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2009年6月27日

隠居のDIY:ウッドデッキの製作

 プロと一緒に作ったブロックの基礎の上に、梅雨にはいって雨が心配であるが、DIY 好きのパートナーと二人でウッドデッキの工事をしに、パートナーの都合に合わせて2週連続ででかけた。

 前のエントリーで書いたように Excel で描いた図面に従って材料は、こちら泉北ニュータウン内にあるホームセンターで調達した。
 根太となる 105mm角 x 4m の節の多い檜一等3本は、基礎作りをしてくれた地元の左官屋さんが運んでおいてくれた。このような長尺物はステーション・ワゴンでは運べないし、手に入りにくいからありがたい。

 根太にこの檜材を3本を基礎のブロックを作ったときに立てておいた径 10mm のボルトに固定する。その上に、多いときには2m以上にもなる積雪に備えて、とりはずしができる 2x4 SPF材で作ったすのこ状のものを置く設計である。そんなに複雑なことはしないから時間はかからないと思われたが、いろいろな作業で時間を取られた。

  根太を取り付ける前に、昔のテラスの残骸として汚く残っている小屋の根太に取り付けてあった鉄のアングルを除去した。
 取り付けに使ってあった錆びたボルトをはずすのに、まず時間がかかった。ボルトとナットが錆び付いていて、ディスクグラインダーで焼き切らねばならなかったりした。

 築35 年は経っている安普請の小屋は、もともと土台が少し狂っていたりする。雨戸レールの支えになっていた取り外した鉄アングルの代わりに 2x4 SPF材を取り付け、戸袋の改修などの作業をするとすぐに時間が経っていく。だが、雨戸のすべりはよくなった。
 パートナーは私と違って手を抜くことがないから、木部にはクレオソートをきっちりと塗布していく。

 作業の手順として、デッキの手すりを取り付ける支柱を先に取り付けることにした。その支柱のために、ボルトを埋め込んでおいたが、それだけでは強度が足りないのではないかと、ホゾを掘って根太と支柱を接合することにした。 105mm角と 90mm角との材をホゾで組み合わせるのは労力と時間がかかる作業であった。最終的には、羽子板ボルトも使って補強したが、はじめからこのような設計にしておけばよかったかもしれない。
根太の取り付け:クリックすると大きな写真になります旧テラスの残骸:クリックすると大きな写真になります雨戸レールの改修:クリックすると大きな写真になりますs手すり用支柱のとりつけ:クリックすると大きな写真になります
根太と支柱が立ち上がった 2x4 材すのこの作成:クリックすると大きな写真になりますほぼ完成のウッドデッキ:クリックすると大きな写真になりますほぼ完成のウッドデッキ:クリックすると大きな写真になります


 1週目は、スコールにあったり、小屋周辺に散らかしていたテラスの残骸や古いストーブ、プロパン・ボンベなど金属ゴミを捨てるのを、いつも世話になっている民宿のおじさんが手配してくれたので、それに時間が取られたりした。古い建材など燃える物は焚き火をして片づけた。おかげで、前から気になっていた小屋の周りにあった大きなゴミがかなり処分できた。
 高齢者であることを忘れて朝早くから日が暮れるまで働いたが、デッキを完成することができなかった。

 2週目、今回は全く雨が降らなかった。梅雨時にしてはついている。
 前回、根太などの接合は羽子板ボルトが有用であることが分かったので、今回それらの金物を用意していった。それで、手すり用の残り2本の支柱はわりあい簡単に立てることができた。

 この根太の上に取り外し可能のすのこを作るのは比較的簡単である。ゲレンデ側のデッキの上で、 2x4 SPF材を4本並べて、長さ 40cm に切断した角材( 30 x 40mm) 2本を両側の根太に近いところで横木として、65mm のコースレッドで止めた。 2x4 材の間隔は、網戸を作ったときに残っていたアルミ型枠をスペーサーとして使うと上手くいった。 横木の方からネジ止めしているので、表となる方にはねじくぎ(コースレッド)の痕はない。
 根太の上に出ているボルト・ナットなどにあたる部分は、パートナーがノミなどを使って、彫り込みを入れてくれた。
 幅 40cm のすのこは計算上、幅 360cm のデッキには9枚で上手く収まるはずであるが、わずかずつ広かったのか、最後の1枚のすのこでは、板の間隔を狭くせざるを得なかった。
 このすのこ1枚の重さは 13kg ぐらいあるので、よほどの強風でも舞い上がることはないだろう。

 高さ 80cm のところに 2x4 材で手すりを、シンプソン金具などを使ってつけた。図面では高さ 40cmのところに、板をわたすことになっているが、やり残した。今後時間を見つけてつけることにした。
 部屋の掃き出しから 2坪ほどのデッキが広がったので、小屋が広くなった感じである。 デッキの上に立つと樹々の間を抜けてくる風と木漏れ日が気持ちよい。もう帰宅する時間が迫っていたので、ビールを飲むわけにはいかなかったが、デッキの上でくつろぎは至福のときになるにちがいない。
 ブロック積みをしてくれた左官屋さんが立ち寄って、「なかなかいい具合に作りんさったな!」と地元言葉で誉めてくれた。

 今年に入って、2つのデッキができた。ゲレンデ側のデッキは、自宅でパーゴラを作る前に使っていたタープを立てた。なにか作業をするときには少々の雨なら大丈夫なので、便利であるし、バーベキュー・スタンドも置いて使える。 
 今回の夕食は、床下から放り込んでいたBBQ スタンドを引っ張り出し、炭火でイチロー御用達の羽淵精肉店で買った但馬牛を楽しんだ。
 廃材を燃やした跡で、久しぶりのファイアも楽しんだ。空には星が瞬きだしたが、悲しいかな星座はほとんど分からない。ニンテンドーのDSとソフト「星空ナビ」を手に入れて学習しないと孫にかっこわるいかもしれない。
但馬牛:クリックすると大きな写真になります久しぶりのファイア:クリックすると大きな写真になりますジャノメチョウ::クリックすると大きな写真になりますシロヨメナ:クリックすると大きな写真になります


 翌日、ながしで食器を洗っていると、ジャノメチョウが飛び込んできて網戸でバタバタとしていた。
 農道から小屋に続く雑草には、誰かが種を蒔いたのではないかと思うほどシロヨメナが群生して白い花をつけている。踏みつけるに忍びないが、よけては小屋にたどり着けない。


(追記:2009/6/30)二週目の早朝、デッキの製作も目途がついたので、久しぶりに小鳥の音録りをしてみた。
自宅に帰って、増幅し、いつもお世話になっている「ことりのさえずり」サイトを参照して聞こえてくるさえずりの同定をしてみたが、どうにも判断がつかない。お手数をかけるので申し訳なかったが、いつも親切に教えてくれるサイトのオーナにメールを出した。
 お忙しい中、以下のような暖かい返信をいただいたので、引用させて頂いた。ありがとうございます。
 上のプレイボタンをクリックするとさえずりが聞こえてくるはずです。

 さてさて...音声ファイル聞いてみました。

>朝、6時頃小屋の近くで鳴いていました。 前に教えて頂いたイカルかもと思ったりしますが、ヒガラにも似ているような気がします。
キビタキかな?と思います。オオルリっぽいところもあるのですが、オオルリ だとはいる「ジジッ」がないので、キビタキ!に1票。(^^ゞ
姿を見られるといいですね!黄色いのが、枝の中ほどからちょっと上あたりを 移動しながらさえずっていると思います!

>そのうしろで、ドラミングが聞こえるのですが、これは山鳩でしょうか。
コゲラでしょうか、アカゲラでしょうか...アオゲラとはちょっと違う気がしま す。これも姿を見ないと断言はできないのですが...。

さえずりが、いっぱいですね!私たちはこの週末は八ヶ岳で、クロツグミの歌 を聴いて満足してしまいました。

山の家で、素敵なバードリスニングをっ♪

 キビタキの姿をまだキャッチできていない。いちど、DIY ではなしに、双眼鏡を持ってゆっくりとバードリスニングにでかけようと思う。

2009年6月23日

隠居のDIY:Excel でウッドデッキの図面を描いてみる

 何か工事をするとか木工作品を作るときには、簡単な図面を手書きで描いてきた。山小屋Hütte Hachi にウッドデッキを工事するにあたって、図面を描くのに、このデジタルの世界だ、PC で描くことができないかとソフトを探してみた。

 木材をまっすぐに切断するための冶具ソーガイドを購入したときの付属として「もでりん」というソフトを無料でダウンロードできるライセンスがあることが分かった。
 ダウンロードして使ってみると、一見は使えそうであったが、CAD ソフトなどを使った経験がないので習得するには少々難しい。

 友人が山小屋 Hütte Hachi のデッキを作るための基礎工事用図面を Excel で書いてきていた。これなら、なんとかマネできそうである。我流でやってみた。手で書くよりは早いし、訂正が素早くできる。
 このようにして図面を書いておけば、必要な材料も計算しやすい。地方にも、大きなホームセンターができたといっても、何か材料が足らなくなると往復1時間以上も車で走らねばならない。 

 エクセルで図面を書く方法は至極簡単である。使用法を備忘録として書き留めておきたい。
  1. Excel を立ち上げ、メニューバー「表示」→「ツールバー」→「図形描画」にチェックをいれる。すると、画面下部に下のように図形を描くためのツール・アイコンが表示される。
  2. zumen_01.JPG
    以下の説明は、 Excel のデッキ図面を開いて読むと分かりやすい。
  3. 画面が方眼紙状になるように列幅と行の高さをツールメニュー「書式」で設定する。
    列幅を指定するときに入れる数値ははセルに入れる半角文字数であり、高さは文字のポイント数らしい
    経験的に、幅は 5 文字、高さは 30 ポイントを入れるとほぼ方眼紙状になる。このようにして、セルの1マスの大きさの縮尺を決めておけば、図面が引きやすくなる。
  4. 基本的には、ツール・アイコンの「四角形」を使う。例えば、2x4 6ft. 材であれば、縮尺に合わせて 幅89mm 長さ1828mm の四角形を描けばよい。これを何本か並べて使う場合には、[Ctrl] キーを押しながら元の図をドラッグしてコピーすればよい。
  5. 今回、デッキを作るのには、檜1等の角材とSPF 2x4材を使ったが、それぞれの材の色を区分しておけばあとで分かりやすい。
  6. 使用するボルトなどの金具については、図形ツール・アイコンの「直線」を使えばよい。アイコン「線のスタイル」で線の太さを決めたり、アイコン「線の色」で線の色を選択できる。
  7. それぞれの部位の長さは、方眼紙状になっている升目で読み取れるが、図形ツール・アイコンの「矢印」を使えば表示できる。アイコン「矢印のスタイル」で両端が矢となっているスタイルを選択すればよい。
  8. 図面上にコメントなどを入れる場合は、図形ツール・アイコンの「テキスト・ボックス」を利用すればよい。画面上で見えていても、印刷をしたときに隠れてしまう文字があるので、枠は大きめにとりたい。Excel はどうもできあがりを印刷することを意識していないようだ。
  9. 図面を印刷するときは、通常の Excel の表の印刷方法に従えばよいが、方眼紙状の升目を印刷したければ、「ファイル」→「印刷プレビュー」→「設定」→「シート」ポップアップ画面にある「印刷」の「枠線」をチェックしておけばよい。
  10. Excel 図形描画は、3-D の表示ができるようだが、習得には時間がかかりそうだ。いずれトライしてみたいと思うが。


 このようにして描いた図面をパートナーにメールで送り、問題個所を指摘してもらう。合意してもらえれば、材料をこちらで調達していきやすくなる。
 先週の木・金とパートナーと共によく働いて、古いテラスの残骸処理と根太となる檜角材の据え付けを終えた。
 今週、またでかけて仕上げるつもりである。孫の夏休みに使うことが励みである。しんどいながらも、DIY 欲求も満たされている。

2009年6月17日

隠居のヘルスケア:カロリズム(タニタ)を試してみる

 NHK TV おはよう日本まちかど情報室 6月2日放送で、一日の総消費カロリーの目安がわかる機器として、タニタのカロリズムという機器が紹介されていた。

 メタボリック・シンドロームを改善することには関心が強いことと新しもの好きも手伝って、早速試してみることにした。 

 このカロリズムについては、佐藤慶一さんという方の「家電 Watch」というサイトのレポート『タニタ「カロリズム」 & 「インナースキャン50」』に詳しいが、私が1週間ほど使ってみた感想を記してみたい。
  • カロリズムの設定を行うと安静時代謝量を自動的に計算してくれる。
    この計算のための設定項目は、年齢・性別・身長・体重・体脂肪率の5項目である。体脂肪率は、先月 フイットネスクラブで測定してくれた数字があるので、それを用いた。
    安静時代謝量は、一般的に、基礎代謝量 x 1.2 といわれているので 割り戻すとフイットネスクラブでの測定と 100cal くらい異なる。
    カロリズムに関する FAQ も参照したが、原因がよく分からない。計算方式が異なるようである。
    基礎代謝量計算には、一般的にハリス・ベネディクト方程式[ 男性の場合 66+(13.7X体重kg)+(5.0X身長cm)-(6.8X年齢) ]が簡便的に用いられるが、体重・身長・性別・年齢以外にも筋肉量などさまざまな要素が関連するようである。
    フイットネスクラブで測定するときに使うオムロンのグリップタイプ体内組成計でも運動前と運動後では数字が異なるようだ。基礎代謝量は刻々変化しているのだ。
  • 使用時の注意:クリックすると大きくなります
  • カロリズムを胸のポケットに入れて、フイットネスクラブでエアロバイクを漕いだが、カロリー総消費量はほとんど上がらない。
    太もも部分のパンツにクリップで留めて漕ぐとエアロバイクが示すカロリー量とほぼ同じになった。ただ、ペダルの重さなどの負荷量は加味されないから、エアロバイクの数字をあとで加味した方が良さそうだ。
    カロリズムの注意書き(右図)には、そのことが触れられている。
  • フイットネスクラブでは、水中エキササイズを 30分ほど行うが、もちろんカロリズムは外している。
    その間にも、安静時消費カロリーが総消費量に付加されている。このようなときには、消費カロリー計算機というページがあって計算できる。
    ネットサーチすると、筋トレ学園など、この手のページが沢山ある。おかげで消費カロリーに関する知識が増えたが。
  • 体重を減らすには、もちろん摂取カロリーに気をつけねばならない。一番問題なのは、アルコールである。意識して少なめにすることで、一番簡単に摂取カロリーを減らすことができるようだ。分かっちゃいるけど、これがなかなか難しい。
    摂取カロリー計算表もネット上に多く提供されているが、「摂食障害にならないための正しいダイエット」というサイトにある「摂取カロリー計算表」は使いやすそうだ。

 手首血圧計血糖自己測定機器を使って、血圧と血糖を定期的に測り記録している。2ヶ月毎のドクター受信時にこのエクセルシートを呈示するようにしているが、カロリー総消費量と摂取カロリーも付加したいと思っている。家内には、測定するばかりで改善行動が伴わないと批判されている。まあ、現状を知る情報が多いのにこしたことはない。認知症の予防にもなるだろう。

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2009年6月13日

隠居の読書:世界文学「食」紀行

世界文学「食」紀行 (講談社文芸文庫)
篠田 一士
講談社
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 もうだいぶ前になるが、毎日新聞の書評欄に、篠田一士さんという文学者が書いた『世界文学「食」紀行』という本が紹介されていた。この本は世界文学に出てくる「食」に関する文章をもとに、巨漢・食漢である著者が、一題ごとを文庫見開き二頁分にまとめている。

 内容が面白いのと少しの時間があればちょっとずつ読むことができるので文庫本にしては少し高いが楽しんだ。
 もともと Masajii さんのように読書家ではないので、引用されている文学作品は数えるほどしか読んだことはない。

 本の目次は次のようになっている。
  1.  舌代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まえがきみたいなもの
  2.  Ⅰ 食卓につく前に・・・・・・・・・・参照 10 文学作品
  3.  Ⅱ ご馳走のメニュー・・・・・・・・参照 23 文学作品
  4.  Ⅲ お酒は吟味して・・・・・・・・・参照 12 文学作品
  5.  Ⅳ まず前菜から・・・・・・・・・・・参照 13 文学作品
  6.  Ⅴ スープいろいろ・・・・・・・・・・参照 8 文学作品
  7.  Ⅵ 海の魚・川の魚・・・・・・・・・・参照 24 文学作品
  8.  Ⅶ 肉料理から架空料理まで・・参照 26 文学作品
  9.  Ⅷ デザートの一品・・・・・・・・・・参照 24 文学作品
  10. 解説


  11.  篠田さんという人は、ものすごい読書家で通っているらしい。世界の文学作品を、多くは原語で読んでおられるらしい。そうだろうと思う。 丸谷才一という作家が解説に書いているのを読むと、篠田一士は「文学と食事」が二大嗜好だったらしいから、食に関する叙述の部分については、よく記憶していたにちがいないと思う。

      Ⅱ ご馳走のメニューに、「大政奉還の祝宴」という一項がある。「夜明け前」は少し前に読んだところだ。妙に記憶に残っている部分だ。酒の肴には弱い。
     少し、引用してみると、次のような叙述になっている。

     ところで、この小説には、しばしば食べ物の話、あるいは酒食の情景がでてくる。おおむねは山国の食べ物だから、豪華な御馳走には縁遠いけれども、作者の筆づかいのみごとさには、思わずのどを鳴らさせるものがあって、謹直な藤村も案外とデリケートな味覚の持ち主でではなかったかと、あらためて感心する。
     『夜明け前』の第一部の終わりに、主人公の半蔵と同志の香蔵たちが、馬籠と中津川の国境の峠の茶屋で落ち合い、京都からの情報で、大政奉還という新しい事件を知り、念願の王政復古がようやく実現しょうとしていることに胸をときめかしながら、祝いの酒食をともにするくだりがある。

     やがて、亭主が炉にかけた鍋からは、甘さうに煮える串魚のにほひもして来た。半歳等が温めて貰った酒もそこへ来た。時刻にはまだすこし早い頃から、新茶屋の炉ばたでは嘗め味噌ぐらゐを酒のさかなに、盃の遣取りが始まった。
     『旦那』と亭主はそこへ顔を出して、『この辺をよく通る旅の商人が塩烏賊をかついで来て、吾家へもすこし置いて行った。あれはどうだなし。』
    『や、そいつはありがたいぞ。』と半歳は好物の名を聞きつけたやうに。
    『塩烏賊のおろしあへと来ては、こたへられない。酒の肴に何よりだ。』と香蔵も調子を合せる。
    『今に豆腐の汁も出来ます。ゆつくり召上って下さい。』とまた亭主が言ふ


     もうひとつ引用したい。Ⅵ 海の魚・川の魚の一遍である。『秋刀魚の歌』の一部は秋になるとよく聞くフレーズだが、このように解釈して読めば面白い。
    秋刀魚(さんま)----------------------------------佐藤春夫『秋刀魚の歌』

     近代文学のなかに唱われた、最もポピュラーな魚がさんまだと言ったら、けげんな思いをする向きもあるかもしれないが、佐藤春夫(1892~1964)の詩篇『秋刀魚の歌』を挙げれば、大方の納得をえるだろう。

      あはれ
      秋風よ
      情あらば伝へてよ
      --男ありて
      今日の夕餉に ひとり
      さんまを食らひて
      思ひにふける と。

      さんま、さんま、
      そが上に青き蜜柑の酸()をしたたらせて
      さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
      そのならひをあやしみなつかしみて 女は
      いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。
      あはれ、人に棄てられんとする人妻と
      妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
      愛うすき父を有()ちし女の児は
      小さき箸をあやつりなやみつつ
      父ならぬ男にさんまの腸(はら)をくれむと言ふにあらずや。


     不幸な運命を、それぞれ背負った三人の男女と、ひとによっては下魚と卑しめるさんまの鄙びた味わいが絶妙にからみ合って、一世一代の名篇を成したのがこの作品である。そこに詩人の私生活における劇的な事件が、どのように投影しているかなどといった事柄を詮索するのは、無意味とはいわないが、作品を味わううえでは、あまり益があるとも思えない。最も有名な最後の連はこうである。

      さんま、さんま
      さんま苦(にが)いか塩つばいか
      そが上に熱き涙をしたたらせて
      さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
      あはれ
      げにそは問はまほしくをかし。


     この秋刀魚の歌の解釈は分かったようでよく分からない。とくに最後の一行は難解だ。ネットサーチすると Goo! に Q&A があった。Web2.0 の世界になって、分からないことはなんでもすぐに調べられるが、読書の世界はなくならないだろう。かえって、興味ある世界が広がって読書の時間が増えているかもしれない。
     今回も「食」に関して紹介されている本を何冊か読みたくなっている。

2009年6月10日

隠居のDIY:シンプルなキーボード・マウス操作台

 狭い 1DK で一人住まいする娘は、場所を取るパソコン台を排除して、幅30cm の手作り組み合わせ棚のスペースに、本体一体型の薄型液晶ディスプレイを置いて使っている。
 キーボードとマウスはディスプレイ前の狭いスペースで使っており、窮屈だ。できれば、棚の空きスペースにしまいこめるキーボード台を作ってほしいという。マウスもキーボードもワイヤレスなので、作りは簡単である。が、建築士の資格をもつ娘が指示するデザインは、細かい注文がつく。

 シンプルなデザインが形としては奇麗だそうで、補強のための幕板は使うなという。補強には代りに L 字型の取り付け金具を板に埋め込むようにつけろという注文である。
 家に帰って持ち合わせの材料を調べてみると、幅 30cm のパイン集成材・もう一人の娘が IKEA で求めた家具についていたが使わなかったキャスター・安物の L 字型の取り付け金具があるのがわかった。
 塗装に指示されている手作りの棚と同じウォールナット色のオイルステインも残っている。

 板を直角に接合するにはアリ継ぎが丈夫だが、幅 30cm の板を接合するための冶具がない。 重いものを乗せるわけではないので、L 字型の取り付け金具で補強すれば十分であろう。
 取り付け金具を出っ張らないようにするために、金具の大きさに墨線を描いて、この部分をトリマーで金具の厚さ(1mm )の分だけフリーハンドで削った。普通このような作業をする場合は、テンプレートを作ることが奨められているが、テンプレートを作るのは結構面倒くさい。
不器用な私でもトリマーのベースから 1mm だけビットを出して慎重にビットを動かせば、フリーハンドで削ることができた。少し、いびつになっても裏に隠れる部分である。
 今回は手持ちのL 字型の取り付け金具を使ったが、皿ビスに対応したもう少し厚みも長さもある L 字型金具の方がいいと思う。
 キャスターの金具も厚みに合わせて、トリマーで少し削った。
L 字型金具の墨線;クリックすると大きな写真になりますトリマーで削る;クリックすると大きな写真になります金具をつけたところ;クリックすると大きな写真になりますキャスターのとりつけ;クリックすると大きな写真になります


キーボード・マウス操作台;クリックすると大きな写真になります 天板に側板を垂直に接合するのは、L 字型金具も使っているので簡単と思ったが、金具が少し小さく強度も弱かったためか、90 度がきちんと保てない。それで、木ダボを使って接合したが、もともとのパイン集成材が少し反っていたこともあって隙間ができた。あまり使いたくなかったが、コースレッドで締め付けた。丸棒で穴を塞いで、トリマーで削って頭が隠れるようにしたが。

 天板は、ボーズ・ビットをつけたルータで面取りをした。
金具部分をマスキングして、指示されたオイルスティンを塗布すると、まあまあのできあがりとなった。
 家内が写メールすると「ゼネコンより早い対応に感謝」との返信が入った。

2009年6月 7日

隠居の京都:初夏の府立植物園

 京都に一人住まいする娘のところへ衣装ケースを届けるアッシーを頼まれた。このようなときには、行ったついでにどこかに寄ってくる。今回は花の端境期と思うが、前から気になっていた北山通りと鴨川に面する京都府立植物園に行ってみることにした。

 この植物園、60歳以上は無料である。ただし、運転免許証などの公的証明書が必要である。家内は運転をしないから免許証もなく保険証も持ち歩いているわけではないから、結局 温室に入るときも合わせて、400円をとられた。

 若いときに来たことがあるように思うが、ほとんど思い出せない。園内は我々のような熟年族と三脚をかついだカメラマン、スケッチをする人たちが目についた。新型インフルエンザの影響か、それとも修学旅行・外国人の団体旅行ではこのような場所は訪れないのか、団体には会わなかった。

 ここの温室はかなり大きい。温室は八つのゾーンに分けてあり、それぞれのゾーン毎に名前をあまり知らない花がいろいろと咲いている。写真を撮るたびに名札も一緒に撮った。
園芸品種の由来と思われる花もいろいろとある。
フクシァ:クリックすると大きな写真になりますアンスリウム:クリックすると大きな写真になりますインパチェンス属の一種アオサギ:クリックすると大きな写真になります
コガラ:クリックすると大きな写真になりますアリウム・ギガンチューム:クリックすると大きな写真になりますヒマラヤスギの実:クリックすると大きな写真になりますタイサンボクの花:クリックすると大きな写真になります


 この植物園には、樹木・花だけでなく野鳥もかなり棲息しているようだ。デジスコをセットして小鳥のさえずりが聞こえる梢にフィルドスコープを向けるマニアも見かけた。D70 に Nikkor 18-200mm 程度のレンズではなかなか小鳥は捉えきれない。池であまり動きのないアオサギはなんとか撮れるが、木の茂みの中で動きの速いヤマガラなどはなかなか難しい。パソコンでデジタル・ズームよろしくトリミングしてようやっとである。

 バラは盛りがすぎていた。それに堺市の浜寺公園のバラ庭園の方がバラエティがあっていいように思う。そのバラ園の近くに、アリウム・ギガンチュームという球状の面白い花が咲いていた。
 この植物園の創始は大正時代のようだが、戦後、昭和21年(1946)から12年間連合軍に接収されていたこともあって本格的に今の体裁を整えてきたのは、昭和40年代に入ってからのようだ。庭園にある大きなヒマラヤスギがいつからあるのか分からないが、実を沢山つけていた。このような実をみるのは初めてである。すぐ近くに、タイサンボクが純白の大きな花をつけていた。

京都・奈良私的観光地図に掲載 

2009年6月 3日

隠居の庭:初夏の花

 6月には入ったが梅雨入りがまだで、蚊などの虫が少ないこの時期は庭に出ても気持ちがいい。家内が庭にいる時間もながくなっている。あちらこちらに花が咲いているので、花の名前をすぐ忘れることもあり記録として残しておこうと思う。

サンゴバナ:クリックすると大きな写真になりますシモツケ草:クリックすると大きな写真になりますリシマキア・コンゲスティフロラ:クリックすると大きな写真になりますイソトマ;クリックすると大きな写真になります
ボルドーギク;クリックすると大きな写真になりますピンクのバラ(ロジータベンデラ?);クリックすると大きな写真になります西洋オダマキ;クリックすると大きな写真になりますハクチョウソウ;クリックすると大きな写真になります

2009年5月30日

隠居のドライブ:奥飛騨の秘湯、福地温泉

 50年近く前の大学時代に教育キャンプ場カウンセラーとして共に過ごした同期と長距離ドライブをした。まだ高速道路関連の会社で現役で働いている仲間のひとりが、このようなとき、いつも幹事を引き受けてくれる。

 彼が何回か行って気に入っている奥飛騨の福地温泉が、宿泊地である。この温泉は、TV で秘湯として紹介されているらしい。
 大阪からのアクセスは、名神で一宮JCT から東海・北陸道に入り、飛騨清見インターチェンジを経て、中部縦貫自動車道(高山清見道路)で高山ICで降り、平湯温泉を目指す。高山清見道路は、高速道路仕様だが、無料である。

 平湯や乗鞍、上高地には若いころに車で訪れたことがあるが、こんな立派な道はなかった。それから40年以上も経って、トンネル掘削技術も進化したのだろう。とにかく、この往復 800km あまりのドライブでは数多くの長いトンネルを走った。道路が整備されたことで、後期高齢者でも1泊で往復できるようになった。ただ、1日 400km は少しハードであったが。

 朝8時JR 茨木駅で仲間をピックアップして、新宿からバスでやってきた仲間と落ち合った平湯のバスターミナルに着いたのは、14時前だった。穂高岳がくっきりと見える。
 新穂高ロープウエイを使えば、その穂高の高いところまで手軽に上がれる。ところが残念ことには、その日は強風のため肝心の第二ロープウエイが運休してしまった。第一ロープウエイだけ乗って、早々に引き揚げ宿のある福地温泉へ。この温泉は、平湯バスターミナルから車で 20 分ほどの谷間にある。

 かけながしのナトリウム炭酸水素塩泉は、まことに心地よい。風呂上がりの夕食には、岩魚の塩焼きなどや山菜料理などで満腹となった。
 翌早朝入りに行った露天風呂は内湯とは別の場所にある。川のせせらぎ、小鳥の鳴き声の中で岩にもたれかかり、ひとり手足を伸ばすのは何とも贅沢だ。
平湯バスターミナルから穂高方面:クリックすると大きな写真になります新穂高ロープウエイ鍋平駅の新緑:クリックすると大きな写真になります旅館「孫九郎」の夕食:クリックすると大きな写真になります旅館「孫九郎」の露天風呂:クリックすると大きな写真になります

 上高地への釜トンネルは大型バスが問題なくすれ違えるくらい広く高くなっているが、マイカーは規制されている。平湯に車を置いて、格安価格で客引きに来たタクシーに分乗して、大正池まで。雨が予想されていたのに、帰るまで穂高上部の雲はかかったままだったが、幸いにも青空が広がる好天となった。

 若いころに、初めて上高地を訪れたときほどの感激はないが、新緑の向こうに残雪が残る穂高を望む景観は清々しい。
 今日の予定は上高地だけなので、14時に上高地バスターミナルから新宿へ向かう東京の友を見送りできるまでの時間を利用して、明神池まで歩いた。梓川左岸線の河童橋からすぐ近くのキャンプ場では、ニホンザルが餌をあさっていた。そういえば、ベンチに腰かけて弁当を広げるすぐそばに、マガモもよちよちと歩いてきた。これらの動物たちに不用意に餌を与えることで、自然の生態が破壊しているようだ。
 明神橋までの途中には、ニリンソウが群れとなって小さな白い花を咲かせていた。明神池からの帰りは、梓川の右岸を歩いてきた。清流にマガモが泳いでいた。マガモは本来は渡り鳥と思うが、この上高地では留鳥となっているようだ。 

河童橋から穂高を望む:クリックすると大きな写真になりますニホンザル:クリックすると大きな写真になりますニリンソウ:クリックすると大きな写真になりますマガモ♂
 

 そのとき、私はまだ現役だった頃に学んだ、IBM のトーマス・ワトソン・Jr.がよく語ったと言われるキルケゴールの教訓を元にした次の寓話を思い出していた。
 
 ジーランドの海岸に、毎年秋、南に渡る野ガモの巨大な群れを見るのが好きな男がいた。
その男は親切心から、近くの池で野ガモたちに餌をやるようになった。
しばらくすると、一部のカモは南へ渡るのが面倒になり、男の与える餌を食べてデンマークで冬を越した。

やがて、残ったカモはますます飛ばなくなった。
野ガモの群れが戻ってきたときには、輪になって歓迎したが、すぐに餌場の池に引き返した。
3、4年も経つと怠けて太ってしまい、気づいたときにはまったく飛べなくなっていた。


(追記:2009/6/1) 福地温泉・上高地で撮った花の写真を記録として追加しておこうと思う。どちらかといえば特殊な地域なのでネットサーチしても名前の判定が難しかったが、例の「この花の名は?」掲示板に投稿するとすぐに返事が返ってきた。Nawshica さん、エキウムさん ありがとうございました。
この掲示板には、1日10人近くの投稿があり、すぐにどなたかが回答しているようだ。ネット世界は特別なものではなくなっている。
(追記:2009/6/3)上高地で撮ってきた蝶の写真を Yamako さんに見ていただくと下のコメントのように珍しい蝶(コヒオドシ)であることが分かった。一部草に隠れているが、掲載することにした。
ラショウモンカズラ:上高地梓川左岸:クリックすると大きな写真になりますムシカリ:上高地明神池:クリックすると大きな写真になりますラッセル・ルピナス:福地温泉:クリックすると大きな写真になりますヒメウツギ:福地温泉:クリックすると大きな写真になりますコヒオドシ:上高地;クリックすると大きな写真になります


2009年5月27日

隠居の花見:浜寺バラ園

 いつも行く散髪屋のマスターが、浜寺公園のバラ庭園で撮ってきたコンデジのプリントアウトを見せてくれた。そういえば、見に行くのを忘れていた。
 5月26日、快晴になったのでもう盛りは過ぎていると思うが、娘と5ヶ月の孫も連れて行ってみることにした。

 バラ園の入り口へのアプローチに群生させている真っ赤なバラはよく見ると少々くたびれている。
 入り口ゲートのツルバラとして使われているアンジェラは、まだまだきれいである。そばで盛りの過ぎた花がらを摘む作業をしていたから、このゲートもきっとそのような手入れをしているにちがいない。
 このバラ庭園に 250 種類のバラが植えられているらしい。株の根元などには花の名前を示す掲示がされている。250 種類全てを撮るわけにはいかなかったが、花の写真を撮ったあとに、この名札も撮っておいた。
アプローチのバラ:クリックすると大きな写真になりますアンジェラ:クリックすると大きな写真になりますJersey Beauty:クリックすると大きな写真になりますリンカーン:クリックすると大きな写真になります
Gold Bunny Climbing:クリックすると大きな写真になりますRose-Marie Viaud:クリックすると大きな写真になりますMozart:クリックすると大きな写真になりますVeilchenblau(ファイルヘンブラウ):クリックすると大きな写真になります


 バラ庭園の中では、ラベンダーセージモンシロチョウがとまっていたり、むかし浜寺海水浴場だったときの名残と思われる砂浜に廃船となった伝馬船がおいてあり、そばでハマナスが咲いていたりする。また、庭園の池では睡蓮が咲いていたり、シオカラトンボがもう飛び回っていた。
ラベンダーセージにモンシロチョウ:クリックすると大きな写真になります廃船となった伝馬船:クリックすると大きな写真になります睡蓮:クリックすると大きな写真になりますシオカラトンボ


 

2009年5月24日

隠居の庭:5月下旬の花

 春の庭の花も、代表的に言えば、枝垂れ梅→モッコウバラ→アルストロメリア(百合水仙)と変わっていく。五月も下旬に入って、垣根に繁殖してきたアルストロメリアがほぼ満開になった。この時期の花を記録として残しておきたい。

アルストロメリア(百合水仙):クリックすると大きな写真になります黄ショウブ:クリックすると大きな写真になりますツルハナナス:クリックすると大きな写真になります斑入りツルハナナス(ヤマホロシ):クリックすると大きな写真になります
ラミウム:クリックすると大きな写真になりますshuhei.net/atelier/photo_garden/DSC_2736.JPGユキノシタ:クリックすると大きな写真になりますアブロチン:クリックすると大きな写真になります

 上の写真の中で、ラミウム と ゼラニューム とは名前がはっきりしなかった。いつものお助け掲示板に投稿すると二つとも cats さんという方が、すぐに教えてくれた。いつもながらありがたいことです。

2009年5月21日

隠居の音楽:(続)MP3 ファイルの ID3 タグを編集する

 前回の「隠居の音楽:mp3 ファイルのID3 タグを編集する」で書いたように、現在、昔にダウンロードした ID3 タグなしの MP3 ファイルに、 Roxio Easy Media Creator 10 Suite を利用して ID3 タグを附加している。
 実は、この作業の結果が音楽ファイルのデータベースである Windows Media Player(WMP) に反映されるタイミングがよく分かっていなかった。それを探るために、WMP ライブラリーをいろいろと操作していて気がついた点を記録しておきたい。

  • WMP のデータベース・ファイルの存在をあまり意識していなかった。 WMP のデータベース・ファイルは、 WindowsXP なら C:¥Documents and Settings¥username¥Local Settings¥Application Data¥Microsoft¥Media Player に、WindowsVista ならC:¥ユーザー¥username¥AppData¥Local¥Microsoft¥Media Player にあり拡張子が .wmdb のファイルがそれである。
    フォルダーが表示されない場合は、「マイコンピュータ」→「ツール」→「フォルダーオプション」→「表示」で「すべてのファイルとフォルダーを表示する」をチェックするなどの設定をしておく必要がある。
  • ..\Media Player のフォルダー:クリックすると大きくなります
  • 上のフォルダーをたどって、WMP のデーターベースを覗くと過去に分からないまま WMP Library データーベースをいじった残骸が残っている。
    マイクロソフトの「コンピュータのライブラリを "再構築" するには、どうすればよいですか?」を参照して、WMP Library データーベースの再構築を行った。
    メインと思われる CurrentDatabase_360.wmdb のバックアップをとってから、その他のファイルも含めて削除した。
    用心のため、上記のインストラクトに指示はないが、wmpfolders.wmdb も wmpfolders.bak としてバックアップをとった。
    その上で、WMP を開いて F3 キーで開くポップアップ画面から指定したフォルダーに存在するファイルの追加を実行すると、新たに CurrentDatabase_360.wmdb が作成された。
    と同時にスクリーンショットにあるように、wmpfolders.wmdb や LocalMLS_0.wmdb などのファイルが作成されたが、これらのファイルがどのような機能を持っているのか、よく理解できなかった。
  • ライブラリー追加結果画面:クリックすると大きくなりますライブラリー追加画面:クリックすると大きくなります
  • このように、WMP を再構築すれば、 Roxio Easy Media Creator 10 Suite を利用して附加したID3 タグは最新に更新されるが、 ID3 タグを附加するごとに再構築は面倒である。
     それで、いろいろと方法を探ってみたが、これといった方法がヒットしなかった。
    ネットサーチで示唆されているWMP の「ライブラリー」のセレクト画面にある「メディア情報への変更の適用」では、プログラムが動いてはいるがいつまで経っても終わらない。
    いろいろと試してみると、経験的に新しいファイルの追加ではないが、ライブラリーに追加(F3)を実行すると結果画面は「追加されたファイル数」は0となるが、附加した ID3 タグが WMP ライブラリーに反映されることが判明した。

 これで、 ID3 タグをWMP に付加する手順が分かったので、あとは時間を使って音楽ファイルの情報を充実したい。音楽データベースを豊かにすることで、いろいろな利用が簡単になるのを楽しみにしている。

2009年5月19日

隠居の庭:3年目のローズアーチ、黒星病に

 自作のローズアーチツルバラを植えて3年目になった。
 植えてから2年目の昨年は、それなりの花が咲いたが、今年は花つきが悪い。
冬から春先にかけての手入れを怠ったのが要因である。うどんこ病、黒星病おまけに花柄にはアブラムシが発生している。ピンクのバラ パレードも、白のバラ フェルスィテ・エ・ペルペチュも 幾輪かパラパラと元気なく咲く程度であった。
 やはり、花の手入れは家内に任せた方がいいようだ。
パレード:クリックすると大きな写真になりますフェルスィテ・エ・ペルペチュ:クリックすると大きな写真になります黒星病:クリックすると大きな写真になります

2009年5月17日

隠居のDIY:ブロック積みを学習する

小屋の北側の眺望:クリックすると大きな写真になります 山小屋 Hütte Hachi は部屋からの眺望を第一とするために高丸など鉢伏高原方面が眺望できる北側の開放部を大きく作った。新築当時には、このガラス戸の続きには鉄のアングルの上に組んだ薄い波板鉄板にモルタルを乗せたテラスがあった。35年以上も経つと屋根から滑り落ちる雪の重みなどでモルタルが剥げ、鉄アングル部分が腐食して無惨にもちぎれ落ちてしまった。もう何年も家の根太に接合したアングルが汚く残るだけである。

 ここに、もう一度テラスを作ることをずーっと考えてきた。単管パイプを組み合わせて作れば素人でも作れるだろうという案もあったが、どうもできあがりが工事現場みたいになって体裁が悪いのではないかと思えた。
 デッキをまるまるプロに頼むことも考えたが、高くつくだろうし、自分たちの DIY 欲求を満たさない。

 それで基礎となる部分だけプロに頼んでブロックを積んでもらおうということになった。基礎さえきちんとできておれば、それを土台として上に木製のウッドデッキは自分たちでできるだろうし、 DIY 欲求も満たされる。
 いつもいろいろとお世話になっている民宿の主人に相談すると、ちょうど民宿のトイレを修理に来ていた地元の左官屋さんを紹介してくれた。我々が助手的に手伝えば、1日でできるだろうということで、引き受けてくれた。

 約束の5月14・15日は幸いにも、この時期にしては少し寒いが晴天の良い天気になった。
 プロに頼んでいいことのひとつは、材料を現場まで運んでくれることである。60枚ものブロックやコンクリート・モルタル用の砂やセメントは、いくらワゴンタイプとはいえ乗用車で運ぶのは難しい。ブロックは小屋の裏の林道に、前もって積んでくれていた。

 プロはどのようにブロックを積むのか学習を兼ねてプロの指示で手助けをした。今後自分たちで同じようなことをする場合を考えて、記録して残しておきたい。本来、ブログとはそのためのものなのだ。
  1. 午後1時に作業を開始、先ずできあがり時の高さ・幅に合わせて、壁に墨線を引く。このような墨線を引くには、やはり昔ながら墨壺とつぼ糸とが有用である。ブロックやモルタルの上に長い墨線を引くときには、かるこは固定し難いから一人では無理であろう。
  2. この墨線に合わせて、直角にブロックを積むのであるが、そのためにはブロック4枚分の長さと幅より少し大きめの基礎を打たねばならない。
    ブロック1枚は、D120 x W390 X H190 mm となっている。ブロックをつなぐ目地を計算に入れるとテラスの幅は 1600mm となる。高さは、地面が傾斜地になっているので、高いところでブロック5枚分 1000mm である。
    基礎を打つ部分は火山灰や腐葉土で柔らかいから、すこし深めに掘って小石やガラを入れた。その上に処理に困っていた古いテラスの柱だった錆びた鉄アングルを寝かせた。
    プロによれば、そのような鉄アングルを入れておくことでブロック壁が沈むことを防げるらしい。
    その上からバラスを入れ、上からコンクリートを流し込むよう盛った。このコンクリートはトロ舟の中で練ったのだが、この作業は後期高齢者にはつらいのでプロ任せだ。
    この基礎を打った時点で1日目の作業は終わりになった。

  3. 壁に墨線を引く:クリックすると大きな写真になりますブロックの基礎:クリックすると大きな写真になりますブロックを積む:クリックすると大きな写真になりますできあがったデッキの基礎:クリックすると大きな写真になります
  4. 2日目は、朝8時から作業開始。職人さんの世界は朝が早い。3本のブロック壁の各一段目から積み始める。先ず、壁に近い方から墨線に合わせてレンガコテで盛ったモルタルの上にレベルで水平を確かめながら、ブロックを置いていく。
    2段目を積んだ時点で、3つの壁が平行かどうか確認すると真ん中の壁が1cmほど歪んでいることが分かった。もともと基本線となる家の壁の直角・直線が少し歪んでいるのが原因らしい。
    少し大きめのベニア板で直角を確認して、ブロックの位置を修正した。まだ、モルタルが乾いていないので修正が可能だった。
    このような直角を測定するときには、職人さんは便宜的にコンパネを使うことが多いそうだ。また、ブロックが直線に並んでいるかを確認するには、たこ糸の両端にブロックにかけられるようになった木片をつけた冶具を多用していた。これは便利である。
    このように節目節目で正確性を確認することが大事のように思われた。
     強度補強のための鉄筋は縦に2本入れ、横は家の壁にドリルで穴を開け壁の内側から4枚目まで鉄筋を通した。
  5. 昼前に、三列のブロック基礎ができあがった。
    これを基礎にしてウッドデッキを DIY する予定であるので、ブロック上部に根太を取り付けるためのボルトとデッキ・フェンス用の支柱を立てるためのボルトを埋め込んだ。
     根太の上には、積雪を考えて取り外しがきく大きなすのこ様のものを置く予定である。
    家の根太に張り付いている汚い鉄アングルは取り外す予定である。

 ブロック基礎の上に渡す長さ 360cm の根太角材は、プロが近くの木材屋で手当てし、運んでおいてあげると約束してくれた。長尺物や重量のあるものの運搬は、素人ではとんでもなく手間がかかるから、うれしい申し出である。
 今回の費用は、材料費と職人さんの手間を含めて3万円ちょっとで賄えた。私たちが助手をして丸1日で作業が終わったことが大きい。職人さんの手間賃は高騰しているのだ。

ベニシジミ:クリックすると大きな写真になります 夏には、陽の当たらない北側のこのテラスが快適となるはずである。なんとか夏までに仕上げたいものである。

ウスバシロチョウ:クリックすると大きな写真になります デッキ基礎の完成を祝してパートナーとビールで乾杯しながら少し遅い昼食を、先日できあがったゲレンデ側のデッキで摂っていると、群生しているタチツボスミレのあたりをあまり見かけない蝶が数多くヒラヒラと舞っている。
 車にしまい込んでいた Nikon D70 を取り出して追いかけた。羽を休める時間が短いので、なかなかシャッターチャンスがなかったが、幾枚かがファイルに残っていた。名前が分からないので、Studio YAMAKO のオーナーに問い合わせるとすぐに、ウスバシロチョウだと教えてくれた。同じ場所に、ベニシジミも飛んでいた。 ベニシジミは年3~4回は発生するが、ウスバシロチョウは年1回今頃だけに発生するそうだ。例年連休明けのこの頃には、あまり山小屋に訪問したことがないので、見かけなかったのかもしれない。蝶にそれほど関心がなかったせいもあるだろう。

2009年5月13日

隠居のDIY:立水栓を修理する

修理前の立水栓:クリックすると大きな写真になりますパネコートで作ったカバー:クリックすると大きな写真になります プロに作ってもらったウッドデッキの片隅にある枕木用材木を利用した立水栓が、腐ってみすぼらしくなってきた。しょっちゅう水がかかるような場合は、防腐剤を塗布していても木材はやはり弱い。

 以前に庭の立水栓を作ったときの要領で、InterFIX というブリック貼りのカバーをかけることにした。これなら、防水効果は前のものより大きいだろう。

 枕木ライクを包むカバーは、パネコートのつるつるした面を内側にして、コースレッドで接合した箱状のもの作った。水道栓が出る部分はホールソーでくりぬいた。

 InterFIX というブリックを貼るには、アドメチボンドというこのブリック専用の接着剤を使うことが奨められているが、これが高い。それで、裏の花壇の枕木にブリックを貼ったときと同じように、セメントで接着してみることにした。アドメチボンドを使うようにセメント・ペーストで貼ってみた。一見上手くいったように思えたが、実際に立てたものに振動が加わると2~3枚が剥がれ落ちた。コンパネ裏側の地とブリックにたっぷりのセメント・ペーストを塗って、揉み込むように貼り、時間をおいて乾燥させる必要がある。

ウッドデッキの立水栓:クリックすると大きな写真になります このような作業をするときは、水道の元栓を一時的に止める必要がある。写真で見れば分かるように、この立水栓には小鳥の形をした蛇口がついている。作業の手順として、この蛇口を取って止め栓で水を止めておかねばならない。それでなければ、長時間家の水道を止めることになる。止め栓で水を止めて水道を開栓してみると、塩ビパイプVP管(グレー)L型コネクター部分が外れてしまった。持っていた接着剤で修理してみたが、水圧がかかると駄目である。VPパイプが古くなっていたのかもしれない。これでは開栓ができないので、あわててホームセンターに走った。立ち上げのパイプは黒色のHVP管が使われているので、これに合わせてHVPのL型コネクターと継ぎ手、HVP用の接着剤を購入した。つけかえたらうまくいった。水道管の工事は、山小屋で何回もやっているのでなれている。

 最後の仕上げに小鳥の蛇口をつけたが、水の出る口を真下に持ってくるように締め付けるのが難しい。結局ふつうは巻く回数を時計回りに6回程度とされているシールテープを多めに巻いて調節するとうまくいった。習うより慣れろである。

 仕上げのときにセメントペーストを埋めなおすなどいろいろと手をいれたので、あまりきれいではないが手作り感がでてまあいいかと自らを慰めている。

 

2009年5月11日

隠居の音楽:mp3 ファイルのID3 タグを編集する

TagEditor_07.JPG 現在、収集した音楽ファイルは PC のハードデスクに収納し、 Windows Media Player(WMP) のデータベース機能であるライブラリーを使って整理している。そして、私が開設している Web Radio Radio Senboku で流している Jazz は、WMP のライブラリーから選曲している。現在は、楽器別の Artists の特集を組んでいるので、WMP ライブラリーのジャンル別、例えば Jazz(guitar) として整理した Artists から選択している。

 ところが、MP3 の Jazz Collection を始めた当初 (2002年末から 2008年3月くらいまで)は、ダウンロード先である eMusic では、いわゆる ID3 タグがダウンロードしたファイルに付加されていなかったので、その時期の曲には ID3 タグを付加しなければならない。上記の期間に収集した track は4,000 ファイルくらいあるので、大変な仕事である。おまけに、私の場合、以前の Jazz MP3 ファイル・コレクションは曲名で収集しているので、一曲ごとにアルバムが異なる。そのため、WMP が奨める編集方法では時間がかかりすぎていた。

 この ID3 タグを付加する比較的簡単な作業方法(といっても、time consumptive な作業であることに変わりないが) が見つかったので、備忘録的に記録しておきたい。
なお、この作業は Roxio Easy Media Creator 10 Suite がインストールされていることを前提としている。このソフトは、LPとカセットのデジタル(MP3)化 CD のクリッピング FM放送のデジタル録音などができるので重宝している。

ファイルリストを右クリック:クリックすると大きくなります
  1. 音楽ファイルを収納しているフォルダーをリスト表示し、ID3 タグを付加(編集)するファイルを選択し、右クリックする。
  2. 右クリックすると出てくるポップアップ画面の一番上にある「曲の情報を編集」をクリックすると Media Creator の「タグ エディタ」が立ち上がる。
    なお、 Media Creator をインストールしていない場合には、この「曲の情報を編集」は表示されない。
  3. タグ エディタ画面:
クリックすると大きくなります
  4.  「タグ エディタ」で、左のリストから一曲を選択(反転表示)し、「Music ID タグを使用する」にチェックを入れ、「MusicID」ボタンをクリックすると Gracenote のデータベースにつながり、ID3 タグを付加してくれる。
    私が収集している Jazz file でいえば、Gracenote でのヒット率は99% を超えている感じである。
    ジャンルは自分の基準で設定しているから、たとえば Jazz(piano) というように入力する。
    このとき、曲の内容を確認するには、左下の再生ボタンをクリックすると音楽が流れる。
    また、artists の詳細の再確認は、Google search で、例えば「"Alberta Hunter" Wikipedia」というようなフレーズでネットサーチしている。ほとんどが、Wikipedia に網羅されている。
  5. 編集結果を WMP で確認すると確かにライブラリーでは目的としたジャンルなどに分類表示されるようだ。

 WMP ライブラリーには、まだ ID3 タグが整理されいない曲が五万とあるから、時間を見つけては上のような方法で編集をしたいと考えている。

2009年5月 8日

隠居のJazz:Guitar, Vibraphone artists の演奏を集めてみる

 1月から始めた、メインとなる楽器別の Artist による Track をRadio Senboku の特集で続行している。先月は Piano Artist の Album から特集を組んだが、今回は Guitar と Vibraphone artists を主体とした Album から編集することにした。

 今月も、後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」を参照した。

 上の著書にはGuitarist として以下の3人がリストされている。
 ギターのJazz が好きだったと思える兄貴が遺していった LP や、私が持っている CD に数は少ないが Guitar Artists のものが何枚かある。「ジャズ・ギター名演集」などを参照して Guitar Artists をリストしてみた。

 Vibraphone 奏者としては、「新ジャズの名演・名盤」には、次の二人が取り上げられている。  その他に、私のMusic Database である WindowsMedia Player のライブラリーには、以下の Vibraphone 奏者がリストされている。 

 これらの Artists の曲目は、私の音楽ファイル データベースである WindowsMedia Player(WMP) でジャンルを Jazz(guitar), Jazz(vbr) として分類した。ただ、MP3 の Jazz Collection を始めた当初 (2002年末から 2008年3月くらいまで)は、ダウンロード先である eMusic では、いわゆる ID3 タグがダウンロードしたファイルに付加されていなかったので、その時期の曲には、ID3 タグを付加しなければならなかった。この方法については、改めてエントリーしたいと思う。

 WMP ライブラリーで、ジャンルを Jazz(guitar), Jazz(vbr) とした曲から、Live365 の DMCA rules に従って 106 曲(10時間30分)を選択して、Radio Senboku に現在流している。Guitar の曲は、Fusion 系が多いが、一度チャネルを合わせて(リンクして)みて欲しい。右メニューの「Radio Senboku Playlist」をクリックすれば、Playlist で流れている曲の詳細を見ることができる。

The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery
Wes Montgomery
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おすすめ度の平均: 5.0
5 最高傑作にして代表作
5 代表作にして最高傑作
5 代表作にして最高傑作

Quiet
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John Scofield
Verve (1996-09-24)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 いまだに、この一枚でOK
3 イージーリスニング
5 作曲/アレンジ/演奏ともに素晴らしいトータルなミュージシャン。

Letter from Home
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Pat Metheny Group
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Opus de Jazz
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Departure
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2009年5月 6日

隠居の旅:兵庫北部を巡る

 こんな連休しか休めない娘が温泉でも入りたいというので、山小屋 Hütte Hachi に泊まって兵庫県北部にある夢千代日記で有名な湯村温泉の外湯に入りに行くことにした。車の渋滞は覚悟の上である。

出石城趾:クリックすると大きな写真になります出石蕎麦「官兵衛」:クリックすると大きな写真になります 5月3日、渋滞を避けて5号湾岸線を西宮でおり、芦有道路を抜けて西宮北ICから中国道・舞鶴道春日を経由して北近畿豊岡自動車道和田山まで、車は多いものの渋滞なし。
 昼食はちょっと寄り道をして、出石蕎麦を摂ることにした。出石城趾の新緑が眩しい。蕎麦屋は、昨秋友と入ったことのある城趾に近い「官兵衛」が娘も気に入った。自分でわさびをおろした味にも満足していた。

残雪が残る氷ノ山:クリックすると大きな写真になりますタチツボスミレ:クリックすると大きな写真になります 5月3日は日曜日、イチロー御用達の「羽淵精肉店」は休業のはずと思ってこちらで用意してきたのに、連休のためか営業していて娘が残念がった。
 キャンバスの椅子を先日仕上げた小屋のミニデッキに持ち出して、谷間に残雪が残る氷ノ山を眺めながら、缶ビールで喉を潤した。今日は作業はない。
地面に目を移すと、タチツボスミレが一面に可憐な花を開いている。家内と娘は、5月の連休に訪れたときの恒例となっているワラビなど山菜採りに精を出していた。

新「薬師の湯」:クリックすると大きな写真になります荒湯:クリックすると大きな写真になります 翌朝、国道9号線を45分ほど北西に辿って湯村温泉に。
若かったころ、浜坂あたりの海水浴へ行った帰りに、潮を落としによく通った外湯「薬師の湯」へ寄るのに車を駐めた町営の駐車場はガラガラだ。
ところがリンクしたブログにあるように噴出泉の荒湯の前にあった「薬師の湯」は小さな公園に変わっている。周章てた。
立ててある看板をよく読むと昨年、場所を変えたようである。新「薬師の湯」は、夢千代会館と春木川を挟んだ対岸にある。なんと新しい駐車場も隣接している。2時間までなら、無料の利用券が出るらしい。道理で先の駐車場はガラガラのはずだ。
 休日といっても、風呂は朝の9時台では空いている。炭酸水素塩泉という透明できれい湯舟に手足を伸ばした。小さいながらも露天風呂もついている。
 荒湯近くの土産物店で求めた卵を10分ほど高温の噴出泉につるして作った温泉卵を浜坂経由香住までの車の中で頬張った。美味かった。
 この国道178号線は、余部鉄橋の下をくぐり抜けてゆく。休日・好天とあって三脚にカメラをつけたカメラマンが群がっていた。あとで列車で来る予定なので、素通りして一路香住へ。

おまかせにぎり:クリックすると大きな写真になります 香住漁港近くにある三七十(みなと)は、3回目の訪問だ。海水浴シーズンでないので町はひっそりしているが、この鮨屋だけは季節は関係ないようだ。おまかせにぎりを注文すると、この地で獲れた魚を季節に合わせて握ってくれる。ネタを説明してくれるが、覚えきれない。100円回転すしになれている舌には、いかにも贅沢だ。

鎧の入り江:クリックすると大きな写真になります 娘の発案で香住←→余部を列車で往復することにしたので、駅にある駐車場に車を駐めた。無料である。
 駅で餘部までの往復の切符を発券してもらったが、発車までは1時間弱ある。歩いて5分ほどの香住浜海水浴場へ行ってみた。昔は整備が行き届かず汚かった海岸も、屋外ステージなどができてきれいな公園になっている。夏には、孫をつれてきてやりたいと思う。
 12:42 発の下り普通列車(気動車)に乗ると 11 分で餘部に着く。途中は、という日本海の入り江を断崖の上から望む駅がある。入り江の上には、ロープにつり下げられた鯉のぼりが海風に泳いでいた。
余部鉄橋_2.jpg 餘部からの帰りは、13:33 発の城崎行きの上りに乗る予定なので持ち時間は40分ほどしかない。鉄橋下の国道 178 号線まで急な坂道を往復するのはつらい。
 そこまでネットで調べていなかったが、カメラを構えた人によると、13:00 頃に下り特急「はまかぜ」が通過するらしい。駅近辺にとどまって写真を撮ることにした。どうせならと、CanonIXY9000IS で動画を撮ってみることにした。これなら音声も録ることができる。
左の画像をクリックすると動画がダウンロードされ、WindowsMediaPlayer で再生されるはずです。

 香住でカーナビを「自宅に帰る」にセットすると到着予定は 18:00 になっている。まあまあのリーズナブル旅行に満足しながら車を走らせると、この連休同じようにドライブを楽しんだ人たちが多いのか、あちこちで渋滞に巻き込まれてしまった。やっとのことで自宅にたどり着いたのは、20:00 を過ぎていた。

  

2009年4月25日

隠居のデジカメ写真整理:Picasa3 で2枚の写真を連結する

 前のエントリーでは、花の写真をたくさん載せた。そのうちの一枚「ミヤコワスレ二種」は、二枚の写真を連結して一枚の写真にしたものである。この写真は、Picasa3 を使って作成したので、備忘録として記録しておきたい。

 元の写真は左の2枚で、合成したものは右である。
薄い青のミヤコワスレ::クリックすると大きな写真になります濃い青のミヤコワスレ:クリックすると大きな写真になります連結写真:クリックすると大きな写真になります

 Picasa3 での連結方法は本来の使い方ではないと思うが、以下の通りである。
  1. Picasa3 を立ち上げ、同じフォルダー(ライブラリー)内の連結したい写真2枚を選択する。
  2. コラージュ画面:クリックすると大きくなります
  3. 画面下部のツール・アイコンで「コラージュ」join_3.JPGを選択する。コラージュとは、モンタージュ写真と思えばよい。
  4. 出てくる画面左の操作パネルにある「設定」タグをクリックし、写真を寄せ集める方法として、「グリッド:写真を縦横そろえて規則正しく並び替える」を選択する。
  5. 「ページ形式」セレクトメニュー
  6. 出てくる画面にある「ページ形式」セレクトボックス下のアイコンjoin_5.JPGで山のアイコンをクリックし、セレクトボックスで「5 x 8」を選択すると横に連結される。2枚の写真の間隔は、上にある「グリッド間隔」で調整できる。
    「ページ形式」をいろいろ試してみると、元の写真が横長の写真の場合、「現在の表示」「9x13」「13x18」「20x25」「A4」「正方形」「4:3」を選択すると「デザインを横方向に定める」(山アイコン)をクリックしておいても、縦方向に連結されるようである。
  7. このようにして連結した写真を保存するには、左操作パネルの下部にある「コラージュの作成」ボタンをクリックすればよい。コラージュ写真は、¥マイピクチャー¥Picasa ¥コラージュ フォルダーに .jpg ファイルとして自動的に保存される。
  8. このコラージュした写真をブログに載せる場合は、写真をエクスポートすればよい。

 連結された写真をよく見ると、元の写真の中心部をカットし連結しているようである。
 この Picasa のコラージュ機能をうまくつかえば、壁紙のコラージュ写真を作ったり、CD レーベル写真に応用したりできそうである。
 ただし、もっと高度な合成写真は、Paintshop や Fireworks などを使わねばならないだろう。

2009年4月24日

隠居の庭:春の花

 家内が一生懸命育てている草花の写真を記録として残しておこうと思う。花の名前もすぐ忘れるので、その記録にもなる。いつ頃、どのような花が咲いたかの記録にもなる。
 桜の時期が過ぎた4月も中旬頃になると我が家の庭も色とりどりに賑やかになる。垣根のモッコウバラは黄色の花が先に咲く。白はもう少し遅い。
モッコウバラの下には、ポピーストックヒメキンギョソウが花を咲かせている。
 門扉近くの垣根にツルをからませて、カロライナジャスミンが黄色い花をつけている。玄関へのステップには、いろいろなパンジー(ビオラ)マーガレットチューリップスミレの寄せ植え、フレンチ・ラベンダーなどの鉢植えが並んでいる。
 手作りの簡易イーゼルにつけた額縁プランタには、細い茎の先に小さな黄色いムルティカウレという花が揺れている。
 昨年、寄せ植え教室で作った紙粘土の鉢に、今年もナデシコが赤紫の花を沢山つけている。寄せ植えの鉢に咲いていたプリムラポリアンタは、花の時期を過ぎたようだ。
モッコウバラ:クリックすると大きな写真になりますヒナゲシ(ポピー):クリックすると大きな写真になりますストック:クリックすると大きな写真になりますヒメキンギョソウ:クリックすると大きな写真になります
カロライナジャスミン:クリックすると大きな写真になりますパンジー(ビオラ):クリックすると大きな写真になりますマーガレット:クリックすると大きな写真になりますチューリップとスミレの寄せ植え
フレンチ・ラベンダー:クリックすると大きな写真になりますムルティカウレ:クリックすると大きな写真になりますナデシコ:クリックすると大きな写真になりますプリムラポリアンタ:クリックすると大きな写真になります

 地植の花に目を向けてみると、一年中咲いているのではないかと思えるユリオプス・デイジーの黄色が鮮やかである。白のイベリスが、ユリオプス・デイジーの下で咲いている。カラーの仏炎苞が、白くウッドデッキのそばと裏の小さな花壇で浮き上がっている。
青色の濃いものと薄い色のと二種のミヤコワスレも咲いている。
 ヒメウツギコデマリは株数を殖やしたようだ。
 クリスマス・ローズイワナンテンは、昨年も咲いていた。
 もともと寄せ植えに入っていたガーベラの一種も地面に植えられている。小さな赤い壺状の花をつけるエリカ・オーテシーは、花の時期が長い。和室前の庭のフイリアマドコロのスズランのような花は葉の陰に隠れている。昨年植えたチョウジザクラは、ソメイヨシノと同じ時期に咲いていた。
ユリオプス・デイジー:クリックすると大きな写真になりますイベリス:クリックすると大きな写真になりますカラー:クリックすると大きな写真になります二種のミヤコワスレ
ヒメウツギ:クリックすると大きな写真になりますコデマリ:クリックすると大きな写真になりますクリスマス・ローズ:クリックすると大きな写真になりますイワナンテン
ガーベラの一種?:クリックすると大きな写真になりますエリカ・オーテシー:クリックすると大きな写真になりますフイリアマドコロチョウジザクラ:クリックすると大きな写真になります

 これらの花の名前を調べるには、いつもながら、K's Bookshelf 花の図鑑を参考にさせていただいた。

2009年4月23日

隠居のDIY:アリ継ぎ(dovetail joint) で抽出を作る

dovetail joint:クリックすると大きな写真になります 前から無理と諦めていたアリ継ぎでの材の接合(右写真)をVermont 社のアリ溝ガイドキットを使って挑戦してみた。
 出来てしまえば簡単なのであるが、試作でいろいろと失敗を重ねたので備忘録として記録しておきたい。

 試作は 1X4 で W500XD300XH90 の抽出を作って、以前に製作したワゴンにつけてみようという試みである。上手くいけば、孫の玩具収納箱を作る予定である。
 アリ溝ガイドキットを使って失敗したことは以下のような項目である。
  • 問題:安物SPF 1 x 4 使っているせいか、木が欠けてしまう。
    対処:溝を切削する部分にマスキング・テープを貼っておくと少しましであった。
  • 問題:取説通りにきちんと設定しないと継ぎ目がずれる。
    対処:DIY の雑誌:「ルーター&トリマー」の説明にあるようにマークを付けるなどして用心深く材料をセットする。
  • 問題:付属しているアリ錐ビットの取り付けをしっかりしていなかったので、付属のテンプレートガイドを破損した。
    対処:テンプレートガイドのみ再度取り寄せた。アリ溝ガイドキットを購入したTOOLS GR にメールすると幸い部品があった。
  • 蝶ネジをボルトネジに変えた:クリックすると大きな写真になります
  • 問題:アリ溝ガイドキットについている前板をとめるネジは蝶ネジで、きちんと締めるには力がいるし手早くできない。
    対処:写真のように、ボルトネジに変えて、電動ドリルで操作できるようにした。
  • 問題:ルータで切削しようとすると切削している部分が見えにくい。
    対処:持っていたトリマーが古くなっていたので、リョービ[TRE-40]を新調した。ただし、テンプレートガイドがついていないので別注文した。


ワゴンの枠の溝を掘る:クリックすると大きな写真になりますできあがった抽出に前板をつける いろいろと試行錯誤したが、何とかねじくぎを1本も使わずに、かなり丈夫な抽出用の箱はできた。底板は厚さ4mm のシナベニアを、ルーターで彫り込んだ溝にはめ込んだ。

 抽出の前部分は、パイン集成材をワゴンの枠が隠れる大きさに切り、板の周囲をギンナン・ルータービットを使って、面取りをした。木製の抽出取っ手をホームセンターで求めてきて、その板に取り付けた。その前板と抽出の前板との接合は、木ダボを使った。

部屋に置いた抽出つきワゴン:クリックすると大きな写真になります 抽出を出し入れするレールは、山小屋で網戸を作ったときに余っていた、アルミの枠を応用することにした。アルミ枠の厚さで抽出側板に深さ 10mm の溝をルータを使って掘った。また、ワゴンの枠も溝を掘り、アルミ枠を埋め込んだ。この溝を掘るときに、先に求めたトリマー:リョービ[TRE-40]が役に立った。
 塗装は WATOCO オイルを全面と後面だけ塗布した。

 ワゴンの上に置いていた雑品が抽出の中に隠れるので、少しすっきりした。そのうちに、また物で溢れてくるだろうが。

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2009年4月19日

隠居のDIY:山小屋にミニ・デッキを作る

 2004年春に仕事から完全にリタイアしたあと、庭にプロに造ってもらったウッドデッキの堅い端材を切るのに丸のこを買ったのをきっかけに、DIY にはまった。

 友人と共同で所有している山小屋( Hutte Hachi と勝手に名前をつけているが)には、DIY することは五万とある。
 ただ、ここで何かものを作ろうとしても、作業をする適切な場所がない。屋外にテーブルでも置いて、小鳥の声を聴きながらお茶をするにも、傾斜地の土の上では落ち着かない。
 それで、小屋の横に小さなデッキを作ることにした。始めたのは、2005年の春である。先日、4年越しで一応完成したので記録として残しておきたい。

 ドゥーパ!の雑誌「手作りガーデンエクステリア」などを参考に、W360 x D180 x H20-50 のミニ・デッキを目指した。
 これぐらいの大きさなら、2 x 4 材を組み合わせれば手作りができるはずであると思ったからである。それに、長さ6フィートの 2 X 材なら私のステーションワゴンで運ぶことができる。束柱基礎:クリックすると大きな写真になります
 先ず、傾斜地に長方形で水平となるデッキを乗せるための束柱の基礎を作ることにしたが、これがなかなか難しい。6本の束柱のための基礎を置く場所は、地面が柔らかいので 30cm 四方くらいにスコップで穴を掘り小石をひろってきてモルタルを注いで突き固め、その上にコンクリート製の基礎石を置いた。
基礎石と束柱との接合は、シンプソン金具(ポストベース)を使った。
束柱の高さを水平にするために、使わなくなったスキーのストックを地面にさして、水平器で測りながら水糸を張り、基礎からの高さに合わせて、 4 x 4 を切断した。 4 x 4 を丸のこで切断するときは丸刃の深さが 90mm までとどかないので一回では切れない。
 もう一つの問題は、長方形の直角をだすことである。そばの小屋の壁から曲尺を使って直角になるように水糸を張った。あとでプロに教わった方法であるが、ロープか何かで各辺 3:4:5 の長さの三角形を作れば良かったのである。ピタゴラスの定理に、a² +b² = c² とあるのを思い出した。

根太をとりつけ:クリックすると大きな写真になります そこまで作るのに一人で何回か小屋に通った。山小屋での独り寝はあまりにも静かすぎて、ちょっとした物音に敏感となる。熊の出没も聞いている。もちろん積雪のある 12月から 3月までは工事ができない。その他に急を要する DIY がはいったりして、束柱だけ立てて3年あまり工事を中断していた。
昨年の秋になって、ようやく再開できるようになった。
 立ててから3年余り経って少し揺れている束柱に、当初買い込んでいた 2 x 6 を根太としてシンプソン金具を使ってとりつけた。そこまで工事した時点で雪の季節になったので中断していた。

コースレッドで締め付け:クリックすると大きな写真になります完成したミニデッキ:クリックすると大きな写真になります 雪も融けたのでパートナーを誘って、デッキの仕上げを目指して4月16・17日とでかけた。車には、デッキに張る 2 x 4 6フィートを 30 本積んだ。
あいにく霧雨がときどき降ったが、工事を再開することができた。到着した日の午後は、根太の上に、30本の 2 x 4 を並べ防腐用のオイルスティンを塗布した。
翌日は幸い天気が回復傾向となった。傾斜の低い(したがって束柱が高い)側から、順番に一枚ずつ 75mm のコースレッドを打ち込んでいった。コースレッドで打ち込んでおけば、のちのち板を張り替えるときには楽であろう。板の間隔は、厚さ 5mm のベニア板をスペーサーとして使った。コースレッドの締め付けは、インパクトドライバーで大丈夫と思っていたが、案外硬いので、力のあるAC電源ドライバーでほとんど締めた。それだけでは、コースレッドの頭が材に沈まないので、その部分だけインパクトドライバーを使用した。山の中なので、インパクトの高い音も周りを気にしなくてすむ。
 正確に作ったつもりの枠だったが、水平はなんとか保たれているものの長方形の直角が少し狂っていて、板の間隔を少し変えながら取り付けた。パートナーにその話をすると素人の作品だから許される範囲と慰めてくれた。

 午後3時頃を過ぎて、ようやくできあがった。早速、パートナーが淹れてくれたコーヒーを、まだ谷間に雪が残っている氷ノ山を眺め、ウグイスとシジュウカラの鳴き声を聴きながらすすった。うん、なかなかいいな!と一人満悦した。
これで、いろいろなものを作る作業場はできたので、山小屋に行く楽しみも増えてきた。
小屋の裏には、建築当初あったテラスが屋根から滑り落ちる雪の重みで壊れてしまっている。これをプロに頼んでブロックを積んでもらい、上部に取り外しのできるデッキを作る予定もある。
 連休中に泊まる予定になっている建築家の娘が、どのような評価をくだすかは不安であるが。



DIY作品集に収載

 

2009年4月13日

隠居の花見:泉北 栂・美木多駅周辺

 4月半ばになって桜見も終わりになったが、満開の時期(4月7日)に撮った写真を記録に残しておこうと思う。

西原公園の桜駅の横を通る泉北1号線沿いの桜:クリックすると大きな写真になりますヒヨドリが満開の桜花を啄みに:クリックすると大きな写真になります原山台公園のタンポポと桜:クリックすると大きな写真になります
 泉北高速鉄道の栂・美木多駅周辺には多くの桜が植樹されている。植樹されたのは 1972年頃と思われるので、37年は経っているようだ。
 泉北ニュータウン内で一番の桜名所は西原公園ではないかと思う。駅から近く、池があり、花見がしやすい芝生が拡がっているのがいいのかもしれない。
 駅の横を通る泉北1号線沿いの桜も毎年見事な桜を咲かせる。
 西原公園から駅を挟んで反対側(南側)の原山台公園にも桜が多い。沢山のヒヨドリが満開の桜花を啄みにくる。今年はあまりメジロを見かけなかった。
 犬の散歩させに多くの人が行き交う公園の草地には、タンポポもさいている。

庭代台公園:クリックすると大きな写真になります緑道沿いの桜:クリックすると大きな写真になりますコゲラ:クリックすると大きな写真になります
 駅からもう少し足をのばして庭代台公園まで行くと、広大な芝生が拡がっており、周囲には桜が満開である。駅からさらに南側の御池台まで続く自転車・歩行者専用の緑道沿いにも多くの桜が植えられている。
 近くでウグイスの鳴き声がするのでなんとか写真を撮りたかったが、暗い木の枝の陰で鳴いておりキャッチできなかった。代わりに、近くの桜にコゲラがとまった。こちらは、なんとかキャッチできた。

 

2009年4月12日

隠居の旅行:横浜ポートエリア

 東京に単身赴任していたときに同じ職種を通じて知り合ったほぼ同年齢の仲間のゴルフ・コンペが、千葉の成田であった。サクラ吹雪が舞う快適なゴルフと愉快な仲間との19番ホールを過ごした翌日、横浜に在住する Studio YAMAKO のオーナーが横浜を案内してくれた。

クリックするとビデオがダウンロードされます 前日に続いて、夏を思わす快晴である。JR横浜駅西口そばのステーキ屋で友人に昼食をご馳走になったあと、横浜そごうの中を通り抜けて、横浜ベイクォーターにある水上バス乗り場へ。さすが横浜住人、道に詳しい。
 天気が良いので、水上バスに乗って山下公園まで行こうという計画である。気温は高いが、風は涼しく波を切ってすすむ船は快適である。大きさは、ちょうど大阪中之島で乗った水上バスと高さも形も同じくらいである。
 船の後部デッキには、すらりと足の長い黒人系のお嬢さん2人が、さかんにデジカメのシャッターを切っていた。友人が付きの日本のおばさんと一緒に写真を撮ってあげたときに、国はどこかと聞いてみると、ジャマイカということであった。ジャマイカといえば、オリンピック陸上短距離選手を思い出し、道理で足が長いなと変な感心をしてしまった。
上の画像をクリックすると動画がダウンロードされ、WindowsMediaPlayer で再生されます。12MB ほどありますので、少し時間がかかります。

ゆりかもめ:クリックすると大きな写真になります 下船してから大桟橋に向かう山下公園には、様々な国の老若男女が散策したり、ベンチに座ったりして陽春を楽しんでいた。今はレストランとなっている氷川丸を係留している鉄の太い鎖に、ゆりかもめものんびりと日向ぼっこをしていた。
出航準備中の飛鳥Ⅱ:クリックすると大きな写真になりますEXPLORER:クリックすると大きな写真になります 大桟橋には、飛鳥Ⅱと EXPLORER というバハマ NASSAU 船籍の客船が係留していた。
 飛鳥Ⅱは4月12日に世界一周のクルージングに出航するらしい。
  NASSAU 船籍の客船は、SEMESTER AT SEA と船名より大きなマークがあった。ネットで調べると、どうやら Virginia 大学の船上大学らしい。 先ほどのジャマイカ女性はひょっとして、この船で横浜を訪れたのかもしれない。

石川町駅の壁画:クリックすると大きな写真になります 横浜の友人は、最近変わった新横浜駅周辺を見たいといって、新横浜まで送ってくれた。大桟橋から中華街までタクシーで行き、横浜関帝廟に参って、元町を通って石川町駅までブラブラした。石川町駅は、中華街などへの方向を案内する目的で、ホームに壁画がある面白い駅である。

 友のおかげで充実した旅行となった。ありがたいことです。多謝!!

2009年4月11日

隠居の旅行:EX-IC カードを使う

 「働く」ことから引退してからは、新幹線に乗ることも非常に少なくなった。
 それでも、年に 1・2回は東京方面に出かけることがある。定年後、東京で初めての単身赴任していたときのゴルフ仲間のコンペに参加するためである。

 東京に新幹線で行くにあたっては、友人からジパング倶楽部への入会が割引率が高いと聞いた。調べてみると、年会費が一人 3,670円(夫婦の場合2人で6,120円)で、入会してはじめの3回は(片道でも往復でも)2割引で、4回目以降は3割引となる。ただし、「のぞみ」の特急券は購入できない。入会資格は 65歳以上でなければならないから、それを証明するためであろう入会手続き後にもらえる会員証、旅行記録証を提出した場合に発売されるようである。

 私はものぐさだし、乗り物に乗っている時間は短い方が好きだから、のぞみに乗れないのはつらい。少しくらい高くても飛行機のようにネットで予約できて、すっと乗車できる方法を探してみた。東京 - 大阪間なら JR西日本と JR東海が提供している EX-IC というチケットレス・サービスがあることが分かった。これなら、自宅のパソコンで予約できる。乗車する日の列車と座席まで予約することができる。
 単身赴任時代は飛行機を頻繁に使っていたので、パソコンで予約できるこの方法がありがたい。
EX-IC カードを取得するには、JR東海のエクスプレス・カードか、JR西日本 J-WESTカードのいずれかのクレジット・カードを取得する必要があるので、登録には少し日数がかかる。

EX-IC:利用票 Suica Pitapa:クリックすると大きな写真になります 今回、東京方面にでかけるのに、恐る恐る使ってみた。使い方はすこぶる簡単である。Pitapa や Suica を使うように、改札のIC 読み取りにカードをかざすと、乗車券で改札するときに乗車券が出てくるところに、EX-IC ご利用票という小さなカードででてきて、そこに予約した列車・区間・号車・座席番号が印字されている。
 品川で、山手線内回りに乗り換えたが、品川の乗り換え口では EX-IC と Suica を2枚重ねてかざせば OK である。そのあと、日暮里で京成電鉄に乗り換えたが、私鉄にも Suica が使えるようになっているので、タッチ1回ですむ。ラクチン!
 今回の旅行は、結局 Pitapa(関西 私鉄・地下鉄) EX-IC(新幹線) Suica(関東JR・私鉄) の3枚のタッチだけですんだ。世の中便利になったものだ。

 便利になったはいいが、少し運賃が気になり調べてみた。
  • ジパング:年会費 3,670円
    新大阪→日暮里(ひかり利用往復) 13,750x2x0.8
    合計: 25,670
    割引額 1,830
  • EX-IC(のぞみ利用) (13000+190)x2
    合計:26,580
    割引額 3,240
 もちろん、ジパング倶楽部の年会費は、2回目以降は 0 としての計算になるし、4回目利用以降は割引率は3割になる。もうひとつ良いことは、全国のJR で使えることである。悪いことは、使える列車が限られることと乗車券の購入にでかける必要がある。
 EX-IC が良いのはパソコンの前で予約するだけでいいし、乗り降りが極めて楽である。ただし、東海道新幹線だけしかできない。

 どちらも一長一短がある。今のところ、JR で旅行する予定はないが、予定がある場合は 65 歳以上の特典を活かせば随分お得だろう。

2009年4月 4日

隠居の花見:大阪狭山池公園

 2009年4月3日、風が吹けばまだ少し寒いが陽春の光が眩しい天気になった。
日本最古のダム式ため池といわれる大阪狭山池が近年整備されて、池の周囲は公園として整備され桜が沢山植えられている。まだ満開には少し早いかなと思いながら、車を15分ほど走らせていってみることにした。

狭山池博物館に近い遊歩道桜並木:
クリックすると大きな写真になります 2006年の5月末に行ったときには、まだ苗木だった桜も大きくなっているはずである。
 この3年間ほどで、池の周囲を歩ける遊歩道など公園として整備がかなり進んでいるようである。駐車場に車を駐めて、反時計まわりに歩いてみた。時計回りに歩く人と反時計回りの人とどちらが多いかを少し観察してみると、どうやら我々と同じように反時計回りに歩く人がかなり多いように思う。ここだけの現象なんだろうか。
安藤忠雄設計の狭山池博物館に近い遊歩道に植えられていた桜はまだ若木の5~6分咲きといった感じだが、池の反対側からみるとなかなかの風景である。
葭原に群れる水鳥:クリックすると大きな写真になりますカメの甲羅干し:クリックすると大きな写真になりますタンボポ:クリックすると大きな写真になりますオオイヌノフグリ:クリックすると大きな写真になります





 水面には、幾種類かのカモが餌をついばんでいたりする。池の一部には、葭原が残されており水鳥が群れていた。
 フェンス・ブイの上では、カメが甲羅を干していた。土手に目をやるとタンボポやオオイヌノフグリの可憐な花が、まだ花を咲かせていないシロツメクサに混じって咲いている。

ヒヨドリ:クリックすると大きな写真になります「ソメイヨシノ」と「コシノヒガン」 狭山市と大阪府が後援しているらしい「狭山池さくら満開委員会」というのががあって、寄付を募って桜の植樹を続けているようだ。池の周囲4kmの土手には、「ソメイヨシノ」を内側に、「コシノヒガン」という種類のサクラを外側に植樹している。狭山池博物館近辺では、これが4重になって植えられている。年が経てば、見事な桜並木になるにちがいない。

 その日の夕刻 6時10分からのNHK大阪の関西ニューステラスに、安藤忠雄が出演して「平成通り抜け」の話を熱く語っていた。なんでも、淀川の支流である大川の起点から天保山までの両側を桜で埋めようという壮大な計画の完成ももう少しらしい。事業費は、一口1万円の寄付でまかなわれる。2005年から5年がかりの事業は、なんでも、トヨタなどの大口の寄付があるものの4億円を超えているという。寄付をした人の名前は、植樹された桜にプレートがつけられる。春になると花をつけるというマイ・サクラとなるわけである。
 来年の桜時分に、毛馬から天保山まで大川沿いを歩いてみたいものだ。

泉北近辺私的観光地図に掲載 

2009年4月 2日

隠居のHP:ページへのアクセス制限を .htaccess で設定する

 著作権の問題などで、以前にアクセス制限をかけたページを作成していた。
今回、公開したくないページを自分用につくりたかったので、以前に設定したときの方法を歳をとって衰えた記憶を頼りにたぐってみたが、細かい点までなかなか思い出せない。
再学習して新たにアクセス制限を設定したので、備忘録として記録しておきたい。
 今回参照させていただいたのは、ChamaNet というサイトが無償で提供しているベーシック認証である。詳細はこのページに詳しいが、記録はリンク切れになったときの用心のためである。

 アクセス制限は、.htaccess ファイル内に記述する。 .htaccess はMovable Type のバージョンアップにともないブログのURL を変更したときにも使った。詳しくは、<.htaccess で移転先URLページへ誘導する:MT4.1 >にアップしている。

 ページにアクセス制限をかける方法は、FTP を使い慣れておればそれほど時間はかからない。
Chamanet が提供してくれている次のようなテキスト・ファイルを Notepad かなにかで(私の場合は、秀丸を使っている)作成し、htaccess.txt とする。(FTP に FFFTP を使っている場合は、.htaccess というファイル名もOKである)
AuthUserFile /home/xxxxxx/n-shuhei.net/public_html/xxxxxxx/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Input ID and Password."
AuthType Basic
require valid-user
<Files ~ "^.(htpasswd|htaccess)$">
    deny from all
</Files>

/home/xxxxxx/n-shuhei.net/public_html/xxxxxxx/ の部分はサーバーのルートディレクトリからアクセス制限をするディレクトリまでのフルパスである。

 .htpasswd は、ID(ユーザ名)とパスワードを:で区切った1行のファイルである。例えば、次のような表現になる。
nshuhei:KRQF6dfVUaeqo
パスワードは、base64 で暗号化されている。パスワードを base64 で暗号化するサービスは、上のベーシック認証のようないろいろなページで提供されている。
この .htpasswd ファイルをアクセス制限をしようとするディレクトリー(フォルダー)に、.htaccess ファイルとともに置けばよい。

 このような設定をしたあと、私がレンタルしているサーバーの Xserver を覗いてみると、ユティリティとして「アクセス制限」が提供されていることが判明した。自分が設定したフォルダー名一覧が表示され、フォルダー毎のアクセス制限の on off を切り替えるだけでアクセス制限を設定できる。この方法で上で設定したフォルダーのアクセス制限を on にして .htaccess ファイルの中味をみると 上述したコードが重複して書かれていた。
 レンタル・サーバーも、どんどん進化しているようである。このような作業をする場合には、先ず第一にレンタル・サーバーのユティリティを覗いてみる必要がある。

2009年3月31日

隠居のHP備忘録:mp3 streaming file(.wax) をウェブ・ページからリンクさせる

 レンタル・サーバーの容量に少し余裕があるので、自分用に Jazz 以外の mp3 ファイルをストリーミング化して、サーバー上におき、ウェブページからリンクボタンをクリックすると音楽流れるようにすることを試みた。
 もちろん、そのようなファイルを公開することは著作権に触れるので、そのファイルへは .htaccess を使って ID とパスワードがなければアクセス出来ないようにした。この方法については、別にエントリーを UP したい。

 以前に<MP3 のストリーミング・ファイルの作成>という記事をエントリーしているので、これを参考に同じようなストリーミング・ファイルを作成して試してみたが、うまく動かない。
 このとき、参考にさせてもらった英語のページがリンク切れになっている。それで新たにググッテいると、STREAMING MEDIA FILES ON THE WEB というページを見つけた。ここに示されている meta file (.wax) のコードは以前に使っていたコードと同じである。
<ASX VERSION="3.0"> 
      <Title>xyz</Title> 
      <ENTRY> 
      <REF HREF="http://www.example.com/xyz.wma" />
      </ENTRY> 
      </ASX> 
 だが、上手くいかない。以前に使っていた wax ファイルの中で、ひとつだけ動いてくれるファイルがある。よくよく見比べてみると、うまく動いてくれる wax ファイルは単純で<Title>xyz</Title> のタグがない。試しに、以前には動いていた wax ファイルから、<Title>xyz</Title> タグをはずしてみると動くようになった。どうやら、Webページの head 部分の <Title>abcdefg</Title> と競合しているためらしい。そこまでは分かったが、避ける方法が見つからないので、 wax ファイルから <Title>xyz</Title> タグをはずした。

  <Title>xyz</Title> をはずしても WindowsMediaPlayer では、曲名や Artist, 作曲者を表示してくれる。元となっている mp3 ファイルがそれらを属性として持っているためらしい。Title タグは是非とも必要ではないので、これで運用しようと思う。
 ただ、Internet Explorer、WindowsMediaPlayer という Microsoft の取り合わせでないと動作しない。

2009年3月30日

隠居の花見:堺泉北西原公園、四天王寺本坊庭園

 四天王寺近くの蒼龍寺で催された「ごぜ唄」公演にいったことは、前のエントリーで書いた。
 孫が習っているエレクトーン演奏が駅そばのパブリックなスペースであるというので、天王寺に向かう電車に乗る前に西原公園をブラブラと桜の咲き具合を確かめがてらでかけた。

西原公園:クリックすると大きな写真になりますツバメの巣:クリックすると大きな写真になります 3月中旬から暖かい日が続いて満開は早いと思われたが、開花後冬に逆戻りしたような気温となって満開にはまだ少し時間がかかるようである。
 泉北ニュータウンにはユキヤナギとレンギョウがあちらこちらに植栽されているが、とくにこの公園では、白と黄色のコンビネーションに加えてサクラのピンクが鮮やかである。

 駅そばのパブリックなスペースでは、昨年もそうだったがツバメが巣を作っていた。ツバメが飛び回るのは、老人の季節感覚では田植え時分であるが、どうやら早まっているらしい。

本坊庭園のサクラ:クリックすると大きな写真になります 蒼龍寺での「ごぜ唄」公演まではずいぶん時間があったので場所を確認したあと、いったことのない四天王寺をブラブラすることにした。本坊庭園のサクラがちらほらと咲いているという 案内ににつられて、有料(¥300)だが入ってみることにした。

八角亭:クリックすると大きな写真になります この庭園には、いくつかの茶室がある。そのなかに「八角亭」と名付けたルネッサンス様式の西洋建築がある。Wikipedia によると「八角亭」は第五回内国勧業博覧会(明治36年・1903年開催)で出品されたパビリオンで、後年移建されたものということである。

 このごろ、このような場所でも中国人の人たちが訪問している。今回も若い男性5人ほどのグループが、さかんにデジカメのシャッターを切っていたし、新婚旅行とおぼしきカップルもサクラを楽しんでいた。二人をカメラに収めてあげたときに、聞いてみるとこちらは台湾の方だった。

本坊庭園のシジュウカラ:クリックすると大きな写真になります栂・美木多駅近くでみかけたシジュウカラ:クリックすると大きな写真になります サクラにメジロはつきものだが、シジュウカラが花をつつきにきていた。このごろ、あちらこちらでシジュウカラをみかけたり、スッピィー・スッピィーと繰り返す鳴き声を聴いたりする。かなり繁殖しているらしい。 泉北高速の栂・美木多駅そばのパブリックなスペースにある植え込みでもみつけた。
 春本番はまもなくだ。

泉北近辺私的観光地図に掲載 

2009年3月29日

隠居:ごぜ唄を聴きにいく

  勤めていた頃の同業ML仲間が、瞽女さんの文化伝承を東京で支援しておられる。その方の紹介で和泉市に在住する同じML仲間と一緒に、阿倍野区の四天王寺近くにある蒼龍寺というところに「ごぜ唄」を聴きにいってきた。

 今回の大阪での公演は、越後瞽女唄(ごぜうた)の伝承者として活動されている萱森直子さんが初めて教鞭をとった堺市立三国ヶ丘中学に、萱森さんと一緒に赴任した薮中さんという同年配の女性のお世話で実現したそうである。翌日(3月29日)の京都清水寺奉納檜舞台での公演の前に、急遽設定されたようだ。
公演舞台:クリックすると大きな写真になります 公演が行われた蒼龍寺(浄土宗)は、藪中さんが住まいするマンションのすぐ近くにあり、このような会合によく使われるようだ。ただ、普段畳の上で生活していない年寄りには、2時間近くの座布団1枚は正直きつかった。60 人あまりが入ると満員となった大広間は、男性は数少なく女性がたくさん来ておられた。私たちの前の最前列には和服のよく似合う料亭の女将さん風の方も手に汗をして聴いておられた。

 ごぜ唄は「荒々しい」、「脚色がない」が特徴と、萱森さんが解説しておられたように、電気的な増幅装置もなしでの迫力で迫ってくる唄を目を瞑って聴くと体中に響き渡って、座布団座りの腰痛も忘れていた。
 演目は関西公演に合わせて、和泉信太山が舞台の「葛の葉」で、弐段と参段を長岡瞽女屋の節回しで唄われた。その間に「祝い唄」のようなものがあり、最後は三味線無しの「たち唄」だった。たち唄とは、門付け唄の逆で、村を立つときに唄う歌なのだそうだ。(出典:エコブログ:中年ものがたり

 京都の趣のあるお寺の多い地区で蒼龍寺を探すのに歩き回ったためか、ごぜ唄が腹に響き渡ったためか、極度に空腹感を覚えていた。公演後、友がネットで調べてくれた美味しい魚と、ボリューム満点の天ぷらを食べさせてくれる「一味禅」で、美酒佳肴の饒舌な時を過ごした。

JAZZ LIVE BAR グラバー邸:Iクリックすると大きな写真になります 仕上げは、友人がひいきのJAZZ LIVE BAR グラバー邸で、ホットワインなどをすすりながら、トランペットとギターの duo という奇妙な取り合わせを聴いた。それはそれなりで良かったが、萱森さんのごぜ唄のあとでは、なんとなくむなしい。



2009年3月24日

隠居のJazz:Web Radio:Live365 への放送を楽しむ

 2007年2月に、Radio Senboku を Internet Radio サイトである Live365 で開局した。自分向けに Jazz ばかり 24時間流している。

 自分向けと思っていたが、世界には Jazz 好きが五万といるようである。その当時の記録をみると Radio Senboku は、Live365 の 7600くらいの全ステーションの中で、4200位くらいで、160あまりのJazz ジャンル・ステーションで 90位くらいであった。

 この2年間で、著作権を巡るいろいろな紆余曲折があったが、Live365 のステーション数は 10,000 を超えた。Live365 のステーションのページを見ていただいてもわかるように、ありとあらゆるジャンルが網羅されている。ジャンル Jazz も、360 ステーションとなった。

クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなります090322_03.JPG  Radio Senboku は、開局2年目になって、チャネルを合わせてくれるリスナーが増えた。
 Live365 は、 broadcaster に開設している局の現状をいろいろと分析してくれて、その情報を提供してくれる。
 この3月22日の状況では、左のスクリーンショットのように、ジャンル Jazz では 360 ステーション中 Rank 50 位を切り、10,000 以上ステーションがある全ジャンルでもランク 1000 位台となった。放送する曲を bebop 系に絞ったのが良かったのかもしれない。自分が聴きたかっただけなのだが。

クリックすると大きくなります Jazz は Voacal でもないかぎり言語は関係ないので、右のスクリーンショットのように全世界からのアクセスがある。
 本場、USA からのアクセスが多いことは当然ながら、最近は UK のファンができたようで長時間聴いてくれているようである。 日本の Jazz ファンも数多く来てくれるが、滞在時間は案外短いようである。生活が忙しいのかもしれない。
 自分が編集している局に、全世界から多くの人がチャネルを合わせてくれているのは嬉しいかぎりである。この遊びには結構費用がかかっているのであるが、隠居の遊びとして、もう少し続けてみたいと思う。

 今月は、前のエントリーで書いたように Jazz Piano を特集して流しているので、BGM に 、Radio Senboku につないでみて欲しい。Playlist は右サイドメニューの「その他のサイト内リンク集」にある。