Studio YAMAKO


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2019年7月21日

初見分! 横須賀どぶ板通り 6月22日

島津亜矢という演歌の旨い歌手がいる。一度聴いてみたいと思っていた折、横須賀の「よこすか芸術劇場」でリサイタルがあるのを知って、チケットを購入していた。演歌歌手のリサイタルというのは初めてだった。クラシック、ポップス、JAZZバンドの演奏会はいろいろ聴く機会があるのだが、演歌のリサイタルは熱狂的な観客もいて随分と雰囲気が違った。
 昼のコンサートだったので、午後2時前には終わった。この日は比較的近くにいながら行ったことがないどぶ板通りを歩いてみようと思っていた。「よこすか芸術劇場」は京浜急行の汐入駅に隣接している。どぶ板通りはその汐入から横須賀中央駅のほうへ向かう道筋にある。小雨模様の天気で、中途半端な時間でもあるので、歩いている人は少なく、あまり活気は感じられなかった。
 どぶ板通りといえば「スカジャン」である。横須賀発祥のジャンパーのことで、主に化繊の生地のスタジアムジャンパー風デザインのジャンパーで、背中に、虎や龍、富士山など和風のモチーフの刺繍を施したものだ。第2次世界大戦後、横須賀基地に駐留したアメリカ兵が、みやげ用としてジャンパーに和柄の刺繍を施したのが起源とされている。どぶ板通りを歩くと何軒かの「スカジャン」屋さんがあった。
 昼飯は「海軍カレー」にしようと思っていた。飲食店はそれほど多くない。どぶ板通りも終わりに近づいて流行っていそうな「TSUNAMI」という店に入った。ほぼ満席だった。どうやらこの店はハンバーガーが売りのようだ。そこで、横須賀海軍カレーと、アメリカンハンバーガーを注文した。横須賀海軍カレーというのは「英海軍の軍隊食であったカレーのレシピを、明治時代に日本海軍が小麦粉でとろみをつけ、ご飯に添えたのが日本のカレーライスのはじまり。"海軍割烹術参考書"を再現して1999年からご当地グルメとして販売されました。海軍カレーを提供するにあたりジュニアカレーマイスター(現カレーマイスター 日本野菜ソムリエ協会の資格)を取得し味の開発をした自信作です。」と説明されていた。
 行くてに、商店が少なくなったので、昨年設置されたという「スカジャン発祥の地」という銘板が路上に埋め込まれたところを右へ曲がり、「諏訪大神社」にお参りしてから横須賀中央駅に向かった。横須賀中央から京浜急行の快速特急に乗ると26分で横浜に着く。

1.横須賀どぶ板通り ミリタリー・ショップ「FUJI」
島津亜矢の演歌を聴いて「よこすか芸術劇場」から、どぶ板通りを東に向かう。どぶ板通りは、京浜急行の汐入駅から、その北側にある国道16号線と並行に全長200m~300mほどの商店街をいう。途中を右に曲がると横須賀中央駅に至る。写真はミリタリー・ショップ「FUJI」という店。米軍放出品を中心にミリタリーブランドのフライトジャケットやブーツ、BAG等が店頭に並ぶ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.「MIKASA」
少し進んで左側に「MIKASA VOL.2」という「スカジャン」の店があった。スカジャンの他、ウェアやスニーカー、バッグ、雑貨などが売られている。横須賀には「三笠」という日本の軍艦の記念公園がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f21/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.Souvenir shop 「ROSE CO.」
店頭にはZippo(ライター)が並べられていたのが気になった。ほかにバックル・キーチェーン等が売られている。Souvenir shopというのは海外への土産としてキモノ・はっぴ・Tシャツを取り扱っている由。米軍関係の人たちが帰国する時におみやげを購入するのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.Grill & Cafe 「ALFRED」
そろそろ、ビールでも飲んで何か食べようと思うが、どこに入ればよいか良くわからない。ここにしようかなと思ったが、もう少し歩いてみることにした。右隣に「うな八」といううなぎ屋さんがあった。鰻もいいなと思ったが、せっかく横須賀に来たのだから、海軍カレーも食べたい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.ミリタリー サバイバルグッズ「カキタ」
戦後から続く老舗ミリタリーショップの「カキタ」。 横須賀市本町 どぶ板通り 商店街Webサイトにある柿田商店のページには 「当店は古く、雑多で、店内は米軍放出品で山積みとなっております。どうぞ世の中に流通してない一点モノのお宝を見つけにお越しくださいませ。」とあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.ヨコスカジャンパー専門店 「プリンス商会」
創業1947年とあった。昭和22年終戦2年目である。サテンと別珍素材を使って製作し、刺しゅうから縫製まで全て手作業の「スカジャン」だそうだ。暖かみのある絵柄に職人の心意気が感じられるという。「オーダーメードもできますのでお気軽にどうぞ」とあった。どぶ板通りの店は一般的に古く店構えも質素だと思った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.雑貨屋
ちょっと楽しそうな店があった。アメリカのプレートが並べられている。ブリキの自動車の模型には¥2,400とか¥2,700といった札が付いていた。右の方にはCocaーColaのバケツなどの売り物も置いてある。後で何という店だったかフォローしてみたが、わからなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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8.「ALEX'S SALOON」
食事をするのにここはどうかなと思い中を覗いてみる。お客さんは多い。カウンターがあって、ビリヤード台やダーツボードもあるようだ。ここは食事というよりは、酒を飲むところようにみえた。さっきあった「ALFRED」という店はここの姉妹店のようだ。夜に来てみると、また雰囲気が違うのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.「TSUNAMI」
そろそろどぶ板通りも終わりになる。左側に海軍カレーとアメリカンハンバーガーが食べられそうな「TSUNAMI]という店があったので入ることにした。ほぼ満席だ。店のHPを見ると、「戦後に米軍を通じて広まり、今では全国的な人気食となったハンバーガー。その米海軍から提供されたレシピに基づいて作られたのが、YOKOSUKA NAVY BURGERです。TSUNAMI独自のこだわりが詰まった本場アメリカンハンバーガーをぜひ」とあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.海軍カレーとアメリカンハンバーガー
横須賀海軍カレーとMeat-Teck-Burgerというのを注文した。あとで気が付いたのだが、Meat-Teck-Burgerはグルテンフリーだった。グルテンフリーの味に違和感はなかったが、ハンバーグは well‐done で少々固かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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11.「ACTIVE SOUL」
「TSUNAMI」の隣に、「ACTIVE SOUL」という店があった。横須賀市本町 どぶ板通り 商店街Webサイトでは、「HIPHOP系のファッションブランド、ジーンズ・Tシャツ・ジャケット・シューズなど多数揃えてあります。ドブ板に来た時は、是非お立ち寄り下さい。」と書かれていたが HIPHOP系 というのがわからなかった。HIPHOP系ファッションは、アメリカ合衆国の東海岸のニューヨークと西海岸のロサンゼルスに住むアフリカ系アメリカ人の若者の生活に根付いたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.諏訪大神社 -1
左に行くと国道16号線の本町2丁目の信号がある通りに出た。どぶ板通りはここで終わりなのだろうか、この先には店が少ない。右に曲がる。右手に諏訪大神社の入り口があったので行ってみる。右側の石段を上がると鳥居があり、その先にさらに社殿に上がる石段が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
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13.諏訪大神社 -2
急な石段を上がると社殿があった。神社の伝承によると、この諏訪大神社は康暦2年(1380年)に横須賀城主三浦貞宗が、横須賀の総鎮守として城の入口であったこの古谷山に信濃国諏訪から上下諏訪明神を勧請したと伝えられる。三浦氏滅亡後、横須賀村の鎮守社として祀られ、明治6年村社に列格、昭和3年郷社に昇格、昭和17年県社に昇格していたそうだ。社殿の周りには紫陽花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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14.諏訪大神社 -3
本殿で拝礼をし、石段を下り、元の道を戻ってバス通りに出た。三笠ビル商店街を通って、京浜急行の横須賀中央駅に着いたのは午後3時過ぎだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
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2019年7月15日

山中湖文学の森 6月4日

6月5日にゴルフをやろうと、その前日、仲間が会員になっているエキシブ山中湖に泊ることになった。そこで、集合時間の前にチョウの写真でも撮ろうと思い、自宅を早めに出発した。チョウのいそうなポイントが分からぬまま、行き先を「山中湖文学の森公園」にした。
 須走から国道138号線を20分ほど走ると山中湖畔旭日丘に突き当たる。そこを少し左に走ると「山中湖文学の森公園」 の入り口があった。入り口から少し坂を上がったところに駐車場があったが、閑散としていた。  曇り空で気温も低く、チョウはスジグリシロチョウしか飛んでいない。
 それにしても山中湖を見下ろす高台にある園地は、施設も立派で、落ち着きがあるところだった。入園料も不要で、園内を散策できる。ここの事業主は山中湖村で、管理運営は山中湖村教育委員会だそうだ。こちらは有料だが、三島由紀夫文学館や徳富蘇峰館もあった。
 その日の夜は宴会をして、夕食後は久しぶりにカラオケを楽しんだ。みんな上手い。翌日は絶好のゴルフ日和となり、友達同士で馬鹿を言いながら楽しいラウンドだった。

  1.文学の森公園案内図
山中湖へは何回か来ているが、ここは初めて来る。富士ゴルフコースが近い。チョウの写真を撮りたいと思って、この辺りへ行こうと思って来た。案内図を見ると、文学の森公園は三島由紀夫文学館や徳富蘇峰館があり、湖畔まで下りるいくつかの散策路がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2.徳富蘇峰館
駐車場から園内へ進むとすぐ右手に徳富蘇峰館が、左手に三島由紀夫文学館があった。この建物は徳富蘇峰館 である。立派な建物だ。ジャーナリストとして、著述家として、また歴史家として明治・大正・昭和史に大きな足跡を残し、山中湖の自然をこよなく愛した蘇峰をさまざまな角度から紹介しているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
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3.三島由紀夫文学館
wikipediaによると、三島由紀夫 唯一の文学館として、1999年(平成11年)7月3日にここに開館した。公的機関での三島資料の保存・利用を希望する三島の遺族の意向と、「山中湖文学の森公園」建設の構想が一致したことから、三島文学の研究と普及を基本理念として設立されたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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4.三島由紀夫文学館の庭
三島由紀夫文学館の前を左に回り込むと庭園となっていた。この中庭は、三島邸(大田区南馬込)の一部のイメージが再現されているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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5. 富安風正句碑 「庭として 花野を湖に かたむくる」
  園内には、しゃくなげの道とか、かえでの道と名付けられた何本かの散策路がある。かえでの道からあやめの道を歩き、湖畔のほうへ降りていくと、与謝野晶子句碑やこの富安風正句碑あった。wikipediaによれば、富安風正は愛知県出身の俳人で高浜虚子に師事した。昭和28年8月より旭日丘の湖畔の山荘を落葉松荘と命名し、昭和53年まで避暑地として毎夏山中湖で過ごし、山中湖村青年俳人のグループ「月の江会」の句会で選句、指導するとともに句を読んでいたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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6.文学の小径案内図
その富安風正句碑の少し先にこの案内図が立っていた。富安風正句碑は8っあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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7.山中湖 湖畔 -1
湖畔から少し高くなったところに山中湖村平野地区の代表的旧家「旧天野次郎宅」を移築した「蒼生庵」とか、山中湖にゆかりのある近代俳句の巨匠・富安風生自筆の色紙や短冊等を展示した「俳句の館 風生庵」などがある。湖畔が眺められるが、富士山は湖の左側でここからは見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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8.「山中尋常高等小学校」
山中湖情報創造館につながるように「山中尋常高等小学校」という札が掛かった建物があった。「山中尋常高等小学校」は明治時代に建築され、校舎としての役割を終えた後も公共施設として最近までいろいろな形で活用されてきたそうだ。今は歴史文化の体験と継承を図ると共に、情報創造館の学習室、研修室として活用する事を目的に文学の森公園内に移築されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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9.「 俳句の館 風生庵」
山中湖村平野地区の代表的旧家であった「旧天野次郎宅」が古民家の保存と活用のために「文学の森公園」内に山中湖にゆかりのある近代俳句の巨匠・富安風生、俳句の館として移築された。 この建物は、富士北麓の典型的な農家のスタイルを伝えており、築後150年以上といわれている。入母屋風甲(かぶと)づくりの萱葺き屋根であったが、移築に際し銅板葺きに改修されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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10.森の小径
木漏れ日が差し込む散策路はすがすがしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
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11.スジグロシロチョウ
チョウの写真を撮りたいと思ってここへ来たのだが、チョウは少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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12.徳富蘇峰館入口
玄関へのアプローチの両脇に大きな岩があり、向かって右の岩には「千秋」と、左の岩には「万歳」と彫られていた。徳富蘇峰館の中には入らなかったが、蘇峰の直筆原稿、掛軸、扁額、書簡、絵画、愛用品、肖像写真、著書、研究書、関連雑誌等の資料を所蔵し、約150点の資料を展示されているという。1998年(平成10)7月25日にオープンした。 徳富蘇峰は昭和7年(1932年)から昭和20年(1945年)の毎夏を湖畔の山荘「双宜荘」で過ごした。「旭日丘」の名付け親だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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13.三島由紀夫文学館 アポロ像
駐車したところまでまた上ってきた。三島由紀夫文学館の中庭をさらに回って、入り口の反対側に回り込む。アポロ像があった。三島由紀夫の自宅(大田区南馬込)の庭にあるアポロ像のレプリカだそうだ。文学館内の窓からは正面から見ることができるように立っている。この時三島由紀夫文学館では、開館20周年特集展として、「20歳(はたち)の歩み」が開催中であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.除雪車
除雪車が置かれていた。冬は雪深いのだろう。余談になるが、除雪車というのは日本ではまあまあ需要はあると思うが、どのようなメーカーがあるのかな興味を持った。小型(家庭用など)としてはホンダやヤマハがある。大型・中型の除雪車は建機メーカー(コマツなど)や、 農機メーカー(ヤンマーなど)があり、除雪機の専門メーカーとして札幌に本社があるNICHIJOというのがあった。ここに置かれていた除雪車はコマツ製のように見えるが定かではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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15.山中湖 湖畔 -2
さて、午後3時半になった。車に戻って、平野の方へ向かう。途中で湖畔の駐車場に車を停め、湖畔に下りてみた。外国人観光客もちらほらと見える。これは北東の方角を見ているが、今夜宿泊するエキシブ山中湖が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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16.山中湖畔の富士山
雲で見えないかと思った富士山だったが、てっぺんまで見えていた。山中湖から見る富士山は、湖畔の対岸、マリモ通りから眺めるのがすそ野が広がって美しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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17.翌朝の富士山
エキシブ山中湖で迎えた翌朝は晴れとは言い難かったが、梅雨の時期には珍しく富士山は全容を見せてくれていた。この日プレーする富士スピードウェイの近くにあるゴルフ場へは三国峠を越えていく。富士山は途中にある展望台からもきれいに見ることだ出来た。展望台には大勢のカメラマンの姿があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 21mm ISO80 ) 露出補正 なし
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2019年7月11日

ゼフィルス シーズン の舞岡公園 5月26日~6月18日間に5回出かけたが・・・

結論から言うと、私にとって今年の舞岡公園平地産ゼフィルスはさっぱり振るわなかった。アカシジミとウラナミアカシジミは5月に訪れた2日間で撮影することはできたが、あとはミドリシジミを何とか撮ったものの、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ、オオミドリシジミは撮ることができなかった。  ネットでは、今年もすべての平地産ゼフィルスを撮影され、その画像を見せていただいているが個体数は少ないように思える。また、舞岡公園でお目にかかる同好の皆さんも「いかがですか?」と伺ってみても「何にもいません」というお答えが多かった。  ただ、その代わりと言っては申し訳ないが、トラフシジミの夏型のきれいな個体に何度か遭遇することができた。もう一つ、すっかり破損した個体だったが久しぶりにクロコノマチョウがいた。暗いところでしか撮れなかった。  最近、舞岡公園はチョウの数が少なくなったように感じる。

190526_001.jpg 1.カラスアゲハ♀ 5月26日
小さな黒いアゲハが飛んできて、目の前の梢に止まった。カラスアゲハの♀だったが、とても小さいので驚いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
190526_002.jpg 2.アカシジミ 5月26日
アカシジミはクリの花が好きだ。毎年、シーズンの一番最初に見るのはアカシジミだと思う。新鮮な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190526_003.jpg 3.アカボシゴマダラ春型 5月26日
今年はアカボシゴマダラも数が少ないように思う。秋になると多くなるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190526_004.jpg 4.テングチョウ 5月30日
今年はTVのワイド・ショーでも話題にされるなど、テングチョウが異常発生しているところがあるようだ。ここ舞岡公園でもいつもより多く見られた。テングチョウは、これから来年の春まで長生きをする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_005.jpg 5.ムラサキシジミ♀ 5月30日
クリの花でアカシジミを撮っていたら、敏捷に飛んできてクリの花に止まった小型のチョウがいた。ファインダーで見て、「何だこれ!」と口走ってしまった。大きさはシジミチョウであるが、裏面が白く見える。ルリシジミではない。1カット撮ったら飛んで行ってしまった。同定できないので画像を添付して日本チョウ類保全協会へメールでお尋ねした。答えは越冬したムラサキシジミの♀ということだった。いつも見ているムラサキシジミと全く違うので、私にはわからなかった。日本チョウ類保全協会では複数の方が越冬明けのムラサキシジミと同定されたそうだ。流石である。ありがとうございました。そういわれてみると目と前翅の丸みにムラサキシジミの特徴がみられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190526_006.jpg 6.ウラナミアカシジミ 5月30日
何処からか飛んできて下草に止まった。草をかきわけて撮る。新鮮な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_007.jpg 7.イチモンジチョウ 6月6日
舞岡公園でイチモンジチョウに会うところはいつもほぼ同じところだ。前翅が丸みを帯び、♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190526_008.jpg 8.ミドリシジミ 6月6日
下草に止まったミドリシジミがじっと動かないでいる。よく見ると左側の翅が反り返ってしまっている。羽化不全のようで、これでは飛ぶことができないだろう。憐憫の目で何人かの人が観察していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
190526_009.jpg 9.ミドリシジミ 6月6日
こちらはきれいな個体だった。この日は別のところでもう1頭ミドリシジミを見たが、例年より数は少ないと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
190526_010.jpg 10.トラフシジミ夏型 6月6日
ミドリシジミを撮ったところの傍で、地面に止まっていた。これもミドリシジミかなと思って近づいたが、何か違う。トラフシジミだった。羽化したてだったのか良く飛べないでいた。集まってこられた一人の方が、手を貸してやって、葉の上に止まらせた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_011.jpg 11.ルリシジミ 6月6日
今が旬のクリの花でルリシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190526_012.jpg 12.クロコノマチョウ 6月6日
日陰になった池の淵を歩いていたら、どこからか飛んできて地面に止まった。久しぶりのクロコノマチョウだった。越冬した秋型と思う。暗いところの地面に止まったので、色が出ない。じっとここに止まっていたのなら全く気が付かなかったろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190526_013.jpg 13.アカシジミ 6月6日
この日もアカシジミは見ることができたが、大分擦れた個体だった。アカシジミはやはり5月中が旬だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
190526_014.jpg 14.ルリシジミ 6月13日
谷戸の田んぼのわきに、農家の方が枝木を燃やされたあとがあった。毎年のことで、ここでしばしばスジグロシロチョウ、アゲハチョウなどが給水している。ミネラル豊富なのだろうか。この日はルリシジミが給水に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_015.jpg 15.トラフシジミ夏型 6月13日
やっと咲き始めたリョウブにトラフシジミが来ていた。このリョウブの木にはこの個体だけではなく、3~4頭いたようだ。リョウブの花は虫が好むようで、ミドリシジミやキマダラセセリも吸蜜に来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190526_016.jpg 16.クロアゲハ♂ 6月13日
駐車場の入り口にクロアゲハ給水に来ていた。なかなか近寄らせてくれなかったが、飛び立ってもまた戻ってくる。あまり見ることもないきれいな(破損していない)個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190526_017.jpg 17.クロアゲハ♂ 6月18日
今シーズンのゼフィルスはこれで最後と思い、6月18日に行ってみた。古民家の入り口でクロアゲハが給水していた。ローアングル、ライブビューでで撮影。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO160 ) 露出補正 なし
190526_018.jpg 18.ウラナミアカシジミ 6月18日
アカメガシワの花にウラナミアカシジミがいた。じっとしていると見つけにくい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO125 ) 露出補正 なし
190526_019.jpg 19.トラフシジミ夏型 6月18日
この日もリョウブの花にトラフシジミがいた。擦れていないきれいな個体だった。トラフシジミの裏面は春型のほうが、白い帯がはっきりして美しいと思う。フラッシュを使用した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
190526_020.jpg 20.ベニシジミ 6月18日
ベニシジミは第二化が発生している。90mmマクロで撮った。夏型にかけての前翅の黒化が始まっていて、この個体は前翅の黒い紋が流れてにじんでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190526_021.jpg 21.アカシジミ 6月18日
すっかり擦れているものの、尾状突起は2本とも健在だし、破損もほとんどない。これで、今年の舞岡公園のゼフィルスも終わりだが、6種中3種しか撮ることができなかった。また、来年を楽しみにしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/250秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし


2019年7月 8日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (6・終) 鶴岡と加茂水族館 5月22日

鶴岡で昼食にしよう。すしを食べたい。K 夫人がスマホで鶴岡の旨い寿司屋を検索してくれた。決めたのは「金太郎寿し」というところ。駐車場も広い。ネタも良く、「中とろ」を何回もお代わりした。旨かった。
 次は楽しみにしていた加茂水族館だ。愛称は「クラゲドリーム館」でクラゲの水族館として知られる。見たこともないクラゲが展示されていて、足を止めることが多かった。クラゲの世界を堪能した。
 水族館の屋上広場に出ると漁港の向こうに鳥海山の美しい姿が見えた。この日は、月山と鳥海山、両方の全容を見ることができた。
 午後2時、横浜への帰路につく。山形自動車道→東北中央自動車道米沢経由→福島JCT→東北自動車道→首都高→横浜というコースだ。山形自動車道から東北自動車道に入るのは、仙台と白石の間の村田JCTと思っていたが、Kさんは山形自動車道の山形JCTで新しい東北中央自動車道に入り、米沢を経由して、福島JCTへ出て東北自動車道へ合流するコースを選んだ。もちろん初めて走る道だった。
 羽生で夕食にして、首都高を箱崎経由で横浜に戻り、それほど遅い時間にならずに帰宅することができた。4日間で1500kmを越す走行距離であった。
 今回もKさんご夫妻には、宿の予約、コースの選定と行程、見どころのピックアップ、食事処の検索等々、大変お世話になった。お陰様で楽しいドライブ旅行をことができた。感謝に堪えない。「ありがとうございました」

21.鶴岡市文化会館
羽黒山五重塔を出て、30分ほどで鶴岡市街に入った。大きな駐車場があったので車を停めたが、ここは何かの施設の駐車場のようだ。前方には大きな建物があった。「相銀タクト鶴岡」と呼ばれる鶴岡市文化会館だった。大ホールの客席数が1,120席、多目的鑑賞室15席があるコンサートホールで、その他にも小ホール/練習室/会議室/楽屋/託児室 がある。2017年8月に完成。同年9月1日には、鶴岡に本店を置く荘内銀行が命名権を取得 し、指揮棒のタクトに由来する「荘銀タクト鶴岡」という愛称になった。9月30日には竣工式が挙行され、2018年3月18日にNHK交響楽団とソリストのピアノに仲道郁代を迎え、こけら落し公演が行われグランドオープンしたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_021.jpg
22.荘内藩校 致道館
鶴岡城の城下町エリアを歩いてみようと「荘銀タクト鶴岡」の駐車場から歩き始めると、すぐ右側に、庄内藩の藩政立て直しを目的に文化2年に庄内藩酒井家9代忠徳が創建した藩校である「致道館」があった。現在は表御門、聖廟、御入間( 藩主が来た時に入る所で全4 部屋のうち、特に御居間の天井と床下は、賊の侵入を防ぐようになっている)などが残され一般公開されている。ここで戊辰戦争の降伏条件の言渡しが新政府軍黒田清隆から忠篤公へ行われたという。この日は水曜日で休館だった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_022.jpg
23.鶴岡アートフォーラム 道路の反対側には2005年3月に竣工した全面ガラス張りの鶴岡アートフォーラムがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_023.jpg
24.大宝館
鶴岡アートフォーラムの先を左に曲がって大山街道を致道博物館のほうに向かって進む。右手は鶴岡公園(鶴ケ丘城址公園)になっている。大宝館があった。大宝館は大正天皇の即位を記念して建てられた、オランダバロック風の窓と、ルネッサンス風のドームを持つ洋風建築だ。現在は人物資料館として公開され、鶴岡が生んだ先人たちの偉業をたたえる資料を展示している、ここも水曜日は休館だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 23mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_024.jpg
25.鶴ケ丘城址公園
道路を渡って、鶴ケ丘城址公園の入口まで行ってみた。堀から護国神社が見える。庄内藩酒井家が約250年居城とした鶴ケ丘城は、明治4年(1871年)廃藩置県により廃城となり、明治9年(1876年)には城内の建築物は全て破却され鶴岡公園となった。明治10年(1877年)本丸跡に藩祖酒井忠勝を祀る荘内神社が設けられた。荘内神社は護国神社の奥にある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_025.jpg
26.慶應義塾大学先端生命科学研究所
再び道路を渡って、少し先の左側に慶應義塾大学先端生命科学研究所が見えた。慶應義塾大学の付属研究所であるが、知らなかった。慶應義塾は当研究所を「アカデミックベンチャー」と位置付け、失敗を恐れず未知の領域に果敢に挑戦し、新規先端技術の開発を積極的に推進させている。細胞工学、分析化学、代謝工学、分子遺伝学、ゲノム工学や情報科学といった異分野の研究者を集め、ITを駆使した「統合システムバイオロジー」という分野の開拓を推し進めているという。2001年4月、鶴岡タウンキャンパスに設置された本格的なバイオの研究所。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_026.jpg
27.致道博物館 「旧西田川郡役所」
信号のある交差点の筋向いには致道博物館がある。鶴ケ丘城の三の丸、酒井家の御用屋敷跡に整備された博物館。明治時代の儀洋風建築「旧西田川郡役所」「旧警察署庁舎」と田麦保の多層民家「旧渋谷家住宅」が移築されている。写真は「旧西田川郡役所」で、創建は1881年(明治14年)で1972年(昭和47年)に移築された。致道博物館も水曜日は休みで観光客はここへは水曜日に来るものではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 23mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_027.jpg
28.致道博物館 「旧鶴岡警察庁舎」
ひときわ目立つブルーの洋館は、1884年(明治17年)に創建され、1957年(昭和32年に移築された「旧鶴岡警察庁舎」で、明治前期に建設された擬洋風建築のひとつの到達点を示すものといわれている。外部窓廻りなどにルネッサンス様式を模しているが、屋根の大棟、破風妻飾りなど在来様式も巧みに取り入れているという。さて、車に残って美味しい寿司屋をスマホで探してくれていたK夫人のところに戻る。「金太郎寿し」は最高だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_028.jpg
29.加茂漁港から鳥海山の眺め
鶴岡の「金太郎寿し」 から、次の目的地である日本海に面した加茂水族館へ向かう。 15分ほどで着いた。加茂漁港の向こうに鳥海山が眺められた。鳥海山は、山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの活火山である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190522_029.jpg
30.加茂水族館 -1 庄内の魚
クラゲの展示数世界一を誇る鶴岡市立加茂水族館 に入る。まず、庄内の魚の展示があった。スズキやマダイが泳いでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/50秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_030.jpg
31.加茂水族館 -2 アカエイ
荘内では「あがえ」と呼ばれるアカエイ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_031.jpg
32.加茂水族館 -3 降海する魚
シロザケ(稚魚)。川で孵化した後、海に降った状況を再現し、成長の様子が観察されている。3~4年、海で成長したのち、生まれた川に戻り、産卵すると一生を終える。これは昨年の冬に生まれて3月にもらってきたシロザケのこどもだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_032.jpg
33.加茂水族館 -3 オワンクラゲ クラゲの展示室に入ってきた。これはヴィクトリアのオワンクラゲで、2008年に下村脩氏がノーベル賞を受賞し話題になったクラゲ。傘のふちに緑色の蛍光タンパク質(GFP)があり、UVライトを当てると緑色に発光する。日本産のオワンクラゲより発光が強い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/20秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_033.jpg
34.加茂水族館 -4
この水槽には、色鮮やかないろいろなクラゲが泳いでいた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_034.jpg
35.加茂水族館 -5 ハナガサクラゲ
好物は生きた小魚だが、入手出来ないことが多いのでアジの切り身を与えているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_035.jpg
36.加茂水族館 -6 フウセンクラゲ
長い2本の触手を持ち、小型の甲殻類等を効率よく捕まえて食べるという。クラゲは肉食なのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/25秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_036.jpg
37.加茂水族館 -7 プロカミアジェリー(仮称)
傘径50cmにもなる大型のクラゲで1mの個体も確認されている。日本のアカクラゲと見た目は似ているが、赤い縞模様はこちらのほうが毒々しく見えるようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
190522_037.jpg
38.加茂水族館 -8 アマガサクラゲ
  「かごしま水族館と同時公開・世界初展示」となっていた。姉妹園館「かごしま水族館」からポリプを譲り受けて繁殖させたとのこと。100m以深で普通にみられるが、浅いところでは稀で、生態は謎が多い。説明書きでは、アマガサクラゲはミズクラゲ科だが、ミズクラゲは、生体→受精卵→プラヌラ→ポリプ→ストロビラ→エフィラ→メテフィラ、そして成体という生活環をもつが、ポリプは根(ストロン)を伸ばして自分と同じポリプを増やす。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_038.jpg
39.加茂水族館 -9 キタミズクラゲ
荘内での出現記録は、1979年に遊佐町の地引網に入ったのみ。成長すると傘のふちが茶色に染まる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_039.jpg
40.加茂水族館 -9 パープルストライプジェリー
傘径が1mにもなる大型のクラゲで、ここではミズクラゲを餌として与えているという。成長すると傘に紫の放射状の縞模様が出る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_040.jpg
41.加茂水族館 -10 クラゲ ドリームシアター
クラゲ専用の水槽としては世界最大級の直径5mに、数千匹のクラゲはゆらゆらと泳ぐ神秘的な光景だ。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/100秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190522_041.jpg
42.加茂水族館 -11 クラゲ ドリームシアター 部分
クラゲ ドリームシアター に近づいて、ミズクラゲの泳ぐ姿を撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3
190522_042.jpg
43.キタゾウアザラシ
水族館の建物の外に出た。キタゾウアザラシがいた。キタゾウアザラシは北太平洋の北アメリカ大陸西岸に棲息するが、2017年10月16日には山形県の海岸で1匹が見つかり、ここ鶴岡市立加茂水族館に保護された。集団での棲息地から遠い日本での放流は不適切と判断した同水族館が、2018年3月17日から一般公開している。キタゾウアザラシはアシカ亜目の中ではミナミゾウアザラシに次いで2番目に身体が大きい種である。 20年位前だろうか、江ノ島の水族館で見たミナミゾウアザラシの「ミナゾウ君」(体調4.5m)はとても印象に残っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 -0.3
190522_043.jpg
44.もう一度 鳥海山
加茂水族館で、今回の東北ドライブ旅行の見どころはすべて終えた。八幡平も秋田県側に入って晴れたし、最終日にはギフチョウにも会えたし、月山、鳥海山の全容を見ることができた。加茂水族館の屋上広場から海の向こうに見える鳥海山を瞼に焼き付けた。帰路は順調に走り、横浜には夜9時に到着した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190522_044.jpg


2019年7月 4日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (5) 羽黒山と五重塔 5月22日

3泊4日の東北ドライブ旅行も最終日になった。この日は朝から晴れ間が広がっている。休暇村庄内羽黒は、スキー場、キャンプ場に隣接している。朝の散歩にはもってこいだ。南に月山も見えていた。
 チェック・アウトして、まず、羽黒山有料道路を標高414m羽黒山へ上がる。出羽三山というのは、この羽黒山、月山、湯殿山のことだ。羽黒山山頂には、出羽三山の神々を合祀する山で「三神合祭殿」があった。「三神合祭殿」近くの草むらで、ギフチョウに会えたのは驚きだった。はじめはアゲハかと思った。しかし、飛び方が緩やかだし、アゲハの♀より黄色い。ヒメギフチョウか、ギフチョウかと思えた。ファインダーで確認してギフチョウとわかったが、やはり時期的には遅く、大分破損していた。後で調べたら、羽黒山はギフチョウの多産地として知られ、採集者も多いようだ。ギフチョウが生息する北限は秋田県の鳥海山麓と聞いている。
 羽黒山を下りて、月山ビジター・センターに寄って、羽黒山の南側を周るようにして、五重塔へ向かった。途中月山がきれいに見える展望台があった。この羽黒山五重塔は東北地方では最古の塔と言われ、平将門の創建と伝えられているという。高さ29m。昭和41年には国宝に指定されている。塔の内側を見学してきた。次は先日(6/18夜)地震の被害があった鶴岡市へ向かう。

1.休暇村庄内羽黒 スキー場
朝7時前、休暇村庄内羽黒の外へ出てみる。北側にはスキーのゲレンデがあった。このゲレンデの上が羽黒山山頂の方向だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
190522_001.jpg
2.月山
休暇村庄内羽黒 の上に月山(海抜1,984m)の姿が見えた。その8合目までの道路は、今年はまだ開通していないという。(今年、 県道211号月山公園線が八合目まで開通したのは6月24日だったそうだ)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
190522_002.jpg
3.国立公園出羽三山案内図
朝食を済ませ出発。羽黒山有料道路を上って、羽黒山山頂へ行く。駐車場から「三神合祭殿」のほうへ歩くと、写真のような案内図があった。出羽三山といっても実は羽黒山の案内図だった。私は許す限りこのような案内板は撮っておくことにしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
190522_003.jpg
4.世界平和塔
正面の建物は参集殿でその前にあるのは世界平和塔。あとで調べてみたが、台座に乗る球は地球を表し、縦と横の線は日本人と外国人が手をつなぎ、平和であるようにとの願いが込められているという。球は開祖蜂子皇子を羽黒山に導いた三本足の八咫烏(ヤタガラス)を戴いている。上下ちぐはぐな感じがするが、実は明治の廃仏毀釈までは、「宝篋印塔」があり、台座のみが残ったのか上部は昭和に造られたもののようだ。丸い部分は地球、青いラインは日本、赤いラインは日本以外で亡くなった方々の霊を意味するそうだ。左側奥に「三神合祭殿」が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.鐘楼と梵鐘
鐘楼は元和3年(1617年)台風で倒れたのを翌年山形城主最上源五郎家信が再建した。寛延2年(1749年)柱の根継が行われたとある。梵鐘は社伝によれば、文永11年(1274年)10月の蒙古来襲の折、幕府より所望され、祈願したところ、鏡池(「三神合祭殿」の前にある池)より九頭竜王の光影が出て酒田の港に飛んで行ったところ、蒙古の舟は残らず海中に没した。このことにより鎌倉幕府より鐘を寄付されたとされている。この巨鐘は、日本第3の大鐘で「羽黒山の大鐘」ともいわれ、「建治元年乙亥(1275年)8月27日」の年紀があるといわれている。国指定重要文化財になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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6.「三神合祭殿」 -1 内部 wikipediaによれば、出羽三山は、出羽三山神社の社伝によれば崇峻天皇の皇子、蜂子皇子(能除太子)が開山したと伝えられる。崇峻天皇が蘇我氏に弑逆(殺害)された時、蜂子皇子は難を逃れて出羽国に入った。そこで、3本足の霊烏(ヤタガラス)の導きによって羽黒山に登り、苦行の末に羽黒権現の示現を拝し、さらに月山・湯殿山も開いて3山の神を祀ったことに始まると伝えられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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7.「三神合祭殿」 -2 内部
同じくwikipediaを参照すると、江戸時代以前、出羽三山は真言宗であったが、江戸時代の初期、羽黒山の宥誉別当が徳川将軍家の庇護を受けるために、将軍家に保護されていた比叡山延暦寺にあやかり、羽黒山・月山は天台宗に改宗した。 天台宗への改宗に湯殿山は反発し、湯殿山派のみ真言宗となった。 羽黒山出羽神社 - 伊氐波神の本地仏を正観世音菩薩とし、一山を寂光寺と称して天台宗の寺院(輪王寺の末寺)であった。羽黒山全山は、江戸期には山の至る所に寺院や宿坊が存在した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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8.「三神合祭殿」 -3 正面
「三神合祭殿」 の正面の祭壇へと上がると、中央に月山神社、左側に湯殿山神社、そして右側に羽黒山出羽神社の扁額が上がっている。「三神合祭殿」は月山、羽黒山、湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿。厚さ2.1mの萱葺の屋根、総漆塗の内部など、迫力があって見ごたえがある。「三神合祭殿」は後方にある本殿と、前面の拝殿が一体となった複合建築である。文化8年(1811年)に焼失し、文政元年(1818年)8月に完成したものだそうだ。国指定重要文化財になっている。手前の鏡池は、神秘の池として古来より多くの信仰を集め、羽黒信仰の中心でもあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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9.スジグロシロチョウ ♂
ここまで、チョウは全く見なかったが、「三神合祭殿」の手前にある草むらでスジグロシロチョウが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 181mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
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10.ギフチョウ
スジグロシロチョウを撮っていると、少し離れた前方にアゲハのようなチョウが飛んでいる。ヒメギフチョウかとも思ったが、ギフチョウのようだ。いったん視界から消えてしまったが、また戻ってきてくれ、ササの葉に止まった。ちょっと離れていたが、撮れるところまで近づくことができた。擦れて破損した個体だし、良い写真ではないが、記念になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
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11.蜂子皇子の墓
駐車場へ戻る途中に、欽明天皇23年(562年)に崇峻天皇の第三皇子として誕生したと伝わる蜂子皇子の墓があった。後に蜂子皇子は出羽三山を開いたとされている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO1250 ) 露出補正 -0.7段
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12.羽黒山神社の末社
出羽三山には百一末社と称し、羽黒山を始め月山、湯殿山の山嶺、または幽谷に多数の末社が散在している。写真の末社は右手前から、思兼神社、 白山神社、大山祗神社、稲荷神社、健角身神社、大雷神社であるが、思兼神社の手前にもうひとつ画に入らなかった八坂神社がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
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13.月山全容
五重塔へ向かう途中に車を停められる展望台があり、抜けるような青い空とはいかなかったが、そこからは月山(海抜1,984m)の全容が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 70mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.羽黒山 随神門
私たちは有料道路を車で「三神合祭殿」のあるところまで上ってしまったが、羽黒山の入り口は五重塔のある、こちら側である。随神門より内は出羽三山の神域となり、神域は遠く月山を越え、湯殿山まで広がる。随神門はこの広い神域の表玄関である。この門は初め仁王門として元禄年間秋田矢島藩主より寄進されたが、明治の神仏分離の折り、随身像を祀り随神門と名付けられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
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15.羽黒山天地金神社(末社)
随神門の右手前の石段の上に、朱塗りのお社が見えた。後で調べてみると、羽黒山神社の末社の一つで、天地金神社という。出羽三山神社のホームページでは、応永4年学頭法性院尊量により創建されたが兵乱のため大破し、後に羽黒山智憲院宥然により安永8年(1779)再興された。もと「元三大師像」を御本尊としてお祀りしたので大師堂と称していたが、昭和39年、須佐之男命をお祀りし、天地金神社となり現在に至っている。とあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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16.神橋と祓川と須賀の滝
随神門をくぐって、五重塔へと歩く。継子坂を下りると祓川に掛かる神橋に出る。出羽三山神社のホームページでは、昔三山詣での人々は必ず祓川の清き流れに身を沈め、水垢離をとり三山への登拝の途についた。朱塗りの美しい神橋は見事な浸蝕谷にかかり、向かいの懸崖から落ちる須賀の滝と相対し、その景観はまことに清々しく美しい。滝は承応3年(1654)時の別当天宥により月山々麓水呑沢より約8kmの間を引水し祓川の懸崖に落し、不動の滝と名付けた。又、一般的には神域とは随神門と伝えられているが、ここより山上と山麓を呼び分け、山上には維新まで本坊を始め30余ヶ院の寺院があり、肉食妻帯をしない「清僧修験」が住み、山麓には336坊の「妻帯修験」が住んでいたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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17.国宝羽黒山五重塔 -1
やがて、左手の杉木立のなかに国宝羽黒山五重塔が見えた。渋い。五重塔への道に入らず、まっすぐ進むと、一の坂、二の坂、三の坂と続き、先ほど行ってきた羽黒山山頂に至る参詣登山道である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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18.国宝羽黒山五重塔 -2
随神門から羽黒山頂までの1.7kmの参道の両側に立ち並ぶ杉並木は、総数約600本、樹齢300年~500年の老木で、慶長初期から寛永(1596年~1643年)にかけて、第48代 宥源、第49代 宥俊、第50代 天宥の三代にわたる別当が十数年の歳月をかけて植林したという。特別天然記念物になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 17mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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19.国宝羽黒山五重塔 -3
さて、国宝羽黒山五重塔であるが、は西暦931年から939年の承平年中、平将門創建と伝えられ、昭和41年国宝に指定されている。高さ29.4メートル、杉材による三間五層の素木作り、屋根は杉板厚さ2.4ミリの木羽を重ね合わせた杮葺きである。その後幾度も修復され、中世には庄内地方を治めていた武藤政氏が1372年から1374年の文中年間に再興したと伝えられ、現在の塔は建築様式からこの時のものと云われている。お釈迦様のお墓に見立てた五重塔は、昔この周辺を龍水寺が治めていたことから明治までは瀧水寺の塔と呼ばれていたそうだ。羽黒山に残る建造物として最も古い国宝羽黒山五重塔は、明治以降公に開扉した記録はないそうだ。今年は平成から令和への御世代わりの年にあたり、また、1400年以上の歴史を持つ出羽三山神社においても、昨年「三神合祭殿」再建200年という佳年を迎えた。これらを奉祝し、4月27日~11月30日までの間、これまで秘中の秘とされてきた国宝羽黒山五重塔の扉を開き、内部特別拝観として一般公開されていた。折角の機会だったので、拝観料500円をお支払いして、開かれた扉から体を乗り出して塔の中を拝観してきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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20.鶴岡へ
午前10時半、五重塔の拝観を終え、鶴岡へ向かった。鶴岡までは車で30分ほどだ。左手には庄内平野の田んぼの向こうに月山が眺められた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 31mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2019年7月 1日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (4) 酒田市 本間美術館と山居倉庫 5月21日

増田を出たところのドライブインで昼食にした後、国道107号線を一路西へ向かった。107号線(本荘街道)の本荘を過ぎて、国道7号線(秋田街道)を日本海に沿って南へ下る。象潟町を過ぎて、遊佐町へ入るところで、秋田県から山形県に入る。右側は日本海、左側は鳥海山なのだが、あいにく雲が多く日本海も、鳥海山も見られなかった。
 やがて、酒田の市街地に入る。午後3時になっていた。酒田では本間美術館と山居倉庫が目的である。
wikipediaによれば、本間美術館は、山形県庄内地方の大地主であった本間家が収集した品を保管、展示する山形県の登録博物館で、公益財団法人本間美術館が運営する。収集品を展示する美術館としてのみならず、京風の純和風建築「清遠閣」、庭園「鶴舞園」による庭園美術館としての性質も持つ。庭園の片隅にある窯では、民芸品である本間焼が造られている。 観覧券はひとり1,000円であったが、庭園と和風建築に堪能した。ゴルフでは、パーシモンといえば本間というほど、木製ウッド全盛の時代「ヒロホンマ」ブランドは高級ゴルフクラブとして人気があった「本間ゴルフ」の創業者兄弟は酒田本間氏庶流にあたる。現在は中国企業の傘下にあるが、大統領選勝利後当時のドナルド・トランプ次期大統領と非公式会談した安倍晋三首相からトランプ氏に本間ゴルフの特注品「BERES S-05」が贈られたそうだ。
 1時間ほど、本間美術館とその庭園を見学した後、次に、山居倉庫へ行った。午後も遅かったので人も少なく、倉庫の裏側(西側)にあたる 「山居倉庫とケヤキ並木」の落ち着きのある眺めは、穏やかな気分にしてくれ、来てよかったと思った。wikipediaによれば、ここはNHK連続テレビ小説「おしん」の脚本を手掛けた橋田壽賀子さんが、貧しい農家に生まれた「おしん」が米一俵で、身売りされ、酒田に奉公に出され、その地で倉庫に続々と運び込まれる米俵を見て、驚きのあまり、言葉を失うという着想を得たところとされている。  あす、最後の日は羽黒山、五重塔、鶴岡、加茂水族館を巡ることを予定している。山居倉庫見学のあとは、もうひとっ走り、「休暇村庄内羽黒」へ。夕方5時過ぎの到着となった。

15.本間美術館入り口
1947年(昭和22年)に開館した本間美術館は、戦後の荒廃した人心を励まし芸術文化の向上に資することを目的として、本間家に伝わる庄内藩酒井家や米沢藩上杉家など東北諸藩からの拝領品を中心に展示活動を始めたそうだ。1968年(昭和43年)には新館が完成し、現在使用している「本間美術館」のロゴは新館完成を祝って画家の故中川一政氏から贈られたもの。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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16.本間美術館庭園
本間美術館の館内での写真撮影は禁止になっていた。展示品の中では円山応挙の「紙本淡彩鼬(いたち)図」や岸駒の「猛虎図」が目を引いた。館内を見終えて庭園「鶴舞園」を歩く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO400 ) 露出補正 なし
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17.茶室「六明廬」
庭園「鶴舞園」 の中に茶室「六明廬」があった。「六明廬」の名はにじり口や下地窓など6っの明り取りがあることから名づけられたそうだ。酒田の茶道は、文政2年(1819年)玉川遠州流四代大森宗震の指導に始まったが、本間家五代光暉、六代光美とも茶道をたしなみ、玉川遠州流は隆盛を極めたと説明されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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18.京風の純和風建築「清遠閣」へ
16の写真で見ていただいた「清遠閣(せいえんかく)」の入り口へ回り込む。「清遠閣」は日本一の大地主として知られた酒田の本間家の「本間家旧本邸」だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
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19.「清遠閣」1階広間
文化10年(1813年)に建てられた「清遠閣」 の中に入った。6000坪の敷地内に建つ本間家旧別荘「清遠閣」は、戦前は酒田の迎賓館として利用されていた。大きな広間からは庭園「鶴舞園」が眺められる。置かれている椅子は2方向に額縁庭園が広がる絶好なビューポイントだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
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20.赤石と青石
庭園「鶴舞園」は文化10年(1813年)四代本間光道が築造した鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園である。庭園の整備は港で働く人々の冬の間の失業対策事業として実施されたそうだ。北前船が運んできた佐渡の赤玉石や伊予の青石が配されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO640 ) 露出補正 なし
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21. 「清遠閣」1階
「清遠閣」は昭和22年(1947年)に本間美術館として開業し一般公開され、平成24年(2012年)に国指定名勝を受ける。ここは食堂エリアで酒田市の迎賓館としても利用されており、大正14年には皇太子殿下(昭和天皇)がご宿泊されたとのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/800秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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22.「清遠閣」2階
「清遠閣」は明治時代末には一部2階建てに増改築された。その磨き上げられた階段を2階へ上がる。2階も座敷が広がり、ここにも一脚の椅子が置かれていた。2階からは舞鶴園のほぼ全景が見渡せる。池の中心に中島があり、反り橋などで繋がっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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23.「清遠閣」2階「御座所」
2階の奥に「御座所」と示された床の間があり、円山応挙の「双鶏図」(寛政3年)が架けられていた。円山応挙の作品はいろいろなところで多く見ることがあるが、この「双鶏図」は鶏のリアルさが京都中の評判となり、写生画家 円山応挙の(1733-1795)の名を世に知らしめた京都八坂神社にある「双鶏図」ともよく似た構図で描かれていると説明されていた。酒田市指定文化財になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1800秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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24.大正ロマン
2階のこの灯も大正ロマンを感じさせる調度品である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO400 ) 露出補正 なし
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25.ウグイスの影
階段の上がり口の上に装飾として彫られた梅の木の影が、壁に映っていた。案内の女性が、その梅の木の上に、彫られていないはずのウグイスが止まっているような影があると教えてくれた。これは偶然できた影ではなく、製作者の遊び心だという。梅の花が重なって、ウグイスに見えるように、作られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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26.「清遠閣」全景
「清遠閣」の見学を終え、「鶴舞園」から出口へと向かう。もう一度振り返って「清遠閣」の全景を撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO320 ) 露出補正 なし
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27.カキツバタ
出口へ向かうところにある池でカキツバタが咲いていた。そのむこうに、葉に切れ込みが見られるのでスイレンと思うが、その葉の緑もきれいだ。夏には白いきれいな花が咲くのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし
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28.山居倉庫(さんきょそうこ)
車に戻って山居倉庫まで移動した。山居倉庫は、山形県酒田市にある米穀倉庫(二重屋根・倉の内部は湿気防止構造・ケヤキ並木と自然を利用した低温管理倉庫) である。 山居倉庫は1893年(明治26年)に酒田米穀取引所の付属倉庫として、旧庄内藩酒井家により最上川と新井田川に挟まれた通称「山居島」に建てられた。舟による米の積み下ろしに便利な立地で、12棟の巨大な木造の倉庫を連ねた美しい建物と、最上川側のケヤキ並木が独特の風情を伝えている。建設された14棟のうち12棟が残っており、現在も米穀倉庫として使用され、一部は「庄内米歴史資料館」や「観光物産館」として活用されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
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29.三居稲荷神社
山居倉庫の木造の建物の切れ目から反対側(最上川側)に出てみた。そこに稲荷神社があった。この稲荷神社の由緒は、明治26年倉庫をこの地に建設するとき、旧藩主酒井家の太郎稲荷および徳川家の禎祥稲荷の二柱勧請して従来から鎮座せる、山居稲荷神社に合祀して三居稲荷神社と改名し、倉庫鎮守の神としたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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30.ケヤキ並木と倉庫 -1
三居稲荷神社 がある12棟の倉庫が立ち並ぶ裏側(西側・最上川側)は、ケヤキ並木になっていて、しばしばテレビや雑誌で紹介されるところだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO320 ) 露出補正 なし
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31.ケヤキ並木と倉庫 -2
2018年時点で12棟が残り、このうち9棟は現役の米蔵として使用されているそうだ。残りのうち1棟は1985年に「庄内米歴史資料館」、もう1棟が2004年に「酒田市観光物産館 酒田夢の倶楽(くら)」として改装され、それぞれ一般開放されている。写真は入り口側一番奥にある1号倉庫の方を撮っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
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32.ケヤキ並木と倉庫 -3
前の写真とは逆に、「荘内米歴史資料館」、「観光物産館 酒田夢の倶楽」として改装され、公開されている倉庫の方向を撮った。倉庫と石畳とケヤキ並木、そしてその奥行きが景色になる。ケヤキ並木のケヤキは日本海からの強風(西風)と夏の直射日光(西日)を遮り、倉庫内の温度変化を少なくする目的で植えられたもので、現在41本残っているそうだ。また、土蔵と屋根の間を空けることで、温度と湿度が急激に上昇するのを防ぎ、倉庫内を一定の温度に保つため、二重屋根が採用された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO320 ) 露出補正 -0.7段
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33.「山居橋」
倉庫の表側、新井田川に架かっている「山居橋」だ。この橋は酒田市街地方面と山居倉庫エリアをを結ぶ歩道橋になっている。 1959年までここに木橋が架かっていたようだが、1993年に現在の橋が橋長52mの鋼桁木装橋として架けられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
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34.JA全農山形山居倉庫
JA全農山形山居倉庫と看板が掛かった蔓が絡んだ木造の事務所があった。山居倉庫は現在も使用されている。この事務所の傍に川に面して石畳の船着場も設けられており、舟運の拠点のひとつであったことがわかる。江戸時代は規定により平田舟による運搬が主だったが、明治に入ってからは、最上川舟運において物資の輸送のために作られた小鵜飼舟に代わった。復元された小鵜飼舟が敷地内で保管されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO160 ) 露出補正 なし
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2019年6月27日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (3) 横手市増田町の伝統的建造物 5月21日

朝から雨が降っていた。この日は、盛岡から一般道を南下して秋田県横手市の増田町へ行く。増田町は伝統的建造物群保存地区になっていて、JRの大人の休日倶楽部の会員誌で紹介されたのを見て、少し回り道になるがこの機会に是非行ってみたいと思い、寄り道することを提案した。ここは、吉永小百合さんのJR東日本のテレビCMのロケ地にもなっている。
 雨の中を走って、10時半ごろ、増田町の街並み案内所になっている「ほたる」に着いた。ここで限られた時間でどこを見ればよいのかと聞き、増田町の「まち歩きマップ」をもらう。まず、無料で公開されていて、観光物産センター蔵の駅になっている「旧石平金物店」を見る。次は雨の中を歩き「ほたる」で薦められた「旧石田理吉家」を見学した。「旧石田理吉家」は残念ながら座敷蔵の撮影は許されなかったが、木造3階建ての外観は立派だった。
 増田町についての記述は増田町観光協会のホームページなどから引用させていただいた。
 12時に増田町の散策を終え、次の目的地である山形市へ向かう。国道107号線(本荘街道)の入り口のドライブインで昼食にしたが、刺身、てんぷらに、小さなざるそばが付いた、コストパフォーマンスの良い食事となった。

1.増田の町並み案内所「ほたる」
歴史的建造物が両側に立ち並ぶ「増田蔵町通り」の入り口に着いた。駐車場に車を停めて増田の町並み案内所「ほたる」に入る。雨が降っている。「増田蔵町通り(七日町通り)」は南北に400mほど続いていた。ここで、1時間くらいしか時間がないと言って、どこを見ればよいかと問うと、「旧石平金物店」と「旧石田理吉家」がrecommendされた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.増田町 公開家屋
「ほたる」の中に入ると、写真のような、公開されている家屋を図示したわかりやすい地図があった。増田町は羽州街道の十文字から増田、田子、手倉峠を経て岩手県の水沢(奥州市水沢区)へ通じる街道である「手倉街道」と、増田から「手倉街道」と離れて川連、稲庭、小安を経て旧仙台領(宮城県)へ続いた「小安街道」という二つの旧街道が合流する地点に位置する。その立地特性を生かしながら、寛永20年(1643年)から始まったとされる朝市に代表されるように人と物資が往来する流通拠点として発展した。かつて東北経済の要衝として栄えた横手市増田町、秋田屈指の豪雪地帯としても知られるこの町には、母屋で覆われた「内蔵(うちぐら)」と呼ばれる豪華な蔵を構えた商家が400mほどの通りに40以上も軒を連ねる。 雨が降る中、まず、薦められた「旧石平金物店」へと向かう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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3.「増田町朝市通り」
「旧石平金物店」へ行く手前の左側に「増田町朝市通り」の入口があった。「寛永20年(1643年)開始、毎月2,5,9の付く日」と書かれた札が掛かっていた。今朝は市は開かれていない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.「旧石平金物店」帳場
「旧石平金物店」は明治大正期に金物商などを営んだ石田家より、横手市に寄贈され、現在「観光物産センター蔵の駅」として、伝統的建造物の公開をはじめとする増田町の観光案内所兼物産販売所として運営されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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5.「石平金物店」座敷
この家屋には、間口が狭く奥行きが極端に長い増田の町割りの姿が残っており、増田の町屋の特徴を知る格好の家屋となっている。道路に面した正面に店舗を配し、座敷、居間、水屋とつながる部屋割りは増田の商家の基本的な配置である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 10mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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6.「旧石平金物店」内蔵
増田に残る建物の多くは、正面と背面が開放できる鞘で覆われた内蔵がある。内蔵とは主屋と続いた鞘付土蔵のことをいう。敷地の半分以上を連続する建物で覆い、豪雪に対応するための長大な空間が作られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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7.「旧石平金物店」内蔵内部
内蔵の1階は手前に板の間、奥に座敷間、2階は板の間で什器類を収納していた。写真は正面の入口から板の間とその奥の座敷間を見たところ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 35mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.「旧石平金物店」トオリ
各部屋の南側に、店舗より裏口まで延びるトオリと呼ばれる通路がある。下のほうに「増田の花火」の二尺玉が見える。県内最古の「増田の花火」は月山神社の祭典行事として、毎年9月14日開催されている。正二尺玉の打ち上げをはじめ、正尺の早打ちや豪華スターマインなど約5,000発の花火が彩り、町民参加の「町民花火」でフィナーレを迎えるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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9.「旧石田理吉家」
「旧石平金物店」の見学を終え、中七日町通りを北へ進むと、七日町通りが終わりに近づくあたりの右側に、木造3階建ての「旧石田理吉家」 があった。ここは有料公開施設だった。「旧石田理吉家」は市の指定文化財で、文政2年(1819年)にい石田久兵衛家より分家し、戦前まで酒造業(銘柄 金星)を営んでいた。木造3階建ては県内でも珍しい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
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10.「旧石田理吉家」の3階
「旧石田理吉家」の3階は座敷になっていた。座敷内から表通り側を1枚だけ撮らせていただいた。 戦後は病院を開業し、地域医療に貢献してきたが、平成23年度に土地および建物が市に寄贈された。現在、一般公開されている家屋は、木造3階建ての母屋と主屋東側につながる内蔵とその内蔵をを含む鞘建物に設けられた水屋部分である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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11.「旧佐藤興五兵衛家」
「旧石田理吉家」 のさらに北側、中七日町通りの終わり近くの右側に「旧佐藤興五兵衛家」(まちの駅福蔵)があった。ここも内蔵を見学することができた。佐藤興五兵衛家は代々の地主で、増田銀行設立時の監査役の1人。大正期に増田勧業社を設立し、セメントなどの建設資材を扱う商いをしていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
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12. 「旧佐藤興五兵衛家」の内蔵
「旧佐藤興五兵衛家」の内蔵を見学することができた。 あまりゆっくり見学している時間はないので、中には入らなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
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13.非公開の建物 縦に長い奥行のある家屋の構造が分かる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
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14.蔵のある町「くらしっくロード」
この南北に400mほどの「増田蔵町通り(七日町通り)」は、「くらしっくロード」と名付けられ、建物のひさしに写真のようなボードが下げられている。電柱、電線がなくなればもっと良くなると思う。この日はこの先、酒田市から羽黒山まで行かねばならないので12時前に増田町を出発した。次の目的地は山形県酒田市の本間美術館だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 12mm ISO125) 露出補正 なし
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2019年6月24日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (2) 岩手山溶岩流、八幡平、玉川温泉 5月20日

2日目、休暇村岩手網張温泉で迎えた朝は青空がなかった。朝食は和洋バイキングだった。ところが、そのバイキングが失礼ながら意外とおいしかった。館内の専用工場で毎朝焼いている小さめのパンも旨かった。
 この日は、八幡平から玉川温泉のほうへ回って、田沢湖の近くまで行って、戻ってくるという周回コースである。まず、北へ向かい岩手山「焼走り溶岩流」を見る。そこから岩手山の東側山麓を走って松尾鉱山跡の廃墟群ををみた。そして、両側に雪が残こる八幡平アスピーテラインを上り、「八幡平山頂レストハウス」に着いた。女性2人を残して、八幡平山頂への道を鏡沼まで行って、まだ眼球がないDragon Eye「龍の目」を眺める。

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Dragon Eye 八幡平山頂の雪解け時期、鏡沼に現れる神秘の現象 5月中旬~6月中旬にぐらいに見ることができる
  八幡平ビジターセンターで購入した絵葉書

 山頂レストハウスに戻って食べたすじ肉がごろっと入った、名物「カレーうどん」がとても旨かった。
 八幡平山頂から西へ、岩手県から秋田県へと入る。秋田県に入ると青空が広がってきた。温泉の噴気孔を見ようと、秋田県側の八幡平ビジターセンターに車を停めた。雪が残る駐車場の向こう側には大沼が見える。水芭蕉を鑑賞できたのは思いがけなかった。
 今度は国道341号線を南に下り、玉川温泉に寄った。大勢の湯治客が噴気の熱を浴びておられた。田沢湖はわれわれ4人とも以前に行ったことがあるので、寄らなかったが、その近くにある「山のはちみつ屋」が目的の一つだった。午後3時過ぎ、今度は国道46号線を東へ走る。休暇村岩手網張温泉に着いたのは5時近くになっていた。この日は湯の沢大橋というつり橋を渡って、日帰り入浴施設にもなっている「薬師の湯」に入る。露天風呂で疲れを癒した。夕食はバイキングだったが、味は良い。

1.岩手山「焼走り溶岩流」 -1
まず最初に行った「焼走り熔岩流(やけはしりようがんりゅう)​」​は、十和田八幡平国立公園の特別保護地区であり、昭和27年に国指定特別天然記念物に指定されている。 天然記念物に指定された面積は149.63ha、溶岩流の延長は約4km、岩石の種類は「含かんらん石 紫蘇輝石普通輝石安山岩」だそうだ。一般的に輝石安山岩溶岩は粘性が大きいが、焼走り熔岩流の溶岩は粘性が小さく流動性に富んでいると言われている。噴出年代は1719年とされてきたが最近の噴火史研究などにより、1732年説が定着しつつあるそうだ。(現地説明板、wikipedia)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2.岩手山「焼走り溶岩流」 -2
「 焼走り熔岩流」は、岩手山の北東斜面山腹から山麓にかけた、標高約550-1200mに広がり、形成された岩原である。溶岩流の延長が4kmというのが見て取れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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3.岩手山「焼走り溶岩流」散策路
北西には八幡平の山並みが見られる。熔岩流末端に片道約1キロメートルの観察路が設けられており、積雪で閉鎖される冬季以外は自由に見学することができる。またここ散策路の終点には、当地を訪れた宮沢賢治による詩、「溶岩流」の碑が建てられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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4.松尾鉱山廃墟
次に松尾鉱山跡を見に行った。突然現れたのは廃墟となったアパートだった。松尾鉱山は、19世紀末から1969年まで岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市)に存在した鉱山である。主な鉱物は硫黄で、黄鉄鉱も産し、一時は東洋一の硫黄鉱山であった。 現在はそれらの建物が山中に廃墟として残っている。wikipediaによれば、1911年(明治44年)に横浜の貿易会社増田屋が参画し、経営を掌握してから、多額の投資による本格的な採掘が始まった。しかし、需要減、輸入の増加、石油精製工場において脱硫装置の設置が義務付けられたことで、脱硫工程の副生成物として得られる硫黄の生産が活発化し、硫黄鉱石の需要は完全になくなっていった。 1969年(昭和44年)に会社更生法を申請して倒産、全従業員が解雇された。黄鉄鉱に絞った新会社が設立されたが、これも1972年(昭和47年)に鉱業権を放棄して倒産し、完全な閉山になったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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5.旧松尾鉱山アパート群の跡
八幡平アスピーテラインに戻り、八幡平に向かう途中、廃墟となったアパート群を見ることができた。標高900メートル前後の無人の山間に開かれた大鉱山は、必然的に鉱山町の形成を伴った。鉱山地域の人口は1920年(大正9年)に1132人、1935年(昭和10年)に4145人、1940年(昭和15年)に8152人、最盛期の1960年(昭和35年)には1万3594人に達したといわれる。現在も強酸性の鉱毒水を中和するために年間5億数千万円を要する処理費用は岩手県にとって大きな負担となっているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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6.フキノトウ
天気は相変わらずさえない。八幡平アスピーテラインは左側に展望が開けている。展望駐車場もあった。フキノトウの花が咲いていた。フキノトウはキク科フキ属の多年草で、春を表現する山菜として日本料理には欠かせない食材となるのは雪の消え間からポコポコと道路端に顔を出すフキの新芽のことをいう。 フキノトウは蕾の部分にあたり、この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(フキ)が出てくる。ご覧の通り、フキノトウの時期は過ぎ、花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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7.アスピーテライン 「雪の回廊」
今年、アスピーテラインが除雪されて通れるようになったのは、4月15日だそうだ。立山の「雪の回廊」ほど雪の壁は高くないが、積雪を除雪して拡幅し、雪の壁面をきれいにして、「雪の回廊」が形成される。まだ、雪の壁が残っているところを走ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
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8.鏡沼 ドラゴン・アイ(龍の目) -1
午前11時、八幡平(1613m)の山頂下にある「八幡平山頂レストハウス」に到着した。女性2人を残して、Kさんと20分ほど歩くという鏡沼を目指した。しばらく上ると道は雪で覆われ、踏みつけて歩かないと転びそうになる。やがて鏡沼が現れた。この沼が「龍の目」になるのだ。時期的にまだ少し早かったようで、瞳が形成されていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
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9.鏡沼 ドラゴン・アイ(龍の目) -2
もう少し暖かくなって溶けてくると、黒目の部分にあたるところが溶けてきて瞳のようにみえるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
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10.鏡沼 ドラゴン・アイ(龍の目) -3
雲がとれて、青空が出てくれないかと少し粘ったが、駄目だった。この位置は、上の絵葉書の写真とほぼ同じあたりと思う。珍しい光景を見ることができた。足元に気を付けながら下山する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 14mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
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11.秋田県へ
「八幡平山頂レストハウス」の駐車場を出て、アスピーテラインに出ると、そこは県境だった。私たちは右手の岩手県側から上がってきて、今度は左へ秋田県側に下っていく。「雪の回廊」の名残がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.八幡平からの展望
左手には八幡平からの展望が開ける。何という山並みなのかよくわからない。秋田駒ケ岳(1,637m)の方向だろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
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13.雪の斜面
秋田県側に入ると、みるみる青空が広がっていった。道路の右側は雪の斜面だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.「八幡平ビジターセンター」
20分ほど下ると秋田県側の「八幡平ビジターセンター」があった。車を停める。ここは環境省のビジターセンターで、八幡平の大自然の成り立ちや環境、動植物の生態系などについて、ジオラマ等を使い分かりやすく紹介するとともに、変化に富んだ大自然をハイビジョン映像で見ることができるそうだが、時間を割くことはできない。駐車場からはアスピーテラインの向こう側に沼が見えた。大沼といい八幡平の中で最も大きな沼で標高は944mある。駐車場にはまだ雪が残っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
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15.噴気孔
Kさんがビジターセンターのかたに、たてものの裏側を100mほど登ったところに小規模ながら噴気孔が見られるという。女性2人を残して上がってみる。 近くの後生掛には珍しい泥火山があり、蒸ノ湯では噴気や地滑り地形がみられる。八幡平山頂周辺は台地の火山地形が広がっているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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16.大沼とミズバショウ
噴気孔からも出ってくると女性2人がいない。どこへ行ったのかと、沼のほうに目をやると遊歩道を歩いている姿が見えた。行ってみる。遠くから見ていると何かわからなかったが、白く水鳥のように見えていたのはミズバショウだった。大沼にはミズバショウ、ワタスゲなどの高山植物の群生が見られ、秋はダケカンバ、ナナカマドなどの紅葉が美しいという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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17.ミズバショウの群落
穢れのないミズバショウが、今を盛りと咲いている。背景にアスピーテラインの向こう側に立つ「八幡平ビジターセンター」が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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18.玉川温泉
午後2時前に玉川温泉に到着した。これは駐車場から今は立派な施設になっている湯治宿を見下ろしたところ。この左側に温泉の噴出孔がある。よく言われる癌の療養について、wikipediaによれば、「玉川温泉が癌との関係を特に注目されるようになったのは、鹿角市にて鹿角タイムズ社を経営していた阿部真平が1974年に出版した「世界の奇跡玉川温泉」以降である。ただし読む際には医学的な根拠がある本ではない事に注意が必要であり、前述の効能記述にもあるようにあくまでも癌は当温泉地の禁忌症である。」とされている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
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19.遊歩道 玉川温泉源泉流
湧出した源泉は川となって湯治宿のほうへ流れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 81mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段
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20.「大噴」 -1
「大噴(おおぶけ)」というところへきた。目の前に噴出する源泉は大噴と呼ばれ、温度98℃、PH 1.05ほどの日本一強酸性水が毎分9.000リットルほどの大量に噴出している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 18mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段
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21.「大噴」 -2
単一の湧出孔からの湧出量としては日本一を誇る。湯治される方が遊歩道にゴザを強いて横になっている。ここは傍にいるだけで熱気がある。湧き出た湯は幅3mにも及ぶ湯の川となる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 18mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段
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22.「大噴」 -3
「大噴」の下流側では樋に温泉水を引き、湯の花を採取している。湯の花は暑い温泉水に含まれている硫化物などが、温泉水が冷えるときに結晶し固まったものでいろいろな薬効があると言われ、利用されているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段
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23.玉川温泉の岩盤浴場
遊歩道をさらに進んでいくと岩盤浴場があった。この地帯は地下のマグマにより地表が40~50度まで温められている。熱がこもり本格的に岩盤浴ができるテント小屋のような囲いがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 20mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段
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24.「山のはちみつ屋」
玉川温泉から国道141号線を下ってくると、道沿いに赤い二階建てのバスが目印となっている「山のはちみつ屋」があった。女性軍にとってはここも目的地のひとつである。ここは秋田県仙北市、日本で最も深い湖として知られる田沢湖の近くに1977年創業の地元で採蜜した国産はちみつを扱う蜂蜜専門店だそうだ。いろいろな蜂蜜があったが、国産蜂蜜というトチとアカシアを試食してみた。アカシアはくせのない味で、トチはややコクがある感じだ。試しにこのアカシアとトチをお買い上げ。ここからは田沢湖(畔)には寄らず、休暇村岩手網張温泉へ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2019年6月19日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (1) 岩手山と小岩井農場 5月19日

年に1~2回、御一緒に旅行を楽しんでいるKご夫妻と、今回は、東北地方は岩手、秋田、山形を周る、3泊4日のドライブ旅行をしてきた。総走行キロは1,500kmを超えた。コースはおおよそ次のとおりである。

第1日 5月19日
横浜→首都高湾岸線→東北自動車道→盛岡JCT→国道46号→小岩井農場→県道219号→休暇村岩手網張温泉(泊)
第2日 5月20日
休暇村岩手網張温泉 →岩手山焼走り溶岩流→松尾鉱山跡→八幡平アスピーテライン→八幡平山頂レストハウス(鏡沼)→八幡平ビジターセンター・大沼(秋田県)→国道341号→玉川温泉→「山のはちみつ屋」→ 休暇村岩手網張温泉(泊)
第3日 5月21日
休暇村岩手網張温泉→県道1号・国道107号→横手市増田町→国道107号・国道7号→酒田(本間美術館・山居倉庫)→休暇村庄内羽黒(泊)
第4日 5月22日
休暇村庄内羽黒→羽黒山有料道路→羽黒山山頂→羽黒山有料道路→月山ビジターセンター→五重塔→鶴岡市内→加茂水族館→山形自動車道→東北中央自動車道米沢経由→福島JCT→東北自動車道→首都高箱崎羽田経由→横浜

 第1日目はK夫妻が自宅まで迎えに来てくれた。今回もKさんの車を使わせていただく。今日は盛岡まで行かなくてはならないので、早朝5時半に出発した。途中、東北自動車道の羽生SAで朝食にする。次は9時30分に安達太良SAで休憩して、12時ごろ、前沢SAで昼食にした。前沢牛のすき焼き丼を食べたが、まあまあというところか。
 良い天気だったので、車窓から吾妻連峰や蔵王の山並みも見えた。
 予定していたより早く午後1時ごろ、東北自動車道を盛岡で下りた。時間があればということにしてたが、これなら小岩井農場へ行くことができる。小岩井農場からは岩手山の全容を見ることができた。途中の菜の花畑も色鮮やかだった。
 予定通り、本日の宿である休暇村岩手網張温泉に着いた。ここはは十和田八幡平国立公園、岩手山南麓の岩手県雫石町にあり、標高は750mある。
 休暇村は会員になっていて、いろいろなところを利用している。さっそく風呂に入った。部屋に戻ってきて、TVをつけたら、4日前(4日目)に御嶽海に勝った時に膝を痛め、3日間休場していて、再出場した貴景勝の取り組みだった。残念ながら碧山に敗れてしまった。
 夕食はK夫人が前もって注文しておいて下さった「食材王国いわて旬菜膳」という懐石を楽しんだ。岩手県産黒毛和牛と八幡平杜仲茶ポーク豆乳鍋もが付いていて満腹になった。今朝早かったのと、長時間の運転、そして腹いっぱいで、部屋に戻ったら爆睡してしまった。

追記 昨夜(6月18日)TVを見ていたら、突然番組が中断され、10時22分、新潟県と山形県で大きな地震があったと報じられた。新潟県の村上では震度6強。今朝のTVで、このドライブ旅行の最終日(5月22日)に訪れた鶴岡市でも震度6弱が記録され、民家やあつみ温泉の旅館の屋根瓦が崩落している状況が報じられた。幸い津波は微弱でその被害がなかったのが幸いだった。

1.吾妻連峰
東北自動車道を快適に走る。左側に吾妻連峰が見えてきた。吾妻連峰は福島県福島市と山形県米沢市との境界に位置する。西吾妻山(2035m)を最高峰に、西大巓、東大巓、一切経山、中吾妻山、東吾妻山、高山などの2000m級の峰々が東西に連なるのを総称して吾妻連峰と呼ばれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.蔵王連峰
白石のあたりから、左手に蔵王連峰が見えてきた。山肌にはまだまだ雪が残っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.小岩井農場へのアプローチ
東北自動車道を盛岡で下りて、国道46号線を走って右へ、岩手山に向かって小岩井農場へ向かう。やがて遮るものがなくなり岩手山が見えてきた。ヤマツツジが咲いている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.菜の花 -1
何も説明することはない。小岩井農場が近くなったころ、菜の花が目に鮮やかだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.菜の花 -2
深い緑と、牧草の緑と、菜の花のコントラストが鮮やかだ。天気が良いときれいな色が出る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.岩木山と菜の花畑
岩木山は道路の左側に見える。菜の花畑は右側だ。菜の花畑の上に岩木山という構図はかなわなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.菜の花 -3
青空を入れて撮った。白い雲も良いところにあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
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8.小岩井農場入り口
駐車場から砂ぼこりの中を少々歩いて、入場券売り場に来た。今日は日曜日なので家族連れも多い。入場料は一人800円。小岩井農場は総面積3000ha(東京ドーム約640個分)、南北13km、東西5kmと広大である。生産現場は通常非公開だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 25mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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9.小岩井農場ゲート
入場ゲートの正面には岩手山が聳える。ただ、中に入って見るとそこは農場というイメージはない。広大な公園である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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10.岩手山
岩手山が救ってくれる。雲がとれて山頂まで望むことができた。岩手山は標高2,038mある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 62mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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11.シャクナゲ
シャクナゲの花が咲いていた。広い場内を家族連れが歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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12.広い農場と岩手山
小岩井農場というと、牛が放牧され、牧草を食む姿を連想し、またパンフレットにもそんな写真が載っているのだが、ここで目に映るのはただ広さだけだった。約15分ほど歩いて「上丸牛舎」というところへ行けば牛が見られるようだが、そのことがわからなかった。事前勉強不足を反省。「上丸牛舎」というところには、日本の酪農の発展とともに歩んできた小岩井農場のその100年を超える歴史の中で作られ、使用されてきた牛舎や、サイロなど計6棟が、国登録有形文化財となっているという。すべて明治末期から昭和初期にかけて建てられたもので、特にレンガサイロは、国内に現存する一番古いものだそうだ。また、小岩井農場酪農発祥の地である「上丸牛舎」には、およそ90本のソメイヨシノの木があり、4月下旬~5月上旬には岩手山を背景に、国の重要文化財に指定されている牛舎群と桜の見事な景観が楽しめるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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13.ヒツジ
遠くにヒツジが何頭かいて、草を食んでいた。よく見ると毛を刈られている羊がいる。「羊の毛刈り」実演が行われるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.毛を刈られた羊
2頭見えるヒツジのうち、左側のヒツジは毛を刈られたのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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15.サギゴケ
カキオドシかと思ったが、サギゴケのようだ。見落とし勝ちな小さな花だが、ローアングルで岩手山を背景に撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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16.トラクター
小岩井農場の東南のほうに100年の森エリアというところがあって、トラクターがけん引する手作りの客車で、専任のガイド付きで散策するコースがある。これはそのトラクター。1630 JOHN DEER の文字が見える。メーカーはディア・アンド・カンパニーというアメリカの会社で、このトラクターは1981年製のようだ。kさんはトラクターに詳しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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17.岩手山とヤエザクラ
ヤエザクラがまだ咲き残っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 35mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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18.秀麗 岩手山
木立の間から見える、すっかり雲がとれた岩手山の姿は、ここに来た甲斐があった。結局、私たちは小岩井農場の入り口近くのごく一部を歩いたに過ぎなかったが、次に来ることがあれば、もう少し時間をとって範囲を広げて歩いてみたいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 25mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2019年6月16日

台北・台中・台南 その8(終) 朝の台北 帰国 5月8日

今回の台湾旅行の最後の朝を迎えた。相変わらず小雨が降っている。娘夫婦は、朝はゆっくりするというので、かみさんと一緒に朝の散歩に出た。
 何の当てもなく、中山北路を北に向かって歩いてみた。wikipediaによると、中山北路(ちゅうざんほくろ)は台北市を南北に走る幹線道路。起源は乾隆帝の時代といい、士林、北投へ続く小さな街道であった。日本による台湾統治の時代の1901年、台北北部に台湾神社(現在は円山大飯店が建っている場所にあった)が建設されると、一部が参拝道路として整備され勅使街道と名づけられた。電柱や街路樹が場所をとっていたため、道路として使える幅は10メートルほどに過ぎず、手狭になっていったので紀元2600年(1940年 昭和15年)記念事業の折に台湾神社とあわせて拡張することになった。このとき電線を地下に埋設したので電柱は設置されなかった。工事は1936-1940年度に実施され、買収して確保した周囲の土地を利用し、高速車道を中央としてその両側に緩速車道、さらに外側に遊歩道を置き、それぞれを街路樹で仕切る五線道路とし、その全幅は40メートルという規模のものとなった。台湾総督府の目論見ではこの勅使街道を東京市の昭和通りや大阪市の御堂筋に並ぶ三大道路とすることを企図していたという。セブンイレブンで朝のコーヒーを求め、備えられているベンチで飲んだ。
 いったんホテルに戻る。娘夫婦と合流して、再び外へ。さっきも通ってきた「台北の家」という元アメリカ大使館の施設を改装した、古い映画館とカフェになっているところで、朝食にする。アップルパイが旨かった。
 ホテルに戻って、チェックアウトをし、荷物を預けて再び街へ出かけた。昼食は私がとても楽しみにしている小籠包を食べに長春路の「京鼎楼」まで歩いた。今回も3回ほどそれぞれ異なる店で小籠包を食べたが、私はここのが一番好きだ。
 さて、ホテルに戻り、バッゲージをとって、タクシーで松山空港へと向かう。16時45分発の全日空で、夜の8時に無事羽田に到着した。
 5日間のうち、晴れたのは1日だけと天候には恵まれなかったが、大雨に会うこともなかった。今回も娘の主人には、飛行機、宿の予約から、現地での誘導や、煩わしいMRTなどの切符の購入、食事の場所探し等々、面倒を見てもらった。楽しい旅行だった。多謝。

1.「老爺大酒店」
最後の夜に台北で泊まった「老爺大酒店」(Hotel Royal Nikko Taipei) は中山北路にあった。中山北路の新緑の並木がきれいだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2.中山北路の朝
朝の8時過ぎ、通勤のバイクが疾走する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO500 ) 露出補正 なし
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3.台北市政府警察局巡邏車
台中の街でも見かけたが、中山北路にも台北市政府警察局巡邏車が並んでいた。 最近ではヤマハ発動機が、台湾の電動バイクメーカーGogoro(ゴゴロ)からのOEMによる新型電動スクーターが導入されているらしいが、このスクーターがそれかどうかはわからない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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4.アンバサダー・ホテル
2011年5月、前回台湾旅行の時に泊ったアンバサダー・ホテルがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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5.セブンイレブン
台湾にはセブンイレブンの店が多い。約5,000店舗(ちなみに日本は約17,000店舗)あるそうで、2位のファミリーマートは約3000店舗( 日本は11,000店舗)だそうだ。ここで朝のコーヒーを飲んだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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6.「台北の家」
中山北路はオフィスやホテルや有名店舗がある大きな道路だが、そんな通りの一角に洋風住宅のような「台北の家」がった。恐る恐る門の中に入って見ると、台湾語と英語の説明板があり、どうやら日本統治時代のアメリカ大使館関係の建物らしい。だが、表通りのほうへ回ってみると映画の看板が立ち並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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7.「光點台北」 映画の看板
いったん、ホテルに戻り、娘夫婦と朝食にしようと立ち寄ったところがここ「台北の家」だった。木々に囲まれたこの白亜の洋館は、日本統治時代にアメリカの領事館として使用され、戦後は1979年までアメリカ大使館職員の宿舎として使われていた歴史建築物でだったが、今は「光點台北」という映画館になっていて、Cafeが併設されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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8.「光點.珈琲時光」
台北観光サイトいうページを開くと、ここは1997年に内政部により第三級古蹟として指定され、現在は台湾電影文化協会が経営する映画をテーマとした芸術サロン「台北之家」となっている。館内には88の座席を有すミニシアターがあるほか、軽食を提供する映画サロン「光點.紅気球」、毎日午後5時まで開放している多目的ギャラリー、老木が立つ庭のあるオープンテラスカフェ「光點.珈琲時光」、 映画と都市をテーマにした専門書店「誠品‧城市之光」などがあると説明されていた。ここは「光點.珈琲時光」だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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9.「光點台北」
ここは映画館部分である。下に切符売り場があって、上に観覧席があるようだ。ミニシアターだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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10.「台北の家」玄関外観
ひっそりとした建物に時々人の出入りがある。映画は11時から始まる。まだ、その時間にならないので、ギャラリーや書店にくるひとたちなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.CMCの郵便車
CMC(中華汽車)の車は商用車が多い。これは中山北路で見かけた郵便配達車。日本では郵便局の車は赤いものと思っているが、ここでは違う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.モンシロチョウ
街の中は緑も多く、モンシロチョウも飛んでいる。これはタイワンモンシロチョウでなく、右上に飛んでいるのは、日本でも見られるモンシロチョウだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO320 ) 露出補正 なし
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13.Luxygen
この車は台湾の自動車メーカーである裕隆汽車のLuxygen U6 ターボという中型クロスオーバーSUVである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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14.「京鼎楼」 -1
今回の旅行の最後の目的である「京鼎楼」。2011年にここにきて初めて食べた小籠包の味が忘れられない。もちろんその時にも「鼎泰豊」へも行ったし、横浜高島屋にある「鼎泰豊」でも小籠包は食べた。しかし、私はここの小籠包が一番うまいと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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15.「京鼎楼」 -2
前回の2011年5月には確か10個で170元だった小籠包が、今回は10個200元になっていた。それでも800円弱である。店は地下に50席、1階に12席、2階に60席の三層になっていて1階の奥に調理場がある。 前回来たときは夜で、混んでいて地階に入ったが、この日は1階だった。きれいに改装されているようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/3200秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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16.「京鼎楼」 -3 調理場
清潔そうな調理場だった。京鼎樓は、小籠包の有名店「鼎泰豊」で修行した兄弟が、「京鼎小館」に続いて出店した2号店で、絶品小籠包は現地の人達にはもちろん、日本人観光客やビジネスマンにも大人気だと聞く。現在は東京(恵比寿・池袋・お台場など)、横浜(SOGO)など首都圏に多数店があり、大阪、神戸、博多にも店舗を構えている。今回の旅行の最後に「京鼎楼」で小籠包を満足するまで食べることができた。さあ、横浜へ帰ろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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