マクロレンズで撮影。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
046_241011043 X900 ◎ツマグロ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 46.開翅したツマグロヒョウモン♀
この日は、ツマグロヒョウモンの♂の姿は見ることがなく、♀ばかりだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
047_241011305 X900 〇舞岡公園 コスモス RX10M4.jpg 47.コスモス畑 -1
狐久保へ入る道の手前の体験畑に沿って、コスモスが暑い日に見た活気がない時の姿を 払拭するように見事に咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000 11mm ISO125 )
048_241011309 X900 ◎舞岡公園 コスモス RX10M4.jpg 48.コスモス畑 -2
長く伸びた茎に咲く花もあるが、コスモスは咲き揃って、花色もきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 24mm ISO160 )
049_241011314t X900 ◎舞岡公園 キアゲハ RX10M4.jpg 49.コスモス畑 -3 キアゲハ♀
今年は見ることの少なかったキアゲハが飛来した。残念ながら右の尾状突起が切れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 26mm ISO160 )
050_241011325t X900 ◎ 舞岡公園 キアゲハ RX10M4.jpg 50.コスモス畑 -4 キアゲハ♀
花か花へと敏速に飛び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 37mm ISO500 )
051_241011048 X900 〇舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 51.コスモス畑 -5 アゲハ♀
アゲハも来ていた。秋の蝶たちにとって、コスモスは貴重な蜜源なのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
052_241011050 X900 ◎舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 52.コスモス畑 -6 アゲハ♀
このアゲハは左側の尾状突起がなかった。ふと、尾状突起は何のために付いているのかなと思った。帰宅して、AIに聞いてみたところ、「尾状突起」には、主に捕食者からの防御と生存率を高めるという役割があります。尾状突起は長く突き出した形をしており、これがあたかも蝶の触覚や別の部分のように見えることで、蝶の頭部や重要な部分から視線をそらす効果があります。もし捕食者がアゲハ蝶を攻撃した際に、誤ってこの尾状突起部分を噛むことがあれば、蝶は致命的なダメージを避けられます。そのため、尾状突起は捕食者に対して囮としての役割を果たしているのです。また、尾状突起は羽の模様と組み合わさり、天敵に対して威嚇や欺瞞的な視覚効果を発揮することもあります。例えば、尾状突起とその周囲の模様が目のように見えることで、捕食者が驚いて攻撃を控える可能性が高まります。このようにアゲハ蝶の尾状突起は、進化の過程で身を守るために生じたと考えられています。」という答えを得た。これは納得できることだと思う。このアゲハは、尾状突起を犠牲にして、捕食者から逃れたのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0180 )
053_241011055 X900 ◎舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 3.コスモス畑 -7 アゲハ♀
ピンクのコスモスの花と良いハーモニーと思う。片方の尾状突起が無くなっているのが残念。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0160 )
054_241011057t X900 ◎舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 54.コスモス畑 -8 アゲハ♀
トリミングして、切れている左後翅の尾状突起を隠した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
055_241011065 X900 ◎舞岡公園 キアゲハ Z50 Z105mc.jpg 55.コスモス畑 -9 キアゲハ♀
コスモスの花に止まって開翅してくれた。残念ながら尾状突起の傷を隠すことはできない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm IS0110 )
056_241011065t X900 ◎舞岡公園 キアゲハ Z50 Z105mc.jpg 56.コスモス畑 -10 キアゲハ♀
より近くの花に来てくれた。尾状突起をカット。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm IS0110 )
057_241011074tm X900 ◎舞岡公園 キアゲハ Z50 Z105mc.jpg 57.コスモス畑 -11 キアゲハ♀
破損している右後翅の尾状突起を画像から切り取ったが、不自然さを感じないような絵になったと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0125 )
058_241011311 X900 〇舞岡公園 カラタチ RX10M4.jpg 58.カラタチの実
瓜久保の家の入り口にある、よくアゲハが産卵に来ていたカラタチの木の実が、たくさん成って黄色く色づいていた。AIに尋ねてみると、ユズのような「その果実は硬くて苦味が強く、生で食べることは一般的ではありません。ただし、熟した果実を工夫して食用にすることは可能です。枳殻の実は酸味が強いため、砂糖漬けや果実酒、ジャムなどの形で利用されることがあります。また、漢方薬としても利用され、消化促進や胃腸の調子を整える効果が期待されています。」と教えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 31mm ISO1000 )
059_241011344s X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 59.コセンダングサ -31 ウラナミシジミ♀
まだ、コセンダングサの咲くところに未練があり、帰路にも立ち寄ってみた。この写真は気に入った写真だ。広々とした休耕地とその中に咲くコセンダングサを表現できたと思う。ウラナミシジミは開翅してくれると雌雄の同定が容易だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
060_241011347 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 60.コセンダングサ -32 ウラナミシジミ♀
位置を変えて撮る。きれいな♀だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
061_241011354 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 61.コセンダングサ -33 ウラナミシジミ♀
望遠側で撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 196mm ISO320 )
062_241011360 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 62.コセンダングサ -34 ウラナミシジミ♂
一番高いところで咲くコセンダングサに止まった。背景に青空を入れたカットが撮れるチャンスと思い、狙ってみたが、良い写真にはならなかった。明るい空が背景となると、露出が難しくなり、チョウの特徴を写し撮れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 31mm ISO125 )
063_241011365 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 63.コセンダングサ -35 キタテハ
はっきりは解らないが、この個体は♀のようだ。コセンダングサの濃い黄色に、赤銅色が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 178mm ISO400 )
064_241011375 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 64.刈られた稲と案山子
「カオナシかかし」と「夕焼けフラミンゴ」の向こうに刈り入れの済んだ稲が吊るされている。案山子コンクールはあと2日、10月13日まで行われている。果たして、℃の案山子が1位になるのか、興味もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2,8 1/2000 12mm ISO400 )
065_241011378 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 65.実りの秋 谷戸の風景
畦道に立って田んぼを守ってきた案山子たちも、あと2日の見納めとなった。この日はチョウの種類こそ少なかったが、コセンダングサや、コスモスに来る秋の蝶たちの撮影を楽しむことが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 16mm ISO320 )