Tokyoアーカイブ: Studio YAMAKO

2025年3月19日

多摩動物公園 4 アフリカ園 2025年2月14日 東京都日野市多摩動物公園

午後1時に生態昆虫園を後にした。せっかく来たのだから、動物たちの姿を少し見ていこうと思う。
 多摩動物公園は広い。昆虫園から西へ歩いて行くと、アフリカ園がある。昨年来た時もアフリカ園に寄り、ライオン、チーター、サーバルを見た。
 多摩動物公園に関する記述はそのホームページを参照させていただいた。

 ライオンバスが動いているが、ライオンたちは、寒いためか草原(大飼育場)に寝そべっていて、ライオンバスがえさ台に来ても、寝ころんだままで少し顔を上げるほどしか反応しない。10時~16時(時間指定制)で、10分〜12分で運行されるライオンバスは、大人(高校生以上~64歳) 500円、こども(3歳~中学生)は150円、65歳以上は150円に設定されている。大人と65歳以上とで、料金に開きがある。多摩動物公園の入園料も大人が600円なのに対し、私のような65歳以上は300円と半額になる。
昨年4月現在で、多摩動物公園のライオンの頭数は♂5頭、♀11頭の計16頭だが、大飼育場には日替わりで5~6頭ほど出しているそうだ。

 ライオンの大飼育場を一周した後、チーターとサーバルを見た。昨年4月に生まれたサーバルの子2頭(♂1、♀1)と母親がいて、子供たち2頭がじゃれ合う姿を母親が見守るという姿を見ることが出来た。 フラミンゴ、アフリカゾウを見て、出口に向かった。

 モノレールに乗る前に、道路を渡ったところに展示されていた京王電鉄の古い車両を見てから、モノレールの駅に上がり、多摩センターへ向かった。モノレールの多摩センター駅から、小田急線の多摩センター駅へ歩く通り道にある何軒かの食べ物屋の一軒に入り、のどの渇きと空腹をいやした。

000_250214285 X700 多摩動物公園.jpg
ライオンバスに興味を示さないライオンたち 2025年2月14日 東京都日野市 多摩動物公園

061_250214288 X900 多摩動物公園 RX10M4.jpg 61.ライオンはライオンバスを無視 2024年2月14日 多摩動物公園 アフリカ園
大飼育場のライオンたちは寝転がっていて、ライオンバスが近づいても興味を示さない。見学者は無視されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 140mm ISO250 )
062_250214294 X900 〇排尿中 多摩動物公園 RX10M4.jpg 62.チーター
このチーターはキングチーターと呼ばれ、突然変異による遺伝子の組み合わせの違いで異なる模様をしているが、模様以外は普通のチーターと変わりはないそうだ。普通のチーターは斑点が散らばった模様をしているが、キングチーターは斑点がつながった縞模様とやや大きめの斑点が混じった模様になっている。この縞模様はイエネコが縞模様になる遺伝のしかたと同じだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 48mm ISO1000 )
063_250214301 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 63.じゃれ合うサーバーの子
昨年4月に誕生した♂と♀の2頭の子たちだろうと見受けた。じゃれ合う姿が愛くるしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 132mm ISO500 )
064_250214304 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 64.子供たちを見守る母
2匹の子供の母親「アキ」は2017年4月23日にセルビア共和国のベオグラード動物園で生まれ、その後スロバキアの動物仲介施設に移動していたそうだ。そして、2020年11月18日に、スロバキアから多摩動物公園に来園している。2024年4月8日、この「アキ」の子が2頭(♂1、♀1)生まれた。「アキ」にとっては2回目の子育てだそうだ。「アキ」はじゃれ合う子供たちを優しく眺めている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO400 )
065_250214307 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 65.遊ぶサーバルの子
子供たちは、落ちていた木の枝を加えたりして無邪気に遊んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO400 )
066_250214309 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 66.ネコ科サーバル属
この姿はほとんど猫である。wikipediaによれば、頭胴長(体長)♂59 - 92cm、♀63 - 82cm。尾長20 - 38cm。体重♂7.9 - 18kg、メス6 - 12.5kg。尾長は、体長の約3分の1と短い。アフリカのサバンナや草原・森林などに生息し、沼沢地や河川の周囲を好むそうだ。主にネズミなどの齧歯類などを含む小型哺乳類や鳥類を食べるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 175mm ISO640 )
067_250214321 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 67.フラミンゴ
多摩動物公園では、ヨーロッパフラミンゴが飼育されている。また、1997年に現在のフラミンゴ舎が完成した際に、上野動物園から22羽が移ってきたそうだ。フラミンゴは長寿で有名だそうだが、移ってきた中の長老は多摩動物公園で6羽のひなを残している。2014年には51歳年下の♀とペアになり、繁殖している。高齢となり、両眼が見えなくなってからは、ほかの個体に邪魔されずに十分にえさを食べることができるよう給餌の時間には飼育係が付き添ってようすを見守っていたが、2024年6月2日に死亡が確認された。推定年齢は65歳以上で、平均寿命40~50年のヨーロッパフラミンゴとしても非常に長生きな個体という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 181mm ISO200 )
068_250214322 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 68.アカハシコガモ
フラミンゴ舎にはアカハシコガモが同居している。2020年5月に、新しく3羽のアカハシコガモがフラミンゴ舎に仲間入りした。この3羽は、多摩動物公園で3月19日に孵化した個体。アカハシコガモはアフリカのサハラ砂漠以南に生息する、渡りをしないカモ。成長するとくちばしは鮮やかなピンク色になり、虹彩が赤くなるという。アカハシコガモはフラミンゴ舎ではうまく孵化しないため、ひなを育てる「育雛舎」の孵卵器で孵化させ、十分な大きさになるまで人の手で育てられたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 181mm ISO200 )
069_250214324 X900 多摩動物公園 RX10M4.jpg 69.バオバブの木
フラミンゴを見た後、アフリカゾウを見にいく。擬木で造られたバオバブの木を形どった門があった。バオバブはアフリカのマダガスカルなどに産する高さ20m、幹の太さ10mにも達する大きな樹である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
070_250214328 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 70.バオバブの木の幹の中
その入り口から幹の中に入ると、ところどころに開けてある穴や窓から、外からの光が入り、明るい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
071_250214331 X900 多摩動物公園 RX10M4.jpg 71.アフリカゾウ「砥夢」(トム)
高いところに据えられたエサの駕篭に鼻を延ばしている。アフリカゾウは多摩動物公園にただ一頭しかいない。その「砥夢」は2012年11月の来園当初から、壁や柵などに牙をこすりつける行動が見られていた。2018年2月には、左牙の先端から約30cmを折ってしまったそうだ。2021年6月に左牙の歯髄を含む内部組織が壊死し、剥がれ落ちて空洞になってしまっていた。専門家から左牙を抜いた方がいいとアドバイスがあり、ゾウの抜牙(ばつが)経験の豊富なアメリカの専門家グループを招聘し、処置を行うことになった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 37mm ISO500 )
072_250214336 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 72.左側の牙が無いアフリカゾウ「砥夢」
2024年5月22日、多摩動物公園で飼育する唯一のアフリカゾウ「砥夢」(トム)に対して、左牙を抜く処置を行い、無事に終了したそうだ。元気な姿を見せているが、左側の牙は無い。アフリカゾウの寿命は60-70年だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 84mm ISO400 )
073_250214030 X900 多摩動物公園 京王帝都 SX620HS.jpg 73.京王電鉄の古い車両
多摩モノレールの駅に上がる前に、道路の反対側に渡って、5両ほど展示されている京王電鉄の車両を見た。その中で最も古いのが、この2410号車だった。この車両は、1941年3月に410号車として入線し、1942年9月に電動車に改造された。1944年5月に東京急行電鉄との合併により、2410号車に改番号になった。(1944年5月31日、陸上交通事業調整法により京王電気軌道と東京急行電鉄が合併し、京王営業局として営業を開始したが、1948年6月1日、京王帝都電鉄、小田急電鉄、京浜急行電鉄が再び分立し、大東急は解散した。1998年6月1日、京王帝都電鉄は「京王電鉄株式会社」に社名を変更している。)この2410号車は、1969年9月に引退するまで約28年間稼動したと説明版に記されていた。

Canon PowerShot SX620HS f4.5-112.5mm f/3.2-6.5
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 4mm ISO160 )

2025年3月16日

多摩動物公園 生態昆虫園へ 3 イシガケチョウ 2025年2月14日 東京都日野市多摩動物公園 生態昆虫園

前回来た時もアオタテハモドキが飛んでいた辺りで、今回もその姿を見ることが出来た。ベニモンアゲハはなかなかきれいな個体が見つからなかったが、ツマベニチョウは何とか良い写真を撮ることが出来た。残るはアオタテハモドキの良い構図の写真と、ツマムラサキマダラの♂の青紫の翅を撮りたい。

 結果は、アオタテハモドキはなかなか奥行きのある構図では撮れなかったが、何とか、地面に止まっているところでない写真を撮ることが出来た。ツマムラサキマダラは翅を閉じて吸蜜しているところで、開翅してくれるのを待った。一度だけそのチャンスがあり、何とか青紫に輝く翅を写し撮ることが出来た。ベニモンアゲハは今一つ良い写真が撮れなかった。

 今回撮影したチョウは、ツマグロヒョウモンを除いて10種であった。去年来た時はこれに加えてタテハモドキが飛んでいた。

000_250214438 X700 ◎イシガケ 多摩動物公園.jpg
イシガケチョウ開翅 特異な斑紋 2025年2月14日 多摩動物公園 生態昆虫園

041_250214456 X900 ◎ツマムラ・リュウアサ 多摩動物公園.jpg 41.カッコウアザミに来たツマムラサキマダラとリュウキュウアサギマダラ 上がリュウキュウアサギマダラ♀で下がツマムラサキマダラの♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO280 )
042_250214468 X900 ◎イシガケ多摩動物公園.jpg 42.イシガケチョウ
特異な斑紋をしているイシガケチョウの仲間では、日本でこの種だけだが、東洋区では20数種が分布しているそうだ。漢字では石崖蝶と書く。台湾では地図蝶と呼ばれているそうだ。地図蝶の方がよりピッタリするなだと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/640秒 105mm ISO100 )
043_250214150 X900 ◎カバタテハ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 43.カバタテハ -3
♀だと思う。きれいな個体と思って撮ったが、いくつか裂けたところがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 121mm ISO400 )
044_250214162 X900 △タイワンキチョウ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 44.ホナガソウに群れるタイワンキチョウ
日本の南西諸島にいるミナミキチョウはタイワンキチョウとはよく似ていて、飛んでいるときは区別できないと思う。この生態昆虫園にいるのはどうやらすべてタイワンキチョウのようであるが、区別点としては前翅裏面中室にある小さな黒斑が、ミナミキチョウは2つであるのに対しタイワンキチョウでは3つある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 31mm ISO200 )
045_250214168 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 45.ツマベニチョウ -3

休憩中のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 198mm ISO200 )
046_250214211t X900 〇カバタテハ・ヒマ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 46.ヒマに産卵するカバタテハ
それぞれの食草である、オオゴマダラのホウライカガミと、ツマベニチョウのギョボクと並んで、カバタテハのヒマが置かれていた。そのヒマにカバタテハが飛来した。既に産み付けられている卵が付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 62mm ISO800 )
047_250214483 X900 ◎ベニモン多摩動物公園.jpg 47.ベニモンアゲハ -5
なかなか無傷の個体を見つけられない。これもまあまあであるが、完全ではない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
048_250214178 X900 ◎アオタテハモドキ♂ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 48.アオタテハモドキ -3
時刻は11時半。アオタテハモドキが日の当たる芝生の上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 200mm ISO400 )
049_250214184 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 49.ツマベニチョウ -4
ホナガソウの葉に止まるツマベニチョウ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 140mm ISO500 )
050_250214207 X900 〇ツマベニ・ギョボク 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 50.ギョボクに来たツマベニチョウ♀
食草のギョボクの鉢植えにきた。♂のきれいな個体は飛んでいるが、♀は少ない。この♀は比較的きれいな方だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 62mm ISO500 )
051_250214509 X900 ◎ツマムラサキ♂ 多摩動物公園.jpg 51.シチヘンゲに来たツマムラサキマダラ♂
ツマムラサキマダラの♂が、目の前のシチヘンゲに飛来した。開いてくれと願ったところ、少しだけ開翅し前翅の青紫色を見せた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO280 )
052_250214511tms X900 ◎ツマムラサキ♂ 多摩動物公園.jpg 52.ツマムラサキマダラ♂ 開翅
撮りやすい位置に動いて開翅を待つ。しばらくして、やっとこれだけ開いてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO200 )
053_250214529ts X900 ◎多摩動物公園.jpg 53.ツマベニチョウ♂ -1
まだ咲いていないツシマツツジの蕾の間に口吻を入れ吸蜜しようとする。これでは吸汁は出来ないだろう。きれいな個体であり、何か初々しい姿だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO640 )
054_250214532 X900 ◎多摩動物公園.jpg 54.ツマベニチョウ♂ -2 ツシマツツジで吸蜜
前の写真と同じ個体である。改めて開花している花に口吻をお入れ吸蜜を始めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO500 )
055_250214537 X900 ◎多摩動物公園.jpg 55.タイワンキチョウ -4
吸蜜に忙しかったタイワンキチョウも、葉の上に静止する。後翅の翅形をみると、丸い弧の形をしている。ミナミキチョウの場合はその中央部が角張っていて、両者を区別するポイントとなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO500 )
056_250214549 X900 ◎多摩動物公園.jpg 56.アオタテハモドキ♂ととリュウキュウアサギマダラ♂
アオタテハモドキがコセンダングサの花に来た。右下に来たのはリュウキュウアサギマダラの♂だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/640秒 105mm ISO100 )
057_250214240ms X900 ◎アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 57.アオタテハモドキ♂ -1
今までアオタテハモドキは地面に止まったところの写真しか撮れていなかったが、珍しく花に来たところが撮れた。♂は後翅が鮮やかな青色で、小さめの眼状紋が入っている。♀は後翅が茶色から青色で、個体によって変異がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO200 )
058_250214259 X900 ◎アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 58.アオタテハモドキ♂ -2
あまり良い写真ではないが、まあまあのショットになった。2020年頃だったか、東京(多摩地区?)でアオタテハモドキが発生しているとの情報があり、驚いたことがある。ここから逃げ出したのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO320 )
059_250214270ts X900 ◎イシガケチョウ・アゲラタム 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 59.イシガケチョウがアゲラタムの花に来た
何という花かわからなかったのでPictureThisで検索するとアゲラタム(カッコウアザミ属)と同定された。イシガケチョウの尾状突起はシジミチョウのそれのように可愛らしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 90mm ISO500 )
060_250214284 ◎オオゴマダラ X900 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 60.2頭のオオゴマダラとイシガケチョウ
午後1時近くなった。蝶の動きもおとなしくなってきたので、そろそろ退出しようと思う。この日の成果はツマベニチョウの写真くらいだろうか。園内で飛んでいるチョウの種も10種程度とちょっと物足りなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 76mm ISO1600 ) Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 絞り優先オートで撮影  ( f4 1/2000秒 220mm ISO2000 )

2025年3月12日

250214 多摩動物公園 生態昆虫園へ 2 ツマベニチョウ 2025年2月14日 東京都日野市多摩動物公園 生態昆虫園

温室内はそれほど熱くはなかったが、着衣は真冬のかっこうである。カメラを取り出して空いたバッグに、ダウンのジャンバーはしまったが、それでも汗が出てくる。眼鏡の曇り止めはその効果があった。  この日の目的は、ベニモンアゲハ、ツマベニチョウの傷のない個体の撮影、ツマムラサキマダラのその青の撮影、そしてアオタテハモドキの構図の良い写真であった。ツマベニチョウの♂のきれいな個体が撮れたのと、飛んでいる姿を撮ることが出来たのは収穫であった。

000_250214427s X700 ◎ツマベニ 多摩動物公園.jpg
ツシマツツジに来たツマベニチョウ♂ 2025年2月14日 多摩動物公園 生態昆虫園

021_250214381 X900 ◎ツマムラサキマダラ♂♀ 多摩動物公園.jpg 21.ツマムラサキマダラ 交尾
上が♂で下が♀。園内にはリュウキュウアサギマダラもいて、翅を閉じているときは、よく似ているので紛らわしい。10年ほど前にバリ島へ行ったときに、テラスで一服しているときにこのチョウが飛来し、腕に止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
022_250214387 X900 ◎ツマムラサキマダラ♀ 多摩動物公園.jpg 22.シチヘンゲに来たツマムラサキマダラ♀
綺麗な個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO1250 )
023_250214392ts X900 ◎ツマベニ ベニツリフネ 多摩動物公園.jpg 23.ベニツリフネで吸蜜するツマベニチョウ♂
ツマベニチョウっは破損している個体が多く飛んでいたが、この個体はきれいだった。このチョウは大きく前翅先端のオレンジ色の部分が大きくて鮮やかで、蝶園では人気がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO500 )
024_250214401 X900 ◎多摩動物公園.jpg 24.シロオビアゲハ♂ -1
綺麗な個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
025_250214403 X900 ◎多摩動物公園.jpg 25.シロオビアゲハ♂ -2
前の写真と同じ個体。グアムでとったこのシロオビアゲハの写真が、月間誌「昆虫と自然」2012年8月号」(株)ニューサイエンス社)の表紙に選ばれたことがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO320 )
026_250214407 X900 ◎リュウキュウアサギマダラ 多摩動物公園.jpg 26.リュウキュウアサギマダラ
ホナガソウに来た2頭のリュウキュウアサギマダラ。石垣島、竹富島では多く見られた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO450 )
027_250214415 X900 ◎ツマベニ・ギョボク産卵 多摩動物公園.jpg 27.ツマベニチョウ ギョボクに産卵
鉢植えのギョボクに産卵に来た満身創痍のツマベニチョウ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
028_250214421ts X900 ◎オオゴマダラ・ホウライカガミ集団産卵 多摩動物公園.jpg 28.ホウライカガミに集まるオオゴマダラ
オオゴマダラがその食草であるホウライカガミ群れていた。全部が♀かどうかは分からないが、産卵姿勢の個体が多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO250 )
029_250214422 X900 ◎タイワンキチョウ 多摩動物公園.jpg 29.タイワンキチョウ -3
裏面前翅翅頂の黒い紋が鮮明なのは♂の特徴である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 105mm ISO100 )
030_250214436 X900 ◎イシガケ 多摩動物公園.jpg 30.イシガケチョウ -2
葉の裏側に隠れるように止まることが多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 )
031_250214087 X900 〇アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 31.アオタテハモドキ -1
スロープを下りたところの壁面にアオタテハモドキがいた。止まるときは翅を開いて美しい翅表を見せる本種だがここでは翅を閉じて止まっていた。裏面は地味で目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 2137mm ISO500 )
032_250214448 X900 ◎オオゴマダラ 多摩動物公園.jpg 32.飛びまわるオオゴマダラ
オオゴマダラの個体数は多い。どこの蝶園での主役である。この正月に沖縄の平和祈念応公園へ行ったが、その平和祈念館に付属して設けられている「清ら蝶園」があり、入ってみたが、そこでははオオゴマダラだけが飛んでいた。「ギリシャでは、蝶のことをプシュケ(「魂」の意)といいます。蝶園で育ったプシュケが戦没者を追悼し、世界平和の実現を祈る平和祈念像の使者として訪問者を優しく出迎え、命の尊さと平和の大切さを訴えています。」と公益財団法人沖縄教会のホームページに記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
033_250214099 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 33.ツマベニチョウ -1
比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 217mm ISO500 )
034_250214111 X900 〇ベニモン 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 34.ベニモンアゲハ -4
綺麗な個体を撮ろうと狙っているのだが。この個体はまあまあだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO2000 )
035_250214118 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 35.ツマベニチョウ -2
綺麗な個体と思って撮ったが、外縁部が擦れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO400 )
036_250214123 X900 ◎イシガケ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 36.イシガケチョウ -3
標本のようなあ写真になってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 125mm ISO500 )
037_250214126 X900 〇タイワンキチョウ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 37.2頭のタイワンキチョウ
このチョウも開翅した姿を撮るには飛んでいるところを撮るしかない。コセンダングサに止って吸蜜するのは♀で、開翅した方は♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 132mm ISO320 )
038_250214132 X900 ◎カバタテハ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 38.カバタテハ -2
ほぼ完全な個体だった。♂のようである。私は竹富島で2005年に撮影しているが、もとは迷蝶で1967年に石垣島と西表島で記録され、その後継続的に見られるようになったなったとのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 102mm ISO500 )
039_250214137ts X900 ◎ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 39.ツマベニチョウ 飛翔シーン
クササンタンカの花に寄ってきたところが撮れた。ラッキーにもピントも合っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 43mm ISO640 )
040_250214148 X900 ◎アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 40.アオタテハモドキ♂ -2 開翅
アオタテハモドキが陽が当たる芝の上に羽を拡げて止まった。後翅の青が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 147mm ISO120 )

 

2025年3月 6日

250214 多摩動物公園 生態昆虫園へ 1 タイワンキチョウ 2025年2月14日 東京都日野市多摩動物公園 生態昆虫園

  2月は連休も多い。また、多摩動物公園は毎週水曜日が定休で、祝祭日が水曜日に当たるとその翌日がお休みになる。休みの日は、家族連れで込み合う。定期検診や歯医者さんなどの予約もあり、いつ行こうかと日にちを探したところ、2月14日に行くことにした。
 今までは自宅からマイカーで行ったのだが、今回は公共交通機関を利用することにした。ネットで調べてみると、星川からは相鉄線で大和に行き、小田急に乗りかえ、新百合丘でもう一度、小田急の多摩線に乗り換えて多摩センターへ行く。そこからモノレールで多摩動物公園前まで行くのが、時間的に早く、運賃も最も安かった。1時間20分かかった。

000_250214084 X700 〇タイワンキチョウ 多摩動物公園 生態昆虫園RX10M4.jpg
多摩動物公園の生態昆虫園のドアを開けるとタイワンキチョウが群れ飛んでいた 2025年2月14日 東京都日野市

001_250214010 X900 モノレール多摩動物公園 SX620HS.jpg 1.多摩モノレール
多摩センターから乗車した多摩モノレールは、帝京大、中央大、明星大と大学がある駅を走る。計画的に造られたものと思う。多摩動物公園駅で下車し、初めて乗ったその車両をホームで見送る。

Canon PowerShot SX620HS f4.5-112.5mm f/3.2-6.5
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 16mm ISO125 )
002_250214012 X900 モノレール多摩動物公園 SX620HS.jpg 2.多摩モノレール 多摩動物公園駅
当然のことだが、ホームは高いところにある。下りのエスカレータはない。地上へ下りて駅を見上げる。多摩モノレールは多摩地域を縦断する公共交通網として、多摩都市間の人の交流や地域の発展に貢献している。延長は約16km。運営は多摩都市モノレール株式会社が担当している。もう26年前の1998年11月27日 に開業している。

Canon PowerShot SX620HS f4.5-112.5mm f/3.2-6.5
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/640秒 4mm ISO160 )
003_250214023 X900 多摩動物公園 昆虫生態園 SX620HS.jpg 3.生態昆虫園 飼育室
生態昆虫園に入るまでの通路に飼育室があった。チョウたちの食草や、食樹が栽培されてる。飼育されているチョウたちは、所謂、温暖系の蝶で、四季にあまり関係なく羽化させることが出来る種である。

Canon PowerShot SX620HS f4.5-112.5mm f/3.2-6.5 プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 4mm ISO160 )
004_250214048 X900 多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 4.シロオビアゲハ 生態昆虫園
この季節は、気温の低い外から温室内に入ると眼鏡が曇ってしまい不自由になることがあるので、眼鏡に曇り止めを塗っていった。だが、カメラのレンズも曇ってしまう。温まるまで少し待たなくてはならなかった。タイワンモンシロチョウに取り囲まれたがその撮影は後回しにして、何から撮ろかと翔んでいるチョウたちの品定めをしたが、残念ながらすでに破損している個体が多い。比較的きれいな個体のシロオビアゲハがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 117mm ISO640 )
005_250214342 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 5.えさ台で蜜を吸うツマベニチョウ -1
通路に沿ったところどころにえさ台が置かれている。餌にはバナナなどがよく用いられるが、腐ってくると黒くなり見た目が悪い。ここでは、ハチミツなどを用い、花びらを置いたりして見た目も美しくしているようだ。右側にいるのはリュウキュウアサギマダラのようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO125 )
006_250214345 X900 〇ホウライカガミ・卵 多摩動物公園 RX10M4.jpg 6.オオゴマダラ 産卵
蝶園の定番であるオオゴマダラである。大きくて、ゆっくり翔び、見た目も美しい。飛翔を観察しやすい。温室に入ってすぐのところに、オオゴマダラの食草であるキョウチクトウ科のホウライカガミ(蓬莱鏡)の鉢植えが置かれていた。先月沖縄に行ったときに蛹の抜け殻が付いたホウライカガミを見て来た。そのホウライカガミに数頭のオオゴマダラが来て産卵をしようとしていた。オオゴマダラはホウライカガミを食草とし、生態園内で比較的簡単に育てることができるようだ。また、温暖な環境を好むため、温室での飼育にも適しているので蝶園での定番になっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO400 )
007_250214350m X900 ◎ベニモン 多摩動物公園 RX10M4.jpg 7.ベニモンアゲハ -1
今日はベニモンアゲハのきれいな個体を撮りたいなと思っていた。右尾状突起がちょっと傷んでいるようだがまずまずである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO800 )
008_250214051 X900 〇多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 8.カバタテハ
  完全ではないが比較的きれいな個体だった。このチョウとの初めての出会いは2005年5月に竹富島へ行った時だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 160mm ISO500 )
009_250214054 X900 〇多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 9.ベニモンアゲハ -2
ほぼ完全な個体だった。雌雄の同定は難しいが、♂のように思える。2005年に那覇の末吉公園で撮ったことがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 110mm ISO1600 )
010_250214060 X900 〇多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 10.オオゴマダラ
綺麗な個体だったので撮った。この種も雌雄の判別が難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 125mm ISO1600 )
011_250214353 X900 〇ツマムラサキ♀ 多摩動物公園 RX10M4.jpg 11.ツマムラサキマダラ ♀
♂は前翅翅表の先端部のムラサキの輝きが鮮やかであるが、雌雄ともなかなか開翅して止まってくれない。本種は雌雄の判別は容易である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO125 )
012_250214356 X900 ◎ツマグロヒョウモン 多摩動物公園 RX10M4.jpg 12.ツマグロヒョウモン♂
自宅の近くでも見かける種で本来この生態昆虫園にはいないはずと思う。何故迷い込んでいるのか?ただし、自宅近くではこの時期には飛んでいない。早くて4月末だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO180 )
013_250214063 X900 〇タイワンキチョウ♂ 多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 13.タイワンキチョウ -1
園内にはオオゴマダラとともにその個体数は多い。ミナミキチョウとの判別は難しいが、ここにいるのはすべてタイワンキチョウのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO200 )
014_250214066 X900 〇多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 14.えさ台で蜜を吸うツマベニチョウ -2
このえさ台はツマベニチョウが占有していることが多かった。ツマベニチョウは那覇の末吉公園で撮影した。また、バリ島のウルワツ寺院で撮ったことがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO200 )
015_250214363 X900 ◎ベニモン 多摩動物公園 RX10M4.jpg 15.ベニモンアゲハ -3
この個体も傷はないと思って通ったが、翅先や尾状突起は傷ついていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO320 )
016_250214072 X900 〇多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 16.ハイビスカスとタイワンキチョウ
ハイビスカスの花を見ながら歩いていると、花に潜り込むように吸蜜してるタイワンキチョウがいた。まるで黄色い蕊のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO500 )
017_250214075t X900 〇カバタテハ・ヒマ多摩動物公園 昆虫生態園RX10M4.jpg 17.ヒマに産卵に来たカバタテハ
オオゴマダラが産卵していたホウライカガミの隣に、ヒマが植えられた鉢があるが、そのヒマにカバタテハがアプローチしてた。ヒマ(蓖麻)はトウダイグサ科トウゴマ属の多年草である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 102mm ISO1600 )
018_250214370 X900 ◎タイワンキチョウ 多摩動物公園 RX10M4.jpg 18.タイワンキチョウ -2
園内にはたくさん飛んでいるのだが、なかなか逃げ足が速く、シャッター・ボタンを押そうとすると飛び立たれることが多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 105mm ISO100 )
019_250214373t X900 ◎シロオビ 多摩動物公園 RX10M4.jpg 19.七変化の花に来たシロオビアゲハ
尾状突起がちぎれていたので、そこはフレームから外して撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO140 )
020_250214374 X900 ◎イシガケ 多摩動物公園 RX10M4.jpg 20.イシガケチョウ
近似種がなく、特異な斑紋なので同定は容易だが、雌雄の判別が難しい。少し薄い黄色がかっていたので♀かもしれない。日本の南西諸島や台湾ではごく普通に見られるが、分布域は北上してきていて、兵庫県南部まで広がっているそうだ。ここまでで、ツマグロヒョウモンを除いて9種を撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO125 )

2025年2月28日

1月の日比谷公園 2025年1月17日 東京都千代田区 日比谷公園

沖縄紀行のコンテンツが続いてしまい、遅れてしまったが1月17日の30分間の日比谷公園歩きを記しておきたい。
 この日は幸門から園内に入った。工事が行われていた、かっての第二花壇は、芝庭広場として完成していた。大噴水、小音楽堂まで遮るものなく見渡すことが出来る。雲一つない青空の下、清々しい気分になる。
 紅葉の季節も終わり、植えられたパンジーが咲いているが、花壇はちょっと淋しい。

000_250117030 X700 雲形池 日比谷公園 G7X.jpg
雲形池に姿を映す鶴の噴水 2015年1月17日 東京都千代田区 日比谷公園

001_250117002 X900 石井売店 日比谷公園 G7X.jpg 1.石井売店
以前は園内に6軒あった日比谷公園の売店も、現在はサービスセンターの近くの川原売店と、日比谷公会堂の前にある石井売店の2軒のみになってしまったそうだが、この日は幸門から園内に入ったので、石井売店を見つけrare た。だが、まだ時間が早いためか閉ざされていた。営業中の石井売店を見てみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 21mm ISO200 )
002_250117003  X900 にれの木広場日比谷公園 G7X.jpg 2.にれのき広場
写真は日比谷公会堂を背にして、昨年9月から利用開始されたこれまで第二花壇と呼ばれていた芝庭広場を眺めたところだが、その日比谷公園と芝庭広場の間が、「にれのき広場」と呼ばれているところである。ところが2021年3月に、その「にれのき広場」から24本のニレやケヤキが伐採されたそうだ。木の枝の影が美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 21mm ISO200 )
003_250117006  X900 芝庭広場 小音楽堂 日比谷公園 G7X.jpg 3.新しく整備された芝庭広場
一昨年9月から整備を行っていた第二花壇周辺の整備が完了し、来園者が芝生地に自由に立ち入ることができる「芝庭広場」として、昨年9月に利用開始された。左に見えるのがその芝庭広場で、正面やや左に見えるのが小音楽堂だ。手前の大噴水はこの時は放水されていなかった。右側は日比谷通りである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 21mm ISO200 )
004_250117008 X900 日生劇場 日比谷公園 G7X.jpg 4.日比谷通り
日比谷通りに出てみた。写真は日生劇場で、写真には写っていないが、その右側が帝国ホテルである。2月末で休館し、2030年度の完成を目指して建て替えられるという帝国劇場は、この先のお濠の方で此処からは見えない。現在の帝国劇場は1966年に建てられた2代目で、明治時代に開場した日本で初めての本格的な西洋劇場だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_250117011 X900 小音楽堂 日比谷公園 G7X.jpg 5.小音楽堂
芝庭広場正面に大噴水があり、その向こうにこの小音楽堂がある。小音楽堂は日比谷公園の再生整備に伴い、昨年6年9月1日以降ご利用を休止されている。日比谷公園には大、小二つの野外音楽堂があり、大音楽堂の方は西幸門の近くにある。一方この小音楽堂は wikipediaによれば、日本初の野外音楽堂として1905年(明治38年)に完成し、軍楽隊による演奏が行われたそうだ。1923年(大正12年)9月の関東大震災で倒壊したが後日再築された。1983年(昭和58年)に大音楽堂とともに建て替えられたそうだ。現客席数は1,000。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO160 )
006_250117013 X900 大噴水 日比谷公園 G7X.jpg 6.小音楽堂を背に見た大噴水
大噴水は老朽化に伴い、その形状を継承して再整備するために、既設の大噴水の撤去工事が、令和7年1月下旬から令和7年6月上旬の予定で行われるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 18mm ISO200 )
007_250117015 X900 第一花壇 日比谷公園 G7X.jpg 7.第一花壇
小音楽堂を背に第一花壇を見る。手前の花壇にはパンジーが植えられているが、大きな庭園の花壇には花が少ない。天気に恵まれて幸だが冬である。淋しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 )
008_250117017 X900 第一花壇 日比谷公園 G7X.jpg 8.第一花壇の手前からペリカン噴水を見る
大噴水側から、昨年7月にはアオノリュウゼツランで楽しませてくれた第一花壇を眺める。咲いている花は限られていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 17mm ISO125 )
009_250117019 X900 第一花壇 自動芝刈り機日比谷公園 G7X.jpg 9.自動芝刈り機
花壇の芝生を自動床掃除機のような芝刈り機が、時折向きを変えながら芝を刈っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
010_250117023 X900 馬の水飲み場 日比谷公園 G7X.jpg 10.馬の水飲み場
晴海通り側(公園北側)の三笠山の傍の目立たないところに「馬の水飲み場」があった。説明板には、「馬も水を飲めるような形に作られており、陸上交通の重要な部分を牛馬が担っていた当時がしのばれます。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
011_250117039 X900 かもめの広場 日比谷公園 G7X.jpg 11.かもめの広場
11時20分を過ぎた。いつもの句会の会場に11時半集合である。西幸門から国会通りに出て、信号を渡った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 、

2025年1月19日

12月の日比谷公園 2024芽年12月20日 東京都千代田区日比谷公園

先月(11月29日)も日比谷公園を散策した。昨年は7月に数十年に一度咲くというリュウゼツランが咲いてから、毎月その様子を見に行っていたが、リュウゼツランは、枯れて10月には伐採され、新しい株に引き継がれている。
 毎月、日比谷公園へ行っていると、季節の移り変わりが良くわかる。11月末にはもちろん紅葉は始まっていたが、この日、12月20日に訪れたときは、天気も良く、都会の紅葉を感じることが出来た。
 月一回、日比谷公園の西幸門の筋向いのビルで行っている、川柳の句会が始まる前に30分ほど公園を散策した。

000_X700 241220014 12月の日比谷公園 日比谷門 G7X.jpg
日比谷門の宝くじ移動販売車「「年末ジャンボ10億円」 2024年12月20日 日比谷公園日比谷門入る

000_X900 日比谷公園地図 2018年6月 東京都公園協会発行.jpg 0.日比谷公園の園内図
このガイドマップは園内にある日比谷公園サービスセンターでいただいた。(東京都公園協会2018年6月発行)A4判に収まらない大きさだったので、写真を撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
001_241220004 X900 12月の日比谷公園 G7X.jpg 1.宝くじ移動販売車
今回は公園の日比谷門から入ったが、はいったところからこのジャンボ宝くじの移動販売車が見えた。今年はなんと10億円という幟が立っている。以前にもここに止まっている宝くじの販売車を見たことがあるが、暮れには毎年ここへきているのだろう。日比谷門から入ったところから見る紅葉はきれいだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_241220015x X900 12月の日比谷公園 日比谷門 G7X.jpg 2.日比谷門の紅葉
近代的な高層ビルを背景にした紅葉も見栄えがする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_241129040 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 3.大噴水
都営地下鉄三田線の内幸町で下車するので、いつもは日比谷公会堂の近くの幸門から入ることが多いが、この日は日比谷門から入ることにした。日比谷通りを少し歩いて日比谷門から入ると、大噴水はすぐ近くだ。大噴水から国会通りの方向を眺める。第二花園(芝庭広場)の西側のケヤキなどの紅葉は終わりかけていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 14mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_241129028 X900 ◎首掛けイチョウ 日比谷公園 G7X.jpg 4.松本楼付近の紅葉
大噴水の西側には松本楼が見える。Wikipediaによると、1903年に東京市が現在の日比谷公園を開園するにあたり、銀座で食堂を経営していた小坂梅吉が落札し日比谷松本楼としてオープンした。当時としては珍しい洋風レストランに人気が集まった。1971年2度目の焼失があり、3代目松本楼がオープンした際、感謝の意を示す記念行事として、松本楼は「10円カレー」セールを始めた。通常は1250円(2023年現在)のハイカラビーフカレーが、1973年以来毎年9月25日に限り、先着1500名に限り10円で振る舞われ、現在も毎年この日には大勢の来客があり、度々ニュースでも取り上げられているという。「10円カレー」は秋の季語にもなっているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_241220031 X900 12月の日比谷公園 小音楽堂 G7X.jpg 5.小音楽堂前の花壇
パンジーが一面に植えられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_241220033 X900 12月の日比谷公園 小音楽堂プラタナス G7X.jpg 6.小音楽堂前のプラタナス
プラタナスは多くの葉を落としていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_241220037 X900 12月の日比谷公園 G7X.jpg 7.川原売店
公園のサービスセンターの近くにレトロな売店がある。かっては日比谷公園に売店が6軒あったそうだが、今はサービスセンターの隣、テニスコートの近くにあるこの川原売店と日比谷公会堂前にある石井売店の2軒だけだそうだ。川原売店は1964年(昭和39年)に建て替えたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 25mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_241220042Xx X900 〇12月の日比谷公園 サービスセンター付近 G7X.jpg 8.車馬道の椿
晴海通りの桜門から、サービスセンターの前を通り、霞門、西幸門に通じる車馬道という、いわば公園内のメインストリートがある。そのサービスセンターの近くにタウバキの花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_241220045 X900 〇12月の日比谷公園 コチャ(カメリア) G7X.jpg 9.白い花の椿
サービスセンターの前の車馬道を渡ったところに白い花が見えた。ツバキの白い花の品種のようだ。珍しい。ネットの画像で調べてみると白鳳という品種に似ているが定かではない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_241220050 X900 〇12月の日比谷公園  G7X.jpg 10.黄色く色づいたカエデの葉
太陽に透けて美しいが、赤くならずに黄色くなっている。葉もやや大きくイロハモミジではなさそうだ。オオモミジかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_241220057 X900 車馬道 草地広場から雲形池へ  G7X.jpg 11.車馬道
車馬道を、サービスセンターから西幸門方面を眺める。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
012_241220067 X900 三笠山 自由の鐘 G7X.jpg 12.三笠山
標高約9mの三笠山。公園造成時に堀った残土などで作られた人口の山で、その当時は全体が三つに山を伏せたような形に似ていたのでこの名が付けられたと説明されていた。写真は「自由の鐘のモニュメント」で、アメリカから贈られた自由の鐘が設置されている。1776年のアメリカの独立宣言に際し、自由の喜びを天下に告げるために鳴らされたものだそうだ。ここにある自由の鐘はその複製で、「すべての国とその住民に自由を告げる自由の象徴として、終戦後、アメリカの民間の匿名有志によって送られたものである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_241220073 X900 三笠山 自由の鐘 G7X.jpg 13.草地広場
車馬道の西側に広大な草地広場と呼ばれているところがある。柵があって、中に入ることが出来ない。この草地広場は、子ども向けの遊具が設置されたエリアで、家族連れに人気のスポットといわれる。また、イベント広場として使われるようだ。この広場はフェンスで囲まれており、利用時間が9:00から16:30に設定されている。 フェンスは安全確保や芝生の保護、利用時間の管理を目的として設置されていて、利用時間外は閉鎖されているため、立ち入ることができない。入る人が少ないためか、芝生の上に落ちた銀杏の葉が綺麗だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
014_241220076 X900 雲形池 G7X.jpg 14.雲形池の四阿
車馬道を南へ進むと雲形池の四阿が見えてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_241220085 X900 雲形池 G7X.jpg 15.雲形池の鶴の噴水
Wikipediaを見ると鶴の噴水は、開園から3年後の1905年(明治38年)、東京美術学校の彫金家である岡崎雪声氏と津田信夫氏との共作とされている。公園のシンボルのひとつである。戦時中に池の水を抜かれた際に噴水も撤去されたが、戦後、戻された。しかし台座は銅製から石造りになったという。戦後、日比谷公園の一部はGHQによって接収され、雲形池はダンス場になったという話があるが、1951年(昭和26年)接収が解けた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_241220090 X900 雲形池 G7X.jpg 16.祝田通り
車馬道から西側を見ると、イチョウの向こうに官庁街のビルが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 27mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_241220094 X900 〇雲形池 G7X.jpg 17.西幸門へ向かう
車馬道から大音楽堂に沿って西幸門に向う。正面には霞が関方面のビルが聳え、上を見ると明るい青空に透けてイロハモミジ、イチョウの葉が輝いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 10mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_241220095 X900 西幸門 G7X.jpg 18.鷗の広場
淀井敏夫氏の1986年の作品である「鴨」と題された彫刻がある噴水広場に出た。ここから西幸門を出て交差点を渡ると句会の会場のある建物がある。時刻は11時20分。句会は11時半から始まる。日比谷門を入って30分間だけだったけど都心の公園の紅葉を観賞することが出来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 10mm ISO250 ) 露出補正 なし

2024年12月11日

奄美の光 魂の絵画 田中一村展 2024年11月13日 上野恩賜公園 東京都美術館

NHK-TVで2024年9月19日から12月1日まで、田中一村展が上野の東京都美術館で開催されていることを知った。  田中一村画伯を知ったのは、2003年に発行された雌雄のツマベニチョウを描いた作品から制作され、発行された「奄美群島復帰五十周年記念」の額面80円の記念切手だった。さっそく買い求めたのは言うまでもない。その80円切手が10枚収まったシートには、『昭和傘寿三年奄美群島は昭和二十八(1953)年に米国軍政府統治下から日本に復帰して、本年で五十周年を迎えます。切手のデザインは田中一村(日本画家)が描いた「奄美の杜~ビロウとブーゲンビレアー」です。一村は、昭和三十三(1958)年、五十歳で奄美大島に移り住み、以降六十九歳で生涯を終えるまで奄美の自然を描き続けました。』と記されています。
 11月13日に訪れた田中一村展は大変な賑わいだった。10時半に東京都美術館に着いたのだが、当日券を購入するのに30分以上列に並んだ。さらにそこから会場に入るのに30分近くかかってしまった。会場に入っても大混雑で、とてもゆっくり鑑賞は出来なかった。展示は東京時代、千葉時代、奄美時代と3章に分かれていたが、「己の道 奄美へ」という奄美時代の作品を重点に鑑賞した。作品は100点ほど展示されていた。
 100点ほどの作品のなかでチョウが描かれているのは、7点ある。他にもシンジュサンなど蛾が描かれている作品もあった。画かれていた蝶は、切手になったツマベニチョウのほか、イシガキチョウ、アサギマダラ、リュウキュウアサギマダラ、ツマグロヒョウモン♀、である。その構図が素晴らしく思わぬところにチョウが配されている。しかも決して脇役ではなく、その描写は写実ではないがよく特徴が捉えられているので、すぐ同定できる。
 昭和43年から45年までの3年間、田中一村画伯は奄美で制作に没頭し、この間、「アダンの海辺」をはじめとして、奄美における主要な作品が描かれている。なお、切手のシートの説明書きには、『切手のデザインは田中一村(日本画家)が描いた「奄美の杜~ビロウとブーゲンビレアー」です。』となっていたが、今回の展示では「奄美の郷に褄紅蝶」となっていた。
 記述は、当日会場で購入した「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」(展示作品解説書)を参照させていただいた。

000_241113029 X700 田中一村 切手 G7X.jpg
「奄美群島復帰五十周年記念」記念切手 2003年発行 原画 田中一村画伯

001_241113001 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 1.田中一村展 上野恩賜公園 東京都美術館
朝9時半に家を出て、横浜から上の新宿ラインに乗って上野へ向かった。今日は快晴である。久ぶりに上野恩賜公園に来たが、朝早くから人出が多い。さっそく「田中一村展」のポスターがあった。ポスターの絵は、「アダンの海辺」である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO160 )
002_241113003 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 2.東京国立博物館
上野公園のメインともいえる東京博物館は、1872年(明治5年)に創設された日本最古かつ最大の博物館であり、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。本館正面の威容である。この時は特別展として、『挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」』が行われていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO250 )
003_241113004 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 3.上野動物園 -1
パンダは中国に返却されたが、上野動物園には入場者の列が出来ていた。6年前の2017年6月、上野動物園としては初めて自然交配で生まれ、上野動物園で育ったシャンシャンは、2月21日、多くの人に見送られるなか、成田空港から日本をたち、その日の夜に返還先の中国成都に到着したのだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 26mm ISO200 )
004_241113004 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 4.東京都美術館 田中一村展会場入り口
入り口の前はそれほど混雑しているように見えなかった。ところが入り口の右側に係の方がいて、入場券購入の人たちの列ができていた。その列の最後尾に並んで、館内に入る。館内に入ってもまだ、折れ曲がった列があって、結局、入場券購入まで30分ほどかかってしまった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO250 )
005_241113009 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 5.東京都美術館 田中一村展展示会場へ
入場券購入して、会場の入り口に入るまで、まだ30分近くかかった。列を折れ曲がりながら、この案内板「アダンの海辺」を繰り返し見る。会場の入り口で係の方に写真撮影に付いて尋ねたが、作品の撮影は、当然ではあるが、ご法度で会った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 16mm ISO3200 )
006_241113016 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 6.上野恩賜高公園 -1
会場に入れたのは11時半を過ぎていた。入口の係の方に写真撮影の可否を訊ねてみたが、「No.」だった。当然と思う。1時間半ほど、「己の道 奄美へ」という奄美時代の作品を重点に鑑賞した。ずっと立ちっぱなしっで少々疲れたので、Cafeにでも入ろうと思ったが、どこも列が出来ている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO160 )
007_241113017 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 7.上野恩賜高公園 -2
上野恩賜公園は通称上野公園と呼ばれ、「上野の森」とも呼ばれる。武蔵野台地末端の舌状台地「上野台」に公園が位置することから「上野の山」とも呼ばれる。面積は約53haである。東京都建設局の管轄ある。(wikipedia参照)

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 18mm ISO200 )
008_241113018 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 8.上野動物園 -2
再び上野動物園お前に来た。開園は1882年3月20日で、日本の動物園では最も古い。おそらく娘が小学校のころに来たきりなので、中は随分変わったと思う。総面積は14ha。敷地は西園と東園に分かれており、両園間は「いそっぷ橋」を介して行き来できる。スマトラトラ、ニシローランドゴリラ等の希少動物をはじめ、500種あまりの動物を飼育しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO160 )
009_241113020 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 9.上野動物園前交番
警視庁のホームページによれば、杜をイメージしたデザイン交番だそうだ。迷子や落とし物の取扱い、道案内などの多い交番なのだ。建築家・黒川哲郎氏の設計で、氏は「1992年の『上野警察署動物園前交番』は、私の最初の公共建築です。上野の杜をシンボル化したアルミのオブジェの印象が強いのですが、建物本体はプレハブ化に優れたスチールの、枠組みパネル構法のケーススタディです」と述べている。台東区まちかど景観コンクール建築景観賞を受賞している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 12mm ISO125 )
010_241113022 X900 田中一村展 東京都美術館 G7X.jpg 10.モネ展
国立西洋美術館では来年2月11日まで特別展「モネ 睡蓮のとき」が開催されている。2008年フランスへ旅行した時、パリのオランジュリー美術館を訪れ、モネの睡蓮の大作「睡蓮 朝」、「緑の反映」など大きな絵を観賞したのを思い出した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 19mm ISO160 )

2024年11月20日

駒形橋から浅草寺参拝 2014年10月22日 東京都墨田区

大学時代に同じクラスだった親友二人と、年に一二度飲みかわす機会を持って行ったが、コロナ禍の最中は、その回数は数えるほどになっていた。久しぶりに向島に住むその一人よりお誘いがあって久しぶりに食事をしようということになった。
 10月22日は前日に続き良い天気となった。少し早めに家を出て隅田川の堤を歩いてみたいと思った。横浜から京浜急行に乗り、都営浅草線五乗り入れ浅草へ行く。運よく横浜で、乗り換えなし直通の特急が来たので、楽だった。
 浅草駅で最後部から下車すると、駒形橋のたもとに出た。駒形橋をゆっくり見たことはない。堤へ、りてみる。そこは遊歩道になっていて、そこから吾妻橋方面を見ると、対岸に澄み切った秋空の下、対岸のスカイツリーやビルディングが見えた。
 遊歩道の左側にはマリーゴールドが植えられて、そこにツマグロヒョウモンが来ていた。スカイツリーを背景に入れた構図にチャレンジしたが、なかなか難しい。
 向島の親友が、昼食の席を駒形橋の近くの「浅草むぎとろ本店」を予約してくれていた。店の前に置かれた床机にはお客さんの列ができていた。いろいろな話をして、向島の友人が持ち込んでくれた美味しいウィスキーを楽しみ、あっという間の2時間を過ごした。
 食後は、まだ日が高いので、浅草寺に参詣した。外国人観光客で賑わっていた。

000_241022062 X700 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg
スカイツリーを背景に ツマグロヒョウモン♂ 2024年10月22日 東京 隅田川駒形橋

001_241022013 X900 言問橋 G7X.jpg 1.駒形橋 -1
駒形橋(こまがたばし)は、1927年(昭和2年)に竣工した隅田川にかかる東京都道463号上野月島線(浅草通り)の橋だ。wikipediaによれば、関東大震災後の復興計画により現在の橋がはじめて架橋された。それまでは「駒形の渡し」があった場所だそうだ。国内で初めて本格的な鋼中路式アーチ橋であり、2024年(令和6年)9月に土木学会選奨土木遺産に認定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,6 1/1250秒 9mm ISO125 )
002_241022006 X900 言問橋 G7X.jpg 2.駒形橋 -2
橋の途中まで進み、東京スカイツリーを眺めた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,6 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_241022015 X900 言問橋 G7X.jpg 3.駒形橋 -3
駒形橋の橋長は149.6 m、幅員は22.0 mだそうだ。駒形橋の上流に架かるのは吾妻橋でそ、一つ下流の端は厩橋という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_241022042m X900 〇言問橋 G7X.jpg 4.駒形橋 -4 河岸の遊歩道を少し下流へ歩いて、駒形橋とスカイツリーを重ねて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 18mm ISO125 )
005_241022046 X900 ◎言問橋 G7X.jpg 5.駒形橋の河岸遊歩道より
この景色は吾妻橋から見ることが多いが、今日は天気も良くここからの眺めも治まりが良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
006_241022026 X900 ◎言問橋 G7X.jpg 6.駒形橋から吾妻橋への遊歩道・隅田川テラス
wikipediaによれば、昭和60年から高規格堤防(スーパー堤防)等整備事業の一環として、隅田川両岸のほぼ全域、総延長46.9kmの計画で東京都が順次整備を進めている。整備された親水テラスは、総じて隅田川テラスと言われる。治水上の高水敷にあたる部分をテラス化したもので、舗装や緑化が施されることによって平時には憩いの場、散策路など、公園としての役割が与えられている。湯歩道のわきに設けられた花壇にはピンクのペンタスや黄色いマリーゴールド(千寿菊)などの花が咲いていて、ツマグロヒョウモンが来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
007_241022057t X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 7.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンと吾妻橋を入れて隅田川テラス遊歩道を撮った。この日はコンデジしか持っていないので、そのマクロで撮ったが、背景が入れられるというメリットもある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
008_241022052 X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 8.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -2 何とか背景にスカイツリーを取り込もうと挑戦したが、カメラを移動する余地がなく、なかなか難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
009_241022031 言問橋 マリーゴルド ペンタス G7X.jpg 9.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -3
やっと右端にスカイツリーを入れた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO125 )
010_241022067 X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 10.スカイツリーとツマグロヒョウモン
そのツマグロヒョウモンは追いかけまわしたので、飛び去ってしまった。また、戻ってくることを期待して、粘ってみたところ、10分くらいして、同じ個体かどうかわからないが再来し、やっと撮りやすいところに止まってくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 14mm ISO125 )
011_241022077 X900 むぎとろ本店 G7X.jpg 11.「浅草むぎとろ本店」
そろそろ約束の時間になったので、隅田川テラスから通りに上がり、駒形堂にお参りして、「浅草むぎとろ本店」に入った。隅田川が見える良い個室が予約されていた。向島の親友に感謝した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 14mm ISO125 )
012_241022101 X900 浅草寺参詣 伝法院通 G7X.jpg 12.伝法院通り -1
駒形橋から、ほろ酔い加減で何処をどう歩いたか定かではないが、伝法院通りを歩いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
013_241022102 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 13.伝法院通り -2
通りからはスカイツリーが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO160 )
014_241022105 X900 ◎浅草寺参詣 G7X.jpg 14.仲見世通り
伝法院通りは仲見世通りにでる。ここを曲がって浅草寺へと向かった。外国人観光客が多い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO320 )
015_241022118 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 15.浅草寺本堂外陣
本堂の前で一礼し、大きな赤い提灯の下の石段を上がって、お賽銭を入れ、本堂外陣に上がった。インバウンドの人たちは、手を合わせる代わりにスマホを上にあげて写真を撮っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 20mm ISO3200 )
016_241022128 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 16.雷門
お参りした後は仲見世通りの裏側の道を通って、雷門の横へ出た。かみ内門前は大勢の観光客で賑わっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1000秒 34mm ISO1250 )

2024年11月16日

10月の日比谷公園 その後のリュウゼツラン 2024年10月18日 東京都千代田区

10月18日は、毎月1回の句会が内幸町である日だった。7月から、句会へ来るついでに、少し早い時間に家を出て、リュウゼツランの変化を見に日比谷公園を訪れている。7月に見事な花を咲かせたアオノリュウゼツランだが、先月は、花は終わってしまっていたものの、支えを施されて7mの高さそのままに立っていたのだが、どうなっただろうか。
 日比谷通りの幸門から入って、日比谷公会堂から第二花壇を見ながら第一花壇へと歩く。第二花壇の芝生はきれいになっていた。次の日の10月19日か~27日まで「日比谷公園ガーデニングショー2024」が行われるようで、その準備の車が大噴水の向こう側に入ってきていた。
 さて、第一花壇の向こう側のペリカン噴水の方を見ると、リュウゼツランは立っていなかった。サービスセンターへ行って何時切られたかを聞いてみたところ10月9日・10日に伐採したとのこと。伐採された跡には後継のこじんまりした根が生え、綺麗に整備されていた。
 第一花壇のキミガヨランも咲き終わっていたが、4つある円形花壇にはきれいな花が植えられていた。咲く花にはアオスジアゲハが来ていた。
来るたびに、更新される公園の姿は、来月も来てみようと思わせる。  

000_241018018 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン子株 G7X.jpg
伐採されたアオノリュウゼツランの子株 2024年10月18日 日比谷公園 ペリカン噴水

001_241018001 X900 日比谷公会堂 G7X.jpg 1.日比谷公会堂と「にれの木広場」
日比谷公会堂は1929年10月19日に完成した日本で最初の本格的なコンサートホールである。「にれの木」広場には、20数本のニレノキが立ち並んでいたが、2021年3月に伐採されてしまったそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 )
002_241018003 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 2.第二花壇
「にれの木広場」から第二花壇の広大な芝生を眺める。公園のサービスセンターでいただいたパンフレット「日比谷公園 歴訪ガイド」によると、「大噴水や第二花壇の一帯は、かっては運動場(大広場)として、スポーツとともに、様々な国家的行事の舞台にもなりました。」と記され、明治42年伊藤博文の国葬の様子の写真が掲載されている。正面に大噴水、小音楽堂があってその向こうが第一花壇である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO200 )
003_241018011 X900 日比谷公会堂 大噴水 G7X.jpg 3.大噴水
大噴水が勢いよく水を上げ、背後には日比谷通り、晴海通りのビル街が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 )
004_241018013 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 4.第一花壇
左回りで第一花壇に入った。9月に来た時は大きなキミガヨランの白い花が咲いていたが、それに代わり、南米原産のオオバコ科のアンゲロンソウが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_241018015 X900 日比谷公会堂 第一花壇と第二花壇 G7X.jpg 5.第一花壇 -1
第一花壇では、10月19日か~27日まで開催される「日比谷公園ガーデニングショー2024」の準備が行われていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
006_241018016 X900 日比谷公会堂 第一花壇 G7X.jpg 6.第一花壇 -2
「日比谷公園歴訪ガイド」には、「開園当時の姿を今に残す洋風花壇。今となっては珍しくないチューリップ、パンジー、バラ、ダリアなどの洋花も、当時の市民にとっては驚きを持って迎えられました。」と記されちぇいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 17mm ISO250 )
007_241018017 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン G7X.jpg 7.ペリカン噴水
第一花壇の奥にあるペリカン噴水の囲いの東側に、伐採されたアオノリュウゼツランの子株が生えてきている。写真では見にくいが右隅にそれが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
008_241018021 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン子株 G7X.jpg 8.リュウゼツランの子株
これが、高さ7mもの花茎をのばしていたアオノリュウゼツランの子株である。10月の9日か10日に伐採されたようだが、枯れた部分は整理され、瑞々しい子株が生えている。エネルギーを蓄えて、また、数十年後に花をつけるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
009_241018029 X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 9.花壇のアオスジアゲハ -1
第一花壇の北側を抜けていくと、花壇の花にアオスジアゲハが来ていた。都会のアオスジアゲハだ。花はヒャクニチソウのようだが、背が低い。園芸的に多く利用されているハーゲアナ(メキシコヒャクニチソウ)という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
010_241018033tm X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 10.花壇のアオスジアゲハ -2
低いところに咲く花で吸蜜しようとしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO160 )
011_241018045m X900 〇日比谷公園 ハナミズキ G7X.jpg 11.ハナミズキの紅葉
大きなハナミズキの木が紅葉しはじめていた。薄日を透過して美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO400 )
012_241018049 X900 日比谷公園 鷗 G7X.jpg 12.鷗の噴水 -1
彫刻は1986年淀井敏夫の「鷗」と題された作品である。彫刻の下の方の噴水が霧のように吹きだして、彫刻を引き立てていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 )
013_241018056 X900 〇日比谷公園 鷗 G7X.jpg 13.鷗の噴水 -2
wikipediaによると、作者の淀井敏夫(1911年2月15日 - 2005年2月14日)は文化勲章受章者。 「削げたような形態と岩のような質感のユニークな作品で知られる。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )

2024年10月24日

雨の神楽坂 2024年10月8日 東京都新宿区神楽坂

現役時代に一緒に仕事をしていた友人が、もう30年くらい前になるが急逝し、今でもその仲間だった友人たちと年に数回、ゴルフや、家族ぐるみの食事会などをする機会を持っていた。しかし、コロナ禍で、その機会も限られてしまっていたが、今年は何回か会う機会があった。
 10月18日、その仲間のまとめ役をしてくれている友人が、「ちょっとビールを飲もう」といった意味合いで、「Quick Beer」と題した会をお膳立てしてくれた。亡くなった友人の奥さんを含め、今回は5人で飯田橋の「CANAL CAFE」というイタリアンの店で集まることになった。
 あいにく、当日は雨模様だった。雨が降るお濠を眺めながら約2時間、食事をし、昔話をして、楽しいひと時を過ごした。
 食後は神楽坂を散策しようという予定だった。雨が降っているのでどうしようかと思案していたが、食事を終えるころに雨が一旦やんだので決行。神楽坂を歩き、黒板塀のある「かくれんぼ横丁」など、横道を楽しんだ。
 毘沙門天にお参りしていた頃、また雨が降り出してきた。残念ながら、神楽坂散策はそこまでだった。

000_241008040 X700 神楽坂 G7X (2).jpg
石畳の小路と黒板塀が続く「かくれんぼ横丁」 2024年10月18日 東京都新宿区神楽坂

001_241008001 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 1.「CANAL CAFE」 -1 お茶の水で中央線快速に乗り換え、飯田橋駅に下りる。ホームから、これから行く「CANAL CAFE」が見えた。テラスのある白い建物が、降る雨のなか、落ち着いて見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO160 )
002_241008013 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 2.「CANAL CAFE」 -2
外堀通りの神楽坂下交差点の手前を左に曲がったところに、「CANAL CAFE」の入口がある。。ここから下りて、飯田橋のお濠の上に浮かんだような建物に入る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO200 )
003_241008004 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 3.「CANAL CAFE -3
雨が降っているので、座っている客はいないが、濠に浮かぶようにテラス席がある。濠は江戸城の外堀で、勝手は一番濠とも呼ばれた。wikipediaによれば、1970年代の飯田濠埋め立てまで、濠を埋めることが度々行われてきたが、現在では都市景観の一つとして保存していこうとする考えが一般だそうだ。外堀では、飯田橋 - 四谷間の3カ所(牛込濠、新見附濠、市ヶ谷濠。これらは神田川に通じている)、および赤坂見附付近(弁慶濠)に水面が残っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 )
004_241008009 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 4.CANAL CAFE -4
晴れていれば、この濠にはボートが浮かび、濠に面した席は若い人たちでいっぱいになるのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_241008030 X900 神楽坂 G7X.jpg 5.有名フレンチレストラン
神楽坂の交差点を渡って、神楽坂通りを坂上に向かって歩いていく。神楽小路の少し先の右側にあるのが「神楽坂 フレンチレストラン ラリアンス(L'Alliance)」。ミシュラン一つ星を獲得したこともある名店で、人気があるという。この日も「本日満席」の札が掛けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/320秒 9mm ISO320 )
006_241008032 X900 神楽坂 G7X.jpg 6.神楽坂仲通り
さらに上っていくと右手に神楽坂仲通りという路地があった。大きな「カラオケ」の看板もある。この道に入って見ることにする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
007_241008033 X900 神楽坂 G7X.jpg 7.中華もある
神楽坂仲通りを少し行ったところに「芸者新道」という路地がある。芸者さんが料亭から料亭へ移動するときに混雑する表通りを避け、抜け道として使ったことからその名がついたそうだ。その角に、「一品香」という中華料理店があった。ここはどのような店かわからないが、外から見たところ、入って見たくなるような店だった。関係はないと思うが、我が家の傍に、「横浜たんめん一品香」という店があり、何回も行っているが、味は良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO800 )
008_241008036 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 8.黒板塀 -1
「芸者新道」の先を左に入ると「かくれんぼ横丁」がある。「神楽坂仲通り」と「本多横丁」の間にある石畳の路地である。迷路のような入り組んだ道に、黒板塀の中にいくつかの名店があった。イタリア料理の店や、その先には「紺屋」という懐石料理の店もある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
009_241008038 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 9.黒板塀 -2
「かくれんぼ横丁」黒板塀の中にある、和食「千」の玄関だ。店の名前は大きく書かれてはいない。のれんに「千」と書かれていた。いずれの店も食事代はネットを検索して、だいたいの見当は付けられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
010_241008049 X900 神楽坂 タバルディヨ G7X (2).jpg 10.真っ赤な花
黒板塀に沿って、右へ、そして左へ歩き、「本多横丁」へ出た。着物のお店だったろうか、定かではないがその店のわきの高さ1mくらいの木に、初めて見る真っ赤なふさふさした花が咲いていた。雨のしずくを受けて一層綺麗に見える。帰宅してネットで調べてみると「タバルディヨ」という花のようだ。マメ科の植物であり、葉を見ると同じマメ科のネムノキに似ていて、花もネムノキに似ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 35mm ISO2000 )
011_241008055 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 11.神楽坂通り
本多横丁から神楽坂通りにでた。神楽坂通りは、早稲田通りの外堀通り交差点から大久保通り交差点までの坂である。外堀通りとの交差点が「神楽坂下」で、大久保通りとの交差点が「神楽坂上」という。神楽坂の名称の由来は、wikipedia によると、この坂に高田穴八幡の旅所があり、祭礼で神輿が通るときに神楽を奏したからとも、「若宮八幡の社」の神楽の音がこの坂まで聞こえたからともいわれる。また、津久戸明神が元和の頃に牛込の地に移転した時神輿が重くてこの坂を上ることができなかったが、神楽を奏すると、容易に上ることが出来たため、この時より「神楽坂」の名が付いたと記されている。神楽坂通り商店会のホームぺーには、「当商店会はJR飯田橋駅より神楽坂下の交差点を越えて、大久保通りの神楽坂上交差点までの、神楽坂通りに面して営業している商店、飲食店、事務所等で形成されています。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
012_241008057 X900 神楽坂 毘沙門天 G7X (2).jpg 12.神楽坂毘沙門天
神楽坂通りに出て、右へ、神楽坂上に向かって歩き始めたところで、また雨が降ってきた。今日の散策はここまでと意見が一致し、毘沙門天善國寺にお参りして、飯田橋駅へ下ることにした。時刻は午後3時半だった。wikipediaによれば、この善國寺は「安土桃山時代の文禄4年(1595年)、池上本門寺第12代貫主である日惺上人により、馬喰町に創建される。たびたび火災に見舞われ、麹町を経て寛政5年(1793年)には現在地へ移転した。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
013_241008060 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 13.神楽坂通り商店街 -1
表通りには、多種多様なお店が並んでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 )
014_241008061 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 14.神楽坂通り商店街 -2
この店は、「神楽坂梅花亭」といい、1935年(昭和10年)創業の老舗の和菓子屋さんだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO1000 )

神楽坂下交差点の近くまで下りてきて、左側に「神楽小路」という小路があった。この小路は、外堀通りと平行する神楽坂通りと軽子坂(通り)を結ぶ小路だ。神楽小路は、昔は紀ノ善横丁と呼ばれていたそうだが、通り名変更となった際に神楽坂を最初に入った右側にある横丁なのでこのような名前が付いたのだそうだ。神楽小路の石柱がいい。残念ながら今回は20mほど入って、引き返してきた。1時間半ほどの散策だったが、雨模様の神楽坂の雰囲気を味わった。今回も、この会のお膳立てをしてくれたNさんに感謝する。