小暑と大暑の間、夏の土用である。今年は、梅雨明けが早かったからか、日差しは強いが日陰に入るとべとつくことはない。だが、熱中症に気を付けないといけない歳である。腰にペットボトル、首からタオルをぶら下げて、川の土手と田んぼの畦道を歩いた。
昨日(7月14日)、ヨドバシカメラから、
シグマ APO 50-500mm の望遠レンズが届いたので、早く試しみたいこともある。このレンズ、手持ちで撮影できる望遠としては最長のものであろう。重量は 2kg あるから確かに重たいが、シグマ APO 120-400mm に慣れているので前より少し重たいかなという感じである。OS(optical stablizer) がよく効くので、なんとか手持ちで撮影ができる。これをイチデジD90 に一本付けていると、最短 50cm の被写体から焦点が合うので、近くから遠くまで撮ることができるのが魅力で買ってしまった。
川の横のコナラの木立では、
クマゼミの合唱が始まっている。今年はじめてである。セミの姿は、樹の幹に溶けこんでしまって見ることが難しい。
ついこないだ植えたばかりの稲は、もう青々と茂ってきている。米というのはもっとも効率のいい作物なのかもしれない。葦原に
ぎょしぎょしぎょぎょしと啼いていたオオヨシキリはすっかり姿を潜めたが、ケリ・ヒバリは畦道を飛び回っている。ムクドリとスズメは元気だ。
野草は、多くのところで姫女菀(ヒメジョオン)で咲いていて、蝶類が飛来してきている。眼を凝らすと畦道の草には、シジミチョウが青い翅を見せながらヒラヒラとしている。
畑では自家消費かもしれないが、かぼちゃやなすが栽培されている。これらの花はきれいである。
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泉北野々井の田んぼ 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 50mm (35mm相当 75mm) ISO200 1/1500s F4.5 | かぼちゃの花:野々井 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 170mm (35mm相当 255mm) ISO320 1/1000s F5.6 | かぼちゃの花:野々井 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO200 1/1000s F6.7 | なす:野々井 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 170mm (35mm相当 255mm) ISO560 1/1000s F5.6 |
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ハクセキレイ:野々井(堺) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 460mm (35mm相当 690mm) ISO1600 1/1500s F6.3 トリミング | コサギ:野々井(堺) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO560 1/1000s F6.3 トリミング | ヒバリ:野々井(堺) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO280 1/1000s F6.3 トリミング | ムクドリ:野々井(堺) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO1600 1/1000s F6.3 トリミング |
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ベニシジミ:野々井(堺) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO450 1/1500s F6.3 トリミング | モンキチョウ:野々井(堺) 花:姫女菀(ヒメジョオン) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO400 1/1500s F6.3 トリミング | ツバメシジミ:野々井(堺) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO1250 1/1000s F6.3 トリミング | ナガサキアゲハ:桃山台(堺) 2011/7/15 Nikon D90 ΣAPO50-500mm 210mm (35mm相当 315mm) ISO3200 1/1000s F6.3 トリミング |
(追記:2011/7/17)クロアゲハとしていた蝶は、
Studio YAMAKO のオーナーが、ナガサキアゲハだと指摘してくれました。なかなか撮れない蝶だそうです。ビギナーズラックでしょうか。