Yokohamaアーカイブ: Studio YAMAKO

2025年11月27日

保土ヶ谷公園の秋 ① 2025年9月30日 横浜市保土ヶ谷区

9月下旬になってようやく天候が安定し、穏やかな日が多くなった。チョウの撮影にはあまり適しているとは言えないが、近くの県立保土ヶ谷公園は散策には良いところだ。愛犬を散歩に連れて来られている人も多い。

 公園の手入れは良くなされていて、草刈りも怠りない。秋に咲くセイタカアワダチソウなどもきれいに刈られてしまう。ところどころに残されるキバナコスモスや、セイタカワダチソウに来るチョウたちを撮るくらいの楽しみしかないのだが。
 ところが、ラッキーなことに今まで歩いたことのなかったミニ運動広場の先の左側に、僅かに花をつけていたキバナコスモスに黒いアゲハが来ているのを見つけた。モンキアゲハだった。落ち着いて吸蜜をしていた。

000_250930024tm X700 ◎モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg
キバナコスモスに来たモンキアゲハ♂ 2925年9月30日 県立保土ヶ谷公園

001_250930001 X900 ざくろ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 1.ザクロ(柘榴)
コロナ前は保土ヶ谷公園へは徒歩できていたが、上り坂を上がるのがつらくなってきたのでこの頃は往きはバスに乗る。バス停で降りてバス通りに沿って、ミニ運動公園へ歩いて行くと、右側にザクロの木があり、立派な実が成っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO220 )
002_250930009 X900 〇モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 2.モンキアゲハ -1
運動公園を過ぎたところで、左を見るとわずかに咲いているキバナコスモスにモンキアゲハが来ていた。落ち着いて吸蜜している。まずは離れたところからシャッターを切る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO640 )
003_250930010m X900 〇モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 3.モンキアゲハ -2
傷のないきれいな個体だと思ったが、残念ながら左後翅の尾状突起が無かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO400 )
004_250930012 X900 〇モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 4.モンキアゲハ -3
この日はZ50-250mmレンズを付けていったが、捨てたものではなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 220mm ISO280 )
005_250930015 X900 〇モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 5.モンキアゲハ -4
残念、左の尾状突起がない。前翅頂も欠けていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.5 1/500秒 250mm ISO800 )
006_250930018 XC900 〇モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 6.モンキアゲハ -5
落ち着いて吸蜜を続ける。さらに近づいて撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO400 )
007_250930021 X900 〇モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 7.モンキアゲハ -6
このレンズの250mm側は肺胞6.3と暗いが、感度がフォローしてくれる。背景のボケかたもよい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO400 )
008_250930030t X900 ◎モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 8.モンキアゲハ -7
トリミングしてちぎれている尾状突起をかカットした。このレンズは望遠端(250mm側)のボケがきれいだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO640 )
009_250930034 X900 ◎モンキアゲハ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 9.モンキアゲハ -8
どうやらこの個体は羽化してからそれほど時間が経っていないように思う。落ち着いて吸蜜してくれていたので、2~3分、撮り続けていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO500 )
010_250930039 X900 〇モミジバフウ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 10.モミジバフウ(紅葉葉楓)の葉 -1
辻広場には大きなモミジバフウの木がある。秋には紅葉するが、この時はまだ青々としていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO640 )
011_250930040 X900 モミジバフウ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 11.モミジバフウの葉 -2
Wikipediaによれば、モミジバフウはフウ科フウ属の落葉高木。北アメリカ中南部から東部、および中央アメリカの原産。日本へは、大正時代に渡来し、本州(東北中部)以南の暖地を中心に、街路や公園に植栽されている。葉はモミジのように5裂から7裂するのが特徴で、和名の由来にもなっている。日本では高さ15 - 25m ほどであるが、原産地では45 mの巨木になるものもある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO500 )
012_250930041 X900 イチョう 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 12.イチョウの葉
9月30日には辻広場の銀杏の葉はまだ黄葉していない。黄葉が始まるのは11月に入ってからであろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO250 )
013_250930061 X900 ◎ムクドリ行水 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 13.ムクドリの水浴び -1
上池からのせせらぎが下池に流れ落ちるところで、多くのムクドリが水浴びをしていた。姿は可愛い鳥なのだが、ムクドリは街の害鳥である。夕暮れ時に数千~数万羽の群れで行動し、街路樹などをねぐらとする。特にねぐらでの鳴き声は騒音となり、大量の糞は悪臭や衛生問題がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 185mm ISO320 )
014_250930069 X900 ◎ムクドリ行水 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 14.ムクドリの水浴び -2
近づくと一斉に飛び立ち近くの梢に移るが、離れているとまた、水浴び場に戻って来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 104mm ISO250
015_250930072 X900 アメリカスズカケノキ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 15.アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)
スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木。wikipediaによれば、日本でプラタナスとよばれる樹種(スズカケノキ、モミジバスズカケノキ、アメリカスズカケノキ)のうちのひとつで、この3種の中で葉の切れ込みが最も浅くて葉身が大きいのが特徴だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 145mm ISO200
016_250930076 X900 〇トンボのつがい 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 16.ギンヤンマ(銀蜻蜓)
ギンヤンマは、蜻蛉目(トンボ目)ヤンマ科に分類されるトンボの一種。日本では全国に広く分布し、ヤンマ類の中ではよく見られる種類である。子供の頃に追いかけまわした。wikipediaによれば、飛翔能力は高く、高速で飛ぶうえにホバリングなどもこなす。黄昏飛翔(摂食飛翔)は、秋頃の夕方に高所あるいは地面から20cmの低い位置を、高速で飛ぶ。ギンヤンマの成虫は交尾後にオスとメスが連結したまま、あるいは、単独で水面に突き出た水草などに止まる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO450
017_250930087 X900 ハンカチノキ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 17.ハンカチノキ -1
上池の上のにぎわい広場にハンカチノキを見つけた。今まで見たことは無いので新しく植えられたのだろう。花期はゴールデンウィークの頃なので、来春は見に来てみよう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 50mm ISO320
018_250930089 X900 ハンカチノキ 保土ヶ谷公園 Z50 50-250.jpg 18.ハンカチノキ -2
来年の春を楽しみに待つことにする。wikipediaによると、ハンカチノキは植物の分類は、新エングラー体系では1属1種のハンカチノキ科(ダビディア科:Davidiaceae)としていた。クロンキスト体系ではミズキ科に入れていた。新しいAPG植物分類体系では当初ヌマミズキ科に入れていたが、APG III(2009年版)以降はヌマミズキ科をミズキ科に含めている。植物の分類は難しい。ハンカチノキは小石川植物園で見たことがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 67mm ISO200

2025年11月24日

舞岡公園の秋 2025年9月26日 横浜市戸塚区

猛暑が続いた今年の夏もようやく、秋らしくなってきた。この日の昼頃の気温は27度くらいだろうとの予報を聴き、舞岡公園へ出かけることにした。電車とバスを利用して行くのもルーティンになった。
 Z105mmのマクロレンズは重たいので、7月に安直なZ DX50-250mmを購入した。このレンズは望遠端が暗いのが難点だが、最近のカメラはISO感度の許容範囲が大きいので、屋外での撮影には1/500秒のシャッターを切れる。望遠端の最短撮影距離が1m程度なのでチョウを撮るには少々扱いにくい。

 しかし、この日もチョウは極めて少ない。秋にはおなじみのキタテハすら現れない。使い慣れようとDX50-250mmを付けてきたが、使う機会は少なかった。

 秋は確実に始まっていて、柿は実を染めはじめ、稲は黄金色になっていた。毎年、恒例で行われている案山子祭りは33回目を迎え、今年は9月13日~10月13日に行われていた。

000_250926083 X700 〇コスモス 舞岡公園 Z50 50-250.jpg
遠慮がちに咲き始めたにコスモス 2025年9月26日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_250926005 X900 〇案山子 G7X.jpg 1.第33回案山子祭り -1
今年も案山子祭りが始まった。第33回になるそうだ。黄金色に実った稲穂の手前の田には、黒米が実っている。昨年のタウンニュース紙によれば、宮田保護区では弥生時代の稲作方法に関する研究として田植えが行われた植えられたのは7世紀ごろに存在した可能性のある古代米2種。また農具も弥生時代のものを再現した木製の物と、古墳時代の農具を再現した物で行われている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 16mm ISO125 )
002_250926007 X900 〇案山子 G7X.jpg 2.第33回案山子祭り -2 
その後、今年の案山子コンクールの結果が発表されている。出展数 25 体、 総投票数 1004 票、でこの作品は159票を獲得し優勝した「イナホーク」という作品である。作品名からしてユニークだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 16mm ISO125 )
003_250926012 X900 〇案山子 G7X.jpg 3.第33回案山子祭り -3
スズメハチ、カナブン,クモ、カブトムシ、カマキリ、テントウムシ、クワガタ、カミキリムシといった舞岡公園に生息する昆虫たちやクモが作り込まれていた。この「やとひとちゃん」という名の作品は私はいいなと思ったのだが、ベスト10には入らなかったようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_250926027 X900 アカボシ G7X.jpg 4.アカボシゴマダラ -1
やっとチョウを見つけた。外来種のアカボシゴマダラ♀だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
005_250926036 X900 〇ヒガンバナ 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 5.ヒガンバナ
舞岡公園にも数は多くないがところどころにヒガンバナが咲いている。以前はこの花にキアゲハが来ているのを見たこともあったがこの日は見ることがなかった。、

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 175mm ISO200 )
006_250926063 X900 ツリフネソウ 〇舞岡公園 Z50 50-250.jpg 6.ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)
古民家の母屋の裏庭にツリフネソウが咲いていた。茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色で3-4 cmほどの横長の花が釣り下がるように多数咲く。その花が帆掛け船を釣り下げたような形をしていることや花器の釣舟に似ていることが名前の由来と考えられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO3200 )
007_250926060 X900 ▲ナガサキアゲハ 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 7.ナガサキアゲハ♂
そのツリフネソウにナガサキアゲハが吸蜜に来た。珍しいチャンスだった。何とか良い写真を撮ろうと思い粘ってみたが、手前の葉が邪魔になってしまい良い角度で撮れなかった。残念ながら、だいぶ傷んだ個体であった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO1100 )
008_250926071 X900 〇フヨウ 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 8.フヨウ(芙蓉)
学名を Hibiscus mutabilis という。ハイビスカスの仲間なのだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 50mm ISO900 )
009_250926072 X900 〇柿 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 9.柿
今年はカキの実が良く成っているように思う。まだ、青い実が多いが、赤くなっているのもある。何年か前になるが、水車小屋の近くのカキの実が熟し、アカボシゴマダラに混じってコムラサキが吸蜜していたのを見た。暖かいところではコムラサキは年3~4回発生する。でも最近は舞岡公園でコムラサキを見かけることがない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 110mm ISO200 )
010_250926081 X900 〇ツマグロ 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 10.ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョプモンの♀が枯葉の上で日向ぼっこをしていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO320 )
011_250926091 〇アカボシ X900 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 11.アカボシゴマダラ -2
始めて舞岡公園で外来種アカボシゴマダラを見てからもう20年以上経つ。すっかり定着してしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO1100 )
012_250926095 X900 〇古代米 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 12.黒米
黒米=古代米と思っていたが実は違うようだ。Wikipediaによれば、古代米(こだいまい)とは、現代において栽培されるイネの品種のうち、「古代から栽培していた品種」「古代の野生種の形質を残した品種」として標榜されるものを指す言葉である。農学上の概念ではないそうだ。黒米とは、イネの栽培品種のうち、玄米の種皮または果皮の少なくとも一方(主に果皮)にアントシアニン系の紫黒色素を含む品種のことである。黒米には、朝紫、天紫、おくのむらさき、接骨糯、黒粘といった品種がある。 と記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 250mm ISO250 )
013_250926101 X900 案山子 舞岡公園 Z50 50-250.jpg 13.第33回案山子祭り -4
蝶の写真が思うように撮れないまま帰途に就く。案山子の作品を見ながら谷戸の畦道をミャクミャクの案山子を見ながら帰途に就いた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 50mm ISO200 )

2025年11月20日

我が家の近く 秋の訪れ ① 2025年9月21日 横浜市保土ヶ谷区

今年は9月になっても、20日ごろまでは30℃以上の真夏日が10日以上もあった。20日を過ぎて、ようやく秋を感じる日が多くなっってきた。
 この気候のせいか、あるいは他に要因があるのか分からないが、今年は蝶の数が極めて少ない。昨年は、この季節にはクロマダラソテツシジミが現れ、楽しませてくれたのに今秋はまったく見ない。クロマダラソテツは関東では越冬できないと考えられている。今年は関東に大きな台風が来なかったので、台風に送られてこなかったからかもしれない。クロマダラソテツシジミが現れないかと、近くの小さな公園や、区役所の玄関前に咲く花を見て歩いたが全く姿を見ることが出来なかった。

 しかし、身近なところでも歩くと季節の変化が感じられた。

000_251002022 X700 ◎峰岡公園 G7X.jpg
小さな公園に咲くヒャクニチソウに来たアゲハ 2025年9月21日 横浜市保土ヶ谷区

001_250921012 X900 峰岡公園 G7x.jpg 1.キタテハ夏型 9/21
家の近くの小さな公園へ行って見ると、咲き始めたヒャクニチソウでキタテハが吸蜜していた。まだ夏の装いである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 )
002_250921007t X900 ◎「キタテハ斑紋異常 峰岡公園 G7x.jpg 2.キタテハ夏型 斑紋異常? 9/21
そのキタテハが開翅した。前翅の内縁下部に均等の白い部分が見えた。鱗粉がとれたのかと思ったが、そうでもなさそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 )
003_250930107t  X900 峰岡公園 Z50 50-250.jpg 3.ヒャクニチソウ(百日草)とアゲハ 9/21
トップの写真とは違う個体。こちらは残念ながら翅が破損していているが、ヒャクニチソウの 舌状花に囲まれた黄色い花(筒状花)が鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 160mm ISO450)
004_250930114 X900 法性寺 G7X.jpg 4.白いヒガンバナ 9/30
法性寺にたち寄った。数株の白いヒガンバナが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250 16mm ISO125 )
005_251002009 X900 〇保土ヶ谷区役所 G7X.jpg 5.ヤマトシジミ♂ 高温期型 10/2
前翅の黒縁が太く、シルビアシジミを思わせる。昨年は小さな公園に造られた小さな花壇に咲いていたセンニチコウ(千日紅)の花は暮れには刈り取られ、今年はその残りがほんの僅か咲くだけだった。これは小さな公園ではなく、区役所前の花壇に咲くセンニチコウである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250 37mm ISO125 )
006_251002011m X900 〇保土ヶ谷区役所 G7X.jpg 6.チャバネセセリ -1 10/2
区役所の花壇に咲くセンニチコウにはチャバネセセリがいた。比較的新鮮な個体だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250 37mm ISO125 )
007_251002021 X900 ◎峰岡公園 G7X.jpg 7.アゲハ 10/2
区役所から小さな公園に戻ってきた。肛角部の葉状片が千切れてなくなっているほかは比較的傷のないアゲハ♂がヒャクニチソウに来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250 37mm ISO125 )
008_251008034m X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 8.キタテハ秋型 -1 10/8
小さな公園のグランドを挟んで反対側(西側)に、付近にお住まいの方が造られている花壇がある。そこに小さな花を咲かせるヒマワリが植えられていて、この時期、次々と開花ている。そこに、赤褐色に衣替えした秋型のキタテハが来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000 37mm ISO160 )
009_251008036 X900 峰岡公園 G7X.jpg 9.キタテハ秋型 -2 10/8
翅を閉じた。まだ完全に秋型になり切っていないようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000 37mm ISO250 )
010_251019005 X900 〇峰岡公園 チャバネ Z50 Z18-140.jpg 10.チャバネセセリ -2 10/19
いつもの秋はイチモンジセセリが多くなるのだが、この秋はなぜかチャバネセセリが多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720)
011_251019012 X900 ◎峰岡公園 ヤマト Z50 Z18-140.jpg 11.ヤマトシジミ 10/19
黄色い花びらのように見えるヒマワリの舌状花に止まっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO2000)
012_251019028 X900 ◎保土ヶ谷区役所 チャバネ・キンセンカ Z50 Z18-140.jpg 12.チャバネセセリ -2 10/19
保土ヶ谷区役所の花壇のキンセンカにいたのもチャバネセセリだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO900)
013_251019035 X900 ◎保土ヶ谷区役所 ヤマト・メランポジウム Z50 Z18-140.jpg 13.キンセンカ(金盞花)で吸蜜するヤマトシジミ♂ -1 10/19
低温期型の特徴が表れてきているヤマトシジミ♂はブルーが鮮やかだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO900)
014_251019038tm X900 ▲保土ヶ谷区役所 ヤマト・メランポジウム Z50 Z18-140.jpg 14.キンセンカで吸蜜するヤマトシジミ♂ -2 10/19
ヤマトシジミは日本でもっとも一般的に見られる普通種である。年に数回発生を繰り返すが、寒冷期に出てくる個体は、♂の翅表はブルーに輝き、♀は黒地に青紫色の鱗粉がちりばめられ美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO450)
015_251019047 X900 ◎下星川駅 コサギ Z50 Z18-140.jpg 15.コサギ -1 10/19
星川駅へ通じる帷子川に架かる下星川橋から川面を見ると、真っ白なコサギが餌を漁っていた。少し羽ばたいて移動して獲物を追う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO3200)
016_251019056t X900 ◎下星川駅 コサギ Z50 Z18-140.jpg 16.コサギ -2 10/19
  黒い華奢な脚に黄色い足の指が鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000)
017_251019062mt X900 ◎下星川橋 アオサギ Z50 Z18-140.jpg 17.アオサギ 10/19
歩行者専用の下星川橋は幅が狭い。身体を反転させて川下側を見ると真下にアオサギがいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 115mm ISO900)
018_251028102 8900 ◎星川駅付近 ハナミズキ Z50 Z50-250.jpg 18.ハナミズキ(花水木)の紅葉 10/28
北アメリカ原産のミズキ科の落葉高木のハナミズキは街路樹などによく植えられているが、秋には紅葉するのだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 50mm ISO200)
019_251028105 X900 〇保土ヶ谷区役所 G7x.jpg 19.ウラナミシジミ -1 10/28
保土ヶ谷区役所の玄関わきに造られた花壇のセンニチコウに敏捷に飛んできて、吸蜜を始めたのはウラナミシジミ♂だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250 10mm ISO125 )
020_251028107 X900 〇保土ヶ谷区役所 G7x.jpg 20.ウラナミシジミ -2 10/28
午前10時頃、日当たりの良い花壇に、ウラナミシジミが多く飛来した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250 10mm ISO125 )
021_251103100 X900 保土ヶ谷区役所 G7X.jpg 21.ウラナミシジミ -3 10/28
保土ヶ谷区役所は道路より一段高くなったところが1階で、階段かスロープで上がると広いエントランスになっている。玄関の両側には大きな樽のような木枠に土が盛られ花が植えられている。玄関を出入りする人の邪魔にならないようにチョウと花にカメラを向ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250 9mm ISO125 )

2025年11月16日

2025/8/16-24 熊野大花火大会と夏の高知・佐世保クルーズ ⑯終 神戸から横浜大桟橋へ 2025年8月24日 紀伊水道⇒太平洋を航行

「熊野大花火大会と夏の高知・佐世保クルーズ」の9日間もいよいよ最後の日となった。
 寄港地の観光はとても暑かったが、天候に恵まれ、雨に降られた日は一日もなく、ほとんどが快晴の日々だった。
 前日、8月23日の午後に神戸を出航し、太平洋上で朝を迎えた。下船の為のパッケージングをしなくてはならない。

 初めての船旅は快適だった。それほど大きな船ではないが、かえってそれが良いと思った。マリンアテンダントとも呼ばれるそうだが、乗船客のサービスにあたる客室乗務員や、レストランやカフェのサービスはとても良かった。一度として気に障ることはなかった。教育が行き届いているのだろう。私たちの部屋を一日2回、清掃してくれる housekeeping 担当の2人もとても良くしてくれた。特に自作のタオルアート作品には慰められた。

 11時ごろ、浦賀水道に入った。しばらくして横浜のランドマークタワーが見えてきた。横浜に帰ってきたのだ。11時半にはベイブリッジを通過し、横浜港に入る。熊野灘と神戸港で姿を見た、赤く塗られた煙突のにっぽん丸の姿が見えた。いつもはみなとみらいから眺める横浜港だが、しばし、船の上からみなとみらいの眺めを楽しんだ。

 正午に大さん橋に接岸し、12時30分予定通り、下船が始まった。横浜はこの日も猛暑だった。荷物の受け渡しもスムーズに行われ、解散となった。
 娘夫婦にも大変世話になった。親孝行に感謝し、タクシーに乗って帰宅した。

000_2508241798 X700 ◎横浜港 新港ふ頭とにっぽん丸 G7X.jpg
MITSUI OCEAN FUJIから横浜を眺める 2025年8月24日 横浜みなとみらい

283_2508241687 X900 横浜へ 7時45分 G7X.jpg 283.太平洋を航行
7時45分、OCEAN FUJIは太平洋を航行する。横浜はもうすぐだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
284_2508241701 X900 横浜へ 7時45分 G7X.jpg 284.行き交う様々な船
航海中はいろいろな船と行き交った。この船は船体に「第十五住力丸」と書かれていた。調べて見ると、ガット船と呼ばれる砂利運搬船だった。船主は住力海運建設(兵庫県姫路市)で、砂、砂利、石材等の工事用資材を輸送する作業船である。。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
285_2508241706 〇タオルアート 7時45分 G7X.jpg 285.タオルアート
毎日、私たちの部屋の掃除をしてくれていた housekeepingの女性が、何回か自作のタオルアート作品を部屋に置いて行ってくれていた。家内が持ち返ってもいいかとおねだりしたが、困った顔をしたので、それ以上は頼めなかった。しかし、最後の日に可愛らしい小さなタオルアートをプレゼントしてくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 24mm ISO3200 )
286_2508241711m ◎横浜へ 10時22分G7X.jpg 286.釣り船
10時22分、今どの辺を航行しているのだろうか。伊豆半島の辺りだろうか? 船の上に人が見える。釣り船のようだ。三浦半島の近くまで来ているのかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO125 )
287_2508241717 X900 横浜へ 10時22分G7X.jpg 287.オーストラリアのタンカー
船体にカンガルーの絵が描かれている船と行き交った。船の形からタンカーのようだ。イマイチ画像の解像が悪く文字が読みとれない。小型船舶も多いので、もう東京湾の近くまで来ているに違いない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
288_2508241723m X900 〇横浜へ G7X.jpg 288.太平洋を背に
船は太平洋を背にして陸地に向かって進んでいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 35mm ISO125 )
289_2508241725 X900 横浜へ 浦賀 10時39分 G7X.jpg 289.ブイ 浦賀水道航路第6号灯標
海に浮かぶブイが見えた。「6うらが」という文字が見える。検索してみると、このブイ(灯標)は、東京湾の入口にあたる浦賀水道に設置されている航路標識のひとつで、航行する船舶が安全に航路を通過できるようにするための重要な目印だそうだ。10時40分、東京湾に入っていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
290_2508241734 X900 〇横浜へ ベイブリッジ 11時 G7X.jpg 290.ベイブリッジ遠望
ベイブリッジがうっすらと見えてきた。横浜に帰ってきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
291_2508241744 X900 〇横浜ランドマークタワー 11時5分 G7X.jpg 291.本牧ふ頭とみなとみらい
本牧ふ頭にさしかかる。本牧ふ頭は、日本の海外貿易が増大した1960 年代からA、B、C、D 突堤が順次建設され、櫛形の埠頭として整備された。1968年(昭和43年)に日本における最初のフルコンテナ船(専用コンテナ船)が入港して以来、フルコンテナ船はもとより在来船、RO/RO 船など多様な荷役に対応し、横浜港の中心的な埠頭として役割を果たしている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
292_2508241757 X900 ◎横浜港 G7X.jpg 292.横浜ベイブリッジ -1
ベイブリッジへ向かって進む。ベイブリッジの塔の下に小さな白い灯台が見えた。横浜ベイブリッジの塔の根元にはこの白の小さな灯台と、赤い灯台がある。それぞれ正式には「旧横浜外防波堤南灯台」(白色)と「旧横浜外防波堤北灯台」(赤色)と呼ばれているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
293_2508241763 X900 〇横浜港 G7X.jpg 293.横浜ベイブリッジ -2
wikipediaによれば、横浜ベイブリッジは、1989年(平成元年)9月27日に開通した長さ860 m(中央支間長460 m)の斜張橋である。横浜港の本牧埠頭(横浜市中区)と対岸の大黒埠頭(横浜市鶴見区)を結んで架かっており、また横浜港と東京港方面を結ぶ港湾物流ルートの一端を担うことにより、都市部の渋滞を緩和する重要な輸送路である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
294_2508241764 X900 〇横浜港 コンテナ船 G7X.jpg 294.本牧ふ頭の満載のコンテナ船 ALS CLIVIA
ALS CLIVIAは、シンガポール船籍のコンテナ船。全長は255m、幅は43mである。全長198. 15mの MITSUI OCEAN FUJI により大きい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
295_2508241771 X900 ◎横浜港 G7X.jpg 295.横浜ベイブリッジ -3
塔の下にはっきり見える小さな白い灯台については、292で記したが、氷川丸が係留されている桟橋の傍にある白い灯台の名称は、「旧横浜東水堤灯台」という。横浜港の象徴的な紅白灯台は、主に横浜北水堤灯台(赤灯台)と旧横浜東水堤灯台(白灯台)の2つを指す。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 26mm ISO125 )
296_2508241775 X900 ◎横浜港 G7X.jpg 296.横浜ベイブリッジ -4
さらにwikipediaによれば、次のような記述がある。近年、横浜ベイブリッジの下を通過できない大型外国クルーズ客船が続々と登場している。ベイブリッジの海面からの高さ(クリアランス)は約55 mでパナマックスの最大高57.91 mを下回っており、くぐれなければ横浜港「大さん橋」を活用できず、クルーズ客船の誘致合戦で後れをとっており、外国船寄港数は九州地方の港を下回っているそうだ。かってクイーン・エリザベス号が大桟橋に来た時にカメラを持って見に出かけたが、その時は、あらかじめ汐待ちして(干潮時間帯を狙って)ギリギリのクリアランスでベイブリッジを通過している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 20mm ISO125 )
297_2508241777 X900 〇横浜港 にっぽん丸 G7X.jpg 297.横浜ベイブリッジ -5
横浜ベイブリッジを通過する。向こう側が本牧ふ頭側で、手前が大黒ふ頭側である。この下を通過できない大型客船の為に、2017年(平成29年)4月19日 に大さん橋の代替として、大黒ふ頭に客船ターミナルが完成している。また、wikipediaによれば、横浜ベイブリッジの下をくぐることができない超大型客船(海面上の高さ〈マスト高〉が55m以上の客船、22万総トン級のパナマックス)に対応した多目的岸壁の整備も本牧ふ頭のA突堤で計画されているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 20mm ISO125 )
298_2508241784 X900 ◎横浜みなとみらい にっぽん丸 ハンマーヘッド G7X.jpg 298.ベイブリッジを通過
目の前にみなとみらいが広がった。見慣れている海上保安庁の巡視艇、ランドマークタワー、コスモワールドの観覧車、赤レンガ倉庫、新港ふ頭客船ターミナル、ハンマーヘッド、そして神戸から一足先に横浜に戻ってきていたにっぽん丸の姿が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
299_2508241786 X900 ◎横浜港 日本郵船LNG燃料自動車専用船 G7X.jpg 299.日本郵船の自動車運搬船
大黒ふ頭を振り返ると大きなNYK Line の自動車運搬船が停泊していた。「SIRIUS LEADER」という船名のようだ。日経の記事によれば、最大積載自動車数 約5,300台の日本郵船運航の「SIRIUS LEADER」が2000年7月に住友重工で浸水したとあった。この船は全長180m、幅32.26m、深さ34.00m、総トン数51,496トンと大きい。川崎汽船の資料によれば日本の大手3社で世界の自動車運搬船シェアの4割を占める。「旧横浜外防波堤北灯台」(赤色)も見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
300_2508241790 X900 〇横浜港 大さん橋 G7X.jpg 300.大さん橋 横浜港大さん橋国際客船ターミナル
横浜港大さん橋ふ頭および横浜港大さん橋国際客船ターミナルにより構成されている。1894年(明治27年)に完成した鉄桟橋を前身とし、「税関桟橋」「横浜桟橋」「山下町桟橋」等の様々な名称があったが、その後、「大桟橋」に落ち着いたそうだ。明治の末頃から1970年頃までは「メリケン波止場」とも呼ばれていたという。大さん橋をこういう位置から眺めるのは初めてだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO125 )
301_2508241792 X900 〇横浜港 山下公園 氷川丸 G7X.jpg 301.山下公園に係留されている氷川丸
日本郵船氷川丸のホームページを見ると、氷川丸は日本郵船が1930 年にシアトル航路用に建造した貨客船。 当時最新鋭の船として竣工した。戦争中は海軍特設病院船となり、終戦までに3回も触雷したが沈没を免れ、戦後は貨客船に戻り1953年にシアトル航路に復帰。船齢30年に達し第一線を退くまでに、太平洋横断254回、船客数は2万5千余名と、活躍した船である。写真の氷川丸の舳先の影ではあるが、移設保存されている白灯台「旧横浜東水堤灯台」(白色)が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO125 )
302_2508241799 X900 ◎横浜港 大さん橋着岸 G7X.jpg 302.大さん橋に近づく
いよいよOCEAN FUJI は大さん橋に近づく。屋上には人の姿が見える。大さん橋屋上のフリースペースは、大型客船の入出港時等は多くの見物客で賑わい、今や横浜の一大観光スポットとなっているが、このスペースをより親しみやすい場所に育てるべく、2006年に横浜市港湾局が愛称を一般から公募した。その結果、大さん橋全体を大きなクジラに見立てイメージされた「くじらのせなか」が選定され、同年12月に公式な愛称となったそうだ。一昨年の12月にこの屋上にプロジェクションマッピングで鯨を泳がすという催しがあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
303_2508241800 X900 ◎横浜港 大さん橋着岸 G7X.jpg 303.船首からみなとみらいを眺める
ランドマークタワーやにっぽん丸が近くなってきた。時刻は11時40分。これからゆっくり接岸していくのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 17mm ISO125 )
304_2508241801 X900 ◎横浜港 新港ふ頭のにっぽん丸 G7X.jpg 304.新港ふ頭に停泊中のにっぽん丸
うしろに見える横浜グランドインターコンチネンタルホテル。その関連施設であるパシフィコ横浜の「会議センター」(波に反射する光をイメージ)、「国立大ホール」(貝殻のデザイン)、「展示ホール」(波がモチーフ)とともに、海との一体感を表現したシンボリックなデザインとなっている(wikipedia参照)。 手前には歴史的産業遺構「ハンマーヘッドクレーン」が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
305_2508241807 X900 〇横浜港 大さん橋着岸 G7X.jpg 305.大さん橋に接岸 -1
後進して接岸するようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 31mm ISO125 )
306_2508241809 X900 〇横浜港 大さん橋着岸 船室から G7X.jpg 306.大さん橋に接岸 -2
この私たちの部屋から撮った写真が、最後の写真になった。12時30分、下船準備が整い船を離れた。これで9日間のクルーズは終わりだ。夏の終わりの猛暑の横浜での生活に戻る。楽しかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 )

2025年7月20日

舞岡公園のゼフィルスは不調 2025年5月23日 横浜市 舞岡公園

ネットでアカシジミ、ウラナミアカシジミ発生の情報があったので、運転免許を返上する前にと思い、舞岡公園へ行って見ることにした。3日間ほど27℃~28℃という暑い日があったが、この日は涼しかった。

 しかし、蝶の数は種類も個体数も極めて少ない。アカシジミやウラナミアカシジミが来るクリノキのところへ行って見るが、花は咲いているもののその姿は無い。
 そこへ、同好者の方が来られ、「ミズイロオナガがいましたよ。まだ、止まっていると思いますよ」と教えてくださった。そして親切にもその場所まで案内してくださった。
 下草に潜るようにミズイロオナガシジミが止まっていた。ここのところこのチョウを撮っていないので、嬉しかった。感謝である。

 そのあとも現れる蝶の数は少なく、古民家をあとにして、イボタノキの花に来るアオスジアゲハを撮りながら長久保の方へいくと、ウラゴマダラシジミが2頭現れた。そのうちの1頭が葉上に静止した。左向いたり右向いたりしている。やがて開翅してくれたが、なかなかピントが合せ難かった。

 結局、この日ゼフィルスは、ミズイロオナガシジミと、ウラゴマダラシジミの2種に終わった。曇り空で気温は22℃で少し寒かったのかもしれない。

000_250523088a m X700 舞岡公園 ウラゴ半開翅 長久保 RX10M4.jpg
翅を半分開いて見せてくれたウラゴマダラシジミ 2025年5月23日 横浜市 舞岡公園

001_250523002 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.ハコネウツギ(箱根空木)
駐車場からこぶしひろばに入るところで、例年この花を見る。wikipediaにはハコネウツギとはスイカズラ科の植物の1種。別名でベニウツギ、ゲンペイウツギともよばれる。ゲンペイは源平で、すなわち花の色がはじめ白色だが、のちに紅色になることからそう呼ばれる。標準和名は、箱根に多いとして付けられた名であるが、箱根に限らず日本列島の太平洋側に自生している。と説明されている。私は、花は紅色の花と白い花が別々に咲くのかと思っていた。白から紅色に経時変化するとは知らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO640 )
002_250523005 X900 舞岡公園 カエデの花 RX10M4.jpg 2.イロハモミジの翼果
花ではなく実である。イロハモミジの実は、翼果(よくか)と呼ばれるプロペラのような形をした実で、春に咲いた花が受粉して実になり、秋に熟して茶色くなる。翼果は風に乗って遠くまで種を運ぶ役割がある。赤みを帯び始めた翼が上向きになっている姿は初夏の恒例行事と言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 196mm ISO800 )
003_250523006 X900 舞岡公園 リョウブ もみじ休憩所 RX10M4.jpg 3.リョウブ(令法)
リョウブの花が咲き始めていた。この花もチョウが好きな花だ。このリョウブの花に羽化したてのオオウラギンスジヒョウモンが吸蜜に来ていたのを見ている。トラフシミもこの花に来る。トラフシジミの食草は、クズ、フジ、ウツギ、ミズキなど様々な植物があるが、リョウブもその一つのようだ。トラフシジミの夏型の発生にはまだ、時期尚早である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 56mm ISO800 )
004_250523011 X900 舞岡公園 マルバウツギ RX10M4.jpg 4.マルバウツギ(丸葉空木)
この季節の舞岡公園はマルバウツギの白い花が多く咲く。しかし、マルバウツギにはチョウはあまり来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 38mm ISO800 )
005_250523019 X900 〇舞岡公園 イチモンジ RX10M4.jpg 5.イチモンジチョウ
自宅の近くの保土ヶ谷公園などでは、全く見ることがないが、舞岡公園には、スイカズラやタニウツギなどの食草があるためか、毎年この季節には姿を現す。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 172mm ISO640 )
006_250523023 X900 〇舞岡公園 ガビチョウ RX10M4.jpg 6.ガビチョウ(画眉鳥) -1
谷戸の休耕地にガビチョウが飛来した。大きな声で鳴く。ガビチョウは特定外来生物だ。大きな鳴き声が「うるさい」という理由で害鳥といわれる鳥だ。中国の南部から東南アジア北部にかけて広く生息しているが、特定外来生物として日本に定着してしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 190mm ISO640 )
007_250523025 X900 〇舞岡公園 ガビチョウ RX10M4.jpg 7.ガビチョウ -2
日本では、ペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着したといわれる。日本国内では留鳥として生息する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 193mm ISO1000 )
008_250523028 X900 〇舞岡公園 狐久保 RX10M4.jpg 8.狐久保
谷戸沿いに瓜久保の家のほうに歩くと、左側に、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスが咲く休耕地があり、そこを左に入っていくと狐久保という原っぱに出る。今まであまり気にしていなかったが、写真のような一対の狐を形どった石が置かれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 13mm ISO1250 )
009_250523033m X900 〇舞岡公園 ミズイロオナガ 前田の丘 RX10M4.jpg 9.ミズイロオナガシジミ -1
クリの古木があって、張り出した枝に咲くその花にアカシジミや、ウラナミアカシジミが吸蜜に来るところがある。行って見たが、花は咲いているのだが、アカシジミ、ウラナミアカシジミの姿は無い。冒頭で記したように、ミズイロオナガシジミを撮影された方が、その場所を教えて下さり、撮ったのがこの写真である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO1250 )
010_250523132t X900 ◎舞岡公園 前田の丘 ミズイロオナガ Z50 Z105mc.jpg 10.ミズイロオナガシジミ -2
カメラをマクロレンズを付けたZ50に持ち替えて撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4。5 1/500秒 105mm ISO220 )
011_250523039 X900 〇舞岡公園 アオスジ イボタノキ RX10M4.jpg 11.アオスジアゲハ -1
アオスジアゲハがイボタノキの花に吸蜜に来ていた。イボタノキの花もチョウが好きな花である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO1600 )
012_250523051m X900 〇舞岡公園 ヒメジャノメ RX10M4.jpg 12.ヒメジャノメ
薄暗いところにいたにはヒメジャノメだ。このチョウは、以前は何処にでもいたチョウだが、舞岡公園でも最近は少なくなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO1000 )
013_250523063 X900 ◎舞岡公園 キタテハ マルバウツギ RX10M4.jpg 13.キタテハ夏型
マルバウツギの花でキタテハが吸蜜していた。花から花へ移り翔ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO400 )
014_250523071 X900 〇舞岡公園 ウラゴ 長久保 RX10M4.jpg 14.ウラゴマダラシジミ -1
ウラゴマダラシジミが飛来して少し離れたところの葉に止まった。尾状突起のないこのチョウの姿は、およそゼフィルスの仲間とは思えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1600 )
015_250523080 X900 ◎舞岡公園 ウラゴ右向き 長久保 RX10M4.jpg 15.ウラゴマダラシジミ -2
反対に向を変えた。こちら側の方が綺麗だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO1600 )
016_250523093 X900 ◎舞岡公園 ウラゴ開翅 長久保 RX10M4.jpg 16.ウラゴマダラシジミ -3
向こうを向いて翅を開き始めた。こちらを向いてくれればピントを合わせやすいのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 121mm ISO1600 )
017_250523100 X900 〇舞岡公園 ウラゴ開翅 長久保 RX10M4.jpg 17.ウラゴマダラシジミ -4
右側の翅の表が見られる。傷、擦れのないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO1600 )
018_250523105 X900 〇舞岡公園 ウラゴ開翅 長久保 RX10M4.jpg 18.ウラゴマダラシジミ -5
じっと待つ時間は5分でも長い。今度は左側の翅表を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1600 )
019_250523046 X900 〇舞岡公園 アオスジ イボタノキ RX10M4.jpg 19.アオスジアゲハ -2
イボタノキは今が最盛期のようだった。本来ならもっとチョウが集まってきても良いのだが、アオスジアゲハしか見ることが出来なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO800 )

追記:せめてアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミのうち2種くらいは撮っておきたいと、このあと6月6日に再び出かけた。運転免許を返上したので、その日は初めて、戸塚から京急ニュータウン行のバスに乗って往復したが、バスは20分に1本出ていて、思ったより楽に行けた。
 だが、折角行ったのに結果は皆無であった。どうも今年はいつもの年と違うようだ。

2025年6月28日

帷子川 今年も泳ぐ鯉のぼり 2025年4月17日 横浜市保土ヶ谷区帷子川遊歩道

あまりにも天気が良いので、また、カメラを持って帷子川を歩いた。
 今年も桜が咲くころから鯉のぼりが泳いでいる。この季節、天気の良い平日の午前中は、保育園の子供たちが数人乗れるベビーカー(お散歩カートと呼ばれている)に乗せられて保育士さんにお散歩させてもらうのに最高だ。

000_X700 IMG_2737.jpg
お散歩カートに乗った園児たちと鯉のぼり 2025年4月17日 保土ヶ谷区 帷子川河畔

001_250417006 X900 〇八重桜と鯉のぼり 帷子川.jpg 1.帷子川を彩る鯉のぼり
今年は山桜が咲き始めるころから帷子川に鯉のぼりが架けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 28mm ISO125 ) 
002_250417015 X900 〇八重桜と鯉のぼり 帷子川.jpg 2.高層住宅の屋上から
12階建てほどの高層住宅の屋上から、等間隔に鯉のぼりが繋がれた綱が、帷子川左岸の堤に架けられて、鯉たちは元気よく泳いでいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 15mm ISO125 )
003_250417018 X900 〇 椿 帷子川.jpg 3.ヤブツバキの花
ヤブツバキの花は朽ちる前に地に落ち、まるで花が咲き続けるように地面を赤く染める。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 
004_250417012 X900 〇八重桜と鯉のぼり 帷子川.jpg 4.鯉のぼりの色
Wikipediaでは、"鯉のぼりは、江戸時代に武家で始まった端午の節句に男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼりで、初期の鯉のぼりは真鯉(黒い鯉)だったが、やがて真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)の二色となり、さらに青鯉も加わって家族を表すようになった。さらに最近では緑やオレンジ、紫、ピンクといった、より華やかな色の子鯉も普及してきており、所によっては女の子も含め家族全員の分の鯉を上げる家もある"といったことが書かれている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 15mm ISO125 ) 
005_250417020 X900 〇 椿 帷子川.jpg 5.遊歩道を行くお散歩カート
お散歩カートは乳母車とも呼ばれており、保育園や幼稚園で幼児を安全に移動させる大型ベビーカーにななっている。 お散歩の時間には保育園から公園などへ安全に幼児を移動させることができる。 また、災害時には避難車の役割を果たし、一度に数人の園児を避難させることができるので、保育施設を運営するうえで欠かせない備品だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 15mm ISO125 ) 
006_250417021 X900 ◎椿 帷子川.jpg 6.鯉のぼりと桜
桜の木に花はまだ残っていたが、さすがに葉が多くなっていた。風もない快晴は良いのだが、鯉のぼりを撮るときはちょっとの間でも吹いて、鯉を泳がせてほしい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
007_250417024 X900 〇椿 帷子川.jpg 7.古町橋の辺りから
天王町に近くなった。上流を眺める。気に入ったショットが撮れた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
008_250417026 X900 〇ハナミズキ 帷子川.jpg 8.ハナミズキの赤い花 
白いハナミズキを品種改良した赤いハナミズキがある。ハナミズキは、明治時代末期の1912年に東京市からアメリカのワシントン市に送ったソメイヨシの返礼として、大正初期の1915年にワシントン市から東京市に贈呈されたのが始まりである。贈られてきたハナミズキは全部で60本で、うち白花の苗木が40本、ピンク花の苗木が20本で、日比谷公園、小石川植物園などに植えられたそうだ。花弁のように見えるのは総苞(花の集まり(花序)の基部にある特殊化した葉のこと)で、中心の塊が花序であるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )

2025年5月27日

帷子川の桜とお鯉のぼり 2025年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

4月4日快晴。帷子川畔や、パークシティ横浜から天王町イオンにかけての水道道の桜が見ごろになったことだろうと思い。カメラを持って花見に出かけた。

 まずその前に近所の公園のソメイヨシノの古木の咲きぐあいを見にいった。今年も花をつけている。
 国道16号を越えて、川辺町公園の手前を左に折れ、水道道路を天王町方面へ歩く。左側に国道16号との間に建つパークシティ横浜という大きな高層住宅の前の水道道の歩道は、遊歩道として整備されていて、一昨年に改装されオープンしたイオンへと歩く人が桜を眺め、スマホで写真を撮りながら、歩くのに心地よい道である。

 帷子川沿いに咲く桜はヤマザクラである。花より先に緑の葉が出てくる。帷子川では、鯉のぼりが泳いでいた。年々、その鯉の数が増えているように思う。

000_250404058 X700 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg
帷子川河畔のヤマザクラと泳ぎ始めた鯉のぼり 2025年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_250404001 X900 染井吉野 峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 1.近くの公園 ソメイヨシノ古木 -1
まず近くの公園に立ち寄る。ソメイヨシノの古木は、数日前から、幹から小さな枝を出し、まずその枝に数輪の花を咲かせていたが、今年も元気に枝という枝に花を咲かせ始めていた。清楚な白い花である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 45mm ISO200 )
002_250404006 X900 染井吉野 峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 2.近くの公園 ソメイヨシノ古木 -2
古木になると幹や太い枝に近い部分から「胴吹き枝(どうぶきえだ)」と呼ばれる新しい小枝が出てくるのだそうだ。これは木が「弱っている部分を補う」ために、新しい芽を再生させる生理現象といわれる。特に幹の部分に陽が当たると、その刺激で芽が動き出すことがあり、花芽(かが)も形成される。そして、その後は写真のように全体に花を咲かせていく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 52mm ISO200 )
003_250404008 X900 〇染井吉野 水道道路 Z50 Z18-140.jpg 3.水道道の桜 -1
16号線の峯小学校前という交差点から、川辺公園の角を左へ、水道道路に入り、天王町イオンへ向かって歩く。左側の大きな高層住宅の前は遊歩道が整備されていている。車道との境にソメイヨシノが植えられ、並木になっている。まだ八分咲きに満たないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 65mm ISO200 )
004_250404022 X900 〇染井吉野 水道道路 Z50 Z18-140.jpg 4.水道道の桜 -2
パークシティ横浜建設時、および周辺の再開発にあわせて、水道道沿いの遊歩道が整備され、その際に景観設計の一部として、桜を中心とした並木の植樹が実施されたのだと思う。パークシティ横浜を背景に咲くソメイヨシノは美観である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 )
005_250404032 X900 〇水道道路 Z50 Z18-140.jpg 5.水道道の桜 -3
写真はイオン側から川辺町公園の方を振り返ったところ。右側がパークシテキ横浜でその生垣として、カナメモチが植えられている。カナメモチは、赤い新芽が特徴で、生垣として人気がある。ただ、定期的な剪定が必要であり、手入れをきちんと行えば、このような美しい景観を作り出すことができるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 79mm ISO200 )
006_250404039 X900 〇ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 6.帷子川河畔 -1
イオンの角を右に曲がって帷子川河畔に出る。常盤橋に出ると。早くも鯉のぼりが泳いでいた。桜と鯉のぼりのコンビネーションだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 53mm ISO220 )
007_250404044  X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 7.帷子川河畔 -2 空に舞う鯉のぼり
良い風が吹いてきた。2匹の鯉が遊んでいる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 18mm ISO200 )
008_250404052 X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 8.帷子川河畔 -3
去年より鯉の数が増えたようだ。男の子が誕生したのかな。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/500秒 18mm ISO200 )
009_250404054 X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 9.帷子川河畔 -4
帷子川の右岸から、遊歩道のヤマザクラを背景にして撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 56mm ISO200 )
010_250404062 X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 10.帷子川河畔 -5 ヤマザクラ緋鯉
帷子川左岸からヤマザクラと緋鯉のコンビネーションの眺め。後ろに見えるのはYBPのビル。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 41mm ISO200 )
011_250404068s X900 ◎ヤマザクラと鯉のぼり 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 11.帷子川河畔 -6
鯉のぼりは右岸に立ち並ぶ高層集合住宅から綱が架けられ、対岸の堤防に柵に括り付けられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 29mm ISO200 )
012_250404074 X900 ◎ヤマザクラ 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 12.帷子川河畔 -7
帷子川河畔の遊歩道は愛犬との散歩道でもある。左側がシュナウザーで右側はコーギーだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 28mm ISO200 )
013_250404075 X900 ◎ヤマザクラ 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 13.帷子川河畔 -8
ヤマザクラの枝が帷子川に張り出して密集した花を咲かせていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 28mm ISO220 )
014_250404080 X900 ヤマザクラ 帷子川 Z50 Z18-140.jpg 14.帷子川河畔 -9
失礼ながら、年配の男性があまり似つかわしくない白い小型犬を散歩させておられた。トイプードルだそうだ。カメラを向けたら、こちらを向いてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 28mm ISO220 )
015_250404100 X900 ◎帷子川 G7X.jpg 15.帷子川河畔 -10
カメラをG7Xに持ち替えて撮る。手前のヤマザクラと離れたところを泳ぐ鯉のぼりを撮りたかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 11mm ISO125 )
016_250404102 X900 ◎帷子川 G7X.jpg 16.帷子川河畔 -11
ヤマザクラの白い花が陽の光を浴びる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 27mm ISO125 )
017_250404110 X900 〇帷子川 G7X.jpg 17.帷子川河畔 -12
また、散歩中のワンちゃんに出会った。これは毛色が茶のトイプードルだと思う。トイプードルの毛色は、アプリコット、クリーム、グレー、ブラウン、ブラック、ホワイト、レッドなどと多彩なようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 25mm ISO125 )
018_250404111 X900 ◎帷子川 G7X.jpg 18.帷子川河畔 -13
対岸の高層住宅の屋上から帷子川左岸へ色も鮮やかに10匹以上の鯉が架けられていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 15mm ISO220 )

2025年5月12日

横浜緋桜と絞りのハナモモ 帷子川周辺 2025年3月28日 横浜市保土ヶ谷区

昨日は郵便局への行き帰りに、近所の春の花を撮ってきた。
 きょうは(3/28)は、帷子川のヤマザクラ、横浜ビジネスパークのソメイヨシノ、その近くの神戸町の公園に咲くヨコハマヒザクラを見にいってきた。

 帷子川河畔に植えられたヤマザクラは、まだ満開には至っていなかったが、神戸第二公園の横浜緋桜は、木の数は少ないがいっぱい花をつけていた。帷子小学校に咲くソメイヨシノはほぼ満開でびっしり花をつけていた。春爛漫である。

000_250328118 X700 帷子小学校 染井吉野 Z50 Z18-140.jpg
帷子小学校の染井吉野は満開 2025年3月28日 横浜市保土ヶ谷区

001_250328002 X900 帷子川 ヤマザクラ G7X.jpg 1.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -1
帷子川の遊歩道に植えられているのはソメイヨシノではなくヤマザクラだ。Wikipediaによるとヤマザクラは、日本の固有種で、日本に自生する10もしくは11種あるサクラ属の基本野生種の一つ。古来日本人に最もなじみが深かったサクラであり、江戸時代後期にソメイヨシノが開発されて明治時代以降に主流になるまでは、花見の対象と言えば主にヤマザクラであったそうだ。見たところ、花はひときわは白い。まだ、満開にはもう少し時間が掛かりそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
002_250328004 X900 帷子川 ツバキ八重 G7X.jpg 2.八重のヤブツバキ(藪椿)
八重のツバキの花びらは、梅の「思いのまま」の旗弁と同じことなのかと思った。ChatGPTで聞いてみたところ、旗弁ではなく、「花弁化した雄しべ」ということだった。花弁の数が通常よりも多くなり、雄蕊が花弁化して、変化した花弁は「変化弁」や「花弁化した雄蕊」と呼ばれるが、これは旗弁とは別の概念だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_250328008 X900 帷子川 モモ咲き分け G7X.jpg 3.ハナモモの絞り -1
一本の木に白、赤、紅白の絞り模様の花を咲かせる品種のことで、この品種は、源平(げんぺい)といい、「赤」「白」「紅白の絞り」の花を咲き分ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_250328013 X900 帷子川 ヤマザクラ Z50 Z18-140.jpg 4.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -2
ヤマザクラは花と同時に葉が出てくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒52mm ISO220 )
005_250328017 X900 帷子川 ヤマザクラ Z50 Z18-140.jpg 5.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -3
ヤマザクラは野生種で数も多いため、同一地域の個体群内でも個体変異が多く、開花時期、花つき、葉と花の開く時期、花の色の濃淡と新芽の色、樹の形など様々な変異があるとされている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒58mm ISO200 )
006_250328030 X900 帷子川  ヤマザクラ  Z50 Z18-140.jpg 6.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -4
高層住宅を背景のヤマザクラは、白い花が咲き、緑の葉が伸びる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒26mm ISO220 )
007_250328038 X900 帷子川 ヤマザクラ Z50 Z18-140.jpg 7.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -4
ヤマザクラの花の数は、ソメイヨシノほど密には咲かないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.2 1/640秒34mm ISO220 )
008_250328057 X900 帷子川 ヤマサクラ Z50 Z18-140.jpg 8.帷子川の遊歩道のヤマザクラ -5
枝は遊歩道に傘のように伸び、帷子川に差し掛ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒72mm ISO380 )
009_250328062 X900 帷子川 チューリップ Z50 Z18-140.jpg 9.白いチューリップ
帷子川沿いの高層住宅階下の小さな花壇で白いチューリップが咲いていた。今年はチューリップを見る機会が多い。チューリップ畑や公園が「映える」スポットとして注目されており、SNSで取り上げられる機会も多いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/800秒140mm ISO200 )
010_250328063 X900 帷子川 スズランスイセン Z50 Z18-140.jpg 10.スズランスイセン
昨日も近所の公園でこの花を見た。今春はこの花を見かけることが多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO280 )
011_250328065 X900 帷子川 ラッパスイセン Z50 Z18-140.jpg 11,ラッパスイセン(喇叭水仙)
Wikipediaによれば、ラッパスイセンはヒガンバナ科だそうだ。種子から育ち、発芽してから開花するまでには5年から7年を要する一方で球根からも育てることが可能である。鮮やかな黄色である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO220 )
012_250328073 X900 YBP Z50 Z18-140.jpg 12.YBP(横浜ビジネスパーク)の桜
相鉄線の高架わきのYBP(野村不動産が所有するビジネスセンター)沿いの道路沿いにソメイヨシノが植えられている。今年はあまり勢いがない。これからなのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO500 )
013_250328080 X900 YBP 横浜彼岸 Z50 Z18-140.jpg 13.ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜) -1
YBPの星川寄りにある神戸町第二公園に数本の横浜緋桜が植えられている。Wikipediaによればヨコハマヒザクラは、1972年(昭和47年)頃、神奈川県横浜市港北区在住の園芸家により、カンヒザクラと、オオシマザクラとタカネザクラの交雑種のケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)とを交配して作られた。1985年1月23日に種苗法に基づき観賞樹として品種登録された。色が濃く一重である。ソメイヨシノと同様に、葉が出る前に花が咲く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f10 1/500秒18mm ISO220 )
014_250328092 X900 神戸町第二公園 横浜緋桜 Z50 Z18-140.jpg 14.ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜) -2>
ヨコハマヒザクラには、花の形状は同様で開花時期が異なる3つの品種があり、育成地である横浜では早咲きは概ね3月20日頃、遅咲きは4月10日頃から咲きはじめる。学校の入学式の時期に満開を迎えたい場合では、中間咲きの品種が選ばれる。開花時期を調整できる特徴から、ソメイヨシノの前後に咲くようにヨコハマヒザクラを植えることにより長期間花見を楽しむことができる。(wkipediaを参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒105mm ISO360 )
015_250328098 X900 神戸町第二公園 モモ 絞り八重 咲き分け Z50 Z18-140.jpg 15.ハナモモの絞り -2
神戸町の公園には、ハナモモの八重咲の絞りの花が咲いていた。1本の木で深紅、ピンクそして、紅白しぼりの花を咲かせていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒120mm ISO320 )
016_250328104 X900 神戸町第二公園横浜緋桜 Z50 Z18-140.jpg 16.ヨコハマヒザクラ -3
この木はまだまだ蕾を多く持っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒91mm ISO250 )
017_250328120 X900 帷子小学校 染井吉野 Z50 Z18-140.jpg 17.ソメイヨシノ -1
今は高架になったが、前はフミキリがあった。傍にソメイヨシノが咲くが、ほぼ満開だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒140mm ISO250 )
018_250328122 X900 アカバナトジワマンサク Z50 Z18-140.jpg 18.ベニバナトキワマンサク
細長い4枚の花弁の花を咲かせる。花の色は、基本種はごく薄い黄色であるが、紅色の変種であるベニバナトキワマンサクが好んで栽培されるようだ。舞岡公園では黄色とオレンジ色、小石川植物園では白い花のトキワマンサクを見てきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒99mm ISO220 )
019_250328126 X900 峯小学校 ビワ Z50 Z18-140.jpg 19.ビワ(枇杷)の新芽
自宅近くに戻ってきた。小学校の敷地内でビワの木が新芽を出していた。初夏、その大きな葉陰に楽器の琵琶に似た形をした一口大の多くの甘い実がなり、黄橙色に熟す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒68mm ISO250 )
020_250328130 X900 峯小学校 ソメイヨシノ Z50 Z18-140.jpg 20.ソメイヨシノ -2
小学校のソメイヨシノはまだ三分咲き程度だ。開花も少し遅かった。入学式の頃は満開になるのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/640秒81mm ISO200 )

2025年5月 9日

自宅近くに咲く春の花 2025年3月27日 横浜市保土ヶ谷区

20日を過ぎて暖かい日が続いている。この日も良い天気だった。気温も20℃を越えている。24日には東京の桜開花宣言があった。平年並みだそうだ。

 郵便局へ行く用事があったので、G7Xをピケットに入れて、いつもの道を歩く。春の花の写真を撮ろうと気を付けて歩いていると、こんなところに植えられていたのだと気が付く。

000_250327028 X700 峰岡公園 シロバナスイセン G7X.jpg
葉に毒があるシロバナスイセン 2025年3月27日 横浜市保土ヶ谷区

001_250327001 X800 峯小学校裏 ヤマザクラ G7X.jpg 1.ヤマザクラ
小学校の敷地の裏手で毎年咲くヤマザクラはまず葉を出し、そして白い花を咲かせる。開花もソメイヨシノより早いが、遅くまで咲いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 )
002_250327002 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ老木 G7X.jpg 2.古木のソメイヨシノが開花
小さな公園の老齢のソメイヨシノの枝先に花が咲き始めた。まさしく開花宣言の日だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1250mm 15mm ISO125 )
003_250327004 X900 峰岡公園 ユキヤナギ G7X.jpg 3.ユキヤナギ(雪柳)
目立たないが、公園の隅の方でユキヤナギが咲いていた。ユキヤナギも春に咲く花の代表だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1250mm 15mm ISO125 )
004_250327008 X900 峰岡公園 コブシ G7X.jpg 4.コブシ -1
公園の一角には、コブシの木がある。和名の由来は、蕾の形を握りこぶしに見立てたとする説や、ぼこぼこした果実(集合果)の形を握りこぶしに見立てたとする説などがある。ハクモクレンに似るが、ハクモクレンの花は完全には開かい。コブシは前開する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5、6 1250mm 22mm ISO125 )
005_250327013 X900 峰岡公園 エドヒガン G7X.jpg 5.コヒガンザクラ(小彼岸桜)
2週間前に見たときは、まだ数輪の花をつけていただけだったが、ほぼ満開で、見事に咲いていた。マメザクラと、エドヒガンの雑種と推定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5、6 1250mm 22mm ISO125 )
006_250327016 X900 峰岡公園 コブシ G7X.jpg 6.コブシ -2
もう1本コブシの木があった。遠くから眺めるとまっ白く見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1250mm 37mm ISO125 )
007_250327018 X900 峰岡公園 モモ G7X.jpg 7.ボケ(木瓜) -1
小さな公園のグランドの反対側には、住んでいらっしゃる方々が手入れしていいる花壇があるが、ボケが綺麗に咲いていた。別名をシドミというらしい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1250mm 32mm ISO125 )
008_250327021 X900 峰岡公園 シベリアサクラ G7X.jpg 8.シベリアザクラ
正式にオヒョウモモというらしいが、そう表現する人は極めて少ないという。増殖力が強く、地表付近・周りの根から多数の新芽を出してくるそうだ。色が濃い。ハナモモのようにも見える。中国北部原産で、十勝地方に多く植えられているといい、シベリアには自生していないそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1250mm 37mm ISO125 )
009_250327023 X900 峰岡公園 ボケ G7X.jpg 9.ボケ(木瓜) -2
深紅に黄色い蕊が強いコントラストで、鮮やかだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1250mm 37mm ISO125 )
010_250327024 X900 峰岡公園 シロバナスイセン G7X.jpg 10.シロバナスイセン(白花水仙)
ちょっと変わったスイセンの花が植えられていた。PictureThisで検索すると、シロバナスイセンといい、白い花を咲かせるスイセンの一種だそうだ。ペーパーホワイトとも呼ばれる。平安時代に日本に渡来した多年草で、道端で見かける黄色いニホンズイセンとは違う。葉はニラに似ているが、毒があるため注意が必要だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1250mm 11mm ISO125 )
011_250327030 X900 峰岡公園 スズランスイセン G7X.jpg 11.スズランスイセン(鈴蘭水仙)
スノーフレークと言われ、wikipediaによれば、和名はオオマツユキソウ(大待雪草)、別名をスズランスイセン(鈴蘭水仙)という。花期は春で白いスズランのような花が咲く。花弁の先端には緑の斑点がある。ChatGPTに尋ねて見ると、世界には3万種のスイセンの品種(園芸品種)があるという。スイセンは園芸的には、トランペット咲き、大杯咲き、小杯咲き、房咲き、八重咲きといった大きく13の系統に分類されるという。日本に自生するスイセンの代表は ニホンズイセンで、中国から伝わったものが野生化した説もあるが、現在は日本各地(特に海岸沿い)で自然に群生している。完全な「日本原産」というわけではないものの、日本の風土に適応して独自の群生地ができているため、ある意味"日本のスイセン"とも言えるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1250mm 12mm ISO125 )
012_250327034 X900 峰岡公園 ボケと鉄棒 G7X.jpg 12.ボケ(木瓜) -3
ブランコの少年とボケ。もうちょっと大きく漕いでいてくれていればよかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1000mm 37mm ISO160 )
013_250327036 X900 保土ヶ谷区区役所 ハナカイドウ G7X.jpg 13.ハナカイドウ(花海棠)
郵便局の先の区役所まで行って見た。ハナカイドウが咲いていた。中国原産。別名はカイドウ、スイシカイドウ、ナンキンカイドウと呼ばれる。バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木だそうだ。花が咲いた後のリンゴに似た直径2cmほどの小さな赤い実は、食することができるという。しかし、雄蕊が退化している花が多いため、めったに結実しないそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1000mm 37mm ISO160 )
014_250327038 X900 保土ヶ谷区 アーモンド G7X.jpg 14.アーモンド
何という桜かと思った。アーモンドはバラ科サクラ属だ。Wikipediaによれば、日本では古くはヘントウ(扁桃)と呼ばれ、その名のとおりアンズ、モモやウメの近縁種で、梅などに似た果実をつける。スイート種(甘扁桃)とビター種(苦扁桃)があり、食用にされるのはスイート種である。スイートアーモンドには100以上の品種があるとされるが、食用とされる主な品種は、ノンパレイユ、カリフォルニア、カーメル、ミッション、ビュートなどだそうだ。ローストしてそのままや塩味をつけて食べるほか、スライスしたり粉末にしたりしたもの、粉砕してペースト状にしたものを、料理や洋菓子の材料にする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1250mm 17mm ISO160 )
015_250327042 X900 星川駅前 モモ G7X.jpg 15.ハナモモ(花桃)
ハナモモとは、観賞用に改良された桃の花のことで、3月から4月にかけて開花し、鮮やかなピンクや赤、白の花を咲かせる。食用とするモモとは区別して、花を強調して「ハナモモ」と呼ぶ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1250mm 16mm ISO125 )
016_250327048 X900 保土ヶ谷区役所 モモ G7X.jpg 16.街路樹のハナモモ
ハナモモは横浜市保土ヶ谷区の木に選定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1250mm 9mm ISO125 )
017_250327053 X900 保土ヶ谷区役所 コブシ G7X.jpg 17.コブシ -3
区役所の前の通りに、街路樹としてコブシが植えられ、満開になっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1250mm 37mm ISO125 )

2025年4月28日

公園に咲く春の花 ② 2025年3月14日 横浜市保土ヶ谷区

3月14日の横浜の気温は、17.4℃と発表されていた。午前11時、暑くもなく、寒くもなく、心地よい春の1日だった。

 カワヅザクラの見事に咲き、見頃だった。河津桜の木の下で、散歩をさせていた愛犬の写真を撮っているご婦人がいた。河津桜の花の下を流れるせせらぎに、架かる小さな橋での上でパピヨンという犬種の愛犬をモデルに、ポーズをとらせていた。パピヨンとはフランス語で蝶のことで、耳が蝶の羽のように見えるところから、名付けられた。英名をバタフライ・スパニエルと呼ばれる。
 今度は、トイ・プードルを連れたご婦人が現れた。お二人は、いつも、この公園で会われている顔馴染みのようだった。

 河津桜には、メジロ、ヒヨドリ、そしてアゲハが蜜を求めてやってきた。みんなを幸せにする河津桜だった。

000_250314090 X700 ◎保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 Z18-140.jpg
満開の河津桜 2025年3月14日 神奈川県横浜市 県立保土ヶ谷公園

020_250314106 X900 ◎保土ヶ谷公園 ピンクのユキヤナギ Z50 Z18-140.jpg 20.ピンクのユキヤナギ(雪柳)
ユキヤナギの花の色は、雪というから白いのだと思っていたが、こんな色の花をつけるユキヤナギがあった。ChatGPTにたずねてみたところ、ピンクの花を咲かせるものは、改良品種や別種のシモツケ属が多いということだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 )
021_250314113 X900 保土ヶ谷公園 オオイヌノフグリ Z50 Z18-140.jpg 21.オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢),br. 何でこんな酷な名前が付いたのだろうか。Wikipediaによれば、オオイヌノフグリは、オオバコ科のクワガタソウ属のイヌノフグリに似ていて、それより大きいことから付けられた和名で、イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いたとのこと。気の毒なことだ。地表近くにこの花が敷き詰められるようになると、春本番を感じる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 )
022_250314115 X900 〇保土ヶ谷公園 セイヨウタンポポ Z50 Z18-140.jpg 22.セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
セイヨウタンポポは元気が良い。モンキチョウなど、いろいろなチョウが吸蜜に来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 96mm ISO200 )
023_250314117 X900 〇保土ヶ谷公園 テリア シュナウザー Z50 Z18-140.jpg 23.シュナウザー
シュナウザーを散歩させていた情勢がいた。花の周りの怪我長いのがこの犬の特徴だ。wikipediaによると、サイズに依って、ミニチュア・シュナウザー、スタンダード・シュナウザージャイアント・シュナウザーに分けられ、ともに共通の祖先に由来するものの、性格としてはそれぞれ異なった個性をもっている。この犬がどれなのか分からない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 45mm ISO200 )
024_250314127 X900 ◎保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 24.カワズザクラの花びら
ソメイヨシノに比べて色が濃く、はっきりとしている。花びらは先端がわずかにくぼんだハート型で、丸みがあるり、やや大きめで存在感がある。開花時期は2月上旬〜3月初旬だが、今年の開花は少し遅かった。今年は今が満開だ。ひなが比較的長く楽しめるのも特徴だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 )
025_250314129a X900 〇保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 25.桜の花の下で愛犬の撮影
カワズザクラの木の下でせせらぎに架かる木橋に愛犬のパピヨンを座らせ、とっておきの写真を撮ろうとされていた。愛犬もよく言うことを聞いてポーズをとる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 36mm ISO220 )
026_250314132 X900 〇保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 26.トイ・プードルが仲間入り
もう一人、顔馴染みらしいトイ・プードルを連れた女性が現れた。パピヨンの女性が、「こう撮るといいですよ」と教えているように見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO220 )
027_250314135 X900 〇保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 27.トイ・プードル
教えてもらった通りにポーズをとっている?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 45mm ISO220 )
028_25031137 X900 〇パピヨン 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 28.パピヨン
パピヨンは、ご褒美をもらいながら、立ち位置を変えてポーズをとり続ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 40mm ISO220 )
029_250314138mt X900 ▲保土ヶ谷公園 アゲハ Z50 Z18-140.jpg 29.小さなアゲハ
小さなアゲハが飛来した。今日羽化したばかりかな? 3月14日にアゲハを見られ菟とは思っていまかった。だが、その個体はとても小さい。夏型のアゲハの半分の大きさもないようだ。河津桜の花に止まり、吸蜜を始めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 )
030_250314157tm X900 ▲保土ヶ谷公園 河津桜 メジロ Z50 Z18-140.jpg 30.メジロが2羽
メジロが数頭まとまって、カワヅザクラの花に飛来し吸蜜をする。人の動きに驚いてか1羽が飛び立つと、一斉にみんな飛び立ってしまう。しばらくするとまたやってきた。ちょっとピントが甘いが、画像に2羽を取り込めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 )
031_250314166t X900 ◎保土ヶ谷公園 河津桜 メジロ Z50 Z18-140.jpg 31.メジロの吸蜜
蝶は長いストロー(口吻)を延ばし花の蜜を吸う。メジロはどうやって蜜を吸い取るのかなと思った。細長いくちばしを花の中央に差し入れ、先端がブラシ状になった舌を使って吸蜜するのだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 )
032_250314174 X900 ◎保土ヶ谷公園 河津桜 ヒヨドリ Z50 Z18-140.jpg 32.ヒヨドリ(鵯、白頭鳥)
Wikipediaをみると、ムクドリは日本国内では留鳥または漂鳥としてごく普通に見られる。里山や公園でよく見られる身近な野鳥である。頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。「ヒーヨ! ヒーヨ!」などと甲高く鳴く。ヒオヨドリという和名はこの鳴き声に由来するという説があるそうだ。名前は可愛らしいが、姿は地味で、私はあまり好きではない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO360 )
033_250314185 X900 〇保土ヶ谷公園 サンシュユ  Z50 Z18-140.jpg 33.サンシュユ(山茱萸)
サンシュユは、中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実をつける。この時期は黄色い花が咲く木が多い。なぜ春に黄色い花が多いのかAIに尋ねてみた。その回答は次ようであった。 1. 目立つ色としての「黄色」=春先は、まだ周囲の植物が芽吹いておらず、背景が茶色や灰色の状態である。そのため、黄色の花は非常に目立ちやすく、昆虫に見つけてもらいやすいという利点がある。受粉者(ミツバチなど)に効率よく花粉を運んでもらうには、まず花の存在に気づいてもらう必要がある。 2. 虫の視覚との相性=昆虫(特にハチ)は、黄色や紫外線を反射する色に敏感である。黄色い花は、彼らにとって特に認識しやすい色のひとつとされている。そのため、黄色の花を咲かせることで、昆虫との相互関係が強化される。 3. 早春の限られた資源を活かす戦略=早春は、まだ気温が低く、他の競合する花も少ない時期だ。この時期にいち早く目立つ花を咲かせて受粉を済ませることで、他の植物との競争を避けつつ繁殖のチャンスを広げることができる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 )
034_250314195 X900 峰岡公園 サトザクラ Z50 Z18-140.jpg 34.コヒガンザクラ(小彼岸桜)
近所の公園まで戻ってきた。そこに小さなサクラの樹が小さな花を咲かせ始めていた。この木はコヒガンザクラと思われる。Wikipediaによると、コヒガンは広義ではマメザクラとエドヒガンが交雑した種間雑種の総称であり、狭義ではそのうちの特定の栽培品種のことであり、標準和名をコヒガンザクラ(小彼岸桜)というとあった。狭義のコヒガンの花期が早く彼岸頃に咲き始めるためにこの名前がついたといわれている。別名にヒガンザクラ(彼岸桜)、センボンヒガン(千本彼岸)。なお、エドヒガンの別名もヒガンザクラ(彼岸桜)であり、更にカンヒザクラをヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ぶこともあるため混同に注意が必要であるとされている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 )