保土ヶ谷公園の秋 ② 2025年10月28日 横浜市保土ヶ谷区
朝のうちは雲が多かったが、10時過ぎには晴れ間が出てきた。運転免許返上で3年間無償利用できる横浜市営バスに乗って、保土ヶ谷公園へ行く。日が当たると暖かい。
公園の雑草であるセイタカアワダチソウは、その大部分が刈り取られていたが、刈り取り難い場所でわずかに花を咲かせて残っていた。ウラナミシジミが活発に飛び回る、その花にとまって吸蜜する。Nikkor Z50-250mmで撮るが、望遠端250mmでの最短撮影距離が1mで、シジミチョウのような小さなチョウは、大きく撮れるほど近寄れない。
上池から下池の方へ歩いていた時、何かが飛んできて梢にとまった。ヒヨドリかと思って見ると、腹が黄色い。帰宅して調べて見るとジョウビタキだった。ここでは、初めてみた。
辻広場の辺りは、ミミジバフウや、イロハモミジが美しく紅葉するが、まだまだだった。

保土ヶ谷公園 案内図 神奈川県立保土ヶ谷公園ホームページより

ジョウビタキ♂ 2025年10月28日 保土ヶ谷区県立保土ヶ谷公園
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1.ウラナミシジミとセイタカアワダチソウ -1 刈り取られずに残ったセイタカアワダチソウが黄色い穂をなびかせ、飛び交うウラナミシジミを呼んでいた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 175mm ISO200 ) |
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2.ヤマトシジミ ヤマトシジミ♀の寒冷期型の翅表が濃紺に輝く個体を撮りたいので、開翅を待ったが、開いてくれないまま飛び去ってしまった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 175mm ISO200 ) |
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3.ウラナミシジミとセイタカアワダチソウ -2 ♀だった。ウラナミシジミも翅を開いてくれないと雌雄が判らない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 175mm ISO450 ) |
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4.ウラナミシジミとヤマトシジミ 両方に焦点が合うようにカメラの位置を動かしてトライした。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 175mm ISO350 ) |
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5.モンキチョウ 今年はモンキチョウを見ることも少なかった。モンキチョウは10月中旬くらいまで年数回発生する。コセンダングサ(小栴檀草)に飛来した。コセンダングサは痩果の先端には棘があり、いわゆる「引っ付き虫」だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 250mm ISO200 ) |
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6.ヤマトシジミ コセンダングサもチョウの好きな花なのだ。時折、キタテハも来る。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO200 ) |
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7.コノシメトンボ♂ コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)は トンボ科アカネ属のトンボの一種。和名は「小型のノシメトンボ(アキアカネ)」の意である。日本のほぼ全国(北海道から九州、一部離島)に分布する。写真のように♂は胴が赤い。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/800秒 250mm ISO200 ) |
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8.ヤマトシジミ寒冷期型 暑いときに発生するヤマトシジミ♀の翅表は一面真っ黒である。それはそれで魅力があるが、寒くなってから発生する♀は写真のように濃紺の鱗粉がちりばめられ、いっそう魅力が増す。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 250mm ISO200 ) |
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9.ジョウビタキ 上池から下池へ歩いていると、近くの木の梢に野鳥が飛来した。ちょっと離れていて大きくは撮れなかったが、250mmで数カット撮った。帰宅して調べて見るとジョウビタキ(尉鶲、常鶲、尉火焚)だった。日本では冬によく見られる渡り鳥だそうだ。Wikipediaによれば、日本では主に冬鳥として全国に渡来するが近年、国内での繁殖が拡大しているという。韓国では留鳥。この個体は♂である。♂はは頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴。トリミングして拡大して見た。比較的シャープに解像していた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 250mm ISO280 ) |
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10.アメリカマンサク 春先に紐状の黄色い花を咲かせるマンサクをよく見かける。今年はきれいに黄葉するのを見ることが出来た。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 81mm ISO200 ) |
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11.ユリノキの黄葉 辻広場と下池の間には大きなユリノキが立っている。黄葉が始まっていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) |
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12.バス通りのイチョウ バス通りのイチョウはだいぶ黄色くなっていた。ここは特別日当たりが良い。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 50mm ISO200 ) |
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13.バス通りのユリノキ バス通りから少し離れたところの散策路にもユリノキが立っていた。葉の形に特徴がある。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 250mm ISO200 ) |
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14.イロハモミジ 明神台のバス停に近いところに1本だけ赤く紅葉したイロハモミジがあった。あるいはその園芸品種であるノムラモミジかもしれない。ノムラモミジは新芽から秋まで常に赤や紫系の葉をつけるというが、この木には今まで気が付かなかった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 102mm ISO200 ) |
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15.バス通りの銀杏並木 -1 明神台のバス停から、左へ横浜新道の入口へ下るバス通りの立派な銀杏並木は、黄色くなっている木もあるが、まだこれからだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 104mm ISO200 ) |
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16.バス通りの銀杏並木 -2 11月の終わりには、神宮外苑のような黄色い並木が見られるだろう。それでも今年は例年より早いようだ。ご夫婦がミニチュアシュナウザーと散歩していた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO160 ) |
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17.タイワンシュウメイギク(台湾秋明菊) 公園の花もだんだん少なくなってくる。キブネギク(貴船菊)とも呼ばれる。キクに似ていて、名前にもキクが付いているが、キク科ではない。キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)だそうだ。明神台からバス通り沿いに下ったが、散策路沿いに咲いていた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) |











