1月の帷子川 2023年1月21日
帷子川へ飛来してきた渡り鳥を見に行った。天気予報では暖かくなると聞いていたが、風が冷たい。
キンクロハジロとホシハジロが来ていたが、常連のオナガガモは見られなかった。留鳥なのだろうが数年前から少数ながらオオバンが見られる。帷子川は横浜港へそそぐが、6kmほどある河口から飛んでくるユリカモメが多く見られた。他は、カルガモ、アオサギ、コサギがいた。
キンクロハジロとユリカモメ 2023年1月21日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川常盤橋 水道橋
YAMAKOの写真集です。蝶の写真を中心に、旅行したときに撮って気に入った写真を簡単なメッセージとともに掲載しています。
下のボックスにキーワードを入力すると、このブログ内を google検索のように検索することができます。
2023年2月 2日
帷子川へ飛来してきた渡り鳥を見に行った。天気予報では暖かくなると聞いていたが、風が冷たい。
キンクロハジロとホシハジロが来ていたが、常連のオナガガモは見られなかった。留鳥なのだろうが数年前から少数ながらオオバンが見られる。帷子川は横浜港へそそぐが、6kmほどある河口から飛んでくるユリカモメが多く見られた。他は、カルガモ、アオサギ、コサギがいた。
キンクロハジロとユリカモメ 2023年1月21日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川常盤橋 水道橋
2023年1月29日
もう一件、昨年暮れのことを載せておきたい。
ここのところ3年間、コロナのためご一緒に旅行することがなかったKさんご夫妻と、久しぶりにお目に掛って、忘年会をしようということになった。場所は奥さん同士で相談して、横浜の新港ふ頭のハンマーヘッドへ行ってみようということになった。桜木町駅で午後2時に待ち合わせた。ハンマーヘッドは横浜市の新型コロナワクチンの集団接種会場になっていて、桜木町駅からハンマーヘッドまで無料のシャトルバスがほぼ10分おきに運航されている。私たち夫婦は11月末にそのハンマーヘッドで5回目のワクチン接種を受け、ワクチン接種に関係ない人も乗ってよいということもわかっていた。
ハンマーヘッドにある「Hangry Tiger」というレストランに入る。新港ふ頭を見下ろせる席で、久しぶりにビールを飲みながらの食事は話が弾んだ。
良い天気だった。食後、どこへ行こうかと「みなとみらい」をぶらぶら歩く。ランドマーク・タワーの展望フロアへ上がってみようということになった。海沿いの道を歩き、「横浜ぷかり桟橋」、「パシフィコ横浜」「クイーンズ・スクエア」を通って、「みなとみらい駅」を通り抜け、ランドマークタワーに入った。
展望フロアへ上がるエレベータに乗る。何年か前にこのエレベータに乗ったときは料金が1人2,000円だった記憶がある。今回は1,000円になっていた。65歳以上は800円だった。分速750mの日本最高速エレベータはあっという間に、273mの展望フロアへに到着した。ちょうど黄昏時である。エレベータを降りると目の前はガラス張りになっている。、東側を眺める。眼下に「横浜コスモワールド」の観覧車」や「パシフィコ横浜」が見える。右回りに見て回るようになっている。反対側の西側は、落日には間に合わなかったが、茜色の空を背景に富士山が眺められた。室内の明かりなどの映り込みがないように、ガラスに密着するラバー製の大きなフードを付けたカメラで写真を撮っている人がいた。
Kさんご夫妻とは6時過ぎに別れ、私たちは桜木町からバスに乗った。
茜色の空を背景に 2022年12月20日 横浜ランドマークタワー展望フロア スカイガーデン
2023年1月25日
昨年の12月15日、突然に娘夫婦から電話がかかってきて、横浜の大さん橋で「にっぽん丸」という船の出港を見に行って、中華街ででも食事をしないかと電話がかかってきた。老夫婦に大した用事があるわけではなく、二つ返事で現地で待ち合わせしようと承諾した。
にっぽん丸は16時50分に出港するというので、少し早めに桜木町駅からタクシーに乗って、大さん橋に向かった。すぐに娘たちと合流することができた。
にっぽん丸は大さん橋の海に向かって右側の係船岸に停泊していた。クィーンエリザベスⅡが 70,327総トン、飛鳥Ⅱが 50,444トンであるのに比べ、現在3代目であるにっぽん丸は 22,472トンとやや小さな客船である。しかし、全長は166.65mもある立派な船だ。
2代目にっぽん丸に代わる客船として、3代目のにっぽん丸は、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造され、同年9月27日に竣工している。2020年2月〜4月に第2回大改装が行われた。商船三井が所有し、商船三井船舶が運航している。
16時50分出港と聞いていたが少し遅れ、にっぽん丸が大さん橋を離岸し始めたのは午後5時だった。
向きをベイブリッジの方に向けてゆっくり進んでいくにっぽん丸を見送って、大さん橋を後にし、中華街へ向かった。
「モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅」出港するにっぽん丸
2022年12月15日 横浜港大さん橋
![]() |
1.にっぽん丸 船尾 大さん橋のウッド・デッキに上がると、海に向かって右側ににっぽん丸が停泊していた。船尾から見ていく。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
2.にっぽん丸 赤い煙突 赤い煙突が象徴的だった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
3.にっぽん丸 左舷 にっぽん丸は最近の客船としてはそれほど大型ではないが、全長167mある。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
4.水陸両用バスとベイブリッジ 大さん橋の左の方から水陸両用バスが海の上を進んできた。水陸両用車は、水上、陸上共に走行が可能な自動車である。渡河・上陸作戦に使われる軍用車両のほか、民生用でも観光や趣味に利用されるが、2016年からは、日の丸自動車興業株式会社が横浜港で 水上を走るバス=スカイダック を展開している。 「スカイダック横浜 みなとハイカラコース」と称し、日本丸(帆船の日本丸)メモリアルパーク発で、所要時間は約 50 ~ 60分。料金は大人で3,500円だそうだ。。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
5.にっぽん丸 全景 船首から船尾まで映しこんでみた。左手に氷川丸と新しくなったマリンタワーが見える。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
6.上層階の船室 にっぽん丸の客室には、スィートルーム、デラックスルーム、スタンダードルームがあり、デッキのある上層階の客室はスィートルーム、デラックスルームで、当然料金も高い。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
7.ステートルーム 1階はスタンダード・ステートになっている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
8.モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅〜 同じ桟橋のにっぽん丸の後ろ側に停泊していたロイヤル・ウイング という、大さん橋を拠点として営業しているエンターテイメント・レストラン船に、ピントを合わせて撮った写真だったが、48日間の3年ぶりの外国をめぐるクルーズであるにっぽん丸を見送る人たちの振るモーリシャスの国旗を見て、そちらのことが気になった。モーリシャスの国旗は、1968年の独立時に採用された横4色旗。フランス語でLes Quatre Bandes、「四本の線」という別称もあるそうだ。赤は自由と独立の為の戦い、青はインド洋、黄は独立による新たな光、緑はモーリシャスの一年を通した農業の色を表すという。wikipediaによると、1638年にオランダがインド航路の補給地として植民を開始した。しかし植民地経営は上手くゆかず、1710年にオランダはモーリシャスから完全に撤退した。オランダがモーリシャスから撤退すると、近隣のレユニオン島を植民地化していたフランスがさっそく再植民を計画し、1715年にモーリシャスを占領して、フランス島と名付けた。しかし、1810年にイギリスに占領され、1814年には正式にイギリス領となり、島名は旧名のモーリシャスに戻された。だが、イギリスはモーリシャスの統治体制に手をつけず、本国からの移住も行われなかったので、島の支配階級であったフランス人大農園主はそのまま島に残り、言語的にも英語よりフランス語が主に話される状況は続いたという。1968年に英連邦王国として独立を達成したモーリシャス共和国の首都は、ポートルイスと定められている。また、インド洋のマスカレン諸島に位置する共和国ながら、アフリカの国家の1つに数えられている。民族構成は多様だが、19世紀にサトウキビ農園の労働力として移入されたインド系住民が過半数を占める。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし |
![]() |
9.出向のドラ 午後4時半になった。間もなく出港である。船員さんがドラを鳴らしてデッキを歩く。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし |
![]() |
10.「ゆたかクル蔵さん」 後で調べて分かったことだが、このキャラクターは1984年創業の日本で最初のクルーズ専門旅行会社「ゆたか倶楽部」の公式キャラクター「ゆたかクル蔵さん」という。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
11.出港セレモニー ブラスバンド -1 設けられたステージで、4時35分ごろからブラスバンドの演奏が始まった。「聖者の行進」はなかなか良い演奏だったと思う。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
12.乗船客の皆さん -1 いよいよ出港の時間が近くなってきた。予定では、1月31日に横浜に帰ってくるが、クリスマス・イブにシンガポールに入港する。モルディブの首都マーレを大晦日に出港し、モーリシャスのポートルイスに1月5日に入港する。洋上で元旦を迎えるわけだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
13.出港セレモニー ブラスバンド -2 16時42分、ブラスバンドの演奏はまだ続いている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO2500 ) 露出補正 なし |
![]() |
14.乗船客の皆さん -2 大勢の乗船客がデッキへ出てきた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
15.船首とベイブリッジ 16時50分になった。大分暗くなってくる。後で調べたところ、横浜の12月15日の日没時間は16時30分だった。写真を撮るには一番良い時間である。船首に張られた万国旗とベイブリッジを入れて撮った。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
16.舫い綱(もやいづな) 暗くなってきた。中ほどに留められている舫い綱(船を繋ぎ止めている綱)のポラード(係船柱)の傍に係員が立った。いよいよ出港である。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
17.乗船タラップ 乗船タラップが外される。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
18.船首のもやい綱 船首のもやい綱は舳綱(へづな)という。その舳綱が解かれようとしている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
19.出港 長い汽笛が3回鳴らされた。いよいよ出港だ。舳綱が解かれた。時刻は17時だった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/30秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
20.先に行くロイヤル・ウイング にっぽん丸の出航が少し遅れたのは、ディナー・クルーズのロイヤル・ウィング号が先に出港したからかもしれない。ロイヤル・ウィングの旧船名は「くれない丸」で、元は関西汽船の阪神・別府航路を代表するクルーズ客船であった。2,876 トンで、全長は86.70 mある。1960年2月27日に竣工し、関西汽船で1960年3月6日に就航している。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/125秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
21.離岸 -1 17時10分、にっぽん丸は大さん橋を離岸した。シャッター・スピードも手持ちでは厳しくなってくる。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
22.離岸 -2 すっかり暗くなってしまった。にっぽん丸は大さん橋を離れていく。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/20秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
23.離岸 -3 面舵(おもかじ) 赤い煙突を照らす明かりと船内に点る明かりが幻想的だ。にっぽん丸はゆっくりと船首を右に、ベイブリッジに向けて進む。航海の無事を祈る。Bon Voyage!
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
24.みなとみらい にっぽん丸を見送った後、大さん橋のにっぽん丸が停泊してしていた桟橋と反対側のデッキに出てみた。対岸には赤レンガ倉庫が見える。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
![]() |
25.中華街 娘たちと4人で中華街へ。中華街もコロナで苦しかったようだが、人出も大分回復しているように見える。急に出かけることになったが、楽しい時間を過ごすことができた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし |
2023年1月21日
北の丸公園を一回りしたように思っていたが、実は西側の池の周りを周っただけで出発点に戻ってきた。どうしようかと考えたが、九段下に出て地下鉄に乗ろうと思い、案内板を見て歩き出した。 北の丸公園の真ん中を通る、やや広い道に出る。正面に科学技術館を見て、右手に北桔門があるところを左へ、日本武道館、田安門の方へ向った。
左(西側)に千鳥ヶ淵、右(東側)に牛が淵の濠の間の堤を渡ると靖国通りだ。高燈篭(常燈明台)や品川弥二郎、大山巌の像を見て、靖国通りの向こう側の木立の上に大きな鳥居と日の丸の旗がみえた。
まだ行ってみたいところもあったが、今日はこの辺にしておこうと、帰路につく。靖国通りを東に下っていき、東京メトロの九段下駅に下りた。
田安門 2022年12月2日 北の丸公園
2023年1月17日
坂下門から乾門まで通り抜けて、北の丸公園へ向かう。乾門を出たのは10時45分ごろ。目の前の代官町通りの信号を渡り、北の丸公園に入る。10年くらい前だろうか、桜のころに一度着たことがあるが、ほとんど記憶に残っていない。その時は駐車場に車を止めて、武道館の方から入ったように思う。
どこをどう歩いていいか良くわからないので、左回りに歩いてみることにする。右手に北の丸公園管理事務所をみて、細い散策路に入ってみる。やがて左手に池が見えてきた。池の先に左へ行く橋がある。案内図には「モミジ林」があった。こちらに向かって大勢の人が歩いてくる。どうやら逆コースを歩いているようだ。そこの紅葉は見事だった。来てよかった。
北の丸公園の生い立ちはwikipediaによると、明治維新後、ここには明治政府によって近衛師団の兵営地が設置されていた。戦後、1946年(昭和21年)に東京特別都市計画によって皇居周辺の緑地として整備されることが決定され、旧近衛連隊等の多くの建物が撤去された。1957年には皇居外苑、日比谷公園と合わせて「東京都市計画公園第5・8・23号中央公園」として都市計画決定。1963年(昭和38年)に建設省が森林公園として整備を開始し、1969年(昭和44年)、昭和天皇の還暦を記念して開園、一般公開される。その後厚生省が管理し、現在は環境省が管理する国民公園となっている。
北の丸公園 モミジ林 2022年12月2日
2023年1月13日
「皇居乾門通り抜け」の坂下門から乾門まではおおよそ750mだそうだ。幸いそれほど人が多くないので、のんびりと気ままに写真を撮りながら歩く。
その中ほどまで来ると、紅葉がさらに彩を放つ。右手に蓮池濠、その向こうには富士見多門が見える。春に桜を見に皇居東御苑へ来たときに、その反対側から富士見多門を見た。乾門に向かって左側には局門、門長屋が渋い。中側は総合倉庫になっていて、その奥に歴代の皇后陛下が養蚕をされている「紅葉山御養蚕所」がある。その先に下道灌濠が入り込む。右手に見える西桔橋(にしはねばし)に行く道が分かれ、コロナ前にはここから皇居東御苑へ行くこともできたが、今回は通行止めになっていた。
右手の濠は西桔橋までが蓮池濠で、その先が乾濠となり、北桔橋門へと右へ流れる。まっすぐ進むと間もなく乾門だった。
坂下門からあっという間に乾門に着いた。これかから北の丸公園へ行ってみようと思う。
トウカエデの紅葉と富士見多聞 2022年12月2日 皇居乾門通り抜け
2023年1月 9日
昨年11月11日、宮内庁から、例年行われていた「皇居乾門通り抜け」が、令和4年11月26日(土)から12月4日(日)までの9日間、秋季皇居乾通り一般公開を実施されるという発表があった。
皇居乾通り一般公開は、平成26年に上皇陛下の傘寿を記念して、初めて春季と秋季に実施されたもので、大変好評であったことに鑑み、平成27年秋季から、毎年、春季の桜の時期と秋季の紅葉の時期に実施されてきた。令和2年以降は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から取りやめられていたので、今回は3年ぶりの実施となる。
桜の頃も紅葉の頃も行ったことがないので、是非行ってみたいと思い、天気予報を見て、12月2日に行くことに決めた。予報通り当日は朝の内は曇っていたが、10時過ぎには晴れ間が広がる好天だった。
皇居乾通りは坂下門を入り代官町通りに出る乾門まで約750mある。当日は東京駅北口から行幸通りを行き、日比谷通りを左(南)に行って、二重橋の方へ向かった。まじかで二重橋を見るのも初めてである。そこから右へ、広場を抜けて坂下門を入ったのは午前10時だった。案内をしてくれる係の方も多人数だった。逆に乾門から坂下門へ通ることはできず、今回は途中から皇居東御苑へ抜ける道も通行できなくなっている。「皇居乾通り一般公開」コース
乾通りのイロハモミジをはじめ、トウカエデやオオモミジ、ベニシダレの紅葉は期待通り美しく、フユザクラ、シキザクラも咲き、歩く人もそれほど多くなく、ゆっくり写真を撮るのを楽しむことができた。
皇居の秋 2022年12月2日 令和5年「皇居乾通り一般公開」
![]() |
1.東京駅丸の内北口 横浜から東海道線に乗って東京駅に着いたのは9時20分ごろだった。丸の内北口に出て、駅前を新丸ビルの前へ渡った。新丸ビルの先を右へ曲がり行幸通りを行こうと思う。振り返っ東京駅を見る。平日の朝ということでまだ人通りは少ない。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし |
![]() |
2.行幸通りから見る東京駅 イチョウは色づき、路上には落ち葉もあるが、緑の葉もまだ多い。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
3.和田倉門交差点 日比谷通りに出た。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし |
![]() |
4.馬場先濠に架かる橋を渡る 馬場先濠に面した日比谷通りのイチョウが見える。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO500 ) 露出補正 なし |
![]() |
5.内堀通りから見た行幸通り 右手に馬場先濠と和田倉橋を眺めながら内堀通りに出る。信号を渡った先には、「皇居乾通り通り抜け 」の案内係の方がいて、左の二重橋前の方へ誘導してくれた。二重橋前に歩く途中で行幸通りとその先にある東京駅を撮った。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
6.内堀通りのクロマツ 両側は芝生になっていてクロマツが植えられている。皇居前広場は内堀通りから皇居側の玉砂利広場、内堀通り、外堀の間にある芝生緑地で構成されている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし |
![]() |
7.二重橋 -1 案内係の方の誘導で内堀通りを右へ二重橋方面へ入る。途中を右にいくと「皇居乾通り通り抜け」の最初の検問所があた。私は二重橋を近くで見たことがないので検問所を通る前に、二重橋を見てきてよいかと尋ねたところ、OKだった。二重橋を見たあと、改めて検問所を通った。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
8.二重橋 -2 二重橋は、皇居内にある橋の通称である。正確には皇居正門から長和殿へ向かう途上、二重橋濠に架かる鉄橋のことで、本来の名称は正門鉄橋(せいもんてつばし)である。二重橋という名称は正門鉄橋と正門石橋の二つの総称としても用いられているという。知らなかった。写真は正門石橋である。写真の右側に白い壁の伏見櫓が見える。その下に正面石橋が見えるが、よく見るとその欄干の上に重なって正門鉄橋(二重橋)が見える。説明版には、これらの橋は天皇陛下が国会開催などのため外出される際や、外国の君主、大統領、大使来訪などの特別な場合のみ使用されるが、新年や天皇誕生日の一般参賀では一般の人も渡ることができる。と説明されていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 74mm ISO320 ) 露出補正 なし |
![]() |
9.二重橋 -3 皇居の入口には皇居前広場側から見て、石で造られた手前の「正門石橋」と、鉄で作られた奥の「正門鉄橋」という2つの橋がある。写真は正門石橋の左側で、正門が見える。正門位置関係は、外から皇居前広場→正門外石橋→正門→右へ回って正門内鉄橋の左側から右へ渡り→中門→宮殿東庭(新宮殿前広場)→宮殿(長和殿)というルートをたどることになる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 35mm ISO250 ) 露出補正 なし |
![]() |
10.坂下門検問 二重橋を見た後、第一の検問を通り、皇居前広場の玉砂利広場を蛤濠に向かって歩き、坂下門の検問所へ向かった。所持品の検査があった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし |
![]() |
11.坂下門 検問所を抜けると左手に坂下門が見えてきた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 48mm ISO110 ) 露出補正 なし |
![]() |
12.蛤濠と宮内庁庁舎 濠に架けられた橋を渡り坂下門を入るが、橋から蛤濠と宮内庁庁舎を撮った。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし |
![]() |
13.坂下門 -1 江戸時代、西の丸御殿の入り口として使用されていた「坂下門」は、戦国時代以降に築城された城に多く見られる一ノ門(渡櫓門)、二ノ門(高麗門)から成る桝形門で、門をくぐって城内に入り左にある坂を登った所に西の丸御殿(現在は宮殿)があったそうだ。幕府の老中であった安藤信正が襲撃された坂下門外の変はここで起きた。現在の「坂下門」は、明治新政府により渡櫓門のみを残して向きを北面から東面へ90度移動し車通りを良くしている。現在は宮内庁の通用門として使用されている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
14.坂下門 -2 坂下門の北側は蛤濠になっている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし |
![]() |
15.宮殿入り口 坂下門を入って、宮内庁庁舎のすぐ手前に宮殿への入り口がある。毎年1月2日の新年一般参賀と2月23日の天皇誕生日の一般参賀でテレビでも写される長和殿がある。写真の道から入ると長和殿の北側からになるが、一般参賀では、二重橋を渡って南側の中門から長和殿の前の東庭に入るようになる。2023年1月2日の新年一般参賀の予約受付は11月18日で終わっていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 44mm ISO140 ) 露出補正 なし |
![]() |
16.富士見櫓 坂下門をくぐって、宮殿への道を過ぎると、左手に宮内庁庁舎があり、右側には富士見楼が見えた。ここから乾通りはやや西寄りの北へまっすぐ進む。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし |
![]() |
17.乾通り ようやく青空が広がってきた。紅葉した木々が陽の光を浴びる。乾通りは一方通行だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 78mm ISO100 ) 露出補正 なし |
![]() |
18.山下通り 左側に山下通りという道があった。山下通りはまっすぐ進むと宮殿の西側の表御座所へ通ずる。途中で左に曲がると宮内庁庁舎の裏側になる宮殿北車寄に行く。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒 115mm ISO320 ) 露出補正 なし |
![]() |
19.乾通り イロハモミジ 真っ赤に色づいたイロハモミジが美しい。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 94mm ISO560 ) 露出補正 なし |
![]() |
20.フユザクラ -1 フユザクラが花をつけていた。フユザクラという札があったが、wikipediaによるとフユザクラはコバザクラ(小葉桜または木葉桜)の別称だそうだ。マメザクラとオオシマザクラの交雑から生まれたサクラ属の栽培品種のサクラとのこと。また、狭義の冬桜はコバザクラの別名であるが、広義の冬桜は、コバザクラ、コブクザクラ、ジュウガツザクラ、シキザクラなど冬に咲く桜の総称として使われる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO450 ) 露出補正 なし |
![]() |
21.フユザクラ -2 東京での花期は春の4月上旬と秋から冬にかけての10月から12月頃で、この二季咲きが最大の特徴である。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし |
2023年1月 5日
1月2日、今年も氏神さまである橘樹神社と保土ヶ谷神明社にお参りした。
始めに天王町駅近くにある橘樹神社へ行く。昨年も1月2日にお参りした。自宅から歩いて15分足らずのところにある。
例年のように「茅の輪くぐり」が設けられていた。8の字に3度くぐり抜けるのが一般的で、数年前までは確かにそうしていた記憶がある。だが、今年はただ、茅の輪を潜り抜けるだけになっていた。コロナ以降、拝殿での鈴緒もなくなっている。神楽殿では10時半からお神楽が始まった。橘樹神社はそれほど大きな神社ではないが、庚申塔(青面金剛像など)、神田不動尊、神明社の3つのお堂がある。すべてお参りして、天王町駅の反対側の保土ヶ谷神明社へ向かった。
拝殿までの参道に並んで待ったが、参拝者はそれほど多くはなかった。並んでいる人の話では、昨日の元旦は大鳥居のある参道の入り口(バス通り・大門通り)まで参拝者の列が続いていたそうだ。
神奈川県神社庁のホームページによれば、保土ヶ谷神明社は神奈川県神社庁の献幣使参向神社となっており、横浜市内では最も由緒のある古い神社の一つとされる。私たちがこの地へ移り住んできて以来、勝手に氏神さまとさせていただいているが、私の住む町は氏子区域から外れている。保土ヶ谷神明社には、本殿の右隣にある摂社・豊受大神宮ほか、全部で15の境内社がある。ここでもすべての境内社にお参りをしてきた。
記述は、「御朱印 神社メモ」というサイトを併せて参照させていただいた。
保土ヶ谷神明社 茅の輪くぐり 2023年1月2日 横浜市保土ヶ谷区
2023年1月 1日
令和5年 みなさま明けましておめでとうございます
横浜市保土ヶ谷橘樹神社 「撮らせてください」とお願いしてお神楽(獅子舞)練習中のお二人を撮影しました
2022年1月2日 撮影
昨年もさまざまな出来事がありました。中でも、安倍元首相狙撃事件、ロシアのウクライナ侵攻、そして収束しないCOVID19が私に大きな衝撃を与えました。
安倍元首相が狙撃された7月8日、私は名古屋にいました。前日に、愛知県の豊田市で行われた全日本大学総合卓球選手権大会(インカレ)に出場する母校卓球部の応援に、名古屋に住む同期の親友と一緒に行っていました。翌日、その友人に無理を言って頼み、岐阜公園にある名和昆虫博物館と、明治村を案内してもらいました。そして、名古屋駅まで送ってもらう途中の彼の車の中で聞いていたカーラジオでその事件を知ったのでした。そして、新幹線の中で流されたテロップで安倍元首相が亡くなられたのを知りました。
7月14日には岸田文雄首相が国葬を執り行うことを表明し、国会審議を経ず22日に閣議決定しました。このことで岸田首相が初めて国会質疑に応じたのは8月8日、衆参両院の議院運営委員会の閉会中審査でした。国葬については、国民の世論は賛成と反対に分かれました。私はどちらかというと賛成という思いだったのですが、若者に賛成者が比較的多く、高齢者は反対する人が多かったようです。岸田首相は、4つの根拠を上げ、国葬は決定し、9月27日に東京武道館で行われました。
2014年、ロシアは国際的にウクライナ領と認められているクリミア半島の編入を宣言するとともに、ウクライナ南東部のドンバス地方で親露派分離勢力への支援を始め、対立・紛争が続いていました。2021年初頭のウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキーによるクリミア奪還令発令及びNATOとウクライナ軍の合同軍事演習開始以降、ロシアは長期にわたり、ベラルーシ側を含むウクライナ国境周辺への軍事力の増強を図るという背景の中で、プーチン大統領は、今年2月24日、ウクライナでの軍事作戦を開始すると述べた演説が各メディアに対して公表された後、首都キーウ近辺を含むウクライナ各地で砲撃や空襲が始まりました。一方的な話で侵略以外何物でもありません。それから毎日のようにその戦況が報じられてきています。ウクライナはすぐ降参してしまうかと思いきや、応戦し、国を守ってます。すごいことです。首都キーウからロシア軍を追い返し、いったんは落ちた南東部も奪回してきていると報じられています。
しかし、ロシアによるウクライナ各地の発電所など、インフラへのミサイル攻撃は執拗です。ウクライナ市民の生活は逼迫しているに違いありません。ウクライナの寒さは日本以上と思いますし、電気が使えなくて耐えられるのかどうか、心が痛みます。ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてからクリスマスイブの12月24日で10か月となりました。国連人権高等弁務官事務所は、これまでにウクライナで少なくとも6,800人を超える市民が死亡したと発表し、侵攻の長期化で犠牲者がさらに増えることが懸念されています。
一方、3年目に入った新型コロナウィルス感染症は、ウイルスが従来株からデルタ株、さらにオミクロイン株へと変異して、第6波、第7波をもたらしました。一昨年9月までの第5波のあと、12月まで1日の新規感染者数が1,000人以下の日が続き、コロナ収束かと思うほどでしたが、昨年の1月に入ってから再び感染者は増加し、3月の終わりごろまで第6波が続きました。これはオミクロン株のBA.1,BA.2変異が要因といわれています。
さらに夏前にいったん落ち着いてきたものの、7月に入って、オミクロン株のBA.5により、かってない規模で感染が拡大しました。第7波です。9月末にはいったん収まりますが、その第7波では、重症化率は低下し、感染者の大半は入院の必要がないといわれました。ピーク時に比べ、ベッドの使用率も下がってきています。政府は行動制限を緩和し、社会経済活動の継続を促します。
ところが11月に入ると、再び新規感染者数がじわじわと増えてきています。第8波のようです。AIによる新規陽性者数の推定値は新たなBQ.1株の感染力次第では、今年の1月中頃に過去最多となるような推計がなされています。
中国では、ゼロコロナ対策への不満が爆発し、習主席退陣までが叫ばれるデモがありました、2022年11月26日から始まり、各地で白い紙などを持って集って政府のゼロコロナ政策を批判する一連の抗議運動です。一転、12月に入り、「オミクロンはコロナ風邪」だといって、PCR検査場を撤廃するなど、中国政府はゼロコロナ政策を「緩和」に舵をっ切りました。そうなると、今度は国民が不安になり、発熱外来に患者が殺到するようになり、漢方薬や、効果があるといわれる桃の缶詰まで買い占めようとする人が押し寄せていると報じられています。中国で新型コロナウイルスの感染者急増に歯止めがかからず、感染者数が12月1日から20日の間に、すでに人口の18%弱にあたる2億4800万人に達したとの保健当局による推計が、中国のインターネット上に出回っているそうです。
日本では12月21日に4か月ぶりに1日の感染者数が20万人を超えてしまいました。12月30日現在の総感染者数(累計)は約2,900万人で、これは人口の約23%に当たります。暮れ近くなって、東京都の1日の感染者数は、21日連続で前の週の同じ曜日の感染者数より増加してます(12月26日現在)。12月28日には、9月2日の第7波で最も多かった亡くなった方347人を上回り、415名の方が亡くなられました。また、東京、神奈川などの6都県ではインフルエンザが流行期に入った言われ、年末、年始の医療ひっ迫が心配されてます。
世界的なインフレ傾向の中、アメリカが今年に入って7回、政策金利を上げました。結果、日米の為替レートの金利差から6月には1ドル135円まで円安となりました。12月には130円台まで円高傾向に戻したものの、一時、10月には、1ドル150円まで円安は拡大しました。
アメリカやイギリスの消費者物価上昇は大きく、日本でもエネルギーが物価上昇の起点となり、物価が上がっていることを実感するようになってきました。
昨年も世界で、高温、干ばつ、豪雨といった異常気象がありました。アマゾンでは昨年上半期、調査が開始された2016年以降で最大の熱帯森林が焼失しました。また、ポルトガル、フランス、さらにモンテネグロといった欧州各地や、アメリカのカリフォルニア州で激しい山火事が発生しています。
また、米国では、1,000年に1度と言われるような豪雨が各地で降りました。干ばつで乾燥しきって、土壌が水を吸収する力を失っているところに降ったために、大規模な洪水を引き起こしました。特に、アパラチア山脈の麓、ケンタッキー州東部では40名弱が死亡、100を超える橋がダメージを受けたそうです。
コロンビアでは首都ボゴタに次ぐ第二の都市であるメデジンで、豪雨により洪水が発生してます。また、日本海を北上した台風11号(ヒンナムノー)は韓国にも大きな爪痕を残しました。ソウルを始めとして都市部で冠水・浸水被害が出た他、数千人が避難を強いられました。
違法な伐採問題が大雨をもたらしているといわれます。
一方、日本では、記録上最も早い北海道の桜開花、観測史上最も早い梅雨明け、季節外れの猛暑日など、異常な気象は続きます。夏には猛暑日で熱中症患者が急増してしまいました。7月としては珍しく台風が上陸、高知県に短時間で集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生し、中土佐町で土砂災害が起きました。平年より多いゲリラ豪雨はラニャーラ現象の関わりがあります。
スポーツ界では、北京冬季オリンピックで小林陵有選手、高木美保選手が大活躍し、MBLの大谷翔平選手の活躍、日本では村上宗隆選手の三冠王と明るい話題がありました。
11月20日から12月18日にかけてカタールで開催された22回目のFIFAワールドカップでは、日本チームが予選リーグで、ドイツ、スペインを破る大活躍でした。ベスト8入りは叶わなかったものの階段を一段上がったと思います。深夜にTV中継を観た決勝のフランス対アルゼンチンの試合は、両チームの役者が大活躍した素晴らしい試合だったと思います。
話はガラッと変わりますが暮れも近い12月17日のTBSのミュージックフェアで「加山雄三」特集が放映されました。加山雄三さんは、今年の紅白歌合戦に特別ゲストで出演し、お客さんの前で歌うのを最後にするそうです。
ミュージックフェアの「加山雄三特集」では往年のヒット曲が、かっての映像で紹介されました。ヒット曲「海 その愛」に始まり、「お嫁においでよ」、「旅人よ」、さだまさしと歌う「僕の妹に」、谷村新司と「サライ」、そして「君といつまでも」は北島三郎と歌っていました。
わが青春時代真っ只中であった1965年の「君といつまでも」は思い出多いヒット曲です。そして、加山雄三さんのラストソングである2022年作の「海が男にしてくれた」が歌われました。
大晦日、紅白歌合戦で、加山雄三さんの歌「海 その愛」を聴いて新年を迎えました。
2022年に撮影したチョウたち
さて、2022年の私事ですが、残念ながらもうひとつでした。一昨年10月に家内がアキレス腱を痛めてしまい、活動が制限されたこともありますが、夏から秋にかけての天候不順も災いしました。
春は、例年チョウの写真を撮りに行っている裏高尾で、久しぶりにアオバセセリが撮影でき、多数のクモガタヒョウモンも観察できました。一人でマイカーを走らせ2回チャレンジした入笠山は、7月は時季尚早、9月初めに再度行ったときは、雲に覆われ成果がありません。また6月の終わりに出かけた北海道も天候がすぐれませんでした。
2020年、2021年と自宅の近くで見つけ撮影を楽しませてくれたクロマダラソテツシジミは、今年は現れませんでした。やはり横浜では冬を越せないようです。
12月に入って嬉しいことがありました。私が会員になっている「日本チョウ類保全協会」では例年12月ごろに同協会の写真展が行われます。今まで私は出展したことはなく、会員各位の写真を観ていただけでしたが、昨年12月の中頃になって、会員に向け、今年は出展が少ないのでぜひ出してほしいとのメールが届きました。この写真展はコロナ渦以前は新宿御苑のインフォメーションセンターで開催されていて、私も何度か見学に行っていたのですが、コロナ渦のため、2020年からWeb写真展になっていました。
昨年7月に舞岡公園で撮った向日葵にモンキチョウが絡む気に入った写真がありましたので、出展してみたところ、その写真が今回の写真展のトップページに選ばれました。嬉しいことです。
家内は杖を突いて歩いていますが、我が家はお陰様で昨年も大過なく過ごし、新年を迎えることができました。昨年、クリスマスの頃は北海道、東北、北陸は大雪となり、被害も出ていましたが、皆様におかれましては本年が良い年になることをお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年12月29日
昨日(10月21日)は素晴らしく良い天気に恵まれ、兼六園、金沢城公園、近江町市場、そして、にし茶屋街と忍者寺を見て歩いた。それは、とてもとても1日で見て回れる範囲ではなく、大雑把に上っ面を見て歩いたに過ぎない。行ってみれば次回来るときの下見をしたようなものだ。
この日は、またどんよりとした空に戻ってしまった。大きな荷物はホテルから宅配便で送ってしまったので、新幹線に乗るまで身軽に歩ける。
あと、新しくなった金沢駅を少し見たかったので、まず、金沢駅へ行こうとホテルでタクシーを呼んでもらったが、朝のラッシュの時間帯で、手配できない。仕方なく、なれない路線バスを利用する。ホテル最寄りのバス停もわからなかったので、道を歩く地元の方に尋ねたところ、親切に教えて下さった。
旅行社で手配してもらった帰りの新幹線は金沢発15時56分と少々遅い。予定したところは見て回ったので、午後1時発くらいの列車にしようとみどりの窓口で変更を試みるが、旅行社からツアーとして手配した座席指定は変更できないとのこと。東京行きの「かがやき」は全車指定席で自由席はない。仕方なく、そのまま15時56分のかがやき510号で帰ることにする。
さて、それまでどうしようかと、駅の観光案内所へ行き、午後3時ごろまで約6時間の時間のつぶし方を相談した。いろいろ案を出してくれたが、路線バスで30分ほどで行ける金沢港の金沢クルーズターミナル、「金沢港いきいき魚市」へ行くことにした。金沢駅の鼓門がある東口(兼六園口)を見て、金沢港へ行くバスが出る西口(金沢港口)へ行った。10時45分発のバスに乗った。
午後3時少し前に再び路線バスで金沢駅に戻り、15時56分のかがやき510号に乗って帰路についた。
今回、初めて金沢の街を、大雑把ではあったが見て回った。金沢は戦災がなかったことで、当時の歴史的建造物や街並みとともに、伝統工芸、伝統芸術、食文化も受け継がれてきている。加賀藩前田家が残した貴重な歴史的文化遺産の街だった。次回来る機会があればゆっくりと金沢の良さを享受したいと思う。
鼓門 と もてなしドーム 2022年11月22日 金沢駅兼六園口
![]() |
190.噴水時計 金沢駅を背に兼六園口(東口)へ出るもてなしドームの下を進み鼓門を抜けて、その先へ進むと小さな噴水を並べたウェルカムボードが設置されていた。このボードは噴水時計という。コンピュータ制御によって噴き出す水で時刻が表示される。時刻表示の合間に、順に「いいね金沢」「ようこそ金沢へ」「WELCOME」「KANAZAWA」のメッセージが表示される。噴き出している水で文字が歪んで見えた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO200 ) 露出補正 なし |
![]() |
191.鼓門、もてなしドーム、駅入り口 駅前通りのバスターミナルのある噴水時計のところから、鼓門、もてなしドーム、駅入り口を振り返る。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段 |
![]() |
192.鼓門の柱 金沢駅東口広場は白江 龍三氏の設計である。wikipediaによれば「元々はガラスや金属を用いて設計を進めていたが、基本設計がほぼ終了した時期の報告会で「木造や瓦屋根などの直接的に歴史性を感じさせるものが欲しい」という強い要望が出され木造の門を作ることになった。東広場は江戸時代に城下町として形成された旧市街地と、明治以後に形成された新しい市街地との境界に位置し、新しい金沢と古い金沢の結界の意味が込められている。また、少しずつ方向を変えて並ぶ斜めの柱は全体として全ての方向の地震力に合理的に抵抗できる形状で、背後にあるもてなしドームのアルミ合金やガラスとの素材感の対比もデザインの重要な要素となっている。石川県の伝統芸能「加賀宝生」の鼓がモチーフとなっている。」と記されていた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段 |
![]() |
193.鼓門 金沢を訪れた多くの観光客がまずここで記念写真を撮影していくという、フォトスポットとして人気なのが荘厳な印象の鼓門だ。金沢が紹介される映像、画像では必ずと言ってよいほど登場する。言うまでもなく、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージしている。高さが13.7mあり2本の太い柱に支えられた門構えは圧巻である。金沢駅は世界で最も美しい駅14駅の1つに選出されている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 13mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段 |
![]() |
194.もてなしドーム -1 2005年3月には駅の東口に もてなしドーム と 鼓門 が完成した。もてなしドームは巨大なガラス張りのドームで、雨の多い金沢を訪れる観光客に傘を差しだすイメージで建設された。石川県は年間降雨日数が全国で最も多い県で、地元では "弁当忘れても傘忘れるな" という言い伝えがあるという。たまたま、これを書いている12/23朝のテレビ中継で大雪警報が出された金沢駅の雪景色が放映されていた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段 |
![]() |
195.やかんのオブジェ -1 金沢は現代アートで人気の金沢21世紀美術館の街でもある。このことを象徴するように駅前広場にはやかんが転がっているオブジェがあると聞いていたので、観光案内所でその場所を聞いて行ってみた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO160 ) 露出補正 なし |
![]() |
196.やかんのオブジェ -2 駅の東口(兼六園口)を出て左側にあったこの個性的な作品は、金沢が実施した美術作品のコンクール「国際コンペチション2006」の最優秀賞に選ばれた作品だそうだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし |
![]() |
197.「やかん体、転倒する。」 やかんのオブジェの作品名は「やかん体、転倒する。」(三枝一将氏作)という。ちゃんと蓋まであった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO1000 ) 露出補正 なし |
![]() |
198.お世話になった金沢駅観光案内所 立派な観光案内所があった。新幹線の時間まで、どこか行ってみるところはないかと相談したところ、いくつかのアイデアを出してくれ、とても親切に応対していただいた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし |
![]() |
199.西口(金沢港口)駅前バスターミナル 観光相談所で推奨していただいた金沢港クルーズターミナルへ行くバスに乗るため、西口のバスターミナルへ行った。10時45分発の路線バスに乗る。駅西新都心に面した西口(金沢港口)はスッキリと都会的な印象だ。西口広場の再整備により平成23年(2011年)11月27日に完成している。そびえ立つモニュメントは金沢市出身の金属造形作家だった故・蓮田修吾郎氏の作品で、金沢の「カ」と「ナ」を組み合せたデザインだそうだ。高さ19.89m、横40mのスチール製。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
200.金沢港クルーズターミナル 30分ほどバスに揺られ、金沢港クルーズターミナルについた。忽然と現れた立派な建物だった。金沢港は、石川県金沢市の大野川の河口に位置し、日本海に面する港湾である。2020年6月1日にこの金沢港クルーズターミナルが開館し供用を開始した。展望台、レストラン、セミナールームなどがあり、写真の操船シュミレーターもあった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし |
![]() |
201.御供田埠頭 展望台に出て、右手(東側)を見ると2基のガントリークレーンがある御供田埠頭が見えた。ここから県内で製造されるショベルカーやブルトーザなどの建設機械がRORO船を利用して世界に輸出されている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
202.埠頭から見た金沢港クルーズターミナルの建物 クルーズターミナルの建物の外に出て、埠頭の広い桟橋に出てみた。ここは戸水埠頭という。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
203.戸水埠頭の広い桟橋 金沢港に集まるのは貨物だけでなく、戸水埠頭や、西隣の無量寺埠頭には、クイーンエリザベスⅡ号や、飛鳥Ⅱなど、毎年多くのクルーズ船が寄港するという。大型客船が停泊すると、ここに観光バスなどが待機していて、乗船客は金沢観光に出かけるのだろう。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
204.岸壁 岸壁には、大型船用には直径10cm以上のものもあるというロープ(ホーサー)の先端の輪を掛けるビット(係留柱)が並んでいる。クイーンエリザベスⅡの全長はほぼ300mある。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし |
![]() |
205.金沢港いきいき魚市 埠頭のひろい桟橋を西へ歩いて、金沢港いきいき魚市へ行った。ここは思ったより観光客が来ていた。金沢港に漁船が帰港するのは、夜の8時~9時という。すぐに市場でセリ落とされる魚はまだ生きているものもあり、新鮮そのものだそうだ。また、朝のセリでは、県内各地から早朝に水揚げされたばかりの魚がずらりと並び、次々とセリ落とされ、いきいき魚市で販売されるとのこと。この時期は11月6日に解禁された可能ガニ、香箱ガニが並ぶ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし |
![]() |
206.可能ガニ 新鮮なカニは脚を上にして並べられることが多い。近江町市場では甲羅を上にしてトロ箱に入れられたものもあったが、多くはやはり脚を上にして並べられていた。しかし、美味しいカニを見分けるのは、加能ガニは甲羅が見える表側を上にして、甲羅に色艶があり、光沢があるもの、甲羅に黒いつぶつぶが沢山あるものが良いといわれる。解凍したり、茹でたりする際は、カニを仰向けにしておくとカニ味噌が流れ出るのを防いでくれるという。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし |
![]() |
207.香箱ガニ 香箱ガニはおなかが見える側を上にして見るという。おなかがピンク色のもの、また、外子が黒っぽいもの、ふっくらしたピンク色のおしりのものが良いとされるそうだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし |
![]() |
208.立派な可能ガニ まだ水槽の中にいた大きな可能ガニ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO1250 ) 露出補正 なし |
![]() |
209.バイ貝(梅貝) 一昨日の夜、すし屋でバイ貝の煮つけを酒の肴に食べた。とても美味かった。石川県はバイ貝の出荷量が多いのだそうだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし |
![]() |
210.立ち食い寿司 いきいき魚市の中にちょっと洒落た立ち食い寿司屋があった。金沢の東山にある「鮨やしち」などを手掛ける株式会社八七産業が、2022年5月3日、ここ、いきいき魚市内に開いた「立ち喰い鮨 優勝」という店だ。立て看板には、メニューはお任せコースのみで、9巻+卵・味噌汁で4kとあった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし |
![]() |
211.クルーズターミナルのレストラン いきいき魚市からクルーズターミナルへ戻ってきた。午後1時になっていた。2階にあるレストランでパスタの昼食をとった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし |
![]() |
212.金沢駅へ戻る 帰路も路線バスに乗って金沢駅へ戻ってきた。東口側から鼓門を通して西口側を見る。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段 |
![]() |
213.もてなしドーム -2 鼓門の前から、もてなしドームを撮る。確かに美しい駅である。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO180 ) 露出補正 +0.7段 |
![]() |
214.加賀八幡起き上がり 金沢伝統工芸の一つで七転び八起きの縁起物として親しまれてきた玩具があるが、「あと326日」と電光表示された「加賀八幡起き上がり」が駅前広場にあった。326日後に何があるのか知らないまま写真を撮ってきたが、調べてみると「いしかわ百万石文化祭2023」(第38回国民文化祭と第23回全国障害者芸術・文化祭の統一名称)のことだろうと分かった。令和5年10月14日から令和5年11月26日までの44日間開催される。時間が来た。ホームに上がり、15時56分のかがやき510号に乗って帰路についた。良い旅だったと思う。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし |