2025年5月アーカイブ: Studio YAMAKO

2025年5月31日

鎌倉お花見 鶴岡八幡宮と円覚寺 ① 段葛の桜 2025年4月5日 鎌倉鶴ヶ岡八幡宮

1182年(養和2年)、源頼朝は北条政子が懐妊すると安産祈願のため、鶴岡八幡宮の参道・若宮大路の造営にとりかかった。鶴岡八幡宮を内裏に見立て、京都の朱雀大路を模して造営されたのだという。
 段葛は、その中央に築かれた道である。鎌倉駅東口を出てバスの乗り場などがある駅前広場をまっすぐ進むと若宮通りに出て、左手に大きな鳥居が見え、そこから八幡宮の本宮への参道が始まる。そこが段葛で桜並木になっている。大正時代に植えられたソメイヨシノは老齢化し、11年前の2014年(平成26年)11月から2016年(平成28年)3月にかけて行われた整備工事で植え替えられた。この工事では、桜を樹齢5年から6年の若木に置き換えたという。
 それ以来、桜の季節にここへ来ていなかった。今年は是非、見たいと思い良い日を待っていた。

 4月5日は、お花見に絶好の良い天気となった。9時半に鎌倉駅に着いたがすでに大勢の観光客で一杯だった。もちろん外国人の姿も多い。
 両脇に大きな狛犬を従えた朱色の二の鳥居をくぐって、若宮大路段葛に咲く桜の下を歩き始めた。

000_250405011 X700 鶴岡八幡宮 段葛 G7X.jpg
鶴岡八幡宮の二の鳥居から三の鳥居へ続く段葛の桜 2025年4月5日 鎌倉市

001_250405114 X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 Z50 Z18-140.jpg 1.段葛の始まり 二の鳥居 造営当初の段葛は、由比ヶ浜の一の鳥居から続いていたというが、現在は二の鳥居から三の鳥居までの約500mが残されている。桜は、茨城・千葉・埼玉などから樹齢5年程度の若い樹が移植されて約10年が経った。まだまだ若木であり、まだ枝の張り方は少ないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 32mm ISO220 )
002_250405116 X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 Z50 Z18-140.jpg 2.段葛の桜 -1 参道の空は桜で被われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 72mm ISO200 )
003_250405118 X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 Z50 Z18-140.jpg 3.段葛の桜 -2 二の鳥居と狛犬
二の鳥居は一の鳥居、三の鳥居とともに徳川四代将軍家綱寄進(1668年 寛文8年)の石造鳥居だったが、1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊し、現在の鳥居は鉄筋コンクリート造りだそうだ。二の鳥居前の大きな狛犬は、1961年(昭和36年)に奉納された白色セメント造り。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 20mm ISO200 )
004_250405123 X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 Z50 Z18-140.jpg 4.段葛の桜 -3
  二の鳥居をくぐり段葛の道に入る。10時10分前。すでに多くの観光客、参拝者が桜の天蓋の下を歩いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 102mm ISO200 )
005_250405017 X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 G7X.jpg 5.段葛の桜 -4
まだ、五分から八分咲きというところだろうか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/1250秒 26mm ISO125)
006_250405134s X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 Z50 Z18-140.jpg 6.段葛の桜 -5
段葛とは、鶴岡八幡宮の参道、若宮大路のなかで、その若宮大路の中央の、二の鳥居から鶴岡八幡宮まで、車道より一段高くなった歩道をいう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 164mm ISO200 )
007_250405020a X900 鶴岡八幡宮 段葛 G7X.jpg 7.段葛の桜 -6
何か段葛の道幅が狭くなったような気がする。調べて見ると、二の鳥居側の道幅が4.5mなのに対し、三の鳥居では2.7mと狭くなっているのだそうだ。遠近感を利用し、距離感を出しているのだという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1250秒 17mm ISO125)
008_250405022t X900 〇鶴岡八幡宮 段葛 G7X.jpg 8.三の鳥居
段葛を約500m歩いて三の鳥居に来た。ここで三の鳥居の前を東西に走る道を渡る信号がある。正面に舞殿が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/1250秒 17mm ISO125)
009_250405174 X900 〇鶴岡八幡宮 旗上弁財天 Z50 Z18-140.jpg 9.旗上弁財天
信号を渡り、栂岡八幡宮の境内に入る。右手に「神苑ぼたん苑」への道があり、正面に太鼓橋があり、右側の源氏池、左側に平家池がある。鶴岡八幡宮の太鼓橋は、1182年(寿永元年)に源平池が造営されたときに架けられたものと考えられているそうだ。太鼓橋の両側にも橋が架けられている。右側の橋から旗上弁財天の桜を撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 18mm ISO220 )
010_250405181 X900 〇鶴岡八幡宮 源氏池 ヒドリガモ Z50 Z18-140.jpg 10.源氏池のヒドリガモ
源氏池にいるヒドリガモが飛び跳ねる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 )
011_250405190 X900 ◎鶴岡八幡宮 Z50 Z18-140.jpg 11.鶴岡八幡宮の大銀杏
鶴岡八幡宮には、高さ約30m、幹の周囲は6.8mの樹齢1000年と言われる大銀杏があった。その大銀杏(通称:隠れ銀杏)は、鎌倉幕府3代将軍・源実朝が暗殺された際に、暗殺者である公暁がこの銀杏の陰に隠れていたという伝説が語られることから、その名がある。だが、実際に中世の史料にはそのような記述はないため、後世の創作とされているようだ。その鶴岡八幡宮のシンボルとして親しまれてきた大銀杏は、2010年3月に強風によって倒れた。即、再生への取り組みが始まり、残った根から伸びた後継木は現在樹高8mを超えた。それから15年たった今、写真で、本宮へ上がる大石段の左側にまっすぐ伸びた8mに高さになった後継の大銀杏が見える。芽吹いては枯れていった「ひこばえ(孫生)」の中で唯一残った発芽枝から成長を続ける若木の姿があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 37mm ISO200 )
012_250405032 X900 〇鶴岡八幡宮 G7X.jpg 12.移植された元の大銀杏
2010年3月に、雪混じりの強風によって倒れた「親銀杏」の樹幹部分は、再生可能な高さ4mに切断し、元の場所のすぐ脇に移植された。移された「親銀杏」も根付かせながら、元の場所ですくすく育つ「子銀杏」双方を変わらず「御神木」として祀られている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/1250秒 9mm ISO125)
013_250405036 X900 〇鶴岡八幡宮 G7X.jpg 13.こもかぶり
写真に見えるのは、鶴岡八幡宮の舞殿の左側には、厄除けや災難除けのために、茅の輪くぐりや切麻を身にまくなどの神事が行われる「こもかぶり」と呼ばれる場所だ。「こもかぶり」は、古くから罪や穢れを祓うための儀式として、特に6月30日と12月31日の大祓の際に行われる。「こもかぶり」酒樽は、例大祭などで使われることがあるそうだ。外国からの観光客が積まれた酒樽の前で写真を撮っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125)
014_250405201 X900 ◎鶴岡八幡宮 Z50 Z18-140.jpg 14.段葛の桜 -7
大石段を上がるのは84歳の身には少々つらいので、本宮をお参りするは失礼し、下で拝礼した。参拝と写真撮影を終え、そろそろ、鎌倉駅へ戻ろうと三の鳥居へいく。信号待ちをしながら、これから参詣される人々と段葛の桜を撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 62mm ISO200 )
015_250405218 X900 ◎鶴岡八幡宮 Z50 Z18-140.jpg 15.段葛の桜 -8
二の鳥居が見えてきた。鳥居の向こうには横須賀線が走る。植え替えられる前は248本あった段葛の桜の樹も177本に減らされた。根を保護するため、参道には貯留槽と基盤材が埋設され、特殊舗装が施されているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 64mm ISO200 )
016_250405044m X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 G7X.jpg 16.段葛の桜 -9
桜並木を撮っておこうと鶴岡八幡宮を振り返る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125)
017_250405221 X900 ◎鶴岡八幡宮 Z50 Z18-140.jpg 17.段葛の桜 -10
現在の段葛桜並木の樹齢は、2014年に茨城、千葉、埼玉などから樹齢5年程度の若木が移植され、10年程度だそうだ。まだ、幹は細い。もっともっと密集した満開の桜を見たいが・・・。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 )
018_250405048 X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 G7X.jpg 18.乳母車と愛犬
二の鳥居の傍で愛犬3頭を2台の乳母車に乗せた女性がいた。その姿を写真に撮っている人もいる。「撮らせてください」とお声がけして、撮らせてもらった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1250秒 12mm ISO125)
019_250405053 X900 ◎鶴岡八幡宮 段葛 G7X.jpg 19.段葛の桜 -11
両側にまだ新しい石灯籠が並ぶ段葛の桜並木を二の鳥居をフレームにして撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125)
020_250405058 X900 鎌倉駅 G7X.jpg 20.鎌倉駅
鎌倉駅に戻る。一駅JRに乗って、北鎌倉で円覚寺へ寄っていこう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1250秒 16mm ISO125)

2025年5月27日

帷子川の桜とお鯉のぼり 2025年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

4月4日快晴。帷子川畔や、パークシティ横浜から天王町イオンにかけての水道道の桜が見ごろになったことだろうと思い。カメラを持って花見に出かけた。

 まずその前に近所の公園のソメイヨシノの古木の咲きぐあいを見にいった。今年も花をつけている。
 国道16号を越えて、川辺町公園の手前を左に折れ、水道道路を天王町方面へ歩く。左側に国道16号との間に建つパークシティ横浜という大きな高層住宅の前の水道道の歩道は、遊歩道として整備されていて、一昨年に改装されオープンしたイオンへと歩く人が桜を眺め、スマホで写真を撮りながら、歩くのに心地よい道である。

 帷子川沿いに咲く桜はヤマザクラである。花より先に緑の葉が出てくる。帷子川では、鯉のぼりが泳いでいた。年々、その鯉の数が増えているように思う。

000_250404058 X700 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg
帷子川河畔のヤマザクラと泳ぎ始めた鯉のぼり 2025年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_250404001 X900 染井吉野 峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 1.近くの公園 ソメイヨシノ古木 -1
まず近くの公園に立ち寄る。ソメイヨシノの古木は、数日前から、幹から小さな枝を出し、まずその枝に数輪の花を咲かせていたが、今年も元気に枝という枝に花を咲かせ始めていた。清楚な白い花である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 45mm ISO200 )
002_250404006 X900 染井吉野 峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 2.近くの公園 ソメイヨシノ古木 -2
古木になると幹や太い枝に近い部分から「胴吹き枝(どうぶきえだ)」と呼ばれる新しい小枝が出てくるのだそうだ。これは木が「弱っている部分を補う」ために、新しい芽を再生させる生理現象といわれる。特に幹の部分に陽が当たると、その刺激で芽が動き出すことがあり、花芽(かが)も形成される。そして、その後は写真のように全体に花を咲かせていく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 52mm ISO200 )
003_250404008 X900 〇染井吉野 水道道路 Z50 Z18-140.jpg 3.水道道の桜 -1
16号線の峯小学校前という交差点から、川辺公園の角を左へ、水道道路に入り、天王町イオンへ向かって歩く。左側の大きな高層住宅の前は遊歩道が整備されていている。車道との境にソメイヨシノが植えられ、並木になっている。まだ八分咲きに満たないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 65mm ISO200 )
004_250404022 X900 〇染井吉野 水道道路 Z50 Z18-140.jpg 4.水道道の桜 -2
パークシティ横浜建設時、および周辺の再開発にあわせて、水道道沿いの遊歩道が整備され、その際に景観設計の一部として、桜を中心とした並木の植樹が実施されたのだと思う。パークシティ横浜を背景に咲くソメイヨシノは美観である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 )
005_250404032 X900 〇水道道路 Z50 Z18-140.jpg 5.水道道の桜 -3
写真はイオン側から川辺町公園の方を振り返ったところ。右側がパークシテキ横浜でその生垣として、カナメモチが植えられている。カナメモチは、赤い新芽が特徴で、生垣として人気がある。ただ、定期的な剪定が必要であり、手入れをきちんと行えば、このような美しい景観を作り出すことができるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 79mm ISO200 )
006_250404039 X900 〇ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 6.帷子川河畔 -1
イオンの角を右に曲がって帷子川河畔に出る。常盤橋に出ると。早くも鯉のぼりが泳いでいた。桜と鯉のぼりのコンビネーションだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 53mm ISO220 )
007_250404044  X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 7.帷子川河畔 -2 空に舞う鯉のぼり
良い風が吹いてきた。2匹の鯉が遊んでいる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 18mm ISO200 )
008_250404052 X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 8.帷子川河畔 -3
去年より鯉の数が増えたようだ。男の子が誕生したのかな。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/500秒 18mm ISO200 )
009_250404054 X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 9.帷子川河畔 -4
帷子川の右岸から、遊歩道のヤマザクラを背景にして撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 56mm ISO200 )
010_250404062 X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 10.帷子川河畔 -5 ヤマザクラ緋鯉
帷子川左岸からヤマザクラと緋鯉のコンビネーションの眺め。後ろに見えるのはYBPのビル。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 41mm ISO200 )
011_250404068s X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 11.帷子川河畔 -6
鯉のぼりは右岸に立ち並ぶ高層集合住宅から綱が架けられ、対岸の堤防に柵に括り付けられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 29mm ISO200 )
012_250404074 X900 ◎ヤマザクラ 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 12.帷子川河畔 -7
帷子川河畔の遊歩道は愛犬との散歩道でもある。左側がシュナウザーで右側はコーギーだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 28mm ISO200 )
013_250404075 X900 ◎ヤマザクラ 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 13.帷子川河畔 -8
ヤマザクラの枝が帷子川に張り出して密集した花を咲かせていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 28mm ISO220 )
014_250404080 X900 ヤマザクラ 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 14.帷子川河畔 -9
失礼ながら、年配の男性があまり似つかわしくない白い小型犬を散歩させておられた。トイプードルだそうだ。カメラを向けたら、こちらを向いてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 28mm ISO220 )
015_250404100 X900 ◎帷子川 G7X.jpg 15.帷子川河畔 -10
カメラをG7Xに持ち替えて撮る。手前のヤマザクラと離れたところを泳ぐ鯉のぼりを撮りたかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 11mm ISO125 )
016_250404102 X900 ◎帷子川 G7X.jpg 16.帷子川河畔 -11
ヤマザクラの白い花が陽の光を浴びる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 27mm ISO125 )
017_250404110 X900 〇帷子川 G7X.jpg 17.帷子川河畔 -12
また、散歩中のワンちゃんに出会った。これは毛色が茶のトイプードルだと思う。トイプードルの毛色は、アプリコット、クリーム、グレー、ブラウン、ブラック、ホワイト、レッドなどと多彩なようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 25mm ISO125 )
018_250404111 X900 ◎帷子川 G7X.jpg 18.帷子川河畔 -13
対岸の高層住宅の屋上から帷子川左岸へ色も鮮やかに10匹以上の鯉が架けられていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 15mm ISO220 )

2025年5月23日

川越・幸手権現堂桜堤・古河公方公園 日帰りバスツアー ③ 古河公方公園 2025年4月2日 埼玉県古河市

バスは午後3時に幸手権現堂桜堤を出発し、幸手から4号線を走り、利根川を渡って左へ354号線の古河へ向かっ   幸手からは北の方角にある。40分ほどで古河市にある古河総合公園に着いた。
 ここはハナモモの名所だという。公園とはどんな公園なのかと思っていたが、古河市より管理者として指定された「一般財団法人古河市地域振興公社」が管理運営を行っている公園だった。

 1455年頃、鎌倉公方 足利成氏が古賀に移り、御所沼の畔に鴻池御所を構えたのが始まりのようだ。
 1770年頃、桃の植え替えを行ったことがきっかけとなり、花見の名所となったが、戦後の1947年~1951年には食糧難のため御所沼を埋め立てて水田化したという。そして、1975年には公園として一部(5.0ha)が開園された。
 1992年~1996年に御所沼が復元され、2003年には、ユネスコとギリシャが主催する「第3回文化景観の保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞」を、日本で初めて受賞した。メリナ・メルクーリ氏(1923年~1994年)は、ギリシャの文化大臣を務め、景観保護と持続的な開発の調和に取り組んだ。もともとは女優として活躍し、「日曜はダメよ」でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞している。
 古河総合公園は、2015年には愛称「古河公方公園」と呼ばれるようになった。

 園内の散策コースは、桃林コースと、御所沼コースとがあったが、私たちはハナモモの名所だということだったので桃林コースを歩きはじめた。時間の制約もあったのだが、前述したようなことを知っていれば、むしろ御所沼コースを巡ってみたかった。いつも後になって、事前学習不足を悔やむのだった。

000_250404245 X700 ◎古 河総合公園 Z50 Z18-140.jpg
ハナモモ 照手赤 2025年4月2日 埼玉県古河市 古河公方公園

041_250404228 X900 ◎古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 41.古河公方公園正面入口 バスの駐車場から少し歩いて、せせらぎがある正面入り口から入った。添乗さんが管理事務所で地図入りのパンフレットをもらってきてくれた。愛犬を散歩に連れて来ている人も多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1800 )
042_250404232 X900 〇古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 42.池端の柳 -1
公園の管理棟から園内に入ると、左手に池があり、そこに咲く柳の大きな木の新緑が美しかった。この池はコの字型に御所池の一部になっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 43mm ISO640 )
043_250404234 X900 古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 43.桃林 -1
管理棟から桃林の方へ歩く。濃い桃色のハナモモが咲いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 75mm ISO900 )
044_250404244 X900 ◎古 河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 44.桃林 -2
時刻は午後4時になろうとしている。桃林コースという散策路は、北の方へと続き、大賀蓮池へと続く。しかし、時間がなさそうなので、大賀蓮池は遠くから眺めただけにした。ハナモモの品種は、約800以上あるとされているそうだ。具体的には、一重咲き、八重咲き、花の色(赤、白、ピンクなど)が多様で、観賞価値が高い品種がたくさんあるという。ここに植えられているのは、「照手赤」、「照手白」、「矢口」、という品種だった。写真は手前の濃いピンクの花が「照手赤」で背景に咲くのが「矢口」と思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO500 )
045_250404248 X900 ◎古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 45.桃林 -3 「矢口」
「矢口」は「照手桃」より明るいピンクの花を咲かせていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 53mm ISO1000 )
046_250404252 X900 ◎古河総合公園 スノーフレーク 鈴蘭水仙 Z50 Z18-140.jpg 46.スノーフレーク -1
園の中央地近くの中山のせせらぎと呼ばれるところへ行くと、スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせる小さな花があった。別名をスズランスイセン(鈴蘭水仙)というヒガンバナ科だそうだ。スズランスイセンも、スイセンやスズラン、ヒガンバナと同じく有毒である。スズランはキジカクシ目キジカクシ科のスズラン亜科スズラン属であるが、このスノーフレークは、ユリ目ヒガンバナ科スノーフレーク属だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 53mm ISO640 )
047_250402128 X900 〇古河公方公園 G7X.jpg 47.スノーフレーク -2
花弁の先端には緑の斑点がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO400)
048_250404261 X900 ◎古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 48.この木何の樹
クジャクが羽を開いたような美しい形の大きな樹があった。剪定されてこの形になっているのだろうか。それとも自然のままなのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 1250mm ISO500 )
049_250404276 X900 ◎古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 49.池端の柳 -2
古河公方5代目の義氏は天正10年(1582年)古河城で死去したが、葬儀は翌年正月久喜(埼玉県)甘棠院で行われ、同所に葬られたそうだ。ここは徳源院という寺院の跡だが、徳源院があった以前から足利氏ゆかりの寺院があったことから、遺骸の一部がここに葬られたものと考えられているそうだ。その古河公方足義の墓所を見て、御所沼の北側にある管理棟の方へ戻る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 40mm ISO500 )
050_250404279 X900 〇古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 50.池端の柳 -3
柳の新緑の枝が池に垂れるところにオオバンがいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 70mm ISO1250 )
051_250402130 X900 〇古河公方公園 G7X.jpg 51.シダレザクラ -1
午後4時20分、そろそろバスに戻る時間が来た。公園の入り口には、枝垂桜が咲いていた。エドヒガン(江戸彼岸)だろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO400)
052_250404284 X900 〇古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 52.シダレザクラ -2
まだまだ蕾がたくさんついている。八分咲きというところだろうか?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1400 )
053_250404286 X900 〇古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 53.シダレザクラ -3
ここにはハナモモを見に来たのだが、この桜はとても良い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 82mm ISO1000 )
054_250404288 X900 ◎古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 54.メレナ・メルクーリの小道
両側に駐車場が設けられた、公方通りの公園正門からまっすぐな道は、メレナ・メルクーリの小道と名付けられている。この道の下に御所沼からの水路がある。メレナ・メルクーリの国際賞受賞記念碑は見落としてしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 30mm ISO360 )
055_250404291 X900 〇古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 55.白いハナモモ
見てきたのは紅いハナモモだけだった気がするが、ここで白いハナモモが咲いているのを見つけた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 74mm ISO560 )
056_250404295 X900 ◎古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 56.ハナモモと桜 -1
古河公方公園の正門へ向かうメレナ・メルクーリの小道の両側は桜並木になっている。手前に「照手赤」を置いてとった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 62mm ISO800 )
057_250404298 X900 ◎古河総合公園 Z50 Z18-140.jpg 57.ハナモモと桜 -2
f11に絞り込んで桜が桜らしく見えるように撮ってみたがあまり効果はなかった。G7でも撮っておくべきだった。これを最後にしてバスに乗り込む。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 62mm ISO6400 )

2025年5月19日

川越・幸手権現堂桜堤・古河公方公園 日帰りバスツアー ② 幸手権現堂桜堤 2025年4月2日 埼玉県幸手市

少しだけ菓子屋通りを見て歩き、川越蔵造りの町並みの北側入り口にある札ノ辻交差点近くのバス駐車場へ戻った。

 小1時間バスに揺られ、川越から久喜市の先にある、利根川に近い幸手幸手権現堂桜堤に着いた。まず目についたのは一面黄色の広大な菜の花畑であった。
 あいにく空は雲に覆われていて、クリアではないが、その菜の花畑の向こうに桜堤が見える。桜はまだ少し早かったようだが、十分来た甲斐があった。

 菜の花畑と権現堂桜堤は、利根川水系の権現堂川が調節池である行幸湖から中川へと流れるが、その南西側に位置する。江戸時代には江戸川とともに整備され、江戸(東京)を守る重要な堤防であったそうだ。桜が咲く権現堂堤は明治時代に整備された。

菜の花畑をと桜が咲く堤を、写真を撮りながら歩き、菜の花畑が途切れるところで、権現堂桜堤に上がった。桜堤をバスの駐車場へ戻るように散策した。惜しみなくはもう少し、咲き進んでいてくれればよかったのだが。

000_250404163 X700 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg
一面の菜の花畑と権現堂桜堤 2025年4月2日 埼玉県幸手市

020_250404134 X900 〇幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 20.菜の花畑と桜堤 -1
サクラは手前の小さな木が咲いてきているが、堤に植えられている古木はまだ、三分咲きというところだ。菜の花に魅了される。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO200 )
021_250404143 X900 〇幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 21.菜の花畑と桜堤 -2
手前の菜の花畑にピントを合わせた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 51mm ISO320 )
022_250404152 X900 〇幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 22.菜の花畑と桜堤 -3
堤のサクラが咲いている辺りを背景にして撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO560 )
023_250404157 X900 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 23.菜の花畑と桜堤 -4
サクラの花が咲いているところを背景にする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 115mm ISO560 )
024_250404162 X900 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 24.菜の花畑と桜堤 -5
桜堤に咲く枝垂桜が比較的よく咲いていてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO640 )
025_250402072 X900 幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 25.菜の花畑と桜堤 -6 菜の花畑の一番奥のほうへきた。この先を左へ折れて、堤へ上がる。


Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 28mm ISO320)
026_250404171 X900 〇幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 26.桜堤のサクラ -1
菜の花畑のはずれを左に廻って、桜堤へ上がった。権現堂桜堤では、春を迎えると長さ1kmにわたる堤に約1,000本のソメイヨシノが咲き誇り桜のトンネルを作る。桜祭りは、今年は3月26日から4月9日に行われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 78mm ISO1000 )
027_250404184 X900 〇幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 27.桜堤のサクラ -2
桜まつり期間中は、桜並木の遊歩道の向こう側(菜の花畑の反対側)に、約100店舗の露店が出店し、さまざまなイベントが行われ、多くのお花見客で賑わうという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1600 )
028_250402077m X900 幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 28.桜堤のサクラ -3
黄色い背景がサクラの花を引き立てる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320)
029_250402080 X900 〇幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 29.桜堤のサクラ -3
G7の望遠端で撮ったが、サクラと背景の菜の花の黄色と緑が旨く表せたと思う。気に入ったショットになった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400)
030_250404193 X900 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 30.桜堤のサクラ -4
サクラの花にピントを合わせて、バックをぼかしました。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 70mm ISO800 )
031_250404203 X900 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 31.桜堤のサクラ -5
サクラと菜の花の取り合わせは、桜を前に出して背景に菜の花を入れるとそのコントラストが浮き立ちます。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 70mm ISO500 )
032_250404207 X900 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 32.菜の花畑と桜堤 -7
再び菜の花畑の方へ戻ってきて、今度は菜の花ピントを合わせ、背景にサクラを入れた。サクラが陽に照らされているとどうだったか?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 70mm ISO640 )
033_250404210 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 33.菜の花畑と桜堤 -8
ここは菜の花畑の一番奥だ。桜堤のこの辺りのサクラが咲き進んでいて、明るいピンク色が生える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒87mm ISO1100 )
034_250402091 幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 34.色の濃いサクラ
この桜の品種は何というのだろう。既に葉が多く出ている。八重ではないようだ。河津桜のようにピンクの色が濃い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640)
035_250402095 X900 〇幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 35.桜堤のサクラ -6
桜堤から菜の花畑の道を歩く人たち。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO640)
036_250402102 X900 〇幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 36.桜堤のソメイヨシノ -1
桜堤の散策路の両側に植えられたサクラはソメイヨシノだ。この辺りは五分咲き程度だと思う。wikipediaによれば、「ソメイヨシノは、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。遺伝子研究の結果、ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とする栽培品種のクローンであることが、1995年に明らかにされた。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO500)
037_250404216 X900 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 37.桜堤のソメイヨシノ -2
桜堤の遊歩道のソメイヨシノは、見上げると思ったより密集して咲いていた。満開になれば素晴らしいと思う。ChatGPTに尋ねたところ、幸手権現堂桜堤のソメイヨシノの樹齢は、1920年に植樹されたものと、太平洋戦争末期に薪として伐採された後、1949年に植え直されたものがあり、それぞれ約105年と76年程度と推定できるそうだ。.

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒71mm ISO2200 )
038_250404221 X900 ◎幸手権現堂桜堤 Z50 Z18-140.jpg 38.シダレザクラと菜の花 -1
この一重の枝垂れ桜の品種は何というのだろうか。一重の枝垂れ桜で検索してみると、「一重の紅しだれ桜(品種名はヒトエベニシダレザクラ)は、江戸彼岸(エドヒガン)の変種で、枝垂れ形の中で花色が特に濃いものを指す。 花は濃い紅色で小輪の一重咲きである。 平安時代から記録があり、古くから全国各地で栽培されている。」という解説がヒットした。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒85mm ISO1250 )
039_250402110 X900 〇幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 39.シダレザクラと菜の花 -2
シダレザクラの花が密集して咲いている枝をさがし、背景に黄色を取り入れて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400)
040_250402110 X900 X900 〇幸手権現堂桜堤 G7X.jpg 40.菜の花畑と桜堤 -9
バスの駐車場へ戻る途中、最後に、ローアングルから手前の菜の花にピントを合わせ、サクラが咲く桜堤をぼかして撮っておきたかった。桜堤に咲くサクラもサクラらしく撮れたと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO400)

菜の花とサクラに圧倒されて、意識になかったが、帰りのバスの中で、ふと幸手権現堂というのはいったいどこにあったのだろうかと思った。 調べて見ると、村の中に、「熊野権現社」「若宮権現社」「白山権現社」という三つの神社を一緒にまつった旧い神社があったので、「権現堂村」という名になった。「権現堂」という地名の由来は、江戸時代後期に幕府が編さんした地誌「新編武蔵風土記稿」(しんぺんむさしふうどきこう)に記されているという。 その「熊野若宮白山権現合社」 の項に村の鎮守で、昔は大きな神社だったとあった。「権現堂」という村名の起こりも、この「権現三社」であると。 このように、村の中に「三つの権現」があったことから、「権現堂村」の名前が付けられたと考えられている。この社の創建は、天正年間(1573~92年)と伝えられているが、はっきりとしたことは分かっていないそうだ。江戸時代初期には「権現堂村」という村名が確実にあったと判明したようだが、結局、それがどこなのか、また、「権現三社」は何処にあったのか分からなかった。

2025年5月16日

川越・幸手権現堂桜堤・古河公方公園 日帰りバスツアー ① 川越蔵造りの町並み散策 2025年4月2日 埼玉県川越市

某旅行社の日帰りバスツアーに応募していた。横浜発着で埼玉県の川越で鰻を食べて、古い町並みを散策し、次に幸手(さって)権現堂の桜と菜の花を見て、最後にハナモモが咲く古河(こが)公方公園に行くというバス旅行である。横浜駅出発は雨の中だった。

 首都高速から山手トンネル経由で関越道に入った。川越には11時ごろに到着し早めの昼食となる。お店の人が、家内が杖を突いているのを見て、エレベータに案内してくれた。

 11時ごろ川越の町から5分くらい離れたところのうなぎ屋に到着。食後、札ノ辻までそのバスで行き、川越の町を散策。13:00に川越を出発し、幸手権現堂桜堤へ。菜の花とのコラボはさすが見事である。
 幸手権現は桜、菜の花のあと、6月にアジサイ、夏にヒマワリ、秋には曼殊沙華が咲く。約1時間写真を撮り、幸手から4号線を走り、利根川を渡って左へ、354号線を古河へ向かう。
 最後の古河公方公園(古河総合公園)へ。ここは1800本のハナモモが綺麗だったが、見事な柳の木もあった。1時間滞在し、16:30に古河を出発し、東北道を走って、18:30横浜駅西口に着いた。

 まず、川越の江戸時代から続く古い町並み散策から、写真を見ていただきたい。記述は Wikipedia や小江戸川越ウェブ、それぞれのホームページを参照、引用させていただいた。

000_250402030 X700 川越 町並み 養寿院への路地 G7X.jpg
小雨の降るなか古い蔵造りの町並みを歩く観光客 2025年4月2日 埼玉県川越市

001_250402009 X900 川越 町並み 重文・大澤家住宅 G7X.jpg 1.重要文化財 大澤家住宅
 バスは蔵造りの町並みの北側、札ノ辻交差点付近の駐車場に入った。あまりゆっくりもできないので、蔵造りの町並みを南へ歩くことにした。札ノ辻から100mも行かないところに、この大澤家住宅があった。明治26年(1893年)の川越大火の焼失を免れた川越最古の蔵造りで、現存する関東地方最古の蔵造りだそうだ。平成元年(1989年)より5年間を費やし大規模な修理が行なわれ、創建当時の姿に甦ったという。現在は小松屋民芸店になっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO250 )
002_250402011 X900 川越 町並み 笛木醤油 G7X.jpg 2.川越まつり会館
蔵造りの街の通りの右側を歩く。すぐ右側に「川越まつり会館」があった。wikipediaに」よれば、国の重要無形民俗文化財に指定され「関東三大祭」の一つである「川越氷川祭」(川越まつり)に関する資料を展示し伝統を保存するために2003年(平成15年)9月28日に開館したという。建築は川越の蔵造りの街がデザインされていた。中を覗いてみたが、見学は割愛した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 )
003_250402012 創美 川越 町並み 路地 G7X.jpg 3.設計施工・リフォームの会社
蔵造りの町並みは路地を入ってもなかなか興味ある店がある。写真は正面に養寿院というお寺のある路地に入ったところで見た、壁に架けられた札だ。この店は、蔵造りの町並みの通りに面して店を構える設計施工・リフォームの店だった。書かれていることを読んでみるとそれらしいことが書かれている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2000 )
004_250402013 X900 川越 町並み 路地のうどんや G7X.jpg 4.路地のうどん屋
「川越の古民家をリノベーションしたうどん屋です」とあった。隣の設計施工・リフォームの建物と棟続きのようだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 )
005_250402016 X900 川越 町並み 路地突き当り 養寿院  G7X.jpg 5.養寿院
その路地の正面に養寿院というお寺があった。閑静なお寺で観光客は誰もいない。曹洞宗に属し山号を青龍山という。寛元2年(1244年)、秩父平氏の末裔、河越次郎経重公 (遠江守)が開基となり、大阿闍梨圓慶法印が開いた古刹であるとのこと。クレーンに乗った人が、参道のわきに立つ大きなイチョウの木の手入れをしていた。本堂には、河越氏が新日吉山王宮に奉納した銅鐘(国指定重要文化財)があり、銅鐘に刻まれた"河肥"の文字は、川越の歴史上とても価値の高いものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 )
006_250402018 X900 川越 町並み 路地突き当り 養寿院  G7X.jpg 6.養寿院山門 「不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)」
右側に立つ「不許葷酒入山門」は、禅宗の寺院の山門の前にある看板や石碑に書かれている文言。臭いの強い野菜やお酒を寺に持ち込むことを禁止していることを意味する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO500 )
007_250402019 X900 川越 町並み 路地突き当り 養寿院  G7X.jpg 7.養寿院 境内と本堂
ニンニク、ニラ、酒は朝から口にしていないので、境内に入った。よく手入れされた境内と、立派な本堂があった。本堂には、河越氏が新日吉山王宮に奉納した銅鐘(国指定重要文化財)があり、銅鐘に刻まれた"河肥"の文字は、川越の歴史上とても価値の高いものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO200 )
008_250402023 X900 川越 町並み 養寿院前 G7X.jpg 8.鯉を見守る大きな猫のオブジェ
蔵町通りから養寿院に入って来る路地と、菓子屋通り角に、写真のような水路を泳ぐ錦鯉を見守るユニークなオブジェがあった。たしかそこはカフェだったように思うが、定かには思い出せない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 )
009_250402027 X900 川越 町並み 養寿院への路地 G7X.jpg 9.養寿院門前から蔵通りを見る
この道は菓子屋通りから、蔵通りのメインストリートへ抜ける路地である。ユニークな消火栓の蓋があった。日本のデザインマンホール蓋は、「路上のアート」と呼ばれ、国内だけでなく海外からも注目されているそうだ。ただこれは消火栓の蓋だが。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 )
010_250402033 X900 川越 町並み 曹洞宗長喜院 G7X.jpg 10.曹洞宗長喜院
蔵通りへ戻り、さらに南へ歩くと、右側の路地を入ったところに、曹洞宗長喜院というお寺があった。長喜院は、鎌倉時代後期の天文19年(1550年)に創建された。山号は冷月山という。観光のお寺ではないので案内板などは無いが、川越と共に歩んできた歴史あるお寺だという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 9mm ISO400 )
011_250402037 X900 川越 町並み 曹洞宗長喜院 苦行の釈迦 G7X.jpg 11.苦行の釈迦
本堂の前で手を合わせお参りした後、左側を見るとこの像があった。悟りを開くために苦行をする釈迦の姿だそうだ。苦行のためやせ細った身体とは対照的に目は凛然としている。ラホール美術館所蔵の原寸大レプリカだそうで、インドのソーラ・パーマ氏による1986年制作と書かれていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO250 )
012_250402042 X900 川越 町並み Resona Koedo Terrace G7X.jpg 12.りそなコエドテラス 国登録有形文化財 旧八十五銀行本店本館
蔵通りのほぼ中ほどだろうか、長喜院の路地から出たその向かい側に、ひときわ大きな立派な建物があった。この建物は、埼玉りそな銀行 旧川越支店で、登録有形文化財の利活用を通じ、「りそな コエドテラス」として、2024年5月15日にGRAND OPENした。産業創出・育成支援や地域の魅力を伝える川越、埼玉のブランディング拠点の発信に貢献する施設だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 )
013_250402047 X900 川越 町並み 歯科医院本日休診 G7X.jpg 13.県内初の百貨店 旧山吉デパート
「山吉呉服店」は、1923(大正12)年、この店蔵の裏に木造3階建ての洋館を建設し、県内初の百貨店「山吉デパート」を開業した。1936年(昭和11)には、店蔵部分を、明治・大正・昭和と活躍した建築家・保岡勝也設計のビルに改築している。丸の内の赤煉瓦オフィス街を初め多くの住宅建築を手がけているとのこと。今は1階が保刈歯科医院になっている。川越のこういう大正ロマン的建物も良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 )
014_250402044 X900 川越 町並み G7X.jpg 14.アートカフェ・エレバート 旧田中家住宅
この建物は、市の指定文化財「田中家住宅」。大正4年に建てられた川越最古の洋風建築だそうだ。路に面した店舗は「桜井銃砲店」といい、その奥が住居として設計された。店舗部分はその後、故・田中利明氏が収集していた川越出身の芸術家の作品や地場織物「川越唐桟」などを展示する美術館として活用され、美術館が閉館になったのち、この場所を引き継いだのが写真の「アートカフェ エレバート」だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO125 )
015_250402051 X900 川越 町並み G7X.jpg 15.市指定有形文化財「原家住宅」
この大きな蔵造りの建物は、長喜院の参道と一番街の通り(蔵造りの町並み)に面する角地にある。川越大火直後の明治26年に、元々は呉服商を営む山本平兵衛が建てた蔵造りである。現在は「陶舗やまわ」が店を構え、地元陶芸作家の作品などがところ狭しと並んでいる。よく屋根を見ると「山本」と書かれた瓦があり、当時を物語っているようだ。原家とのかかわりが良くわからなかったので、ChatGPTに尋ねてみたところ、明治26年に山本平兵衛が呉服商として蔵造りの建物を新築した。その後、この建物は「原家」の所有または使用となり、一定期間にわたりこの家族が実際に住居や店舗として利用したのだそうだ。文化財の名称として「原家住宅」となっているのは、所有・使用が長期にわたった原家の名を取り、「原家住宅」として市指定有形文化財に登録されたとのこと。代々呉服や雑貨などを扱う商人として栄えた家系である原家が実際に所有・使用していた住宅であるとのこと。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO125 )
016_250402052 X900 川越 町並み 時の鐘 G7X.jpg 16.時の鐘
ここで、川越の街のシンボルである、時の鐘をまだ見ていないなと思い、その場所を探したところ、ちょっと来すぎてしまっていた。札ノ辻から南へ蔵の街の通りの右側を歩いてきたが、時の鐘は左側にある路地を入ったところだった。時の鐘とは、鐘楼(時計台)である。建物は、川越市指定有形文化財に指定されている。3層構造の塔で、高さは16mある。古くは鐘撞きが決まった時間に時を知らせていたが、現在では自動で1日4回(午前6時、正午、午後3時、午後6時)川越城下に時を知らせているという。時計を見ると12時半だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO125 )
017_250402055 X900 川越 町並み 時の鐘 G7X.jpg 17.時の鐘 薬師神社
時の鐘の正面から奥を見ると薬師神社という神社があった。時の鐘をくぐると薬師神社の境内になっていて、神社は病気平癒、特に眼病に対してご利益があるとされる。時の鐘は江戸時代の寛永年間に川越藩主・酒井忠勝によって建設されたのが始まりであるが、火災によりたびたび焼失しており、「武蔵三芳野名勝図会』」によれば、1654年(承応3年)正月には川越藩主の松平信綱が椎名兵庫に命じて新たな鐘を鋳造させたといわれる。また、甲斐国都留郡を支配する谷村藩(現在の山梨県都留市谷村)主の秋元氏が川越藩に転封され、谷村城下の鐘が川越に持ち込まれた。この鐘は1694年(元禄7年)7月に谷村城下の鋳物師が鋳造したものであるといわれている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO125 )
018_250402062 X900 川越 町並み G7X.jpg 18.蔵造りの町並み
札の辻の近くまで戻ってきた。歩いてきた南の方を眺める。この日は平日で、しかも天気が悪いので、観光客は比較的少なかった。外国からの観光客の姿もあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 21mm ISO125 )
019_250402070 X900 川越 菓子通り G7X.jpg 19.菓子屋横丁
色とりどりのガラスが散りばめられた石畳の道に、約30軒程度の菓子屋などがひしめく川越の有名なスポット「菓子屋横丁」だ。札ノ辻の交差点を西へ行く通りである。そんな中にちょっと変わった店があった。店は川越小江戸の古民家を改装したコーヒー・ショップなのだが、ショー・ウィンドウに凝ったスピーカーが並び、LPレコードの懐かしいジャケットが飾られていた。この街はまだまだ見たいところがある。実は5月末にもう一度川越を訪れる機会がある。その時の楽しみに残しておこう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 )

2025年5月12日

横浜緋桜と絞りのハナモモ 帷子川周辺 2025年3月28日 横浜市保土ヶ谷区

昨日は郵便局への行き帰りに、近所の春の花を撮ってきた。
 きょうは(3/28)は、帷子川のヤマザクラ、横浜ビジネスパークのソメイヨシノ、その近くの神戸町の公園に咲くヨコハマヒザクラを見にいってきた。

 帷子川河畔に植えられたヤマザクラは、まだ満開には至っていなかったが、神戸第二公園の横浜緋桜は、木の数は少ないがいっぱい花をつけていた。帷子小学校に咲くソメイヨシノはほぼ満開でびっしり花をつけていた。春爛漫である。

000_250328118 X700 帷子小学校 染井吉野 Z50 Z18-140.jpg
帷子小学校の染井吉野は満開 2025年3月28日 横浜市保土ヶ谷区

001_250328002 X900 帷子川 ヤマザクラ G7X.jpg 1.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -1
帷子川の遊歩道に植えられているのはソメイヨシノではなくヤマザクラだ。Wikipediaによるとヤマザクラは、日本の固有種で、日本に自生する10もしくは11種あるサクラ属の基本野生種の一つ。古来日本人に最もなじみが深かったサクラであり、江戸時代後期にソメイヨシノが開発されて明治時代以降に主流になるまでは、花見の対象と言えば主にヤマザクラであったそうだ。見たところ、花はひときわは白い。まだ、満開にはもう少し時間が掛かりそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
002_250328004 X900 帷子川 ツバキ八重 G7X.jpg 2.八重のヤブツバキ(藪椿)
八重のツバキの花びらは、梅の「思いのまま」の旗弁と同じことなのかと思った。ChatGPTで聞いてみたところ、旗弁ではなく、「花弁化した雄しべ」ということだった。花弁の数が通常よりも多くなり、雄蕊が花弁化して、変化した花弁は「変化弁」や「花弁化した雄蕊」と呼ばれるが、これは旗弁とは別の概念だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_250328008 X900 帷子川 モモ咲き分け G7X.jpg 3.ハナモモの絞り -1
一本の木に白、赤、紅白の絞り模様の花を咲かせる品種のことで、この品種は、源平(げんぺい)といい、「赤」「白」「紅白の絞り」の花を咲き分ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_250328013 X900 帷子川 ヤマザクラ Z50 Z18-140.jpg 4.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -2
ヤマザクラは花と同時に葉が出てくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒52mm ISO220 )
005_250328017 X900 帷子川 ヤマザクラ Z50 Z18-140.jpg 5.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -3
ヤマザクラは野生種で数も多いため、同一地域の個体群内でも個体変異が多く、開花時期、花つき、葉と花の開く時期、花の色の濃淡と新芽の色、樹の形など様々な変異があるとされている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒58mm ISO200 )
006_250328030 X900 帷子川  ヤマザクラ  Z50 Z18-140.jpg 6.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -4
高層住宅を背景のヤマザクラは、白い花が咲き、緑の葉が伸びる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒26mm ISO220 )
007_250328038 X900 帷子川 ヤマザクラ Z50 Z18-140.jpg 7.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -4
ヤマザクラの花の数は、ソメイヨシノほど密には咲かないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.2 1/640秒34mm ISO220 )
008_250328057 X900 帷子川 ヤマサクラ Z50 Z18-140.jpg 8.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -5
枝は遊歩道に傘のように伸び、帷子川に差し掛ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒72mm ISO380 )
009_250328062 X900 帷子川 チューリップ Z50 Z18-140.jpg 9.白いチューリップ
帷子川沿いの高層住宅階下の小さな花壇で白いチューリップが咲いていた。今年はチューリップを見る機会が多い。チューリップ畑や公園が「映える」スポットとして注目されており、SNSで取り上げられる機会も多いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/800秒140mm ISO200 )
010_250328063 X900 帷子川 スズランスイセン Z50 Z18-140.jpg 10.スズランスイセン
昨日も近所の公園でこの花を見た。今春はこの花を見かけることが多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO280 )
011_250328065 X900 帷子川 ラッパスイセン Z50 Z18-140.jpg 11,ラッパスイセン(喇叭水仙)
Wikipediaによれば、ラッパスイセンはヒガンバナ科だそうだ。種子から育ち、発芽してから開花するまでには5年から7年を要する一方で球根からも育てることが可能である。鮮やかな黄色である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO220 )
012_250328073 X900 YBP Z50 Z18-140.jpg 12.YBP(横浜ビジネスパーク)の桜
相鉄線の高架わきのYBP(野村不動産が所有するビジネスセンター)沿いの道路沿いにソメイヨシノが植えられている。今年はあまり勢いがない。これからなのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO500 )
013_250328080 X900 YBP 横浜彼岸 Z50 Z18-140.jpg 13.ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜) -1
YBPの星川寄りにある神戸町第二公園に数本の横浜緋桜が植えられている。Wikipediaによればヨコハマヒザクラは、1972年(昭和47年)頃、神奈川県横浜市港北区在住の園芸家により、カンヒザクラと、オオシマザクラとタカネザクラの交雑種のケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)とを交配して作られた。1985年1月23日に種苗法に基づき観賞樹として品種登録された。色が濃く一重である。ソメイヨシノと同様に、葉が出る前に花が咲く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f10 1/500秒18mm ISO220 )
014_250328092 X900 神戸町第二公園 横浜緋桜 Z50 Z18-140.jpg 14.ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜) -2>
ヨコハマヒザクラには、花の形状は同様で開花時期が異なる3つの品種があり、育成地である横浜では早咲きは概ね3月20日頃、遅咲きは4月10日頃から咲きはじめる。学校の入学式の時期に満開を迎えたい場合では、中間咲きの品種が選ばれる。開花時期を調整できる特徴から、ソメイヨシノの前後に咲くようにヨコハマヒザクラを植えることにより長期間花見を楽しむことができる。(wkipediaを参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒105mm ISO360 )
015_250328098 X900 神戸町第二公園 モモ 絞り八重 咲き分け Z50 Z18-140.jpg 15.ハナモモの絞り -2
神戸町の公園には、ハナモモの八重咲の絞りの花が咲いていた。1本の木で深紅、ピンクそして、紅白しぼりの花を咲かせていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒120mm ISO320 )
016_250328104 X900 神戸町第二公園横浜緋桜 Z50 Z18-140.jpg 16.ヨコハマヒザクラ -3
この木はまだまだ蕾を多く持っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒91mm ISO250 )
017_250328120 X900 帷子小学校 染井吉野 Z50 Z18-140.jpg 17.ソメイヨシノ -1
今は高架になったが、前はフミキリがあった。傍にソメイヨシノが咲くが、ほぼ満開だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO250 )
018_250328122 X900 アカバナトジワマンサク Z50 Z18-140.jpg 18.ベニバナトキワマンサク
細長い4枚の花弁の花を咲かせる。花の色は、基本種はごく薄い黄色であるが、紅色の変種であるベニバナトキワマンサクが好んで栽培されるようだ。舞岡公園では黄色とオレンジ色、小石川植物園では白い花のトキワマンサクを見てきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒99mm ISO220 )
019_250328126 X900 峯小学校 ビワ Z50 Z18-140.jpg 19.ビワ(枇杷)の新芽
自宅近くに戻ってきた。小学校の敷地内でビワの木が新芽を出していた。初夏、その大きな葉陰に楽器の琵琶に似た形をした一口大の多くの甘い実がなり、黄橙色に熟す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒68mm ISO250 )
020_250328130 X900 峯小学校 ソメイヨシノ Z50 Z18-140.jpg 20.ソメイヨシノ -2
小学校のソメイヨシノはまだ三分咲き程度だ。開花も少し遅かった。入学式の頃は満開になるのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/640秒81mm ISO200 )

2025年5月 9日

自宅近くに咲く春の花 2025年3月27日 横浜市保土ヶ谷区

20日を過ぎて暖かい日が続いている。この日も良い天気だった。気温も20℃を越えている。24日には東京の桜開花宣言があった。平年並みだそうだ。

 郵便局へ行く用事があったので、G7Xをピケットに入れて、いつもの道を歩く。春の花の写真を撮ろうと気を付けて歩いていると、こんなところに植えられていたのだと気が付く。

000_250327028 X700 峰岡公園 シロバナスイセン G7X.jpg
葉に毒があるシロバナスイセン 2025年3月27日 横浜市保土ヶ谷区

001_250327001 X800 峯小学校裏 ヤマザクラ G7X.jpg 1.ヤマザクラ
小学校の敷地の裏手で毎年咲くヤマザクラはまず葉を出し、そして白い花を咲かせる。開花もソメイヨシノより早いが、遅くまで咲いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 )
002_250327002 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ老木 G7X.jpg 2.古木のソメイヨシノが開花
小さな公園の老齢のソメイヨシノの枝先に花が咲き始めた。まさしく開花宣言の日だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1250mm 15mm ISO125 )
003_250327004 X900 峰岡公園 ユキヤナギ G7X.jpg 3.ユキヤナギ(雪柳)
目立たないが、公園の隅の方でユキヤナギが咲いていた。ユキヤナギも春に咲く花の代表だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1250mm 15mm ISO125 )
004_250327008 X900 峰岡公園 コブシ G7X.jpg 4.コブシ -1
公園の一角には、コブシの木がある。和名の由来は、蕾の形を握りこぶしに見立てたとする説や、ぼこぼこした果実(集合果)の形を握りこぶしに見立てたとする説などがある。ハクモクレンに似るが、ハクモクレンの花は完全には開かい。コブシは前開する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5、6 1250mm 22mm ISO125 )
005_250327013 X900 峰岡公園 エドヒガン G7X.jpg 5.コヒガンザクラ(小彼岸桜)
2週間前に見たときは、まだ数輪の花をつけていただけだったが、ほぼ満開で、見事に咲いていた。マメザクラと、エドヒガンの雑種と推定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5、6 1250mm 22mm ISO125 )
006_250327016 X900 峰岡公園 コブシ G7X.jpg 6.コブシ -2
もう1本コブシの木があった。遠くから眺めるとまっ白く見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1250mm 37mm ISO125 )
007_250327018 X900 峰岡公園 モモ G7X.jpg 7.ボケ(木瓜) -1
小さな公園のグランドの反対側には、住んでいらっしゃる方々が手入れしていいる花壇があるが、ボケが綺麗に咲いていた。別名をシドミというらしい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1250mm 32mm ISO125 )
008_250327021 X900 峰岡公園 シベリアサクラ G7X.jpg 8.シベリアザクラ
正式にオヒョウモモというらしいが、そう表現する人は極めて少ないという。増殖力が強く、地表付近・周りの根から多数の新芽を出してくるそうだ。色が濃い。ハナモモのようにも見える。中国北部原産で、十勝地方に多く植えられているといい、シベリアには自生していないそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1250mm 37mm ISO125 )
009_250327023 X900 峰岡公園 ボケ G7X.jpg 9.ボケ(木瓜) -2
深紅に黄色い蕊が強いコントラストで、鮮やかだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1250mm 37mm ISO125 )
010_250327024 X900 峰岡公園 シロバナスイセン G7X.jpg 10.シロバナスイセン(白花水仙)
ちょっと変わったスイセンの花が植えられていた。PictureThisで検索すると、シロバナスイセンといい、白い花を咲かせるスイセンの一種だそうだ。ペーパーホワイトとも呼ばれる。平安時代に日本に渡来した多年草で、道端で見かける黄色いニホンズイセンとは違う。葉はニラに似ているが、毒があるため注意が必要だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1250mm 11mm ISO125 )
011_250327030 X900 峰岡公園 スズランスイセン G7X.jpg 11.スズランスイセン(鈴蘭水仙)
スノーフレークと言われ、wikipediaによれば、和名はオオマツユキソウ(大待雪草)、別名をスズランスイセン(鈴蘭水仙)という。花期は春で白いスズランのような花が咲く。花弁の先端には緑の斑点がある。ChatGPTに尋ねて見ると、世界には3万種のスイセンの品種(園芸品種)があるという。スイセンは園芸的には、トランペット咲き、大杯咲き、小杯咲き、房咲き、八重咲きといった大きく13の系統に分類されるという。日本に自生するスイセンの代表は ニホンズイセンで、中国から伝わったものが野生化した説もあるが、現在は日本各地(特に海岸沿い)で自然に群生している。完全な「日本原産」というわけではないものの、日本の風土に適応して独自の群生地ができているため、ある意味"日本のスイセン"とも言えるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1250mm 12mm ISO125 )
012_250327034 X900 峰岡公園 ボケと鉄棒 G7X.jpg 12.ボケ(木瓜) -3
ブランコの少年とボケ。もうちょっと大きく漕いでいてくれていればよかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1000mm 37mm ISO160 )
013_250327036 X900 保土ヶ谷区区役所 ハナカイドウ G7X.jpg 13.ハナカイドウ(花海棠)
郵便局の先の区役所まで行って見た。ハナカイドウが咲いていた。中国原産。別名はカイドウ、スイシカイドウ、ナンキンカイドウと呼ばれる。バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木だそうだ。花が咲いた後のリンゴに似た直径2cmほどの小さな赤い実は、食することができるという。しかし、雄蕊が退化している花が多いため、めったに結実しないそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1000mm 37mm ISO160 )
014_250327038 X900 保土ヶ谷区 アーモンド G7X.jpg 14.アーモンド
何という桜かと思った。アーモンドはバラ科サクラ属だ。Wikipediaによれば、日本では古くはヘントウ(扁桃)と呼ばれ、その名のとおりアンズ、モモやウメの近縁種で、梅などに似た果実をつける。スイート種(甘扁桃)とビター種(苦扁桃)があり、食用にされるのはスイート種である。スイートアーモンドには100以上の品種があるとされるが、食用とされる主な品種は、ノンパレイユ、カリフォルニア、カーメル、ミッション、ビュートなどだそうだ。ローストしてそのままや塩味をつけて食べるほか、スライスしたり粉末にしたりしたもの、粉砕してペースト状にしたものを、料理や洋菓子の材料にする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1250mm 17mm ISO160 )
015_250327042 X900 星川駅前 モモ G7X.jpg 15.ハナモモ(花桃)
ハナモモとは、観賞用に改良された桃の花のことで、3月から4月にかけて開花し、鮮やかなピンクや赤、白の花を咲かせる。食用とするモモとは区別して、花を強調して「ハナモモ」と呼ぶ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1250mm 16mm ISO125 )
016_250327048 X900 保土ヶ谷区役所 モモ G7X.jpg 16.街路樹のハナモモ
ハナモモは横浜市保土ヶ谷区の木に選定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1250mm 9mm ISO125 )
017_250327053 X900 保土ヶ谷区役所 コブシ G7X.jpg 17.コブシ -3
区役所の前の通りに、街路樹としてコブシが植えられ、満開になっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1250mm 37mm ISO125 )

2025年5月 5日

春 3月の日比谷公園 2025年3月21日 東京都千代田区 日比谷公園

梅の季節が終り、日比谷公園は3月に入って20日間ほどが経つが、第一花壇に植えられていいるパンジー以外は目立った花は咲いていない。
 この日は月1回の五七五の会の句会のある日だ。昨年の7月以来、その句会の日に毎月小一時間ほど日比谷公園を歩くことにしてきた。

 この日も暖かい良い天気だった。日比谷公園の噴水広場のバリアフリーかプロジェクトに伴い、今月から大噴水を含め既存建造物の撤去作業が始まっていた。撤去作業は今年の6月ごろに完了するようだが、そのあとはどうなるのだろうか?
 ChatGPTに尋ねて見たら、再建計画が進行中であることが分かった。東京都は、老朽化した既存の大噴水を撤去し、その形状やスケールを継承した新たな噴水を整備する方針を示しているそうだ。

000_250321061 X700 〇芝庭広場 日比谷公園 G7X.jpg
芝庭広場 大噴水撤去工事現場の囲いが施されている 2025年3月21日 東京都千代田区 都立日比谷公園

001_250321001  X900 幸門 日比谷公園 G7X.jpg 1.幸門と日比谷公会堂
日比谷公園には、この「幸門」から日比谷通りを行くと「新幸門」、「日比谷門」、日比谷交差点の交番前の「有楽門」、左に折れて晴海通りに面して「桜門」、祝田通りとの交差点に「祝田門」、そして、左に折れて祝田通りをしばらく進むと雲形池に近い「霞門」、かもめの広場のある「西幸門」に至る。左に折れて国会通りを南西に進むと「中幸門」があって、日比谷通りとの交差点の「幸門」に戻る。計9っの門がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
002_250321004 X900 日比谷門 日比谷公園 G7X.jpg 2.日比谷門
ここから日比谷公園に入ると、芝庭広場や松本楼に近い。東京メトロ、都営地下鉄三田線の入り口がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_250321012m X900 〇日比谷通り 日比谷公園 G7X.jpg 3.日比谷通り
日比谷通りを有楽門に向かって歩く。ピンクのツバキの花が歩道に張り出していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_250321023 X900 〇日比谷交差点 日比谷公園 G7X.jpg 4.スズメ
有楽門の交番の前にある交差点をお濠の方へ渡る途中で、ご婦人がしゃがみ込んで写真を撮っていた。何かと思ってレンズの先を見るとスズメが10羽ほど群れている。最近はスズメの数が減っているという。何でこんなところに群れているのだろうかと思った。昨夜の酔っ払いの吐しゃ物でもあったのか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
005_250321026 X900 〇日比谷交差点 日比谷公園 G7X.jpg 5.日比谷掘
右手の通りが日比谷通りで、正面に見えるのは馬場先門だ。今日は澄み切った空で良く見える。お濠は日比谷交差点のところで直角に祝田橋(写真の左方向)へと曲がる。2月に来た時に、お濠にヨシガモがいたので、まだいるかと見に来たが、すでに北へ去っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
006_250321035 X900 心字池 日比谷公園 G7X.jpg 6.心字池
有楽門から日比谷公園へ戻り、心字池へ行った。ここはかつて江戸城の日比谷見附があって、そこにあったお濠を「心字池」という形体で残し、また石垣の一部も残されている。心という字の形をしている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
007_250321040 X900 〇第一花壇 日比谷公園 G7X.jpg 7.第一花壇の花 -1
第一花壇に植えられている花は、パンジーかと思ったが、これは違うようだ。ビオラかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 18mm ISO125 )
008_250321045 X900 〇第一花壇 日比谷公園 G7X.jpg 8.第一花壇の花 -2
ペリカン噴水のそばの花壇である。ここもスミレ属の花が咲いている。パンジーか、ビオラか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
009_250321053 X900 〇ルーパ ロマーナ 日比谷公園 G7X.jpg 9.ルーパ・ロマーナ
この像はイタリアのローマ市にある幼子に乳を与える狼の像、ルーパ・ロマーナ(ローマの雌狼)のレプリカで、戦前の1937年(昭和13年)にイタリアから東京市に寄贈されたものだそうだが、1937年と言えば、前年に日本とドイツとの間で締結した日独防共協定にイタリアが加わり、日独伊三国防共協定が結ばれた年である。この像は、ローマ建国の伝説に登場する「狼の乳を吸うロムルスとレムス」が、この「ルーパ・ロマーナ像」なのだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO200 )
010_250321055 X900 〇梅林 日比谷公園 G7X.jpg 10.梅林
先月来た時には、約50本あるという紅梅や白梅が咲いていたが、梅は完全に終わってしまっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO200 )
011_250321060t X900 〇大噴水工事 日比谷公園 G7X.jpg 11.大噴水撤去工事
日比谷公園の大噴水の再整備計画が始まっている。東京都は、老朽化した既存の大噴水を撤去し、その形状やスケールを継承した新たな噴水を整備する方針を示している。この再整備は、バリアフリー化を含む「都立日比谷公園再生整備計画」の一環として行われている。撤去工事は2025年1月下旬から6月上旬までを予定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
012_250321066 X900 かもめ広場芝庭広場 日比谷公園 G7X.jpg 12.噴水の向こうのビル群
そろそろ句会へ行く時間になった。いつものように西幸門へ向かう。晴天の下、かもめの広場で勢いよく吹きあがる噴水の向こうに都会のビル群が霞む。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 14mm ISO125 )

2025年5月 2日

2月の日比谷公園 梅林と蝋梅 2025年2月21日 東京都千代田区日比谷公園

3月に日比谷公園を歩いた時の記事をアップしようとしていたところ、2月に日比谷公園の梅園を見にいった時の記事をアップするのが抜けていたのに気が付いた。
 原稿は残っているので、以下、遅ればせながら2月の記事を先に掲載したい。

 毎月行われている五七五の会の2月句会が始まる前に小1時間日比谷公園を散策した。アオノリュウゼツランが開花した昨年7月から、毎月同じように句会の前に日比谷公園を歩いている。ただ、昨年8月は、句会開始前は雨が降っていたので散策を断念せざるを得なかったが、句会が終わった後に、ほとんど雨が止んだ公園を歩いた。それ以外、幸いにも雨に降られたことが無い。2月21日も良い天気だった。

 2月は梅林を見て、まだ咲いていれば蝋梅を見て来ようと思っていた。梅林は大噴水と草地広場の間にあり、それほど規模は大きくはないが、白梅と紅梅が50本ほど植えられているという。蝋梅の在りかについてサービスセンターで尋ねたところ、霞門のすぐそばに2本ほどあると教えてくれた。

 大噴水の老朽化の改修工事に併せて、大噴水・小音楽堂周辺エリアの整備が予定されている。2025年3月着工が予定されているが、その周辺の工事が始まっていた。

000_250221012 X700 〇日比谷公園 G7X.jpg
改修工事が始まろうとしている大噴水 2025年2月21日 東京都 日比谷公園

001_250221008 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 1.にれのき広場
幸門から入った。日比谷公会堂を背に芝庭広場を見渡すとその手前に「にれの木広場」がある。前にも書いたが、ここにあったニレノキはすべて伐採され、今はない。芝には広場を見渡す両側に大きなプラタナスノキが立っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
002_250221018 X900 日比谷公園 G7X.jpg 2.はにわ
まず梅林を見ようと思い、松本楼の方へ向かって歩く。その松本楼の近くに二体の人物埴輪と家形埴輪があった。この埴輪は日比谷公園と宮崎県立平和台公園が、昭和40年(1965年)に姉妹公園となったことを記念して、特別史跡西都原古墳群など、多くの古墳がある宮崎県から贈られたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 14mm ISO125 )
003_250221021 X900 〇梅園 日比谷公園 G7X.jpg 3.梅林
サービスセンターの前を通る車馬道の向こうに梅林があった。それほど広くはないが、咲き始めた紅梅と白梅が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 23mm ISO250 )
004_250221028 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 4.白梅
梅の品種についてはわからない。幹には札が下げられておらず、見て同定できる知識は無い。ネットで品種に関する情報があるかいろいろ探してみたが、ヒットしなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 )
005_250221032 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 5.紅梅 -1
紅梅はまだ、五分咲きというところだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
006_250221033 X900 ◎日比谷公園 G7X.jpg 6.紅梅 日比谷通りの向こうの東京ミッドタウン日比谷を背景に
写真は都会の梅林だということを象徴する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO200 )
007_250221041 X900 ◎日比谷公園 G7X.jpg 7.紅梅 -2
早咲きの八重の紅梅のように思う。とすれば、八重寒紅だろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO200 )
008_250221052s X900 ◎日比谷公園 G7X.jpg 8.車馬道に咲く紅梅
この木はまだ三分咲きというところ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO200 )
009_250221070 X900 帝国劇場 日比谷通り G7X.jpg 9.帝国劇場
車馬道をまっすぐ東へ進み、桜門を晴海通りに出てみた。お濠の向こうに日比谷通りに面して帝国劇場が見えた。帝国劇場の開設は1911年で、いまの劇場は1966年に竣工した2代目だという。半世紀以上にわたって演劇やミュージカルの上演で親しまれてきたが老朽化のため今月で休演し、建て替えられることが決まっている。東宝のホームページを見ると、新しい帝国劇場の設計者は、小堀哲夫/建築家・法政大学教授 だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO250 )
010_250221081 X900 ◎お濠 ヨシガモ G7X.jpg 10.ヨシガモとオオバン
お濠にはヨシガモがいた。始めて見る水鳥だった。アジア大陸の北部に分布・繁殖し、体長50cmほど。冬には東南アジアの温帯・熱帯へ渡る。日本では冬鳥で、全国で記録されており、湖沼、河川、海岸などに生息している。これは♂のようで、♀は全体が褐色で黒褐色の斑がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 )
011_250221083 X900 有楽門 日比谷公園 G7X.jpg 11.有楽門
日比谷通りと晴海通りの角の日比谷公園の門である。公園の一番東側にある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 11mm ISO250 )
012_250221091 X900 〇小音楽堂 日比谷公園 G7X.jpg 12.小音楽堂
小音楽堂は大噴水の側から見ることが多かったが、これは第一花壇側から見たところである。咲にも記したが、の老朽化した大噴水の改修工事に併せて、大噴水、小音楽堂周辺エリアの整備が予定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
013_250221099 X900 ◎ロウバイ 霞門 日比谷公園 G7X.jpg 13.まだ咲いていたロウバイ
少し遅いかなと思ったがロウバイはまだ咲いていた。透き通るような薄黄色が好きだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO250 )
014_250221107 X900 ◎ロウバイ 霞門 日比谷公園 G7X.jpg 14.ロウバイ 官庁街を背景に
ロウバイは祝田通りに面した霞門の傍に植えられていた。2本しかない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO250 )