2022年7月14日

隠居の旅行:久しぶりのドライブ

県民割を利用して、温泉に入りに行った。先月くらいからか、県民割の拡大版で近畿地方なら、どの県に行っても、割引が利用できるようになった。それで、以前にも泊まったことのある和歌山の田辺に行くことにした。
 いろいろな手引きがあって利用方法がもう一つよくわからなかったが、県民割の適用を受けているホテルなら、旅行サイトの案内(楽天トラベルを利用したが)には、県民割を反映した価格が提示されているので、普通に予約すればいいだけである。チェックイン時に、住所確認、ワクチン接種もしくはPCR検査陰性の証明が必要であるが。我々の場合、料金の5千円(一人)引きとひとり2千円分の地方クーポンがもらえた。ただ、使えるのはもらってから2日間ということで、ホテルでの土産購入に使ったようだが。
 毎日忙しくしている息子夫婦もなんとか休みをとれそうというので、久しぶりの親子旅行となった。我々老夫婦は、チェックインもまだできない時間に宿について、車の中で睡眠を摂ったり、近くの海岸まで散策したりしてた。思ったより暑くなく、むしろ海風が心地良いほどだった。とにかく、時間は無駄遣いができる身分だ。
 翌日、私の車をホテルの駐車場に置かせてもらって、息子の運転で白浜観光にでかけた。伴に子供はいないので、パンダのアドベンチャーワールドは避けて、嫁が行ったことがないという千畳敷と三段壁に行くことにした。白浜は、盛夏の賑わいないものの、いつも賑やかだ。
 三段壁の駐車場から展望台までの道すがら、歓迎をしてくれるように「モンキアゲハ」がひらひらと一頭紫陽花とハマユウの花の上を舞ってくれた。

DSC00342.JPG 2022/7/11 ホテル&リゾーツ タナベ(和歌山田辺)
我々の部屋は、9階だった。ホテルは津波時の避難場所に指定されているよだ。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
22mm(35mm換算33mm)F9 1/200 
DSC00348.JPG 2022/7/11 浅瀬の突端(和歌山田辺)
この小目津海岸は、潮が引いたときに、かなり海の中まで、浅瀬が続いていた。先端では、釣りをしているようだった。
 海岸奥は5m超くらいの防潮堤が築かれており、その陸側は芝生の公園となっている。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
22mm(35mm換算33mm)F9 1/200 
DSC00340.JPG 2022/7/11 トベラの実(和歌山田辺)
ホテルから海岸に続く歩道には、トベラの木がたくさん植えられており、今浅い緑色の実をびっしりとつけている。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
30mm(35mm換算45mm)F6.7 1/200 
Q0002435.JPG 2022/7/12 9階の客室から(和歌山田辺)
例によって、朝早く目覚めた。残念ながら、曇天だった。日の出は、もっと左の方からだったが。
RICOH GR-2
18mm(35mm換算28mm)F5.6 1/500 
DSC00366.JPG 2022/7/12 千畳敷(和歌山白浜)
千畳敷の向こうには、太平洋が広がっている。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
18mm(35mm換算27mm)F10 1/160 
image0.jpeg 2022/7/12 モンキアゲハ(和歌山白浜)
息子の嫁が素早く iPhone で撮った。とても真似はできない。
iPhone トリミング
DSC00375.JPG 2022/7/12 モンキアゲハ(和歌山白浜)
駐車場から三段壁の展望台に向かう途中、ハマユウへ吸蜜に来た。 帰途探したが、現れなかった。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
210mm(35mm換算315mm)F6.3 1/320 
DSC00376.JPG 2022/7/12 三段壁(和歌山白浜)
この場所には、海外の方が多くあらわれる。 帰途探したが、現れなかった。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
18mm(35mm換算27mm)F9 1/125
DSC00386.JPG 2022/7/12 円月島 (和歌山白浜)
島の浅瀬で遊んでいるようだった。 帰途探したが、現れなかった。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
70mm(35mm換算105mm)F11 1/250


2019年12月 9日

隠居のドライブ:大阪湾一周ドライブ

11月の第3週、前から訪ねてみたいと思っていた南淡路に宿をとった。久しぶりの夫婦での一泊旅行である。
 ルートとしては、湾岸線を伝っていくのが正道であるが、あいにく工事中のため湾岸線の南大阪部分が全面通行止めとひっかった。急ぐ旅でもないので、一番大回りである中国道⇒山陽道⇒明石海峡大橋⇒淡路SA⇒淡路島南IC⇒ホテルのルートをたどった。距離は長いが、道も広く安全度は最も高いと思われた。
 島の真ん中を四国へ続く高速道路が縦断している。目的は、南淡路のホテルに宿泊することなので、寄り道をすることなく、南下する。ホテルの中華レストランがマアマアとの話だったので、昼食はそこでのランチにした。目的のも一つは、渦潮を見ることである。ホテル近くの福良港から出ている観潮船に乗ることにした。最近就航したばかりの日本丸という船である。観潮には、潮の時期が少しずれているらしいが、結構な迫力であった。随分昔に、陸から見た記憶があるが、印象は違ったものだった。Sea Sideの部屋から鳴門大橋あたりに落ちる夕陽は日常を忘れさせた。
 翌朝、バイキングの朝食をゆっくり済ませて、四国に渡ることにした。徳島港から和歌山までフェリーでわたることにした。和歌山港から自宅までの距離は大したことはない。ロング・ドライブでないので老人運転手としてはありがたいコースである。
 旅行してから1ヶ月近くになってしまったが、とりあえず、アップすることにした。歳をとるにつれて、何をするにも時間がかかってしまう。
 久しぶりに、Google Mapを使って、旅行地図を作ってみた。写真には、自分が投稿したもの以外に、同じ場所で投稿されている他人の写真もけいさいされるようだ。除外する方法がわからない。

2019年7月22日

隠居のドライブ:南紀白浜(1)

前から、白浜あたりで一泊して温泉でもつかりたいなと言っていた。ちょうど、白浜に近い南部(梅林で有名なところ)のホテルに、娘家族が泊まることになったので、孫の付き合いに一緒に泊まることにした。
 娘家族の目的であるアドベンチャー・ワールドまで40分ほどのところである。恥ずかしながら、この歳になるまでパンダなるものにあったことがない。TVなんかで見る限り、上野動物園の「シャンシャン」を観るのは大変のようだが、こちらもパンダ目当ての来園者は多いようだが、それほど行列するこなく観ることができた。
 続いて孫娘と観た【イルカショウ】は、今まであちらこちらで観たものと趣向的には変わらないが、トレーナーたちはよく訓練しているようだった。
 その後、昼食前に観た小動物を操るショウは、いろいろな工夫がされていて、いままで味わったことのない内容で楽しかった。トレーナーの苦労が忍ばれる。動物がよほど好きな人でないとできないだろう。
 アドベンチャーワールドは、もともとライオンなどの野生動物を放し飼いにして、人が保護された車に乗ってみて回るという趣向で有名になった動物園である。近くにありながら、この歳になるまでそのような体験なしで過ごしてきた。昼からは、孫と一緒に、ケニア号という園内を一周する列車に乗って、サファリ・ラリーを楽しんだ。
 残って遊具などに乗るという娘家族と別れて、老夫婦は今まで多分一回しか行ったことのない三段壁に寄ってからホテルに向かうことにした。
 翌朝、ホテルの下に見えるプライベートビーチのような砂浜は貸し切り状態だった。海水浴にはまだ早い。
 ホテルは、阪和道を通じて車で2時間弱の位置にあり、混雑する白浜より、いいかもしれない。また、時間を見てきたいと思う。

Q0001931.JPG 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
アドベンチャーワールド入口
日曜日だったが、開演10時10分前は、パンダ目当てのお客が結構並んだ。もっと混むものと思っていたが。広大な駐車場もすぐにある。

RICOH GR-Ⅱ
28.0mm(今回から35mm換算に変えることにした) 1/125 f/4.5 ISO100 EV 0
190616_001.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
パンダ -1
パンダは全部で6頭いる。最近生まれた子供は別棟だから、「永明」か「良浜」だろう。よくよく見れば、区分はできるのだろうが。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
450mm(35mm換算)1/500 f/6.7 ISO6400 EV 0
190616_003.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
パンダ -2
3人兄弟の「桜浜」「桃浜」「結浜」のいづれかと思う。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
180mm(35mm換算)1/200 f/6.3 ISO61600 EV 0
190616_004.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
パンダ -3
ブリーディングセンターで撮ったので、昨年生まれた「永明」と思う。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
150mm(35mm換算)1/200 f/5.6 ISO6250 EV 0
DSC02331.JPG 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
イルカショウ -1
数頭のジャンプをサファリパークを背景にきっちりと撮りたかったが、なかなか難しい。もう再度挑戦するチャンスはないだろうが。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
150mm(35mm換算)1/500 f/5.6 ISO100 EV 0
190616_007.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
イルカショウ -2
イルカと一緒にぐるぐると輪を描いていた。相当の訓練がいるんだろうな。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
2700mm(35mm換算)1/500 f/6.7 ISO125 EV 0
190616_012.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
イルカショウ -3
イルカの泳ぐスピードに乗っている。乗りこなせば快適だろうが・・

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
135mm(35mm換算)1/750 f/6.7 ISO125 EV 0
190616_013.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
アニマルランド・ショウ -1
コツメカワウソに芸を仕込んでいる。ミニブタも訓練してショウに参加せている。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
202mm(35mm換算)1/750 f/6.7 ISO1600 EV 0
190616_015.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
アニマルランド・ショウ -2
フラミンゴも登場した。ユーモラスだ。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
180mm(35mm換算)1/750 f/5.6 ISO1250 EV 0
190616_018.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
サファリラリー -1
シマウマ。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
150mm(35mm換算)1/750 f/5.6 ISO320 EV 0
190616_019.jpg 2019/6/16 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜)
サファリラリー -2
カバ。ライオンもトラもいたが、もひとつ迫力はなかった。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
105mm(35mm換算)1/750 f/5.6 ISO400 EV 0
190616_023.jpg 2019/6/16 三段壁(和歌山県白浜)
南壁
柱状節理がつながっている。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
67mm(35mm換算)1/250 f/8.0 ISO100 EV 0
190616_025.jpg 2019/6/16 三段壁(和歌山県白浜)
北壁
この日は波が穏やかな方なのだろう。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
33mm(35mm換算)1/200 f/13.0 ISO100 EV 0
190616_026.jpg 2019/6/16 三段壁(和歌山県白浜)
展望台
このような欧米人?は少ない。なぜか韓国人が多い。下にある洞窟が有名になっているらしい。

SONYα7Ⅱ+Sigma 18-300mm
30mm(35mm換算)1/350 f/8.0 ISO100 EV 0

2019年4月17日

隠居のドライブ:春爛漫 彦根城

近くに行くことはあるがまだ城内に入ったことのなかった彦根城に出かけることにした。4月12日、大阪あたりより少し遅れて桜が満開らしい。
 スマホの Google マップで所要を見ると片道 2時間くらいだ。その行程はほとんど高速道路なので気は楽だ。
 問題は、駐車場だが、ネットで調べてみると城内に結構あるようだ。それでも、到着が早いのにこしたことはない。あさ、6時半過ぎに自宅を出ると、最近慢性的に渋滞している近畿自動車道の門真JCTあたりで1KM程度の渋滞があっただけで、その他はスムーズに流れた。
 ネットでは、天守閣に一番近い駐車場は、二の丸駐車場で40台駐車できるとあったが、8時40分時点でほぼ満車のようだった。その先にも駐車場の案内がある。誘導されるまま入ってみると未舗装だが、広大な駐車場である。ネットで、彦根城保存用地となっている場所らしい。桜の時期だけ開放しているのかもしれない。一回 400円で一日おいておける。
   駐車場すぐ近くにある大手門橋から、天守閣を目指した。大手門橋あたりの満開の桜は、頭に描いていた城の春だ。
 最近は坂道は段々と覚束なくなってきている。天守閣への坂道は堪えるが、ゆっくり上がれば、和歌山城ほどのことはない。それより、三層になっている天守閣内の上層に上る急な階段の方がきつかった。
 折角来たからと、内堀を巡る屋形船に乗ることにした。1時間に一本でていて、料金は1300である。
 博物館の見学も終えて、案内図で昼食を蕎麦屋(つる亀庵)と決めて中堀の外を歩いた。朝と違って、人が俄然多くなった。昼時とあって15分ほど待たされたが、まあまあのてんぷらとおろし蕎麦ありつくことができた。
 腹ごなしにと少々気になる【夢京橋キャッスルロード】をぶらついてみた。昨秋訪ねた長野松本の中町通りに似た雰囲気である。

彦根城

190412_001.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
彦根城臨時?駐車場
まだ早かったので、ガラガラだった。カメラの記録には、08:44とある。いろいろと歩いて、2時前に、帰ってくるとびっしりと詰まっていた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/350 f/8.0 ISO100 EV 0
190412_002.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
大手門橋左の石垣と桜
朝は早いので、清掃作業が行われていた。彦根城の桜は、地元にとっては、一大観光事業なのだろう。行政挙げての取り組みが感じられる。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0
190412_003.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
内堀を泳ぐ黒鳥
城の堀に黒鳥が1羽いるというが、これがその黒鳥らしい。4羽いる白鳥とともに、飛んで逃げないように、毎年風切り羽を切るらしい。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300mm 1/500 f/6.7 ISO100 EV 0
190412_005.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
天秤櫓と桜
大手門と表門からの道が合流する位置にある。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
28mm 1/45 f/16.0 ISO100 EV 0
190412_009.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
天守撮影スポット
ヒコニャンの人形が置かれている。これと天守をバックに写真を撮る人が多い。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/30 f/16.0 ISO100 EV 0
190412_013.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
天守から琵琶湖方面
天守からは、360度周辺の地域を見渡せる。琵琶湖の向こうは、比良山系である。昨日は寒く雨が降っていたせいか、山頂付近は白く冠雪していた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50mm 1/125 f/22.0 ISO100 EV 0
190412_014.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
西の丸あたりから天守を望む
玄宮園に向かう道から振り返ると桜の向こうに天守が青空に輝いていた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50mm 1/125 f/22.0 ISO100 EV 0
190412_016.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
西の丸あたりから比良山を望む
この時期に比良山の三町が白いのは珍しいのかもしれない。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
55mm 1/90 f/22.0 ISO100 EV 0
190412_020.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
内堀のオオバン
散った桜の花びらに埋もれるように泳いでいた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120mm 1/250 f/5.6 ISO100 EV 0
190412_024.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
白鳥と桜
黒門橋近く。白鳥は4羽いるようだ。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
40mm 1/250 f/9.5 ISO100 EV 0
190412_026.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
玄宮園から天守を見る
この庭園には桜はあまりない。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
35mm 1/90 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_027.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
記念写真撮影
結婚記念の前撮り撮影と思われるカップルがいた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
35mm 1/90 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_029.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
屋形船
12名が座布団に座ると満員になる、小さな電動モータで動く船である。操舵を担当する船頭さんとは別に、史跡を説明してくれるガイドさんが一人乗っている。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/60 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_032.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
堀にかぶさる桜を見る
水面から見上げる堀の石垣とその上に咲く桜は、なかなかの風情がある。表門橋近く。橋は屋形船が通れるように橋げたを広げているところがある。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
45mm 1/250 f/9.5 ISO100 EV 0
190412_039.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
西の丸三重櫓付近く
船はこの辺りでUターンする。キンクロハジロが泳いでいたりする。45分ほどの船からの花見である。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
55mm 1/60 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_049.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
彦根城撮影スポット
博物館の見学も終えて、昼食の場所を求めて観光センターあたりで場所を物色した。カメラマンが多くたむろしている場所がある。ここで撮った一枚。満開の桜と堀の石垣の向こうに、彦根城の天守が見える。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
55mm 1/60 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_053.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
夢京橋キャッスルロード風景
中堀の京橋から続く古い町並みを整備している。彦根は、このようにして観光都市を目指しているようだ。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
35mm 1/90 f/11.0 ISO100 EV 0

2019年2月 8日

隠居の散策:滝谷不動尊(大阪富田林市)

NHK の関西版で、富田林市のサパー・ファームという場所が紹介された。葉牡丹を土手一面にたくさん植えて今年の干支であるイノシシをあしらった花畑にしているという。カーナビにサバーファームを設定して走ると30分ほどで到着した。ここは子供向けの公園となっており、入園に700円の入場券を買わないとだめらしい。子供向けの遊具と苺狩りがあるぐらいで、堺市のハーベストの丘より狭く貧弱である。葉牡丹ワークを身近で見るだけではもったいないので、門の外から 葉牡丹ワークを望遠写真を取るだけで入園はやめた。併設している地産品売店も小さい。夕食にと家内が小芋を買っていたが。

近くに何か行くとこはないかと、カーナビで探してみると、滝谷不動尊がヒットした。名前はよく聞くのに、近くにありながら行ったことがなかったので、ナビのいうまま車を走らせた。
 由緒はよくわからないが、滝谷不動尊のホームページには、「平安時代、嵯峨天皇の弘仁12年(西暦821年)に弘法大師が国家の安全と国民の幸せを祈るために開かれた道場である。」とある。交通安全の祈祷が多いようで、この日も、2台の自動車が祈祷を受けていた。
 本堂は、府道202号線に面していてるので交通の便は良い。この道路の反対側には、西国三十三所お砂踏み道場というのがあって、西国の有名な寺名を冠した、ご本尊が祀られていた。和泉市の松尾寺本堂の裏参道にも、同じようなミニ巡礼道があった。

190124_001.jpg 2019/1/24 サバーファーム(富田林市)
葉牡丹ワーク
公園の土手を飾るように植え込まれている。なかなかの作品である。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300.0mm 1/250 f/6.7 ISO80 EV 0
190124_002.jpg 2019/1/24 滝谷不動尊(富田林市)
正面山門
府道に面して山門がある。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
20.0mm 1/250 f/8.0 ISO80 EV 0
190124_003.jpg 2019/1/24 滝谷不動尊(富田林市)
新車の祈祷
太鼓を鳴らすなど、なかなかにぎやかな祈祷だった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50.0mm 1/125 f/6.7 ISO80 EV 0
190124_005.jpg 2019/1/24 滝谷不動尊(富田林市)
鐘楼
お布施を払えば誰でも撞けるようだ。なかなかいい余韻が残っていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18.0mm 1/30 f/3.5 ISO64 EV 0
190124_006.jpg 2019/1/24 滝谷不動尊(富田林市)
西国三十三所お砂踏み道場
西国三十三所のご本尊模したものを一か所に集めている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18.0mm 1/45 f/3.5 ISO64 EV 0
190124_007.jpg 2019/1/24 滝谷不動尊(富田林市)
西国三十三所の一つ三室戸寺
宇治にあるこの寺にはながらく行ったことがない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18.0mm 1/45 f/3.5 ISO64 EV 0
190124_008.jpg 2019/1/224 滝谷不動尊(富田林市)
多宝塔
本堂奥にある多宝塔がよく見える。地図を見ると坂をずっと上がっていくとたどり着くようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
100.0mm 1/200 f/5.6 ISO64 EV 0
 

2018年12月10日

隠居のドライブ:初冬の滋賀北部(1)メタセコイア並木

12月に入って夏のように暑くなったりして天候が不順だったが、ようやく冬らしくなってきた12月6日、前から気になっていた琵琶湖西岸北部に行ってみた。目的地は、マキノスキー場の近くにあるメタセコイア並木と鯖街道の熊川宿である。
 メタセコイア並木近くにあるマキノピックランドをカーナビで指定すると、第二京阪道から阪神高速京都線の山科から出て1号線から湖西道路へのルートを推奨する。地道の混雑がいやで湖西道路へのつなぎが楽と思う名神高速京都東出口経由を選んだ。近畿自動車道の終点吹田から名神高速に乗るのだが、第二京阪への分岐点となる門真を頭に渋滞である。知らなかったが、朝の出勤時間7時台は恒常的にどうも混むらしい。周りの車を見るとほとんどは、仕事に向かう車のようだ。景気が少しは回復しているのだろうか、最近の職人さんは、一人一台の世の中になってきているようだ。
 天気予報では、午後には雨になると言っていたが、紅葉はチャンスを逃すと1年待たなければならない。雑用で毎日が過ぎていく合間を縫って出かけることにしたのだ。
 名神高速の桂川 PA で一息入れて、京都東ICから湖西道路を走る。高島市の野鳥観察公園を右手にやり過ごして、カーナビの指示するまますこし北に走ったところから左折するとマキノ高原に向かう幅10mほどの直線道路が現れる。この道路の両側道に高さ15~20mほどのメタセコイアがトンネルを作っている。すべてが赤褐色に紅葉している。すごい。神戸の森林植物園にも、メタセコイアの並木があるが、比較にならない。
 マキノピックランドの駐車場に車をおいて側道を歩いた。この並木は2.4KMあって、500本のメタセコイアが植わっているらしいが、途中まで歩いたところで雨がぱらつき出したので、引っ返してきた。

181206_004.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア並木 -1
この並木になるとみんなゆっくり走っている。貸しテニスコートの看板が見える。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm 1/350 f/6.7 ISO16000 EV 0
181206_028.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア並木 -2
かっこいいスポーツカーで走りたくなったのか。近くにレンタカーがあるのか、同じような車が2台走っていた。壁紙にして余韻に浸っている。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO200 EV 0
181206_029.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア並木 -3
バスも何台も走ってくる。滋賀の名残紅葉ツアーーなのかもしれない。先の連休に訪れたという京都長岡京に住む娘は、休日にはすごく渋滞するといっていた。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO125 EV 0
181206_007.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア
近くで見ると、このようにかなり猛々しい樹木である。当初、化石しか発見されていなかったため絶滅種と考えられていたが、1945年に中国・四川省の山奥で生きた個体がみつかり、「生きた化石」として話題を集めた。その後は苗木が増やされ、日本の公園でもふつうに見られる木になったと「葉で見分ける樹木」という図鑑に解説がある。ちなみに、ここのメタセコイアは昭和56年(1981)に初めて植えられてから年々増やしていったようだ。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO125 EV 0
181206_027.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
倒れたメタセコイアの根っこ
これも台風21号の爪痕だろうか。植えられてから37年くらい経つのに、初めての被害だろう。琵琶湖湖岸も結構吹いたようだ。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO125 EV 0
181206_009.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
並木道側道
並木道の両側の畑は、果樹園である。収穫が終わったブルーベリーやブドウと思われる。さりげなく、ベンチがおかれていたりする。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50.0mm 1/90 f/4.5 ISO1600 EV 0
181206_010.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
山麓の紅葉
ベンチに座ってみると、果樹園の向こうは山裾がこうようしていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
70.0mm 1/125 f/5.6 ISO1000 EV 0
 

2018年8月15日

隠居のドライブ:諏訪湖・小淵沢 (1)

もう高校3年生になった初孫が、小淵沢にある山梨県馬術競技場で開催されるジュニア障害馬術の全国大会に出場するという。この応援を口実に信州まで、ドライブすることにした。宿は馬術場から40分ほどの距離にある諏訪湖に息子がとってくれた。
 8月の初め例年にない強烈な暑さが続いているなか、長距離ドライブに出発した。堺の我が家から近畿自動車道ー名神高速で小牧まで走り、そこから中央自動車道で諏訪ICまで行く。コースはほとんど高速道路で単純だが、片道500km弱は遠い。夏休みに入ったせいか、平日(金曜日)にもかかわらず渋滞はないものの車の数は多い。途中で休憩のために入ったサービスエリア(SA)は、学生や子どもたちの姿が多い。ニュースにも酷暑地方として地名が出る多治見あたりのSAは、車外に出ると壮烈に熱いのに観光客でいっぱいだ。
 宿に入るのはまだ早かったが、長距離の運転に疲れていたのと壮烈に暑いので歩き回る気にもならず、しばらくロビーで待たせてもらって早々にチェックインをさせてもらった。ビールで喉を潤している間に、早朝に小淵沢に到着して午前の孫の出走を見てきた息子夫婦も宿に入ったので、諏訪湖は望めるものの暑い西日が差し込む7Fの露天風呂に貸し切り状態で手足ををのばした。
 夕食後、夏の間毎晩ずっと湖畔で行われるという花火を見物した。日が暮れた湖畔の夜は風が吹いて流石に涼しかった。

;クリックすると大きな写真になります。 2018/8/3 恵那サービスエリア(中央自動車道)
サービスエリア風景
夏休みの学生や観光バスが多く見られる。仕事をしているトラックもたくさん駐まっている。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm 1/1000 f/2.8 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。
2018/8/3 諏訪サービスエリア(中央自動車道)
諏訪湖
諏訪サービスエリアからは、諏訪湖が一望できる。宿泊は、右手の奥の方にある上諏訪温泉が宿泊先だ。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm 1/1250 f/2.8 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/8/3 諏訪サービスエリア(中央自動車道)
蕎路坊のおろしそば
12時半すぎ、SAにある蕎麦屋蕎路坊(泉北ニュータウンの泉ヶ丘駅にかってあった)は満員だ。20分ほど待たされた。レストランの窓からは、諏訪湖が眺望できる。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm 1/60 f/2.8 ISO100 EV 0
クリックすると大きくなります。 2018/8/3 諏訪湖畔(諏訪湖)
花火 -1
毎晩打ち上げるというので大したことはないだろうと思っていたが、なかなかの迫力だった。
SONY α7Ⅱ+FE 24-240mm
24.0mm 1/45 f/3.5 ISO25600 EV 0
クリックすると大きくなります。 2018/8/4 諏訪湖畔(諏訪湖)
花火 -2
翌土曜日も同じように花火が行われた。この日は、土曜日とあって大勢の見物客で賑わった。
SONY α7Ⅱ+FE 24-240mm
24.0mm 1/45 f/3.5 ISO25600 EV 0
クリックすると大きくなります。 2018/8/4 諏訪湖畔(諏訪湖)
花火 -3
花火の写真は難しい。闇雲にシャッターを押した。
SONY α7Ⅱ+FE 24-240mm
100.0mm crop 1/100 f/5.6 ISO16000 EV 0
クリックすると大きくなります。 2018/8/3 諏訪湖畔(諏訪湖)
マンホール
諏訪市の汚水用マンホール。市の花「あやめ」をデザインされている。カラー版があるようだ。
SONY α7Ⅱ+FE 24-240mm
46.0mm 1/8 f/4.5 ISO25600 EV 0


2018年6月 8日

隠居のドライブ:山陰(2)浜坂ビーチ

前回のブログで記録したように、以前から訪ねてみたいと思っていた氷の山山中にある天滝を観瀑した。その日、福定の山荘Hütte Hachiで但馬牛のBBQで山荘お別れ会をした。朝からずっと小雨が降っていたのに、BBQをする頃には、陽が射してきた。
 翌朝、また雨が降っている。雨が止んだら、但馬高原植物園でも行ってみようかと計画していたが、雨ではもう一つ気乗りがしない。奥さんの影響で花好きな友が、一度見に行ったことのある新温泉町田君川の梅花藻の様子を地元の観光協会に聞いた所、昨年の水害でまったくだめだということで、その代り浜坂県民サンビーチのハマヒルガオが満開だと教えてくれたという。カーナビ頼りに探し当てた。
 感激するほど咲いていたわけではないが、砂浜には、あまり見慣れない花も咲いていた。 ハマヒルガオが咲く砂浜の公園に、藤原町子さんなる歌人の歌碑が立っていた。

晴れてなお 静まりきらぬ高波は 秋の小島を 胴上げしている

 ネットで調べると、この歌は、浜坂町が生んだ歌人前田純孝を顕彰するとともに「文学の町 うたが生まれる町 浜坂」を目指すために平成7年に制定された前田純孝賞で、第8回は全国から4千首を越える短歌の作品が寄せられ、その中から選ばれた作品これでがこれで碑に刻まれている。もう少し調べてみると、この藤原町子さんは、香美町で松葉ガニシーズンに、元香美町長のご主人と小さな民宿を営んできた歌人らしい。その人が、第17回NHK全国短歌大会で見事、選者特選になった。その歌は、
閉館を決めし 今夜は半世紀の 宿帳いだき 眠りにつかん

 この歌は、歳をとって民宿の経営を続けられなくなり、廃業を決めた夜のことを記しているらしい。天滝に登った日の夜、山荘で寝る前に書類を整理していて、40年前の宿帳日記を見つけて胸がジーンとしたことと妙にだぶった。長年、心を込めて付き合ったものと別れることはつらい。

;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 浜坂県民サンビーチ(新温泉町)
藤原町子の歌碑
ハマヒルガオが咲く砂地に建っている。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
55.0mm 1/500 f/4.5 ISO500 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 浜坂県民サンビーチ(新温泉町)
ハマヒルガオの群落
砂浜に這うように咲いている。この時期の日本海は、おとなしく波静かである。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
18.0mm 1/500 f/3.5 ISO200 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 浜坂県民サンビーチ(新温泉町)
コゴメマンネングサの群落
この砂浜には、ハマヒルガオ、ハマボウフウ、コゴメマンネングサ、ハマダイコンが同じように咲いている。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
18.0mm 1/500 f/3.5 ISO200 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 浜坂県民サンビーチ(新温泉町)
ハマボウフウ
Wikipedia には、山菜として食用にするほか、漢方薬・民間療法薬として利用される。八百屋防風と呼ばれることもある。とある。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
75.0mm 1/500 f/5.6 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 浜坂県民サンビーチ(新温泉町)
ハマダイコン
古い時代に渡来した「だいこん」が野生化したものといわれています。根はあまり太くならず、食用には向きません。と ボタニックガーデン にはある。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
75.0mm 1/500 f/5.6 ISO160 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 浜坂県民サンビーチ(新温泉町)
ネバリギク
ハマボウフウに混ざって花を咲かせている。北アメリカ東部原産で、日本には外来種として定着している。と Wikipedia にはある。
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
270.0mm 1/500 f/6.7 ISO800 EV 0



2018年6月 5日

隠居のドライブ:山陰(1)天滝

1972年に建てたちっぽけな山荘の維持がパートナーと二人では難しくなって、安全性のために解体することにした。46年の間には、二人の家族をはじめいろいろな人が利用してきた。
 近年になって、高校同期で山好きの仲間が泊まらせてほしいとの要望があり、山荘を起点に氷ノ山登山などをしてきた。昨秋、秋の天滝に行ってみようという計画があったのだが、叔母の葬儀があって、この春に持ち越していた。
 大阪から3時間ほどで現地に到着。雨が降っているが、傘をさすほどではない。人気のない駐車場からあるき出した。健脚組二人は、ハイキング気分である。こちらは、普段から歩きなれていないので、ウオーキング・ポールを両手に滝から流れる川のそばの山道をゆっくりゆっくり登る。カメラは、ベストのポケットに入る RICOH GRⅡにした。
 二人は、こちらのペースに合わせて歩いてくれるのだが、登るにつれて立ち止まる回数が増えた。普段からの訓練の差が明らかである。
 それでも、急な階段の先にある観瀑のための休憩所から見えた落差98mという滝は、息を切らしながら登ってきた甲斐がある素晴らしい眺めだった。その先に、さらにその先に急な金属製の階段が続いており、ここまで来たからと手すりを頼りに登ってみた。「天滝三社大権現」なる看板を付けた祠がある展望所になっている。ここまで登るのに、写真のEXIFの記録をみると、1時間10分かかっている。1.2KMの道のりなのだが。
 小雨が降っていて、上の方は霞んで見えたが、滝がほとばしるあたりには、新緑の楓が光っている。紅葉のシーズンには素晴らしい眺めになるだろう。日本100名滝に名を連ねているわけだ。
 帰りは、急な坂道をゆっくりと下りてきたが、太ももに身が入って最後の方では、膝が笑いだした。復路は、50分ほどで下ってきた。

;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
駐車場付近
大きな楓の深緑が雨に光っている。紅葉のときは、きれいだろう。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
キランソウ
別名で、「じごくのかまのふた(地獄の釜の蓋)」とか「こうぼうそう(弘法草)」、「いしゃごろし(医者殺し)」と呼ばれます。昔から漢方薬として、咳止めや健胃薬として用いられてきました。名前は、中国名が転じたもの。とボタニックガーデンにはある。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
岩間の滝
川沿いの急坂を登っていくと、このような小さな滝がところどころにある。ハイキング路の上には樹木が茂っていて暗い。雨が降っていたせいもあるかもしれない。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO1100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
ハイキング路
天滝のハイキング路はよく整備されているが、所によって急な上りもある。これは、平均的な傾斜路である。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO1000 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
糸滝?
滝の名前は、下流から順に、"しのびの滝" "岩間の滝" "糸滝" "連理の滝" "久遠の滝" "夫婦滝" "鼓滝" となっているのだが・・ 。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO1600 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
連理の滝?
ハイキング路は、川の崖に整備されておりステンレスのチェーンでガードされている。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO800 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
久遠の滝?
この滝の名前がもっとも怪しい。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO1600 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
夫婦滝あたり
ハイキング路は、川の右岸・左岸を行ったり来たりする。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO2200 EV 0
180530_012.jpg 2018/5/30 天滝(養父市)
鼓滝
ハイキング路からは、少し離れたところにある。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/45 f/3.2 ISO160 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
天滝 -1
観瀑所からの眺め。霧雨にけぶっていたが、まさに天から落ちてくるようだった。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/90 f/4.0 ISO320 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/5/30 天滝(養父市)
天滝 -2
天滝三社大権現からの眺望。あたりは、楓の緑が茂っており、紅葉のときには見事なはずである。
RICOH GR-Ⅱ7F2.8 単焦点
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO250 EV 0



2018年5月 3日

隠居のドライブ:Hütte Hachi の春

歳をとって自分たちだけではメインテナンスできなくなった山小屋Hütte Hachiを引き継いでくれるものもなく、いよいよ取り壊すことにした。その打ち合わせのために、雪解けを待ってパートナーと一緒に現地を訪れた。
 新名神高速道の開通効果か、いつも渋滞が起きる中国自動車道の宝塚東トンネルはスーズだった。山小屋を建ててから46年、交通の便は格段によくなった。
 土地の登記関係についてはパートナーが詳しいのでずいぶん助かっており、お任せしている。登記の現況を確かめるために、八鹿にある法務局によったが、現地についたのは、それでも早くについた。
 水道が屋外栓からか出なかったので、水道局に電話すると昼から修繕にきてくれるようだった。水は出るようになったが、濁っている。冬の間使わなかったせいかもしれない。
 解体した後土地を元の地主さん(いつもお世話になっている民宿の女主人)に譲渡する段取りの話し合いを済ませると後はすることはない。パートナーがわらび採りに精を出している間、私は山桜・草花や風景の写真を撮ることにした。もうこんな時間も持つ機会もなくなると思うと、草花の一つ一つが愛おしくなってきた。
 ここに載せた写真は、別のブログに記録したように、SONY の PlayMemories HOME を使った。

;クリックすると大きな写真になります。 2018/4/23 大久保(養父市)
山桜
小屋の裏の林道脇に植わっている。今シーズンは少し早く満開となっている。桜が咲いているときにいつも来ているわけではないので、こんなところにも桜が咲いているという新たな発見がある。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
35.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/4/23 大久保(養父市)
モミジイチゴ
小屋の回りの草花をいつも丁寧に観察していないせいもあるが、いつも新しい発見がある。四季の山野草というサイトでサーチしてみると、どうやらモミジイチゴと思われる。斜面に咲いていたので、下向きに咲く花を見ることができたのだろう。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
230.0mm 1/750 f/6.7 ISO1600 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/4/23 大久保(養父市)
タチツボスミレ
このスミレは古くから見かけていた。スミレ属は世界に400種類以上あり、日本には約50種類あるという。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
120.0mm 1/200 f/5.6 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/4/23 大久保(養父市)
マルバネコノメソウ
これも初めて観察するような気がする。いつもこの時期に来ることがなかったせいかもしれない。ユキノシタ属ということだが、我が家の庭に生えているユキノシタの葉ににている。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
120.0mm 1/200 f/5.6 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/4/23 大久保(養父市)
トキワハゼ
この花は、大阪堺でもたくさん咲いている。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
230.0mm 1/350 f/6.7 ISO400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/4/23 大久保(養父市)
ヤマブキ
黄色が鮮やかだった。小屋の回りにたくさん生えていることを夏場にはあまり気づかなかった。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
90.0mm 1/200 f/5.6 ISO320 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。
2018/4/23 大久保(養父市)
山桜
普段にはあまり気が付かなかったが、小屋の迎に見える雑木林には山桜がかなり生えているようだ。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
60.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/4/23 大久保(養父市)
山桜と氷ノ山
民宿のご夫婦が、この景色を見ながら花見をしていたのを思い出す。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm F3.5-6.3
100.0mm 1/200 f/5.6 ISO100 EV 0