公園アーカイブ: Studio YAMAKO

2025年4月23日

2025年3月8日~10日 京都散策 ⑥終 等持院 2025年3月10日 京都市上京区

北野天満宮へ行く際に乗ったタクシーの運転手さんが、「京の冬の旅」という10数頁のパンフレットを見せてくれた。北野天満宮から歩いて行けるところで、地蔵院(椿寺)に行かれてみてはいかがでしょうか?と勧めてくれた。もう一つ、この季節は何も無いけど、等持院という寺の庭が良い。また、そこで足利尊氏の墓である宝篋印塔を見て来られたらいかがですかと話してくれた。

 北野天満宮を出たのが、11時半を少し回ったところだった。一の鳥居のすぐ前に、カステラ・ド・パウロというCaféがあった。ポルトガルのお菓子屋さんである。ここも婿殿が事前にチェックしておいてくれていたのだ。幸い席が空いていたので、入店し、ポルトガルの卵風味のコクのあるケーキとコーヒーを楽しんだ。

   さて、タクシーの運転手さんが進めてくれた地蔵院(椿寺)へ歩いて行くことにした。
豊臣秀吉が北野大茶会の縁により献木したと云われる「五色八重散り椿」があったところから、一般に「椿寺」と呼ばれているそうだ。地蔵院は浄土宗の寺院で山号を昆陽山、創建は神亀3年(726年)と言われる。本尊は五却思惟阿弥陀如来だが、アフロヘアーのような頭部は、気の遠くなるほど長い間考え続ける姿を現しているそうである。その五却思惟阿弥陀如来像が、いま、特別公開されてといるということで、門前に着いた時は、拝観しようとする観光客の長い列が出来ていた。とても、無理だと判断した。

 それならと、北野白梅町駅まで歩いて京福電車で等持院駅まで一駅乗った。
 等持院は、これまで歩いてきた京都と比べて、観光客が少なく、落ち着いたところだった。私たち以外に会った参拝者は、3人ほどの日本人観光客と、一人旅の外国人女性観光客だけだった。最後に良いところに行くことが出来たと思う。

 参拝後、等持院駅から京福電車に乗り、帷子ノ辻で嵐山から来る電車に乗り換えて、四条大宮まで行った。そこから、途中の蕎麦屋さんで、中華そばを食べて、ホテルに戻った。
 預けてあった荷物をとって、マイレージが残っている婿殿は伊丹空港へ、私たちは京都駅へ向かった。

 今回のカメラの設定ミスはお粗末で、後悔しているが、2泊3日の京都旅行は、今までの京都とまた違う京都を楽しむことが出来た。

000_250310626 X700 等持院 Z50 Z18-140.jpg
等持院 方丈の南庭 2025年3月10日 京都市北区

101_250310594 X900 カステラ・ド・パウロ Z50 Z18-140.jpg 101.カステラ・ド・パウロ
ホームページをみると、ポルトガル人宣教師達により伝えられた パォン デ ロー という菓子は、日本で カステラに成長したそうだ。成長したカステラをポルトガルに里帰りさせたいと、長崎でカステラ作りを学び、ポルトガルのリスボンに「Castella do Paulo 菓子店」を開店した。そして、今度は日本の人たちに卵黄をたっぷりと使った、素朴で温かなポルトガルのお菓子を食べてもらいたいと、ポルトガル菓子店「カステラ・ド・パウロ」を2015年に、ここに元造り酒屋の蔵でオープンした。私たち夫婦は、2000年の夏休みにツアーでポルトガルを訪れた。その時のラベイロという駅で列車を待つ間、駅前にあったケーキ屋で、名前は忘れたが、買い求めたフワフワした卵黄の風味が溢れる白いケーキを食べて「美味い」と思ったことを思い出した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
102_250310609m X900 椿寺(地蔵院) Z50 Z18-140.jpg 102.地蔵院(椿寺)
北野天満宮から北野白梅町の地蔵院(椿寺)まで歩いた。山門前まで来たら20~30mほどある参道から門の外まで、拝観しようとする観光客で列が出来ていた。その列の頭越しに地蔵堂をみた。山門と地蔵堂には鍬形地蔵尊の提灯が下がっていた。地蔵堂 には鍬形地蔵が安置されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
103_250310609m X900 椿寺(地蔵院) Z50 Z18-140.jpg 103.等持院総門
北野白梅町から京福電車に乗って、一駅先の等持院駅で降り、北に向かって少し歩くと、等持院の総門があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
104_250310614 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 104.「マキノ省三先生像」
山門をまっすぐ進んで左に曲がり、もう一度右へ曲がるところに、この像が立てられていた。ここ等持院には、 1921年、マキノ省三がこの等持院境内に建設した京都唯一の寺内撮影所があった。その後、1932年にその等持院撮影所は閉鎖されたが、1957年に太秦開町のバス停前に、「マキノ省三先生像」が建立された。そして、1970年に等持院境内に移築された。北側に隣接する立命館大学のサイトを参照した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
105_250310620 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 105.達磨図
[等持院]の庫裏が見えてきた。山門をくぐって、庫裏に上がり、拝観料(600円)をお支払いして、方丈への順路を進むと、大きな衝立に描かれた達磨図があった。これは禅宗の祖である達磨大師を天龍寺派の元管長・関 牧翁老師が描いたものだそうだ。威圧される。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
106_250310622 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 106.南庭
等持院は、臨済宗天龍寺派の禅寺で、京都十刹の第一位に格付けされた名刹である。方丈は、元和2年(1616年)に福島正則が妙心寺塔頭「海福院」に建立したものを移築した建物という。方丈の広縁の南側に枯山水庭園があった。私たちのほかに観光客はいない。広縁は鴬張りで、歩くたびに「キュッキュッ」と音がする。蝶や花の埋木がはめ込まれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
107_250310629 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 107.回遊式庭園 茶室「清漣亭」
方丈の広縁を回っていくと、ちょうど裏側に夢窓疎石が作庭したとも伝わる池泉回遊式の芙蓉池庭園がある。蓮の花を形どった「芙蓉池」と、心の字を形どった「心字池」を中心とした庭園で、尊氏の供養塔とされる宝篋印塔(ほうきょういんとう)や茶室「清漣亭(せいれんてい)」がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
108_250310631 X900 〇等持院 Z50 Z18-140.jpg 108.芙蓉池
蓮の花をかたどった庭園を、季節によって、さつきや椿、くちなし、芙蓉が彩る。残念ながらこの季節は花が少ない。庭園の北側西に位置する清漣亭は、足利尊氏100年忌の1457年に復興した際に建てられたもの。室町幕府8代将軍の足利義政好みの茶室と呼ばれている。清漣亭からは芙蓉池の草木を優雅に楽しめるようになっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
109_250310634 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 109.方丈 書院
ここは茶席になっていて、北側の庭を眺めながら茶をいただける。畳の部屋の両側に毛氈が敷かれ、そこにはお抹茶席と書かれた札が立てられていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
110_250310624 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 110.方丈 仏間
方丈の仏間には、平安時代作の「釈迦如来坐像」、鎌倉時代作の「大聖歓喜天像(聖天)」、江戸時代作の開山・「夢窓国師坐像」が安置されていると。方丈と廻廊で繋がる「霊光殿」には、歴代足利将軍(5代・義量と14代・義栄を除く)の木像14体が安置されていた。ここは撮影禁止だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
111_250310637 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 111.書院から方丈を見る
書院は北の方へ突き出したように建てられているが、そこから右手を見ると庭越しに方丈がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
112_250310641 X900 等持院 Z50 Z18-140.jpg 112.清漣亭
専用のサンダルが用意してあり、庭に降りれるようになっていたので、清漣亭まで行って見た。ただ、このサンダルは幅が広く、歩きにくい。外人さん向けなのだろうか。二畳二畳台目の茶室は、上段一畳を貴人床とし、眼下には芙蓉池を眺めることができる。二畳台目(にじょうだいめ)とは、茶道において畳二畳と台目畳を敷いた茶室のことで、点前畳の奥に床の間がある「亭主床」と呼ばれる席の一種とのこと。平成29年から令和元年にかけて行われた方丈と霊光殿、清漣亭の改修に伴って、抜本的な修理を行い、西側四畳半が除かれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
113_250310644 X900 〇等持院 Z50 Z18-140.jpg 113.方丈と芙蓉池
この写真の奥(東側)に心字池がある。そこに足利尊氏の墓所がある。延文3年(1358年)に尊氏が亡くなり、別院北等持寺に葬られると北等持寺は尊氏の墓所となり、尊氏の戒名をとって名称を「等持院」と改称し、足利将軍家の菩提寺となった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
114_250310647 X900 ◎等持院 Z50 Z18-140.jpg 114.清漣亭と芙蓉池
書院の縁側からの眺め。赤いウィンドブレーカーを着た外国人観光客がいた。一人旅のようだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
115_250310185 X900 嵐電 等持院 G7X.jpg 115.京福電車 帷子ノ辻駅<br> 等持院を退出し、京福電車(嵐電)の等持院駅へ歩く。蕗切を渡って駅のホームで電車を待った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR<br>
116_250310202 X900 四条大宮 G7X.jpg 116.四条烏丸の「萬福」
京福電車の終点、四条大宮から四条通りをホテルへと歩く。腹が減ってきた。午後2時半を回っていた。通りの反対側に蕎麦屋らしき店を見つけた。交差点を渡って店に入ってみると、外国人観光客もいる。店の前に、「噂が飛び交い、やがて行列ができるようなラーメンとは全く無縁の中華そばである。むろん、ここはラーメン専門店ではない。いわばごく普通の食堂で、うどん、そば、丼、カレーライスもある。・・・・・」という、多分雑誌と思うが、京都のラーメン通として知られるカメラマンのハリー中西さんという方のことが載った記事のコピーが貼られていた。あっさりした味で、昔の中華そばだった。旨かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 )

2025年4月19日

2025年3月8日~10日 京都散策 ⑤ 北野天満宮 2025年3月10日 京都市上京区

3月10日 京都旅行最後の日は素晴らしい快晴だった。
 昨夜、夕食をしながら明日は何処へ行こうかと、相談した。娘は大阪で仕事があるので、付き合えない。私は嵯峨野の鳥居本にある「むしこ造り町屋住居様式」の古い住居が保存されているところを見てみたいと思っていたが、嵐山の北にあたり、少々歩く距離も長くなって、見るところも限られる。
 そこで婿殿より、梅まつり開催中の北野天満宮へ行きませんかと提案があり、全員一致(といっても3人だが)で賛成した。
 奥さまの脚のこともあるので、ホテルからはタクシーに乗った。

 北野天満宮は全国の天満宮、天神社、菅原社など約1万2000社であり、福岡県太宰府市の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心で、当社から全国各地に勧請が行われている。
主祭神は菅原道真公で、創建は天暦元年(947年)である。ご利益は学問、受験、文芸であり、学問の神として多くの受験生から信仰されている。

 折から、1月25日から3月16日まで、梅園「花の庭」が公開されていた。梅は紅梅が多く、ちょうど見頃であった。
 10時少し前に北野天満宮に到着し、約2時間、梅、お茶と菓子、猿回しを楽しんだ。しかし、今日も愛用のNikon Z50 の設定を確認しないまま、1日撮ってしまっていた。本来ならここに載せられない失敗画像であるが、記録として載せるのでご容赦いただきたい。 北野天満宮の記述については、そのホームページの「境内のご案内を」参照させていただいた。

000_250310394 X700 〇北野天神 Z50 Z18-140.jpg
北野天満宮 楼門 2025年3月10日 京都市上京区

075_250310183 X900 北野天満宮 G7X.jpg 75.北野天満宮 一の鳥居
タクシーは北野天満宮の南側に着いた。目の前に一の鳥居が見える。一の鳥居は、今出川通りに面して建つ高さ11.4mの大鳥居。木曽の花崗岩の一本柱で、大正10年10月に建立されたという。上部に掲げられた扁額は高さ2.7m・幅2.4m、重量は563kgだそうだ。平成26年に修復がなされ、閑院宮載仁親王による「天満宮」の文字が美しく蘇っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
076_250310385 X900 〇北野天神 メジロ Z50 Z18-140.jpg 76.梅園の梅にメジロ
一の鳥居から正面に見える楼門へと歩く参道の左手の柵の中が梅苑である。見えるところに咲く梅にメジロが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
077_250310395 X900 〇北野天神 Z50 Z18-140.jpg 77.梅苑の梅
参道を歩きながら塀越しに梅苑の梅を眺める。紅梅が綺麗だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
078_250310398 X900 〇北野天神 Z50 Z18-140.jpg 78.楼門
楼門の前に来た。トップの写真を見ていただきたい。楼門の上部に掛けられた額には、「文道大祖 風月本主」の文言が刻まれている。平安時代中期の学者・慶滋保胤(よししげのやすたね)、大江匡衡(おおえのまさひら)が菅公を讃えた言葉だそうだ。年末に奉掲する干支大絵馬も、京の師走の風物詩として知られている。菅公御神忌千百二十五年半萬燈祭の提灯が架けられていた。菅公がお亡くなって後50年ごとに「大萬燈祭」、その間の25年ごとに「半萬燈祭」と称する最も重要な祭典が行われる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
079_250310399 X900 〇北野天神 Z50 Z18-140.jpg 79.白梅
楼門の近くに、梅の品種はわからないが、八重の純白の花が綺麗に咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
080_250310401 X900 〇北野天神 Z50 Z18-140.jpg 80.楼門北の撫で牛
境内には数多くの牛の像(撫で牛)が安置されており、参拝者が願いを込めて撫でている。牛は古くから天神さまの使いとして崇められており、菅原道真公と牛にまつわる故事もたくさん残っているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
081_250310415 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 81.三光門の梅
楼門と本殿の間に三光門がある。重要文化財である。三光とは、日、月、星の意味で、梁の間に彫刻があることが名の由来であるが、星の彫刻だけが見られないともいわれている。その理由は、かつて帝がお住いの大極殿から北野を望まれると、ちょうどこの門の上に北極星が輝いたと伝えられていることから、北極星をいただく伝説の門といわれている。天空と一つになって平安京を守護した場所が、この北野の地なのだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
082_250310418 X900 北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 82.国宝 本殿
総面積約500坪の雄大な桧皮葺屋根を戴く本殿は、菅公をお祀りする御殿と拝殿が石の間という石畳の廊下でつながり、御本殿の西には脇殿を、拝殿の両脇には楽の間を備えた特色ある構造になっている。「八棟造」または「権現造」と称され、神社建築の歴史を伝える貴重な遺構として国宝に指定されている。現在の建物は、慶長12年(1607年)に造営されたもので、桃山時代の華麗な装飾とともに歴史的に非常に貴重な建築とされている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
083_250310424 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 83.本殿と白梅
北野天満宮には、菅公ゆかりの梅50種、約1,500本があり、花の時期には約2万坪の境内一円で紅白の梅が咲き競う。いまがその季節だ。早咲きの梅は例年12月中旬頃から蕾が膨らみ始め、正月明けから開花し、徐々に咲き繋ぎ、3月末頃まで長く楽しめるそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
084_250310427 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 84.東門と梅
紅梅と白梅が入り混じって咲いている。品種名の札がないのでよく分からないが、「思いのまま」かもしれない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
085_250310432 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 85.摂末社
本殿の北側へ廻ってみる。北野天満宮の境内には、本殿を囲むように50の摂社と末社が建ち並んでいりる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
086_250310436 X900 北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 86.文子天満宮
本殿の北側東にある文子天満宮は、多治比文子が菅公を最初に祀った社。かつては西ノ京にあったが明治時代にこの地に遷宮された。大宰府へ左遷、失意のうちに去り、その後、天候不順や政治の混乱が続き、人々はそれらの災いを道真公の怨霊のせいだと考えた。菅原道真公の乳母をつとめていた多治比文子は、自分の家の庭に小さな祀をもうけ、道真公を拝んでいた。そんなおり、天神となった菅原道真公は多治比文子に現在の北野天満宮の地に祀ってもらいたいと託宣したという。このように北野天満宮が祀られるきっかけをつくったのが、多治比文子だったという。これが、文子天満宮が「北野天満宮の前身神社」と称する由縁だという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
087_250310438 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 87.御后三柱
本殿の裏 北野天満宮の御后三柱とは、天穂日命、菅原清公、菅原是善の三柱の神さまで、本殿の裏手にある御神座に祀られている。菅原道真公のご先祖、祖父、父にあたりる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
088_250310445 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 88.地主神社の梅 -1
地主神社の紅梅は色が濃く、ひときわ美しく咲いていた。地主神社は、天神地祇(てんじんちぎ=天の神と地の神、すなわちすべての神々)の神々をおまつりする。北野天満宮の創建以前からある境内で最も古い社だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
089_250310457 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 89.地主神社の梅 -2
こちらの梅は、美しいピンク色だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
090_250310457 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 90.摂社末社が並ぶ道 -1
紅梅を背景に、緑萼のように少し緑がかった白梅だ咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
091_250310450 X900 北野天満宮 源平咲き分け Z50 Z18-140.jpg 91.摂社末社が並ぶ道 -2
「源平咲き分け」という札が立った梅もあった。立札には「全国天満宮梅風会第五十回記念総会植樹」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
092_250310475 X900 〇狛犬 北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 92.三光門前の狛犬
本殿を左回りで歩き、三光門のところまで戻って生きた。三光門の手前には、花崗岩製の一対の狛犬が蹲踞(そんきょ)している。狛犬には見かけない風貌で、何よりも吽形の頭上の角が立派だ。吽形の台座に、「文化七年 庚午季秋」という紀年銘があり、文化7年は西暦1810年に当たる。北野天満宮の参道狛犬の中では、最も古い狛犬のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
093_250310477 X900 北野天満宮 「梅園」花の庭 Z50 Z18-140.jpg 93.梅苑「花の庭」
入苑料は梅茶と菓子が付いて一人1,200円だった。言い伝えによると、松永貞徳が作庭したといわれる「雪月花の庭」が京にあった。貞徳は寺町二条、清水、北野(一説には祇園)、に同時に三つの庭園を造ったとされ、寺町二条の妙満寺成就院は、顕本法華宗の総本山である妙満寺内の塔頭寺院で、枯山水「雪の庭」が知られている。清水寺成就院「月の庭」、北野成就院「花の庭」とともに「雪月花の三名園」と呼ばれた。それぞれが塔頭成就院にあったことから成就院「雪・月・花の三名庭」、あるいは「雪月花の庭」と並び称されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
094_250310501 X900 〇北野天満宮 「梅園」花の庭 御土居 Z50 Z18-140.jpg 94.史跡御土居 もみじ苑
この写真は、もみじの季節に賑わう御土居。北の天満軍夫西側を流れる紙屋川に架かる橋である。御土居(おどい)は、豊臣秀吉が天正19年(1591年)に京都の周囲に築いた土塁で、外敵の侵入や洪水から京都を守る目的があった。現在では約350本のもみじが植えられ、紅葉の時期に特別公開される。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
095_250310528 X900 〇北野天満宮 「梅園」花の庭 猿回し Z50 Z18-140.jpg 95.猿回し -1
梅茶と菓子がいただける茶屋の前で猿回しが始まろうとしていた。しばし、お茶とお菓子で疲れを癒しながら、見物することにした。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
096_250310530 X900 〇北野天満宮 「梅園」花の庭 猿回し Z50 Z18-140.jpg 96.猿回し -2
「八艘翔び」や「竹馬乗り」を披露してくれた。外人観光客も多い。「TIP」 と書かれたカゴが掲げられる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
087_250310438 X900 〇北野天満宮 Z50 Z18-140.jpg 97.「花の庭」 -1
北野天満宮には、菅公ゆかりの梅50種、約1,500本があり、花の時期には約2万坪の境内一円で紅白の梅が咲き競うという。「花の庭」の開苑期間は例年2月上旬から3月下旬で、白梅、紅梅、一重、八重と、色とりどりに咲く梅の間を縫うように散策路が延び、新設された展望台からは、梅苑を360度見渡すことができる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
098_250310545 X900 〇北野天満宮 「梅園」花の庭 夏みかん Z50 Z18-140.jpg 98.「花の庭」 -2
一の鳥居を入って楼門へと歩く左側の塀越しに、綺麗な梅が咲いているのが見えた。メジロも来ていたところだ。そこが、梅苑だった。こんどは塀の内側を歩く。2022年には、かつて江戸時代初期に歌人・松永貞徳が作庭し、明治時代以降消滅していた庭園"花の庭"が梅苑の中に復興/整備された。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
099_250310576 X900 〇北野天満宮 「梅園」花の庭 飛梅 Z50 Z18-140.jpg 99.「花の庭」 -3 飛梅
「雪月花の三庭苑」で明治時代以降に消失し唯一現存しなかった"花の庭"(※妙満寺の"雪の庭"も復元ではあるけど)が復興し、今後はこの三社寺が協力して、庭園を通じて京都を盛り上げていくとのこと。数多くの梅が咲きほこる中に登場した、迫力ある石組の"流れ"を中心とした回遊式庭園の「花の庭」である。「飛梅」という札が立てられた梅があった。菅原道真が、無実の罪で大宰府に左遷された時、道真を慕って一夜のうちに飛来した梅との伝説がある。「飛梅」について、当宮古記録には、「延喜7年(907)2月27日紅梅殿(菅公のご自宅)ノ梅安楽寺(大宰府の菅公の墓所)へ飛而参、単紅梅也」の記述があり、菅公がお亡くなって4年後に、京の都から大宰府へ飛梅が伝わったとされている。ところが、「飛梅」は本殿の前にもあった。何故かと思い、ChatGPTに尋ねてみた。本殿前の「飛梅」は北野天満宮の中でも最も由緒ある一本とされており、特に大切にされている。一方、「花の庭」の「飛梅」は、道真公を偲んで植えられたもの、またはその子孫と伝えられる梅で、観賞用として多くの梅が植えられている中でも、「飛梅」にちなんで名付けられたものと考えられるそうで、「飛梅」の子孫樹として、または記念樹として植えられているのだろうと。確かに「花の庭」の飛梅の説明札には、「ご本殿前に植わる飛梅はその原種を受け継ぐ唯一の飛梅にして、当宮最古の梅木であります。」と記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
100_250310590 X900 〇北野天満宮 「梅園」花の庭 Z50 Z18-140.jpg 100.三光門を振り返る
寄進された提灯が参道の左右に飾られている。一の鳥居から一礼して退出した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

2025年4月 9日

2025年3月8日~10日 京都散策 ② 建仁寺 本坊拝観 「プレバト展」 2025年3月8日 京都市

西来院を退室し、次に本坊、方丈を拝観した。雲龍図や本坊中庭など見どころがあり、方丈の襖絵も現代の作品ながら、立派だった。法堂の雲龍図も迫力があった。建仁寺がこんなに立派なお寺だったと改めて認識した。

 3時半に建仁寺を後にして、タクシーで四条河町まで出て、高島屋に寄った。そのわけは、かみさんがテレビで人気がある「プレバト展」をやっていることを知って、是非行って見たいと言っていたからだ。会場は予想以上に混んでいた。20分ほど並んで待って入場した。

 ホテルへはぶらぶらと歩いて帰った。この日は12,000歩ほど歩いている。夕食は、焼き肉やを予約してくれていた。

000_250308244 X700 〇建仁寺 宗務本院 Z50 Z18-140.jpg
建仁寺 本坊中庭 潮音庭 2025年3月9日 京都市

023_250308235 X900 建仁寺 西来院 特別公開 Z50 Z18-140.jpg 23.西来院の前
西来院から出てきて、次は本坊や方丈、そして法堂の双龍図を拝観、見学しようとその受付へ行く途中、外国からの観光客数人が、何やら立ち話をしていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 26mm ISO320 )
024_250308242 X900 〇建仁寺 宗務本院 Z50 Z18-140.jpg 24.建仁寺 本坊中庭 潮音庭 -1
本坊正面あから、拝観料一人800円をお納めして、靴を脱いで上がった。建仁寺の開山は栄西、開祖は源頼家。建仁2年(1202年)の創建で、寺名は年号からつけられている。京都で最も古い禅宗のお寺だそうだ。本坊・方丈・法堂が拝観可能だった。まず本坊中庭の潮音庭を見る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 26mm ISO900 )
025_250308246 X900 建仁寺 宗務本院 Z50 Z18-140.jpg 25.建仁寺 本坊中庭 潮音庭 -2
潮音庭は近代庭園で高台寺の円徳院(圓徳院)の名勝庭園の修復に関わった作庭家である北山安夫氏によるものだそうだ。中央に三尊石その東には座禅石、廻りには紅葉を配した枯淡(俗っぽさや欲気がなく、あっさりとしている中に深い味わいを感じさせること)四方正面の禅庭であると説明されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 45mm ISO2000 )
026_250308248 X900 〇建仁寺 宗務本院 Z50 Z18-140.jpg 26.建仁寺 小書院の襖絵 「舟出」
建仁寺は、俵屋宗達の傑作、国宝「風神雷神図屏風」を所蔵することで知られる。方丈の「雲龍図」や、法堂の天井画「双龍図」と、迫力満点の作品がある。「開山栄西禅師八百年大遠諱慶讃事業(2014年)の一環として、染色作家の鳥羽美花氏(京都市立芸術大学大学院修了)によって描かれた小書院の襖絵「舟出」。青が強烈なインパクトを放つ。もう一点、モノトーンの「凪」という作品とともに、それぞれ8面にわたり水辺の風景が描かれ、奥行きのある壮大な作品だった。なお、「風神雷神図屏風」「雲龍図」は京都国立博物館に寄託。建仁寺では、高精細複製画を展示している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 91mm ISO6400 )
027_250308250 X900 建仁寺 宗務本院 Z50 Z18-140.jpg 27.建仁寺 納骨堂「霊照堂」 -1
方丈から北の方に納骨堂が見えた。「霊照堂」という扁額が見える。この右奥に安国寺恵瓊(戦国時代の僧で、毛利家→豊臣秀吉につかえ、大名にとりたてられたが、最後には、石田三成・小西行長と共に首をはねられた。)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 27mm ISO1000 )
028_250308252 X900 〇建仁寺 宗務本院 Z50 Z18-140.jpg 28.建仁寺 納骨堂「霊照堂」 -2
方丈は「慶長4年(1599年)に恵瓊が安芸の安国寺から移建したもので、銅板葺の屋根は開山栄西禅師800年大遠忌を機に建立時の"こけら葺き"に戻された。写真はその方丈の北西側の廊下から撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO640 )
029_250308258 X900 〇建仁寺 宗務本院 Z50 Z18-140.jpg 29.「雲龍図」 建仁寺方丈
方丈には、桃山時代の海北友松(かいほうゆうしょう)が描いたこの「雲龍図」のほか、「竹林七賢図」、「琴棋書画図」、「山水図」、「花鳥図」の襖絵は重要文化財、そして俵屋宗達筆の屏風風神雷神図(国宝)や有名であるが、本物は京都国立博物館に寄託されていいる。その複製画が置かれ拝観することができる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/40秒 18mm ISO6400 )
030_250308264 X900 〇建仁寺 法堂天井画 双龍図 Z50 Z18-140.jpg 30.「双龍図」 建仁寺法堂
「大遊苑」(だいおうえん)という方丈の南側の庭を見ながら「双龍図」 を見に法堂へ行った。、建仁寺法堂は古くより龍は描かれず素木とされてきたが、小泉淳作画伯ににより、建仁寺創建800年を記念して、2002年(平成14年)4月に奉納された、この双龍図が創建以来初めての天井画となった。小泉鎌倉画伯は建長寺法堂の天井画「雲龍図」も制作している。また、奈良・東大寺本坊の襖絵の制作でも知られているというう。「双龍図」は阿吽の口をした2匹の龍が、天井いっぱいに描かれ、畳108枚分に相当する大きさで、縦11.4m、横15.8mの広さがあるそうだ。迫力のある天井画だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/13秒 18mm ISO6400 )
031_250308273 X900 〇建仁寺 〇△□乃庭 Z50 Z18-140.jpg 31.「〇△□乃庭」
法堂の「双龍図」の拝観を終え、靴を脱いだ受付に戻ってきて、改めてこの庭に気が付いた。「〇△□乃庭」という。案内書には、庭「単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、地(□)水(〇)火(△)で象徴したものとも言われる」書かれていた。この庭が〇△□に見えるというが、〇と□はともかくとして、△は判らなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO1100 )
032_250308276 X900 プレバト展 高島屋 Z50 Z18-140.jpg 32.「プレバト展」
「プレバト!!」は、2012年10月11日から、TBS系列の毎日放送(MBS)され、毎週木曜日の夜7時から1時間、放送されているバラエティ番組でらう。なかなか人気のある番組で我が家でも見る機会が多い。京都へ来る前にかみさんが、京都の高島屋で「プレバト展」をやっているので見に行きたいと言っていた。 建仁寺の拝観を終え、たまたま、目の前で先客が下りたタクシーに乗り、四条河原町へ向かった。1階入り口には看板が立てられていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/320秒 18mm ISO6200 )
033_250308277 X900 〇プレバト展 高島屋 Z50 Z18-140.jpg 33.「プレバト展」 会場
「プレバト展」会場の7階へ上がると、列が出来ていた。凄い人気だ。会場も込み合い入場者を制限していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO5600 )
034_250308298 X900 〇プレバト展 高島屋 Z50 Z18-140.jpg 34.「プレバト展」 俳句 -1
俳句はプレバトの定番である。会場には短冊で春夏秋冬それぞれの作品と、新年の句の作品が展示されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/200秒 18mm ISO6400 )
035_250308295 X900 〇プレバト展 高島屋 Z50 Z18-140.jpg 35.「プレバト展」 俳句 -2 夏井先生との撮影スポット
教職を辞し、1988年に俳人・黒田杏子に師事しながら、自宅のある松山を拠点に、俳句を本格的に手掛け始めた夏井いつき先生は人気がある。「70点満点+α」で査定し、70点以上で「才能アリ」、69〜40点で「凡人」、39点以下で「才能ナシ」と判定する。会場にはこんなPHOTO SPOTが設けられていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 18mm ISO6400 )
036_250308300 X900 〇人気の色鉛筆絵 プレバト展 高島屋 Z50 Z18-140.jpg 36.「プレバト展」 人気の水彩画、鉛筆画
会場で人気があったのは水彩画と鉛筆画だった。人垣ができていて、会場混雑の因となっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/50秒 34mm ISO6400 )
037_250308304 X900 〇人気の色鉛筆絵 プレバト展 高島屋 Z50 Z18-140.jpg 37.「プレバト展」 人気の水彩画、鉛筆画
作品を見入っている入場者は、絵画教室に通っている人も多いのだと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/200秒 24mm ISO6400 )
038_250308306 X900 〇人気の色鉛筆絵 プレバト展 高島屋 Z50 Z18-140.jpg 38.「プレバト展」 先生のお手本br 野村重存(のむら しげあり)画伯は、水彩画、鉛筆画、色鉛筆画などの作品を多く発表している。プレバトでは、水彩画査定コーナーに出演している。多摩美術大学大学院を修了して、多摩美術大学非常勤講師を務めている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/250秒 24mm ISO6400 )

2025年4月 1日

「飛鳥Ⅱ」 大さん橋を出港 2025年2月27日 横浜市中区

今年も、2月26日~3月1日に、パシフィコ横浜でCP+(CMERA & PHOTO IMAGING SHOW)が開催された。
 横浜市在住のEさんから、ご一緒しませんか?そしてちょっと一杯やりませんか?とお誘いを受けた。私も行くつもりにしていたので、二つ返事でOKし、27日に行ってきた。午後3時ごろ会場で合流することになり、私は天気も良いので、それまでの時間、みなとみらい、山下公園をぶらぶらしようと思って家を出た。大さん橋に大きな船は入っていないかとネットで調べてみたところ、「飛鳥Ⅱ」が14時に出港することがわっかった。山下公園から横浜港の縁を回るように赤レンガ倉庫へ行き、そこから港を眺めることにした。
 「飛鳥Ⅱ」は午後2時にドラの音を響かせ、タグボートに助けられてゆっくりと桟橋を離れて、横浜ベイブリッジへ向かって進んでいった。
 ホテルパシフィコ横浜を目標に歩き、CP+の会場に着いたのは2時半ごろだった。

 今年のCP+は盛況だったようだ。来場者は55,791名で対前年112%だったと後で知った。会場は、NIKON、CANON、SONY、FUJIFILM が一番奥に大きなブースを構えていた。私が感じたのは、今年は新しいカメラの発表もほとんどなく、どちらかというとハードよりソフトに各社力を入れていたようだった。韓国や、中国のレンズやアクセサリーなども出展されていた。

 Eさんとは会場の「ねこ写真展」のところで落ち合った。しばらく様々な猫の写真を見た後、二人で横浜駅へ出て、居酒屋で喉を癒した次第である。

000_250227086 X700 ◎飛鳥Ⅱ出航 山下公園 G7X.jpg
大桟橋を離れ、ベイブリッジへと動き始めた「飛鳥Ⅱ」

001_250227010 X900 山下公園 G7X.jpg 1.横浜は春節祭
横浜では1月15日から2月28日まで「横浜春節祭 2025」が行われている。この時期は毎年、横浜の中心地が春節で賑わう。マリンタワーの前にも山下公園の入り口にカラフルな獅子がいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO160 )
002_250227012 X900 山下公園 G7X.jpg 2.「氷川丸」と白い灯台
「氷川丸」はいつもは左舷側(公園側)から見ることが多い。この日は、みなとみらい線の終点「元町中華街」で下りて山下公園を目指した。一番前の出口から、アメリカ山公園、元町の入り口を通ってきたので、少々、回り道になってしまった。山下公園の一番先の方から歩き始めた結果、「氷川丸」を右舷側から見た。白い灯台があった。この白い灯台は1896年(明治29年)に横浜港の内防波堤の東水堤の先端に設置され、横浜港の安全を守る防波堤灯台として、赤灯台と対になっていた。昭和の半ばに横浜港の拡張工事の一環として山下ふ頭が建設され、東水堤の大部分が取り込まれたため、灯台としての役目を終え、昭和38年(1963年)に山下公園のここ「氷川丸」の桟橋先端に保存されたことを知った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 37mm ISO200 )
003_250227013 X900 氷川丸 山下公園 G7X.jpg 3.「氷川丸」船尾と大さん橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」
「氷川丸」の船尾の向こうに大さん橋が見えて、その向こう側に飛鳥Ⅱが見えた。今朝9時にグァムから入港着岸し、出港は午後2時予定で、神戸に向かう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO160 )
004_250227019 X900 〇飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 4.大さん橋の「飛鳥Ⅱ」 -1
「氷川丸」の鞆綱のあいだから見る大桟橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」。出向前に向こう側から見たい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
005_250227027 X900 〇飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 5.「氷川丸」の船尾
「氷川丸」は、日本郵船が1930年に竣工させた12,000トン級貨客船。太平洋戦争では病院船として運用された。戦後は1960年まで北太平洋航路で運航を続けた。「氷川丸」という船名は、大宮氷川神社に由来するのだそうだ。Wikipediaによると、太平洋横断238回をもって航海を終えた「氷川丸」は、1961年(昭和36年)5月、山下公園に係留された。2008年(平成20年)4月25日、「氷川丸」竣工から78年目に合わせ、「日本郵船氷川丸」の名称で一般公開を開始した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 17mm ISO250 )
006_250227030 X900 飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 6.大さん橋の「飛鳥Ⅱ」 -2
写真の左側が山下公園だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO200 )
007_250227031 X900 〇氷川丸 山下公園 G7X.jpg 7.「氷川丸」の全容
煙突は「飛鳥Ⅱ」と同じ日本郵船の赤い2本線が誇らしげに見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 11mm ISO125 )
008_250227037 X900 山下公園 G7X.jpg 8.山下公園
良い天気だ。花壇にはパンジーが咲き、ベンチで憩う高齢の方とその愛犬たち、そして、連れだって歩く若いお嬢さんたちがこの春のような陽気を楽しんでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 )
009_250227042 X900 〇インド水塔 山下公園 G7X.jpg 9.インド水塔
山下公園のみなとみらい側にあるインド水塔、インドの水飲み場の遺構だ。wikipediaによれば、横浜とインドの交流は開港後の19世紀から始まり、インド商人は山下町に商館を構え絹織物の輸出などを行っていた。関東大震災があったとき、横浜在住のインド人も28人が亡くなり、山下町も壊滅的となった。横浜市民は被災したインド人の救済の為、住宅の手当てなどに力を注いだといわれ、1939年に横浜市民への感謝と同胞の慰霊のために在日インド人協会が山下公園内に建立し、横浜市に寄贈したのがこのインド水塔だそうだ。イスラム風、インド風、日本風が混在したデザインが特徴的で、内部の天井にはモザイク模様がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
010_250227052 X900 ◎飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 10.大さん橋の「飛鳥Ⅱ」 -3
こうやって見ると大きな船だ。wikipediaによれば、1991年に、就航していた初代「飛鳥」(28,856トン)は、集客が伸び満船の状態が続くようになり、2006年2月に売却された。現在の「飛鳥Ⅱ」は、1990年6月に同じく日本郵船の関連会社であるクリスタル・クルーズのクルーズ客船「クリスタル・ハーモニー(Crystal Harmony)」(バハマ船籍)として三菱重工業長崎造船所で竣工した。その後2006年1月、郵船クルーズが本船を買い取り、3月17日に「飛鳥Ⅱ」として正式デビューした。2025年1月現在、日本籍では最大の客船である。50,444トンで全長241mである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1250秒 37mm ISO200 )
011_250227060 X900 飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 11.象の鼻パーク越しに見る停泊中の「飛鳥Ⅱ」
象の鼻パークの向こうの手前に横浜港内クルーズ船の発着所があるが、その向こうに大さん橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 11mm ISO200 )
012_250227065 X900 ◎飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 12.出港まじかの「飛鳥Ⅱ」
時刻は2時5分前。ドラのが聞こえてくる。タグボートが船尾についている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1250秒 37mm ISO200 )
013_250227069 X900 ◎飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 13.赤れんが倉庫から見る「飛鳥Ⅱ」 -1
いよいよ出航間際だ。乗船客の姿は見えない。反対側のデッキで見送る人たちと、交歓しているのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 28mm ISO125 )
014_250227074 X900 〇飛鳥Ⅱ 山下公園 G7X.jpg 14.赤れんが倉庫から見る「飛鳥Ⅱ」 -2
出港時間である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
015_250227083 X900 飛鳥Ⅱ出航 山下公園 G7X.jpg 15.「飛鳥」Ⅱ出港 -1
タグボートが離岸を助けるため動き始めている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 37mm ISO250 )
016_250227090 X900 ◎飛鳥Ⅱ出航 山下公園 G7X.jpg 16.「飛鳥Ⅱ」出港 -2
出港してから7、8分経った。これからベイブリッジの下を通って外洋へ出ていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 28mm ISO125 )
017_250227091 X900 ◎海保 山下公園 G7X.jpg 17.海洋保安巡視船 「いつくしま」
横浜海上保安基地の桟橋に巡視船「いつくしまが」停泊していた。wikipediaによれば、呉海上保安部に配属される第六管区唯一のPL型巡視船。海上保安大学へ派遣され、海上保安大学校の5代目の練習船を兼務する。海上保安庁の新造練習船として、及びPL型としても海上保安庁史上最大である。2023年7月4日船名を「いつくしま」と命名され、三菱重工下関造船所江浦工場で進水した。約5,500トン。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 28mm ISO250 )
018_250227095 X900 〇飛鳥Ⅱと海保 山下公園 G7X.jpg 18.「飛鳥Ⅱ」と「いつくしま」
2021年3月に郵船クルーズから新造船建造が発表された。2023年に船名を「飛鳥III」に決定し「従来の船名の発展的継承、日本を代表する客船として人や地域を繋ぎ日本文化を未来へ繋げる」といった狙いが込められ、同年、ドイツのマイヤー・ヴェルフトという会社で建造が開始された。既に、2025年1月18日に進水している。2025年7月20日に52,200トン、全長230mの「飛鳥Ⅲ」の就航が予定されているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 10mm ISO125 )
019_250227097 X900 ◎飛鳥Ⅱと海保 山下公園 G7X.jpg 19.「飛鳥Ⅱ」神戸へ
時刻は2時10分を少々過ぎたところ。「飛鳥Ⅱ」はいよいよ、太平洋に出ていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 28mm ISO160 )
020_250227131 X900 CP+Tomix G7X.jpg 20.CP+会場
2時20分頃、CP+の会場であるパシフィコ横浜に着いた。入場は待つことなくスムーズに入れたが、中は混んでいた。今回は特に何を見るというあてもなく、各ブースでの撮影の関するプロのカメラマンの講演も予定していなかった。昨年もあったTOMIXのプラレール模型のコーナーでは、子供たちに混じり、カメラを向ける来場者が多かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 37mm ISO13200 )
021_250227158 X900 CP+ ねこ写真展ん G7X.jpg 21.CP+ 「ねこ写真展」
Eさんと合流を約束した「ねこ写真展」へ行く。すぐに会うことが出来た。Eさんの友人の作品が出展されていた。最近は猫に人気があり、会場は賑わっている。20分ほどそこで過ごし、一緒にみなとみらい駅から横浜駅へ行き、「ちょっと一杯」を楽しんだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )

2025年3月28日

梅の見頃 保土谷公園梅林 2025年2月25日 横浜市県立保土ヶ谷公園

前の週の土曜日は梅まつりで、保土ヶ谷公園の梅林は大勢の人でにぎわった。肝心の梅は、終わりかけている早咲きもあったが、まだこれから咲くという梅もある。それに梅まつりの日はメジロの写真も撮れなかったので、もう少し撮っておきたかった。
 というわけで、暖かい良い天気の火曜日に、最後のチャンスと思い梅林に出かけた。梅まつりの時と比べて、とても静かだった。

000_250225143s X700 ◎飛翔メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
八重野梅に集まるメジロ 2025年2月25日 神奈川県立保土ヶ谷公園 梅林

001_250225002 X700 八重野梅 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 1.八重野梅(やえやばい)
八重野梅は早咲きの白梅だ。例年真っ先に白い八重の花を咲かせる。メジロたちもこの花が好きだ。野梅は梅の原種に近い品種で、寒さや厳しい環境にも耐える強さを持っているそうだ。梅の品種は約300種ともいわれるが、wikipediaによれば、梅には500種以上の品種があるともいわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できる。梅は、野梅系、緋梅系、豊後系に大きく3系統に分類できるとあるが、素人には難しい領域だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
002_250225011 X900 〇三吉野 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 2.三吉野(みよしの)
ごく薄い一重の紅色の小さな花である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO160 )
003_250225018 X900 〇大湊 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 3.八重寒梅(やえかんばい)
早咲きの紅梅。保土ヶ谷公園の梅林では、八重野梅と並んで咲き始める。メジロはどうやら八重野梅の方が好きらしく、あまりこの八重寒梅には来ない。中国が原産で、日本には遣唐使によって1500年ほど前に持ち込まれたとされているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_250225022 X900 ◎保土ヶ谷公園 G7X.jpg 4.幼稚園の子供たち
みんな同じ色の帽子を被った子供たちが保育士さんと一緒に来ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 17mm ISO200 )
005_250225027 X900 ◎保土ヶ谷公園 G7X.jpg 5.鹿児島紅(かごしまべに)
緋梅系で、中輪八重咲きの深紅の花を咲かせる。やや遅咲きとされているようだが、保土ヶ谷公園では比較的早く咲き始める。深紅の蕾の可愛い花だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
006_250225055 X900 ◎保土ヶ谷公園 梅園 RX10M4.jpg 6.八重野梅と八重寒梅
手前が八重野梅、向こうが八重寒梅である。早咲きの白梅と紅梅だが、今が満開であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO500 )
007_250225066 X900 内裏 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.内裏(だいり)
内裏は、2月~3月に咲く花の代表として親しまれており、冬の終わりを感じさせる梅の代表的な花と言われる。白い花びらが5枚から9枚ほどある一重咲きの春の訪れを感じさせる美しい花を咲かせる。この木は老木なのだろうか、蕾はたくさんつけているものの、何か淋しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO500 )
008_250225084 X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.八重野梅に来たメジロ
時刻は10時10分すぎ。八重野梅の枝が動くので、見るとメジロが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 168mm ISO320 )
009_250225086 X900 ◎飛翔メジ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.飛び立つメジロ
梅の枝から飛び立つところが撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 168mm ISO250 )
010_250225093 X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 10.考え中のメジロ
次はどの花へ行こうか考えているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 172mm ISO200 )
011_250225106 X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 11.休憩中のメジロ
何かさえずっているのだろうか、口が開いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 198mm ISO640 )
012_250225109 X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 12.動静を伺うメジロ
何処へ行こうか様子を探っているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 190mm ISO640 )
013_250225121 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 13.小気味よく動くメジロ
殆どじっとしていない。AFが合焦したら、即シャッターを切る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 181mm ISO400 )
014_250225135s X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.首を捻るメジロ
よく首を捻る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 175mm ISO640 )
015_250225135s X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 15.飛び去るメジロ
羽をいっぱいに広げた姿が撮れた。飛行機の車輪と同じように両足を格納する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 78mm ISO200 )
016_250225163 X900 〇思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.思いのまま -1
八重咲きで、紅と白、絞りなどを1本で咲き分ける品種、「思いのまま」が見ごろになってきていた。前にも記した記憶があるが、この「思いのまま」という品種名の由来は、品種改良の際に思うような色の花が出てこず、改良を手掛けた園芸家にとっては思いのままにならず、梅のほうが思いのままに花を咲かせるということから命名されたようだ。梅とは深いゆかりのある、学問の神様・菅原道真を祀る京都・北野天満宮では、「思いのまま」の枝を厄除け・無病息災の縁起ものとして授与することでも知られているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 147mm ISO400 )
017_250225175 X900 〇思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 17.思いのまま -2
思いのままの紅い花と、白い花がなかなか丁度良いところに咲いていないので、それらしい写真が撮れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 114mm ISO640 )
018_250225191 X900 ◎思いのまま 保土ヶ谷公園 X10M4.jpg 18.思いのまま -3
「思いのまま」という花梅は、野梅系野梅性と言われ、野梅(のうめ)から変化した原種に近い花梅だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 70mm ISO1000 )
019_250225196 X900 ◎思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 19.思いのまま -4
やっと、咲き分けているという状態が分かるような写真になった。もうひとつ、この写真の紅い花の雄蕊に小さな花びらのようなものが見える。何だろうと思い調べてみると、これは旗弁というのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 117mm ISO640 )
020_250225207 X900 ◎思いのまま 旗弁 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 20.思いのまま -4 旗弁(きべん)
写真の3輪ともに旗弁らしきものが見える。雄蕊の一部が花びらのようになって、旗を振っているように見えるから旗弁と言うのだそうだ。旗弁は、特定の梅の品種に見られる特徴で、雄蕊が花弁のように変化したものを指し、通常、梅の花には5枚の花弁があり、その中央に多数の雄蕊が並んでいるが、旗弁性のある梅では、雄蕊の中に花弁のような旗弁があることがある。この旗弁があることで、花が華やかに見えたり、品種ごとの独特な美しさが生まれたりする。旗弁を持つ梅の品種には、「思いのまま」や「輪違い」などが知られているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO800 )
021_250225221s X900 ◎f11思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 21.思いのまま -5
これも「思いのまま」らしい写真が撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/1600秒 39mm ISO1600 )
022_250225237 X900 △メジロ・河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 22.カワズザクラに来たメジロ
梅林からテニスコートのわきを歩いて、上池の方へ下りた。上池と下池の間には、散策路に沿って、カワズザクラが植えられているが、まだ咲き始めたばかりである。そんなカワヅザクラの花にメジロが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 164mm ISO640 )
023_250225243t X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 23.咲き始めたカワヅザクラ -1
今年のカワヅザクラの開花は10日ほど遅れているという。やっと咲きはじめ、蕾も大きく膨らんできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 31mm ISO320 )
024_250225255 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4 - コピー.jpg 24.咲き始めたカワヅザクラ -2
開花、開花準備、もうすぐ開花の蕾、まだ蕾、とそれぞれのステージがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 187mm ISO400 )
025_250225051 X900 ◎保土ヶ谷公園 梅園 RX10M4.jpg 25.梅林を俯瞰
バス通りへ上がる途中で梅林を見下ろす。みなとみらいのランドマークタワーが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 28mm ISO400 )
026_250225275 X900 ◎メジロ 明神台 RX10M4 - コピー.jpg 26.明神台に咲く梅に来たメジロ
何処からともなくメジロが飛んできて梅の木の枝の中に入る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 129mm ISO640 )
027_250225302 X900 〇法性寺 RX10M4 - コピー.jpg 27.法性寺 鐘楼と白梅
帰りは下りなのでバスには頼らず、法性寺にお参りして星川駅へと下る。法性寺の境内には白梅が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 10mm ISO125 )
028_250225305 X900 〇法性寺 RX10M4.jpg 28.法性寺本堂
法性寺の本堂の扉は普段は締まっている。そのガラス戸の前に仏像が安置されていて、ガラス戸には境内の紅梅が写り込んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/320秒 29mm ISO1600 )
029_250225295m X900 ◎法性寺 RX10M4 - コピー.jpg 29.ニホンスイセン(日本水仙)
道端にスイセンが花を咲かせていた。ヒガンバナ科スイセン属のニホンズイセンは古くに中国を経由して渡来したと言われている。分布は、本州の関東以西の比較的暖かい海岸近くの湿り気のある場所で野生化し、群生が見られるという。瑞々しく咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 106mm ISO400 )

2025年3月25日

保土ヶ谷公園梅林 梅まつり 2025年2月22日 奈川県立 保土ヶ谷公園

保土ヶ谷公園梅林の梅まつりは、毎年2月の第4土曜日に開催される。昨年の梅まつりは2月24日(土)に開催され、行かなかったので今年は行って見ようと思っていた。
 午前10時に梅林に着いた。いつもは犬の散歩をさせている人以外、あまり人影はないのだが、天気が良いのと、梅まつりということで、すでに多くの人が来ていた。人が多いのでメジロは飛んでこない。

 今週の月曜日にも来て、早咲きの梅に飛来するメジロの写真を撮ったりしたが、梅の花は大分咲き進んでいる。既に模擬店が開かれ、子供たちが楽しめるゲームなどが用意されている。
 10時半には、近くの橘中学校の生徒たちのブラスバンドの演奏が始まった。

000_250222010 X900 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg
梅まつりの賑わい 2025年2月22日 神奈川県立保土ヶ谷公園

001_250222006 X900 保土ヶ谷公園 八重寒梅 梅まつり RX10M4.jpg 1.咲き進んだ八重寒紅(やえかんこう)
5日前、今週の月曜日に来た時はまだ五分咲き程度だったっが、大分咲き進んだようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 13mm ISO200 )
002_250222007 X900 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 2.緑萼(りょくがく)
緑萼も咲き始めた。萼や枝が常に緑色の「青軸性」で、花も青白い品種である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 132mm ISO320 )
003_250222009 X900 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 3.梅まつりを楽しむ人たち
まだ、時間は早いが、写真を撮る人、ゲームを楽しむ親子など、大勢の人が集まってきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 28mm ISO250 )
004_250222011 X900 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 4.大きなヨーヨー(?)に興ずる親子
見たことのない遊具だった。私たちの子供のころの遊び道具は、けん玉、竹とんぼ、竹馬、だるま落し、などだったが、遊具も進化しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 45mm ISO800 )
005_250222012 X900 保土ヶ谷公園 鹿児島紅と八重寒梅 梅まつり RX10M4.jpg 5.鹿児島紅(かごしまべに)と八重寒紅
鹿児島紅は濃紅色の八重咲き花を咲かせる。江戸時代から栽培が本格化した紅梅の代表品種で、縁起が良い木としても人気があるそうだ。青空を背景に咲く深紅の花は映える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 48mm ISO640 )
006_250222016 X900 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 6.焼き芋をねだる柴犬
模擬店で焼き芋が売られている。若いご夫婦がベンチに座り奥さまが買ってきた焼き芋を食べはじめると、愛犬も食べたいとおねだりしている。焼きいもは熱いのでフーフーして与えていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 37mm ISO6400 )
007_250222019 X900 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 7.模擬店の賑わい
テントの下で、焼き鳥、焼きそば、焼き芋、綿菓子、お汁粉、菓子パンなどいろいろな店が賑わっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO6125 )
008_250222021 X900 橘中学校 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 8.ステージでは
ステージでも、保育園の子供たちの合唱、高校生のダンス、お囃子、トロンボーン演奏、大道芸などが、10時から午後3時まで行われる。10時半になって、横浜市立橘中学校の吹奏楽部の生徒たちによる演奏がはじまった。父兄の方々はじめ多くの人が聴いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 81mm ISO640 )
009_250222023 X900 橘中学校 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 9.中学生による吹奏楽の演奏 -1
ステージがトイレの前とちょっと気の毒だが、大勢の人が演奏を聴き入っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO250 )
010_250222025 X900 橘中学校 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 10.中学生による吹奏楽の演奏 -2
部員には男子生徒もいるはずなのだが圧倒的に女子の方が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 81mm ISO250 )
011_250222030 X900 ヨークシャテリア 保土ヶ谷公園 梅まつり RX10M4.jpg 11.愛犬も梅まつりに
ご近所にお住まいの方が多いようで、愛犬をつれて来られていた。血統書付きのご自慢の愛犬なのだと思う。飼い主さんに犬種を訊ねたところヨークシャテリアとのことだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 76mm ISO500 )

なお、梅まつりとは直接関係は無いが、保土ヶ谷球場の近くにある Gallery Coen で神奈川県立秦野ビジターセンターと西丹沢ビジターセンター共催の「チョウのおもしろ発見!」という展示が行われていた。よくできたパネルにはそれぞれに生息するチョウのことが写真とともに示されていた。一昨年秋に、秦野の「くずは川ふるさと峡谷」にムシャクロツバメシジミを撮りに行った。

2025年3月22日

保土ヶ谷公園 早咲きの梅とメジロ 2025年2月17日 横浜市県立保土ヶ谷公園

2月17日、予報では天気は回復し、気温も16℃くらいまで上がるとのこと。この週末の22日(土)は保土ヶ谷公園の梅園で梅まつりが開催される。そろそろ、早咲きの梅が咲き始めていると思い、保土ヶ谷公園へ行って見ることにした。
 10時40分くらいに梅園に着いた。既に「梅まつり」の幟が立てられている。肝心の梅は、早咲きの梅の代表的な品種である八重野梅(白梅)や八重寒紅(紅梅)が5分咲きといったところだった。鹿児島紅の深紅の花もちらほら咲いている。
 10分もたたぬうちにメジロが、数羽がまとまって八重野梅に飛来した。

000_250217083ts X700 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
八重野梅に飛来したメジロ 2025年2月17日 横浜市保土ヶ谷区県立保土ヶ谷公園

001_250217005 X900 ユリノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.葉を落としたユリノキ(百合の木)
今まで気が付かなかったが、バス停のそばに大きなユリノキがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO125 )
002_250217003 X900 〇ユリノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.ユリノキの花?
そのユリノキにポツンと一輪花が咲いていた。上向きのチューリップに似た花を咲かせるので、英名ではtulip treeと呼ばれるそうだ。調べてみると、花期は5~6月とあるのでなぜこの時期にと思ったが、この花のように見えるのは花ではなく、果実の外側の残ったもののようだ。ユリノキの果実は、翼果(よくか)と呼ばれる集合果で、10~11月ごろに熟し、晩秋から初冬にかけて最外輪の果実だけが残ってコップ状になっていることが多いという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 185mm ISO600 )
003_250217009 X900 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 RX10M4.jpg 3.八重野梅(ヤエヤバイ)
早咲き白梅の代表種である八重野梅はいっぱい花をつけていた。梅の品種は江戸時代に多く増え、300種類以上あると言われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 160mm ISO1600 )
004_250217014 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.まだ淋しい梅林
週末の22日(土)は梅まつりが行われる。その頃には見ごろになるだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 160mm ISO1600 )
005_250217021 X900 〇メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.メジロ -1
10時50分ごろ、数羽のメジロが八重野梅にやってきた。花に嘴を突っ込んではすぐ次の花に移る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO1600 )
006_250217028 X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.メジロ -2
メジロはこのあたりでは、この季節に多く見られる野鳥だが、とても美しい鳥だ。まさしく春という色をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 87mm ISO1600 )
007_250217041 X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.メジロ -3
小さな体を捻って、花の蜜を上手に吸っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO1000 )
008_250217059 X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.メジロ -4
八重野梅の枝に止まって一休み。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 198mm ISO1600 )
009_250217086ts X900 ◎メジロ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.メジロ -5
日本にはいくつかの亜種が生息するというが、この正月に沖縄へ行ったときに、沖縄亜種と言われるリュウキュウメジロを見て来た。リュウキュウメジロは、ここで見られるメジロより腹が白いというが、このメジロの腹は茶色がかっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO640 )
010_250217133 X900 ◎シュナウザーテリア保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 10.愛犬たち
午前中は愛犬を散歩に連れて来られている方が多い。一人のご婦人がテリアと思しき2頭の犬を連れて来られていて、写真を撮ろうとしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 94mm ISO640 )
011_250217132 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 11.ペットの社交場
そこへもう一人同じような犬種の犬を連れてご婦人が来られた。以前からお知り合いの方たちどうかは解らないが、すぐに会話が始まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 13mm ISO320 )
012_250217150 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 12.シュナウザー テリア
どうやら3頭ともシュナウザーテリアのようだ、シュナウザーとはドイツ語で口髭を意味するそうだ。鼻の周りが長い毛で覆われているのが特徴だという。後からきたワンちゃんもベンチの上に上がり、記念撮影となった。「撮らせてください」とお願いしてシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 38mm ISO500 )
013_250217103 X900 〇寒紅梅 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 13.八重寒紅
紅梅の早咲きの種である八重寒紅も咲き始めていた。メジロはこの八重寒紅には来ず、もっぱら八重野梅に飛来し吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 168mm ISO640 )
014_250217114 X900 〇緑萼春日野 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.緑萼春日野
緑萼と名の付く品種はいくつかある。茎と萼が緑色に見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 37mm ISO320 )
015_250217203 X900 ◎カワヅザクラ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 15.カワヅザクラ(河津桜)
梅園の下にある上池から下池にかけて数本の河津桜が植えられている。今年は開花が2週間ほど遅れているということだったが、何輪かの花が瑞々しく開いていた。保土ヶ谷公園へ行くようになってかれこれ20年近くに成るが、はじめのころはここにカワズザクラは植えられていなかった。いま4m位の高さになっているが、カワズザクラは成長が早く、植えてから5~7年ほどで3~4m程度に育つという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 37mm ISO320 )

2025年3月19日

多摩動物公園 4 アフリカ園 2025年2月14日 東京都日野市多摩動物公園

午後1時に生態昆虫園を後にした。せっかく来たのだから、動物たちの姿を少し見ていこうと思う。
 多摩動物公園は広い。昆虫園から西へ歩いて行くと、アフリカ園がある。昨年来た時もアフリカ園に寄り、ライオン、チーター、サーバルを見た。
 多摩動物公園に関する記述はそのホームページを参照させていただいた。

 ライオンバスが動いているが、ライオンたちは、寒いためか草原(大飼育場)に寝そべっていて、ライオンバスがえさ台に来ても、寝ころんだままで少し顔を上げるほどしか反応しない。10時~16時(時間指定制)で、10分〜12分で運行されるライオンバスは、大人(高校生以上~64歳) 500円、こども(3歳~中学生)は150円、65歳以上は150円に設定されている。大人と65歳以上とで、料金に開きがある。多摩動物公園の入園料も大人が600円なのに対し、私のような65歳以上は300円と半額になる。
昨年4月現在で、多摩動物公園のライオンの頭数は♂5頭、♀11頭の計16頭だが、大飼育場には日替わりで5~6頭ほど出しているそうだ。

 ライオンの大飼育場を一周した後、チーターとサーバルを見た。昨年4月に生まれたサーバルの子2頭(♂1、♀1)と母親がいて、子供たち2頭がじゃれ合う姿を母親が見守るという姿を見ることが出来た。 フラミンゴ、アフリカゾウを見て、出口に向かった。

 モノレールに乗る前に、道路を渡ったところに展示されていた京王電鉄の古い車両を見てから、モノレールの駅に上がり、多摩センターへ向かった。モノレールの多摩センター駅から、小田急線の多摩センター駅へ歩く通り道にある何軒かの食べ物屋の一軒に入り、のどの渇きと空腹をいやした。

000_250214285 X700 多摩動物公園.jpg
ライオンバスに興味を示さないライオンたち 2025年2月14日 東京都日野市 多摩動物公園

061_250214288 X900 多摩動物公園 RX10M4.jpg 61.ライオンはライオンバスを無視 2024年2月14日 多摩動物公園 アフリカ園
大飼育場のライオンたちは寝転がっていて、ライオンバスが近づいても興味を示さない。見学者は無視されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 140mm ISO250 )
062_250214294 X900 〇排尿中 多摩動物公園 RX10M4.jpg 62.チーター
このチーターはキングチーターと呼ばれ、突然変異による遺伝子の組み合わせの違いで異なる模様をしているが、模様以外は普通のチーターと変わりはないそうだ。普通のチーターは斑点が散らばった模様をしているが、キングチーターは斑点がつながった縞模様とやや大きめの斑点が混じった模様になっている。この縞模様はイエネコが縞模様になる遺伝のしかたと同じだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 48mm ISO1000 )
063_250214301 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 63.じゃれ合うサーバーの子
昨年4月に誕生した♂と♀の2頭の子たちだろうと見受けた。じゃれ合う姿が愛くるしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 132mm ISO500 )
064_250214304 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 64.子供たちを見守る母
2匹の子供の母親「アキ」は2017年4月23日にセルビア共和国のベオグラード動物園で生まれ、その後スロバキアの動物仲介施設に移動していたそうだ。そして、2020年11月18日に、スロバキアから多摩動物公園に来園している。2024年4月8日、この「アキ」の子が2頭(♂1、♀1)生まれた。「アキ」にとっては2回目の子育てだそうだ。「アキ」はじゃれ合う子供たちを優しく眺めている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO400 )
065_250214307 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 65.遊ぶサーバルの子
子供たちは、落ちていた木の枝を加えたりして無邪気に遊んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO400 )
066_250214309 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 66.ネコ科サーバル属
この姿はほとんど猫である。wikipediaによれば、頭胴長(体長)♂59 - 92cm、♀63 - 82cm。尾長20 - 38cm。体重♂7.9 - 18kg、メス6 - 12.5kg。尾長は、体長の約3分の1と短い。アフリカのサバンナや草原・森林などに生息し、沼沢地や河川の周囲を好むそうだ。主にネズミなどの齧歯類などを含む小型哺乳類や鳥類を食べるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 175mm ISO640 )
067_250214321 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 67.フラミンゴ
多摩動物公園では、ヨーロッパフラミンゴが飼育されている。また、1997年に現在のフラミンゴ舎が完成した際に、上野動物園から22羽が移ってきたそうだ。フラミンゴは長寿で有名だそうだが、移ってきた中の長老は多摩動物公園で6羽のひなを残している。2014年には51歳年下の♀とペアになり、繁殖している。高齢となり、両眼が見えなくなってからは、ほかの個体に邪魔されずに十分にえさを食べることができるよう給餌の時間には飼育係が付き添ってようすを見守っていたが、2024年6月2日に死亡が確認された。推定年齢は65歳以上で、平均寿命40~50年のヨーロッパフラミンゴとしても非常に長生きな個体という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 181mm ISO200 )
068_250214322 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 68.アカハシコガモ
フラミンゴ舎にはアカハシコガモが同居している。2020年5月に、新しく3羽のアカハシコガモがフラミンゴ舎に仲間入りした。この3羽は、多摩動物公園で3月19日に孵化した個体。アカハシコガモはアフリカのサハラ砂漠以南に生息する、渡りをしないカモ。成長するとくちばしは鮮やかなピンク色になり、虹彩が赤くなるという。アカハシコガモはフラミンゴ舎ではうまく孵化しないため、ひなを育てる「育雛舎」の孵卵器で孵化させ、十分な大きさになるまで人の手で育てられたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 181mm ISO200 )
069_250214324 X900 多摩動物公園 RX10M4.jpg 69.バオバブの木
フラミンゴを見た後、アフリカゾウを見にいく。擬木で造られたバオバブの木を形どった門があった。バオバブはアフリカのマダガスカルなどに産する高さ20m、幹の太さ10mにも達する大きな樹である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
070_250214328 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 70.バオバブの木の幹の中
その入り口から幹の中に入ると、ところどころに開けてある穴や窓から、外からの光が入り、明るい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
071_250214331 X900 多摩動物公園 RX10M4.jpg 71.アフリカゾウ「砥夢」(トム)
高いところに据えられたエサの駕篭に鼻を延ばしている。アフリカゾウは多摩動物公園にただ一頭しかいない。その「砥夢」は2012年11月の来園当初から、壁や柵などに牙をこすりつける行動が見られていた。2018年2月には、左牙の先端から約30cmを折ってしまったそうだ。2021年6月に左牙の歯髄を含む内部組織が壊死し、剥がれ落ちて空洞になってしまっていた。専門家から左牙を抜いた方がいいとアドバイスがあり、ゾウの抜牙(ばつが)経験の豊富なアメリカの専門家グループを招聘し、処置を行うことになった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 37mm ISO500 )
072_250214336 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 72.左側の牙が無いアフリカゾウ「砥夢」
2024年5月22日、多摩動物公園で飼育する唯一のアフリカゾウ「砥夢」(トム)に対して、左牙を抜く処置を行い、無事に終了したそうだ。元気な姿を見せているが、左側の牙は無い。アフリカゾウの寿命は60-70年だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 84mm ISO400 )
073_250214030 X900 多摩動物公園 京王帝都 SX620HS.jpg 73.京王電鉄の古い車両
多摩モノレールの駅に上がる前に、道路の反対側に渡って、5両ほど展示されている京王電鉄の車両を見た。その中で最も古いのが、この2410号車だった。この車両は、1941年3月に410号車として入線し、1942年9月に電動車に改造された。1944年5月に東京急行電鉄との合併により、2410号車に改番号になった。(1944年5月31日、陸上交通事業調整法により京王電気軌道と東京急行電鉄が合併し、京王営業局として営業を開始したが、1948年6月1日、京王帝都電鉄、小田急電鉄、京浜急行電鉄が再び分立し、大東急は解散した。1998年6月1日、京王帝都電鉄は「京王電鉄株式会社」に社名を変更している。)この2410号車は、1969年9月に引退するまで約28年間稼動したと説明版に記されていた。

Canon PowerShot SX620HS f4.5-112.5mm f/3.2-6.5
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 4mm ISO160 )

2025年3月16日

多摩動物公園 生態昆虫園へ 3 イシガケチョウ 2025年2月14日 東京都日野市多摩動物公園 生態昆虫園

前回来た時もアオタテハモドキが飛んでいた辺りで、今回もその姿を見ることが出来た。ベニモンアゲハはなかなかきれいな個体が見つからなかったが、ツマベニチョウは何とか良い写真を撮ることが出来た。残るはアオタテハモドキの良い構図の写真と、ツマムラサキマダラの♂の青紫の翅を撮りたい。

 結果は、アオタテハモドキはなかなか奥行きのある構図では撮れなかったが、何とか、地面に止まっているところでない写真を撮ることが出来た。ツマムラサキマダラは翅を閉じて吸蜜しているところで、開翅してくれるのを待った。一度だけそのチャンスがあり、何とか青紫に輝く翅を写し撮ることが出来た。ベニモンアゲハは今一つ良い写真が撮れなかった。

 今回撮影したチョウは、ツマグロヒョウモンを除いて10種であった。去年来た時はこれに加えてタテハモドキが飛んでいた。

000_250214438 X700 ◎イシガケ 多摩動物公園.jpg
イシガケチョウ開翅 特異な斑紋 2025年2月14日 多摩動物公園 生態昆虫園

041_250214456 X900 ◎ツマムラ・リュウアサ 多摩動物公園.jpg 41.カッコウアザミに来たツマムラサキマダラとリュウキュウアサギマダラ 上がリュウキュウアサギマダラ♀で下がツマムラサキマダラの♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO280 )
042_250214468 X900 ◎イシガケ多摩動物公園.jpg 42.イシガケチョウ
特異な斑紋をしているイシガケチョウの仲間では、日本でこの種だけだが、東洋区では20数種が分布しているそうだ。漢字では石崖蝶と書く。台湾では地図蝶と呼ばれているそうだ。地図蝶の方がよりピッタリするなだと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/640秒 105mm ISO100 )
043_250214150 X900 ◎カバタテハ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 43.カバタテハ -3
♀だと思う。きれいな個体と思って撮ったが、いくつか裂けたところがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 121mm ISO400 )
044_250214162 X900 △タイワンキチョウ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 44.ホナガソウに群れるタイワンキチョウ
日本の南西諸島にいるミナミキチョウはタイワンキチョウとはよく似ていて、飛んでいるときは区別できないと思う。この生態昆虫園にいるのはどうやらすべてタイワンキチョウのようであるが、区別点としては前翅裏面中室にある小さな黒斑が、ミナミキチョウは2つであるのに対しタイワンキチョウでは3つある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 31mm ISO200 )
045_250214168 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 45.ツマベニチョウ -3

休憩中のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 198mm ISO200 )
046_250214211t X900 〇カバタテハ・ヒマ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 46.ヒマに産卵するカバタテハ
それぞれの食草である、オオゴマダラのホウライカガミと、ツマベニチョウのギョボクと並んで、カバタテハのヒマが置かれていた。そのヒマにカバタテハが飛来した。既に産み付けられている卵が付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 62mm ISO800 )
047_250214483 X900 ◎ベニモン多摩動物公園.jpg 47.ベニモンアゲハ -5
なかなか無傷の個体を見つけられない。これもまあまあであるが、完全ではない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
048_250214178 X900 ◎アオタテハモドキ♂ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 48.アオタテハモドキ -3
時刻は11時半。アオタテハモドキが日の当たる芝生の上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 200mm ISO400 )
049_250214184 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 49.ツマベニチョウ -4
ホナガソウの葉に止まるツマベニチョウ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 140mm ISO500 )
050_250214207 X900 〇ツマベニ・ギョボク 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 50.ギョボクに来たツマベニチョウ♀
食草のギョボクの鉢植えにきた。♂のきれいな個体は飛んでいるが、♀は少ない。この♀は比較的きれいな方だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 62mm ISO500 )
051_250214509 X900 ◎ツマムラサキ♂ 多摩動物公園.jpg 51.シチヘンゲに来たツマムラサキマダラ♂
ツマムラサキマダラの♂が、目の前のシチヘンゲに飛来した。開いてくれと願ったところ、少しだけ開翅し前翅の青紫色を見せた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO280 )
052_250214511tms X900 ◎ツマムラサキ♂ 多摩動物公園.jpg 52.ツマムラサキマダラ♂ 開翅
撮りやすい位置に動いて開翅を待つ。しばらくして、やっとこれだけ開いてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO200 )
053_250214529ts X900 ◎多摩動物公園.jpg 53.ツマベニチョウ♂ -1
まだ咲いていないツシマツツジの蕾の間に口吻を入れ吸蜜しようとする。これでは吸汁は出来ないだろう。きれいな個体であり、何か初々しい姿だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO640 )
054_250214532 X900 ◎多摩動物公園.jpg 54.ツマベニチョウ♂ -2 ツシマツツジで吸蜜
前の写真と同じ個体である。改めて開花している花に口吻をお入れ吸蜜を始めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO500 )
055_250214537 X900 ◎多摩動物公園.jpg 55.タイワンキチョウ -4
吸蜜に忙しかったタイワンキチョウも、葉の上に静止する。後翅の翅形をみると、丸い弧の形をしている。ミナミキチョウの場合はその中央部が角張っていて、両者を区別するポイントとなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO500 )
056_250214549 X900 ◎多摩動物公園.jpg 56.アオタテハモドキ♂ととリュウキュウアサギマダラ♂
アオタテハモドキがコセンダングサの花に来た。右下に来たのはリュウキュウアサギマダラの♂だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/640秒 105mm ISO100 )
057_250214240ms X900 ◎アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 57.アオタテハモドキ♂ -1
今までアオタテハモドキは地面に止まったところの写真しか撮れていなかったが、珍しく花に来たところが撮れた。♂は後翅が鮮やかな青色で、小さめの眼状紋が入っている。♀は後翅が茶色から青色で、個体によって変異がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO200 )
058_250214259 X900 ◎アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 58.アオタテハモドキ♂ -2
あまり良い写真ではないが、まあまあのショットになった。2020年頃だったか、東京(多摩地区?)でアオタテハモドキが発生しているとの情報があり、驚いたことがある。ここから逃げ出したのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO320 )
059_250214270ts X900 ◎イシガケチョウ・アゲラタム 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 59.イシガケチョウがアゲラタムの花に来た
何という花かわからなかったのでPictureThisで検索するとアゲラタム(カッコウアザミ属)と同定された。イシガケチョウの尾状突起はシジミチョウのそれのように可愛らしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 90mm ISO500 )
060_250214284 ◎オオゴマダラ X900 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 60.2頭のオオゴマダラとイシガケチョウ
午後1時近くなった。蝶の動きもおとなしくなってきたので、そろそろ退出しようと思う。この日の成果はツマベニチョウの写真くらいだろうか。園内で飛んでいるチョウの種も10種程度とちょっと物足りなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 76mm ISO1600 ) Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 絞り優先オートで撮影  ( f4 1/2000秒 220mm ISO2000 )

2025年3月12日

250214 多摩動物公園 生態昆虫園へ 2 ツマベニチョウ 2025年2月14日 東京都日野市多摩動物公園 生態昆虫園

温室内はそれほど熱くはなかったが、着衣は真冬のかっこうである。カメラを取り出して空いたバッグに、ダウンのジャンバーはしまったが、それでも汗が出てくる。眼鏡の曇り止めはその効果があった。  この日の目的は、ベニモンアゲハ、ツマベニチョウの傷のない個体の撮影、ツマムラサキマダラのその青の撮影、そしてアオタテハモドキの構図の良い写真であった。ツマベニチョウの♂のきれいな個体が撮れたのと、飛んでいる姿を撮ることが出来たのは収穫であった。

000_250214427s X700 ◎ツマベニ 多摩動物公園.jpg
ツシマツツジに来たツマベニチョウ♂ 2025年2月14日 多摩動物公園 生態昆虫園

021_250214381 X900 ◎ツマムラサキマダラ♂♀ 多摩動物公園.jpg 21.ツマムラサキマダラ 交尾
上が♂で下が♀。園内にはリュウキュウアサギマダラもいて、翅を閉じているときは、よく似ているので紛らわしい。10年ほど前にバリ島へ行ったときに、テラスで一服しているときにこのチョウが飛来し、腕に止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
022_250214387 X900 ◎ツマムラサキマダラ♀ 多摩動物公園.jpg 22.シチヘンゲに来たツマムラサキマダラ♀
綺麗な個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO1250 )
023_250214392ts X900 ◎ツマベニ ベニツリフネ 多摩動物公園.jpg 23.ベニツリフネで吸蜜するツマベニチョウ♂
ツマベニチョウっは破損している個体が多く飛んでいたが、この個体はきれいだった。このチョウは大きく前翅先端のオレンジ色の部分が大きくて鮮やかで、蝶園では人気がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO500 )
024_250214401 X900 ◎多摩動物公園.jpg 24.シロオビアゲハ♂ -1
綺麗な個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
025_250214403 X900 ◎多摩動物公園.jpg 25.シロオビアゲハ♂ -2
前の写真と同じ個体。グアムでとったこのシロオビアゲハの写真が、月間誌「昆虫と自然」2012年8月号」(株)ニューサイエンス社)の表紙に選ばれたことがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO320 )
026_250214407 X900 ◎リュウキュウアサギマダラ 多摩動物公園.jpg 26.リュウキュウアサギマダラ
ホナガソウに来た2頭のリュウキュウアサギマダラ。石垣島、竹富島では多く見られた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO450 )
027_250214415 X900 ◎ツマベニ・ギョボク産卵 多摩動物公園.jpg 27.ツマベニチョウ ギョボクに産卵
鉢植えのギョボクに産卵に来た満身創痍のツマベニチョウ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
028_250214421ts X900 ◎オオゴマダラ・ホウライカガミ集団産卵 多摩動物公園.jpg 28.ホウライカガミに集まるオオゴマダラ
オオゴマダラがその食草であるホウライカガミ群れていた。全部が♀かどうかは分からないが、産卵姿勢の個体が多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO250 )
029_250214422 X900 ◎タイワンキチョウ 多摩動物公園.jpg 29.タイワンキチョウ -3
裏面前翅翅頂の黒い紋が鮮明なのは♂の特徴である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 105mm ISO100 )
030_250214436 X900 ◎イシガケ 多摩動物公園.jpg 30.イシガケチョウ -2
葉の裏側に隠れるように止まることが多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 )
031_250214087 X900 〇アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 31.アオタテハモドキ -1
スロープを下りたところの壁面にアオタテハモドキがいた。止まるときは翅を開いて美しい翅表を見せる本種だがここでは翅を閉じて止まっていた。裏面は地味で目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 2137mm ISO500 )
032_250214448 X900 ◎オオゴマダラ 多摩動物公園.jpg 32.飛びまわるオオゴマダラ
オオゴマダラの個体数は多い。どこの蝶園での主役である。この正月に沖縄の平和祈念応公園へ行ったが、その平和祈念館に付属して設けられている「清ら蝶園」があり、入ってみたが、そこでははオオゴマダラだけが飛んでいた。「ギリシャでは、蝶のことをプシュケ(「魂」の意)といいます。蝶園で育ったプシュケが戦没者を追悼し、世界平和の実現を祈る平和祈念像の使者として訪問者を優しく出迎え、命の尊さと平和の大切さを訴えています。」と公益財団法人沖縄教会のホームページに記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
033_250214099 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 33.ツマベニチョウ -1
比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 217mm ISO500 )
034_250214111 X900 〇ベニモン 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 34.ベニモンアゲハ -4
綺麗な個体を撮ろうと狙っているのだが。この個体はまあまあだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO2000 )
035_250214118 X900 〇ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 35.ツマベニチョウ -2
綺麗な個体と思って撮ったが、外縁部が擦れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO400 )
036_250214123 X900 ◎イシガケ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 36.イシガケチョウ -3
標本のようなあ写真になってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 125mm ISO500 )
037_250214126 X900 〇タイワンキチョウ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 37.2頭のタイワンキチョウ
このチョウも開翅した姿を撮るには飛んでいるところを撮るしかない。コセンダングサに止って吸蜜するのは♀で、開翅した方は♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 132mm ISO320 )
038_250214132 X900 ◎カバタテハ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 38.カバタテハ -2
ほぼ完全な個体だった。♂のようである。私は竹富島で2005年に撮影しているが、もとは迷蝶で1967年に石垣島と西表島で記録され、その後継続的に見られるようになったなったとのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 102mm ISO500 )
039_250214137ts X900 ◎ツマベニ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 39.ツマベニチョウ 飛翔シーン
クササンタンカの花に寄ってきたところが撮れた。ラッキーにもピントも合っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 43mm ISO640 )
040_250214148 X900 ◎アオタテハモドキ 多摩動物公園 昆虫生態園.jpg 40.アオタテハモドキ♂ -2 開翅
アオタテハモドキが陽が当たる芝の上に羽を拡げて止まった。後翅の青が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 147mm ISO120 )