Flowerアーカイブ: Studio YAMAKO

2024年12月 3日

蓼科日帰りバスツアー ③ 横谷観音展望台 2024年10月30日

御射鹿池を観賞する時間は十分あった。次は横谷観音展望台へ行く。湯みち街道を少し下って、30分もかからないで、展望台への登り口にある駐車場に着いた。そこから5分ほど歩いて、展望台がある広場にでた。その右側の隅に横谷観音(横谷聖観世音菩薩)の観音堂がある。観音堂の傍には「横谷聖観 世音菩薩由来」という説明版が立てられていた。それによると、昭和12年、元陸軍中将の市瀬源助翁がこの地を訪れた際、清らかにして美しく、自然の精気みなぎる雄大な横谷峡に護国の霊地を築こうと発願し茅野市出身の彫刻家・小川由加里氏に観音菩薩像の造立を依頼し、半年にわたり心魂を込めて像高六尺あまりの観音像が完成した。以来、地元の信仰も厚く、この観音堂が昭和50年に建てられたそうだ。傍には、元陸軍中将の市瀬源助翁の胸像もあった。
 広場からは、八ヶ岳の西麓を茅野の街を経て諏訪湖へ注ぐ横谷峡(渋川)が眺められた。王滝も見られた。着いたときは、霧がかかっていたが、しばらくして、紅葉の展望が出来た。

000_241030283 X700 ◎横谷観音展望台 Z50 Z18-140.jpg
横谷観音展望台付近の紅葉 2024年10月30日 長野県茅野市北山

037_241030219 X900 〇横谷観音展望台 Z50 Z18-140.jpg 37.横谷観音展望台付近の紅葉 -1
バスは駐車場に停められ、そこから5分ほど横谷製観音菩薩が安置されている横谷観音堂へ上っていく。道沿い左右の紅葉が美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 34mm ISO1400 )
038_241030222 X900 横谷観音展望台 ツタカエデ  Z50 Z18-140.jpg 38.横谷観音展望台付近の紅葉 -2
ChatGPTに尋ねてみると、この辺りの標高は1,250mほどのようだ。はや、落葉が始まっているようで木の下に落ちた紅葉した葉もきれいだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO450 ) 
039_241030223 X900 横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 39.横谷観音堂 -1
右に見えるの横谷観音堂で、1937年元陸軍中将市瀬源助により蓼科高原横谷渓谷に護国の霊地を築くこととなり、茅野市出身の彫刻家小川由加里により、金沢国有林の原木から斎戒沐浴半年かけて「横谷聖観世音菩薩」像を制作し奉納鎮座された。(wikipediaを参照)お堂の中をのぞいてみると、像高1.8mほどのの観音様の立像が見えた。

  Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 36mm ISO140 ) 
040_241030226 X900 〇横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 40.横谷観音堂 -2
横谷観音堂の向こうは谷になっていて、展望が良い。紅葉も美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 53mm ISO360 )
041_241030227 X900 〇横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 41.横谷観音堂 -3
お堂の中をのぞいてみると、像高1.8mほどのの観音様の立像が見えた。手を合わせて拝んだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 30mm ISO400 )
042_241030233 X900 〇横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 42.横谷観音展望台の眺め -1
左へ行ったところが展望台スペースになっていた。横谷峡を茅野や諏訪湖の方向を眺められるのだが、霧が立ち込めてきている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 32mm ISO400 )
043_241030236 X900 横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 43.横谷観音展望台から王滝の眺め -1
横谷渓谷から落ちる王滝が見える。王滝は横谷渓谷の中で一番落差が大きく、落差はおよそ40mあるそうだ。渋川(横谷渓谷)沿いに、横谷観音からスタートして王滝、霜降りの滝へのハイキングコースもあるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 42mm ISO900 )
044_241030239 X900 横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 44.横谷観音展望台から王滝の眺め -2
残念ながらこの時、霧がかかってしまっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 99mm ISO1400 )
045_241030242tm X900 〇横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 45.横谷観音堂 -4
横谷観音堂の前は広場になっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO180 )
046_241030243 X900 〇横谷観音展望台  Z50 Z18-140.jpg 46.横谷観音展望台の眺め -2
5分ほど周囲を歩いていると、霧が晴れてきた。再び展望所へ行く。横谷峡から、茅野市、諏訪湖の方向が眺められた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 27mm ISO180 )
047_241030256m 〇横谷観音展望台 蓼科大滝 Z50 Z18-140.jpg 47.横谷観音展望台から王滝の眺め -3
王滝もはっきり見えてきた。そして光が当たると横谷峡のも輝いてくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 27mm ISO320 )
048_241030262m X900 横谷観音展望台 Z50 Z18-140.jpg 48.駐車場へ戻る -1
時刻は1時10分。かみさんの脚が不自由なので、少し早めに登ってきた道を下り始めた。白樺のやや黄色い紅葉も美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO1600 )
049_241030267 X900 〇横谷観音展望台 大滝神社 Z50 Z18-140.jpg 49.大瀧神社の鳥居 -1
途中、大瀧神社と扁額のかかった鳥居があった。説明の案内板が立っていた。黒曜石がご神体でパワースポットとしても有名な神社だそうだ。鳥居から階段になった道を登っていくとお社があるのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 31mm ISO1250 )
050_241030269 X900 〇横谷観音展望台 大滝神社 Z50 Z18-140.jpg 50.大瀧神社の鳥居 -2
社殿までどれくらい歩くのか分からなかったが、ここからは見えない。鳥居から手を合わせて失礼させていただいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 19mm ISO640 )
051_241030275 X900 〇横谷観音展望台 ツタカエデ Z50 Z18-140.jpg 51.ツタカエデ -1
ツタカエデが美しき紅葉していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 77mm ISO560 )
052_241030280 X900 〇横谷観音展望台 Z50 Z18-140.jpg 52.ツタカエデ -2
ツタカエデは北米原産のカエデだそうだが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 35mm ISO640 )
053_241030286 X900 〇横谷観音展望台 Z50 Z18-140.jpg 53.横谷観音駐車場からの展望
バスの駐車場へ戻ってきた。この駐車場にも展望スポットがあった。茅野方面が一望できる。手前の紅葉が綺麗だった。手間にはススキの穂波があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 28mm ISO100 )
054_241030293 X900 横谷観音展望台 Z50 Z18-140.jpg 54.駐車場付近の紅葉
この横谷恵興周辺は思っていた以上に紅葉が見事であり、タイミングが良かったようだ。バスの乗り込み、次は今回の観光コースの最後の長円寺だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO320 )

2024年11月28日

蓼科日帰りバスツアー ② 御射鹿池 2024年10月30日

「おしどり隠しの滝」で渓谷にかかる幾重にも段のある美しい滝と紅葉を見た後、「御射鹿池」駐車場へもどる。
 私にとって今回の目玉はこの「御射鹿池」だった。もっと小さな池を想像していたが、思ったより大きい。ここは長野県茅野市豊平で標高は1,540mある。wikipediaによれば、1933年(昭和8年)、灌漑用のため池として御射鹿池が完成した。流れ込む冷たい水を留め、温めることによって農業用水として使用できるようになった。池の面積は約0.1ha、最大水深は8m、貯水量は26、000㎥である。水は渋川から引いているが、水源が魚などは生息できない程に酸性が強く稲作にも適さないという問題を湧水からの加水によって解決が図られた。池の水は今でも麓の笹原地区で大切に利用されており、池の周囲も笹原の人たちによって整備されているそうだ。
 日本画家・東山魁夷の1972年(昭和47年)の作品「緑響く」のモチーフとして有名な池である。
 「御射鹿池」の名は、諏訪大社に伝わる神に捧げるための鹿を射るという神事、御射山御狩神事にその名前の由来があると云われている。諏訪大明神が狩りをする場所として「神野」と呼ばれ神聖な土地であったそうだ。

000_241030189tm X〇御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg
紅葉を水面に映す「御射鹿池」 2024年10月30日 長野県茅野市豊原

022_241030157 X900 御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 22.「御射鹿池」 -1 「御射鹿池」の前の道路は、長野県道191号渋ノ湯堀線(湯みち街道)という。駐車場からはその道路を渡って、「御射鹿池」を眺めることになる。「おしどり隠しの滝」から戻ってきて、池の左側(東側)から道路わきの歩道を歩く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 30mm ISO100 )
023_241030160 X900 コナラ 御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 23.コナラ(小楢)の紅葉
コナラが紅葉していた。コナラはブナ科の落葉高木である。wikipediaによれば、「秋には紅葉し、はじめ黄色、しだいに黄褐色や橙色に色づき、寒冷地や若木では赤茶色に染まるものもある。落ち葉はすぐに褐色に変わる。」と記されていた。ドングリが成る木だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1100 )
024_241030162 X900 御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 24.カラマツとカエデ
まっすぐ伸びるカラマツ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 32mm ISO100 )
025_241030163 X900 〇御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 25.「御射鹿池」 -2
風は穏やかで湖面は静かだった。カラマツやカエデの紅葉が水面に写っている。茅野観光ナビというサイトには、「静かな水面には背景の山々の風景が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出します。その姿は多くの人のインスピレーションを呼び覚まし、日本を代表する画家、東山魁夷氏の有名な作品《緑響く》のモチーフにもなったことでも知られています。」と紹介されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 37mm ISO200 )
026_241030166 X900 〇御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 26.「御射鹿池」 -3
八ヶ岳高原では、カラマツの紅葉の見ごろは例年10月下旬から11月上旬ごろと言われ、今年は夏の熱さもあって、少し色づくのが遅いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 45mm ISO220 )
027_241030170t X900 ◎御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 27.「御射鹿池」 -4
少し陽が差してくるようになって、水面に写るオレンジ色も鮮やかになった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 34mm ISO280 )
028_241030173 X900 ◎御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 28.「御射鹿池」 -5
ここは池の中ほどの対岸である。標高1,500m、周囲のカラマツ林は、季節ごとに大胆に色を変える。春には新緑、夏には深い緑、秋には黄金色に黄葉し、そして冬には真っ白な雪と氷に閉ざされる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 47mm ISO320 )
029_241030178tm X900 〇御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 29.「御射鹿池」 -6
日が当たるとカエデは輝き、カラマツも黄色くなり始めていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 47mm ISO320 )
030_241030182 X900 御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 30.「御射鹿池」 -7
カラマツ林の上に青空が出てきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 60mm ISO125 )
031_241030187 X900 ◎御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 31.「御射鹿池」 -8
池の西の端の方へカメラを向けた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 52mm ISO400 )
032_241030195 X900 ◎御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 32.「御射鹿池」 -9
この3本の紅葉している木がアクセントになっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 50mm ISO200 )
033_241030199 X900 ◎御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 33.「御射鹿池」 -10
同じような写真が続くが、カメラを向けて景色を切り取ることが楽しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 52mm ISO4320 )
034_241030201tm X900 ◎御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 34.「御射鹿池」 -11
この紅葉している3本の木はカエデかどうかかはわからない。カラマツを除くと、カエデのほかに、ブナ、ミズナラ、コナラ、また、ヤマザクラなどもあるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 52mm ISO320 )
035_241030216m X900 御射鹿池 Z50 Z18-140.jpg 35.「御射鹿池」 -12
そろそろバスへ戻らなくてはいけない時間になった。戻りながらの最後のショットだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 70mm ISO180 )
036_241030048 X900 御射鹿池 G7X.jpg 36.駐車場に植えられた真っ赤なカエデ
バスに乗って、座って、御射鹿池の方を見ると、駐車場のわきに植えられたイロハモミジが真っ赤に染まっていた。霧が出てきたようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 21mm ISO250 )

2024年11月20日

駒形橋から浅草寺参拝 2014年10月22日 東京都墨田区

大学時代に同じクラスだった親友二人と、年に一二度飲みかわす機会を持って行ったが、コロナ禍の最中は、その回数は数えるほどになっていた。久しぶりに向島に住むその一人よりお誘いがあって久しぶりに食事をしようということになった。
 10月22日は前日に続き良い天気となった。少し早めに家を出て隅田川の堤を歩いてみたいと思った。横浜から京浜急行に乗り、都営浅草線五乗り入れ浅草へ行く。運よく横浜で、乗り換えなし直通の特急が来たので、楽だった。
 浅草駅で最後部から下車すると、駒形橋のたもとに出た。駒形橋をゆっくり見たことはない。堤へ、りてみる。そこは遊歩道になっていて、そこから吾妻橋方面を見ると、対岸に澄み切った秋空の下、対岸のスカイツリーやビルディングが見えた。
 遊歩道の左側にはマリーゴールドが植えられて、そこにツマグロヒョウモンが来ていた。スカイツリーを背景に入れた構図にチャレンジしたが、なかなか難しい。
 向島の親友が、昼食の席を駒形橋の近くの「浅草むぎとろ本店」を予約してくれていた。店の前に置かれた床机にはお客さんの列ができていた。いろいろな話をして、向島の友人が持ち込んでくれた美味しいウィスキーを楽しみ、あっという間の2時間を過ごした。
 食後は、まだ日が高いので、浅草寺に参詣した。外国人観光客で賑わっていた。

000_241022062 X700 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg
スカイツリーを背景に ツマグロヒョウモン♂ 2024年10月22日 東京 隅田川駒形橋

001_241022013 X900 言問橋 G7X.jpg 1.駒形橋 -1
駒形橋(こまがたばし)は、1927年(昭和2年)に竣工した隅田川にかかる東京都道463号上野月島線(浅草通り)の橋だ。wikipediaによれば、関東大震災後の復興計画により現在の橋がはじめて架橋された。それまでは「駒形の渡し」があった場所だそうだ。国内で初めて本格的な鋼中路式アーチ橋であり、2024年(令和6年)9月に土木学会選奨土木遺産に認定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,6 1/1250秒 9mm ISO125 )
002_241022006 X900 言問橋 G7X.jpg 2.駒形橋 -2
橋の途中まで進み、東京スカイツリーを眺めた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,6 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_241022015 X900 言問橋 G7X.jpg 3.駒形橋 -3
駒形橋の橋長は149.6 m、幅員は22.0 mだそうだ。駒形橋の上流に架かるのは吾妻橋でそ、一つ下流の端は厩橋という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 )
004_241022042m X900 〇言問橋 G7X.jpg 4.駒形橋 -4 河岸の遊歩道を少し下流へ歩いて、駒形橋とスカイツリーを重ねて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 18mm ISO125 )
005_241022046 X900 ◎言問橋 G7X.jpg 5.駒形橋の河岸遊歩道より
この景色は吾妻橋から見ることが多いが、今日は天気も良くここからの眺めも治まりが良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
006_241022026 X900 ◎言問橋 G7X.jpg 6.駒形橋から吾妻橋への遊歩道・隅田川テラス
wikipediaによれば、昭和60年から高規格堤防(スーパー堤防)等整備事業の一環として、隅田川両岸のほぼ全域、総延長46.9kmの計画で東京都が順次整備を進めている。整備された親水テラスは、総じて隅田川テラスと言われる。治水上の高水敷にあたる部分をテラス化したもので、舗装や緑化が施されることによって平時には憩いの場、散策路など、公園としての役割が与えられている。湯歩道のわきに設けられた花壇にはピンクのペンタスや黄色いマリーゴールド(千寿菊)などの花が咲いていて、ツマグロヒョウモンが来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
007_241022057t X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 7.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンと吾妻橋を入れて隅田川テラス遊歩道を撮った。この日はコンデジしか持っていないので、そのマクロで撮ったが、背景が入れられるというメリットもある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
008_241022052 X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 8.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -2 何とか背景にスカイツリーを取り込もうと挑戦したが、カメラを移動する余地がなく、なかなか難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 15mm ISO125 )
009_241022031 言問橋 マリーゴルド ペンタス G7X.jpg 9.親水テラスの花壇に来たツマグロヒョウモン -3
やっと右端にスカイツリーを入れた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO125 )
010_241022067 X900 ◎言問橋 マリーゴルド・ペンタス G7X.jpg 10.スカイツリーとツマグロヒョウモン
そのツマグロヒョウモンは追いかけまわしたので、飛び去ってしまった。また、戻ってくることを期待して、粘ってみたところ、10分くらいして、同じ個体かどうかわからないが再来し、やっと撮りやすいところに止まってくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 14mm ISO125 )
011_241022077 X900 むぎとろ本店 G7X.jpg 11.「浅草むぎとろ本店」
そろそろ約束の時間になったので、隅田川テラスから通りに上がり、駒形堂にお参りして、「浅草むぎとろ本店」に入った。隅田川が見える良い個室が予約されていた。向島の親友に感謝した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 14mm ISO125 )
012_241022101 X900 浅草寺参詣 伝法院通 G7X.jpg 12.伝法院通り -1
駒形橋から、ほろ酔い加減で何処をどう歩いたか定かではないが、伝法院通りを歩いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
013_241022102 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 13.伝法院通り -2
通りからはスカイツリーが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO160 )
014_241022105 X900 ◎浅草寺参詣 G7X.jpg 14.仲見世通り
伝法院通りは仲見世通りにでる。ここを曲がって浅草寺へと向かった。外国人観光客が多い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO320 )
015_241022118 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 15.浅草寺本堂外陣
本堂の前で一礼し、大きな赤い提灯の下の石段を上がって、お賽銭を入れ、本堂外陣に上がった。インバウンドの人たちは、手を合わせる代わりにスマホを上にあげて写真を撮っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 20mm ISO3200 )
016_241022128 X900 浅草寺参詣 G7X.jpg 16.雷門
お参りした後は仲見世通りの裏側の道を通って、雷門の横へ出た。かみ内門前は大勢の観光客で賑わっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1000秒 34mm ISO1250 )

2024年11月16日

10月の日比谷公園 その後のリュウゼツラン 2024年10月18日 東京都千代田区

10月18日は、毎月1回の句会が内幸町である日だった。7月から、句会へ来るついでに、少し早い時間に家を出て、リュウゼツランの変化を見に日比谷公園を訪れている。7月に見事な花を咲かせたアオノリュウゼツランだが、先月は、花は終わってしまっていたものの、支えを施されて7mの高さそのままに立っていたのだが、どうなっただろうか。
 日比谷通りの幸門から入って、日比谷公会堂から第二花壇を見ながら第一花壇へと歩く。第二花壇の芝生はきれいになっていた。次の日の10月19日か~27日まで「日比谷公園ガーデニングショー2024」が行われるようで、その準備の車が大噴水の向こう側に入ってきていた。
 さて、第一花壇の向こう側のペリカン噴水の方を見ると、リュウゼツランは立っていなかった。サービスセンターへ行って何時切られたかを聞いてみたところ10月9日・10日に伐採したとのこと。伐採された跡には後継のこじんまりした根が生え、綺麗に整備されていた。
 第一花壇のキミガヨランも咲き終わっていたが、4つある円形花壇にはきれいな花が植えられていた。咲く花にはアオスジアゲハが来ていた。
来るたびに、更新される公園の姿は、来月も来てみようと思わせる。  

000_241018018 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン子株 G7X.jpg
伐採されたアオノリュウゼツランの子株 2024年10月18日 日比谷公園 ペリカン噴水

001_241018001 X900 日比谷公会堂 G7X.jpg 1.日比谷公会堂と「にれの木広場」
日比谷公会堂は1929年10月19日に完成した日本で最初の本格的なコンサートホールである。「にれの木」広場には、20数本のニレノキが立ち並んでいたが、2021年3月に伐採されてしまったそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 )
002_241018003 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 2.第二花壇
「にれの木広場」から第二花壇の広大な芝生を眺める。公園のサービスセンターでいただいたパンフレット「日比谷公園 歴訪ガイド」によると、「大噴水や第二花壇の一帯は、かっては運動場(大広場)として、スポーツとともに、様々な国家的行事の舞台にもなりました。」と記され、明治42年伊藤博文の国葬の様子の写真が掲載されている。正面に大噴水、小音楽堂があってその向こうが第一花壇である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO200 )
003_241018011 X900 日比谷公会堂 大噴水 G7X.jpg 3.大噴水
大噴水が勢いよく水を上げ、背後には日比谷通り、晴海通りのビル街が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 )
004_241018013 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 4.第一花壇
左回りで第一花壇に入った。9月に来た時は大きなキミガヨランの白い花が咲いていたが、それに代わり、南米原産のオオバコ科のアンゲロンソウが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_241018015 X900 日比谷公会堂 第一花壇と第二花壇 G7X.jpg 5.第一花壇 -1
第一花壇では、10月19日か~27日まで開催される「日比谷公園ガーデニングショー2024」の準備が行われていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
006_241018016 X900 日比谷公会堂 第一花壇 G7X.jpg 6.第一花壇 -2
「日比谷公園歴訪ガイド」には、「開園当時の姿を今に残す洋風花壇。今となっては珍しくないチューリップ、パンジー、バラ、ダリアなどの洋花も、当時の市民にとっては驚きを持って迎えられました。」と記されちぇいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 17mm ISO250 )
007_241018017 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン G7X.jpg 7.ペリカン噴水
第一花壇の奥にあるペリカン噴水の囲いの東側に、伐採されたアオノリュウゼツランの子株が生えてきている。写真では見にくいが右隅にそれが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
008_241018021 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン子株 G7X.jpg 8.リュウゼツランの子株
これが、高さ7mもの花茎をのばしていたアオノリュウゼツランの子株である。10月の9日か10日に伐採されたようだが、枯れた部分は整理され、瑞々しい子株が生えている。エネルギーを蓄えて、また、数十年後に花をつけるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
009_241018029 X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 9.花壇のアオスジアゲハ -1
第一花壇の北側を抜けていくと、花壇の花にアオスジアゲハが来ていた。都会のアオスジアゲハだ。花はヒャクニチソウのようだが、背が低い。園芸的に多く利用されているハーゲアナ(メキシコヒャクニチソウ)という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
010_241018033tm X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 10.花壇のアオスジアゲハ -2
低いところに咲く花で吸蜜しようとしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO160 )
011_241018045m X900 〇日比谷公園 ハナミズキ G7X.jpg 11.ハナミズキの紅葉
大きなハナミズキの木が紅葉しはじめていた。薄日を透過して美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO400 )
012_241018049 X900 日比谷公園 鷗 G7X.jpg 12.鷗の噴水 -1
彫刻は1986年淀井敏夫の「鷗」と題された作品である。彫刻の下の方の噴水が霧のように吹きだして、彫刻を引き立てていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 )
013_241018056 X900 〇日比谷公園 鷗 G7X.jpg 13.鷗の噴水 -2
wikipediaによると、作者の淀井敏夫(1911年2月15日 - 2005年2月14日)は文化勲章受章者。 「削げたような形態と岩のような質感のユニークな作品で知られる。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )

2024年11月12日

保土ヶ谷公園のセイタカアワダチソウ 2024年10月16日 神奈川県立保土ヶ谷公園

9月9日に保土ヶ谷公園へ行った行ったとき、昨年の秋に下池から上池へかけての散策路の梅林、バス通り側の斜面に咲いていていたセイタカアワダチソウが、綺麗に刈り取られているのに驚いた。昨年はそのセイタカアワダチソウに集まるキタテハ、ウラナミシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミなどの写真を撮って楽しんだが、今年はここのセイタカアワダチソウはダメだと諦めた。また、いつもその時に寄る明神台公園雄キバナコスモスも刈り取られていた。そこで撮ったツマグロヒョウモンやアゲハも、今年はダメだろうと思う。
 だが、保土ヶ谷公園では、他にもポイントはあるので、行って見ることにした。
 星川駅からバスに乗ろうと底流署へ行ったが、行ってしまった後で20分待たなくてはならない。久しぶりに歩いて坂を上ることにした。保土ヶ谷公園に入る前に杉山神社のにお参りをした。もう七五三なのだ。
 保土ヶ谷公園のセイタカアワダチソウは、案じていたことを覆すように、散策路を少し横に入ったところに見事に咲いていた。キタテハの秋型や、今まであまりセイタカアワダチソウに来ているところを見たことがないアオスジアゲハが、舞っていた。クロマダラソテツシジミはいないかと探したが、現れてくれなかった。  

000_241016072t X700 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg
セイタカアワダチソウに来たアオスジアゲハ 2024年10月16日 神奈川県立保土ヶ谷公園

001_241016001 X900 杉山神社 RX10M4.jpg 1.杉山神社参道
杉山神社の参道はバス通りの裏側にある。鳥居をくぐってまっすぐ進み拝殿で参拝した。午前9時、静寂な空気が気持ち良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO400 )
002_241016007m X900 杉山神社 RX10M4.jpg 2.杉山神社境内
七五三の用意がされている。この神社へは、遠くからも参詣に来るかたもいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO1000 )
003_241016011 X900 杉山神社 伏見稲荷社 RX10M4.jpg 3.杉山神社の末社
本殿に向かって右側に伏見稲荷社という末社があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO1000 )
004_241016012 X900 杉山神社 伏見稲荷社 RX10M4.jpg 4.杉山神社(伏見稲荷社)の御神灯
御神灯としてかけられている提灯のデザインは、なかなか現代的である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO1000 )
005_241016018m X900 〇保土ヶ谷公園 イチモンジセセリ RX10M4.jpg 5.セイタカアワダチソウにイチモンジセセリ
バス通りから保土ヶ谷公園に入り、下へ下りて、やすらぎ広場、ミニ運動公園から辻広場へとありていった。辻広場の手前、右側にまとまってキセンダングサが生えているところがあった。イチモンジセセリが飛び交っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 178mm ISO800 )
006_241016033m X900 ◎保土ヶ谷公園 キタテハ RX10M4.jpg 6.セイタカワダチソウにキタテハ -1
赤銅色をした綺麗なキタテハがキセンダングサに、ぶら下がるようにして吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO1250 )
007_241016040m X900 ◎保土ヶ谷公園 キタテハ RX10M4.jpg 7.セイタカワダチソウにキタテハ -2
セイタカワダチソウの濃い黄色と、キタテハの赤銅色が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1600 168mm ISO1600 )
008_241016050 X900 保土ヶ谷公園 タイトウカマツカ RX10M4.jpg 8.タイトウカマツカ(鎌柄)の実
この季節には赤や、オレンジ色、黄色などの可愛い実が見られる。この実は何の実かわからなかった。帰宅してPicture this で検索してみると、タウトうカマツカと同定してくれた。原産地の台湾では絶滅が危惧されているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO800 )
009_241016054 X900 ◎保土ヶ谷公園 セイタカアワダチソウ RX10M4.jpg 9.セイタカワダチソウ(背高泡立草)
良く花粉症の原因と間違われるが、セイタカアワダチソウだが虫媒花の為、花粉をまき散らすことはない。花粉症の原因はよく似た植物のブタクサという種である。写真の後ろに芒が見えるが、wikipediaによると、セイタカアワダチソウは「北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)であり、ススキなどの在来種と競合する」記されていた。花序は全体としては高さ10 - 50 cmの円錐花序となり、個々の枝は小さな頭花を総状に多数つける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 9mm ISO320 )
010_241016056 X900 ◎保土ヶ谷公園 チャバネ RX10M4.jpg 10.セイタカアワダチソウにチャバネセセリ
イチモンジセセリに混じってチャバネセセリもいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 155mm ISO640 )
011_241016060 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 11.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -1
アオスジアゲハは、春はハルジオンなどいろいろな花に飛来し吸蜜するが、あまりセイタカワダチソウに来ているのは見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 155mm ISO400 )
012_241016064 X900 ▲保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 12.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -2
房から房へ移るアオスジアゲハ

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 168mm ISO400 )
013_241016076 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 13.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -3
セイタカアワダチソウの黄色い一つ一つの花は、小さい。そこに口吻を延ばして蜜を吸っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 90mm ISO640 )
014_241016081 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 14.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -4
入れ替わり立ち替わり飛来するが、どの個体もほとんど傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 190mm ISO640 )
015_241016094 X900 ◎保土ヶ谷公園 アオスジ RX10M4.jpg 15.セイタカアワダチソウにアオスジアゲハ -5
この日はアオスジアゲハ三昧の日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 196mm ISO640 )
016_241016098 X900 保土ヶ谷公園 イロハモミジ RX10M4.jpg 16.辻公園のカエデ -1
辻公園には何本かのイロハモミジや、トウカエデなどが植えられ、まもなく紅葉する。これはイロハモミジだが、今年はいつもの年より紅葉するのが遅いというが・・・。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 190mm ISO640 )
017_241016100 X900 保土ヶ谷公園 トウカエデ RX10M4.jpg 17.辻公園のカエデ -2
これはトウカエデ((唐楓)という。その名の通り、中国南東部・台湾原産だそうだ。日本へは18世紀初期(江戸時代)に中国から渡来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 56mm ISO680 )

2024年11月 8日

身近なチョウ 近所の小さな公園と帷子川を歩く 2024年10月4日-13日 横浜市保土ヶ谷区

前回のコンテンツと前後するところがあるが、お許しいただきたい。
 ここのところ天気の良い日にはカメラを持って近くを散策することが多くなった。秋は、コスモスやキバナコスモスが咲き、公園の植栽や、住宅の庭先には、シチヘンゲやヒャクニチソウ、センニチコウなどが、花を開く。そこには、涼しくなって個体数を増やしたアゲハ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミなどが集まって来る。そんな身近なチョウを撮るのも楽しみだ。
 昨年は1頭も見かけなかったクロマダラソテツシジミを、10月2日に帷子川河畔に咲く、シチヘンゲの花に来ているところを見たときは、何かとても嬉しかった。10月4日には、近所の公園にも現れた。このあとも、クロマダラソテツシジミは、個体数は少ないが、徒歩圏内の各所で姿を見せる。これも楽しみである。  身近なチョウを美しく撮ってやりたいと思う。

000_241004043 ◎峰岡公園 G7X.jpg
近所の公園に現れたクロマダラソテツシジミ 2024年10月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_241004018 X900 〇帷子川 G7X.jpg 1.キバナコスモスに来たアゲハ -1 10/4
天王町のYBP(ヨコハマビジネスパーク)で昼飯にしようと、帷子川の常盤橋まで来た。川の向こう側にキバナコスモスが咲いていて、アゲハが舞う姿が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 32mm ISO125 )
002_241004011 X900 〇帷子川 G7X.jpg 2.キバナコスモスに来たアゲハ -2 10/4
キバナコスモスは、川岸の柵の外側に咲いているので、なかなか撮り難かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 )
003_241004028 X900 〇YBP G7X.jpg 3.YBPのキッチンカー 10/4
YBPには月曜~金曜日にそれぞれ決められたキッチンカーが来る。このキッチンカーは「あんちょ号」といい、毎週金曜日に横須賀市の洋食屋「キッチン辻」が運営しているそうで、高い評価を得ているようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO250 )
004_241004034 X900 〇帷子川 G7X.jpg 4.イチモンジセセリ 10/4
常盤橋の傍に咲くシチヘンゲには多くのイチモンジセセリが来ていた。比較的擦れていないきれいな個体を選んで撮る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO250 )
005_241004050t X900 ◎峰岡公園 G7X.jpg 5.クロマダラソテツシジミ♂ 10/4
帰路に近所の小さな公園に寄った。もしかしてと思って目を凝らしてみるとクロマダラソテツシジミだった。だが、止まっていた葉っぱからすぐ飛び立ってしまった。やがて、少し離れたところで咲いていたマリーゴールドの花に止まって吸蜜を始めた。左前翅の縁が少し菟かけているが、綺麗な♂だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 15mm ISO160 )
006_241007007 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ G7X.jpg 6.ウラナミシジミ -1 10/7
3日後、小さな公園の、センニチコウが咲く小さな花壇を見に行く。ウラナミシジミが白いセンチコウの花に止まっていた。今年の秋は、センニチコウの株が少なく、赤い花は1株しかなくて元気がない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 )
007_241007016t X900 ◎峰岡公園 ウラナミ G7X.jpg 7.ウラナミシジミ -2 10/7
きれいな♂が開始してくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
008_241007020t X900 ◎峰岡公園 ウラナミ G7X.jpg 8.ウラナミシジミ -3 10/7
前の写真と同じ個体。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 )
009_241007011t X900 ◎峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 9.ヤマトシジミ♂ 10/7
ヤマトシジミの♂の翅表は、高温期型は前翅外縁部の黒い縁取りが広いが、低温期型は、この個体のように黒い縁取りは狭くなり、ほとんど白っぽい青になる。この個体は羽化したばかりのきれいな個体だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 )
010_241012002 X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 10.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -1 10/12
日を改めて小さな公園へ行く。ヒャクニチソウとセンイチコウが咲く小さな花壇があり、ヒャクニチソウにツマグロヒョウモンの♀が来ていた。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 136mm ISO640 )
011_241012006t X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 11.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -2 10/12 綺麗な個体だったので、撮り続けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 203mm ISO400 )
012_241012007t X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 12.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -3 10/12
大きく開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 203mm ISO250 )
013_241012009 X900 〇峰岡公園 ヒャクニチソウ PM RX10M4.jpg 13.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -4 10/12
長い間夢中になって吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 206mm ISO250 )
014_241012017 X900 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 14.ヤマトシジミ♂ 10/12
このヤマトシジミの♂は前翅外縁の黒い部分が広い高温期型だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 206mm ISO200 )
015_241012014 X900 〇峰岡公園 ハナミズキ RX10M4.jpg 15.ハナミズキの実 -1 10/12
ハナミズキの葉が紅くなりはじめ、赤い実が成っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO200 )
016_241012016 X900 〇峰岡公園 ハナミズキ RX10M4.jpg 16.ハナミズキの実 -2 10/12
wikipediaによれば、ハナミズキというのは、植物学における標準和名アメリカヤマボウシの別名だそうだ。北米原産で、日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた木として知られている。赤い実は、啄むところを見たことはないが、鳥たちの美味しい食餌になるという。有毒成分は判明していないが、人が食べると中毒症状を起こす可能性があるので要注意という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO320 )
017_241013019 X900 〇峰岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 17.ヒャクニチソウに来たアゲハ 4/13
次の日もまた、クロマダラソテツシジミはいないかと、小さな公園へ行ってみた。その姿は見られなかった。ヒャクニチソウに来ていたアゲハは左尾状突起が破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 190mm ISO320 )
018_241013023 X900 〇峰岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 18.ヒャクニチソウに来たチャバネセセリ 10/13
今年の秋はチャバネセセリを多く見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 151mm ISO160 )
019_241013024 X900 アオスジ 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ヒャクニチソウに来たアオスジアゲハ -1 10/13
アオスジアゲハは、暖かいところでは、年3~4回発生する。この個体もとても新鮮な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 208mm ISO400 )
020_241013027 X900 アオスジ 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 20.ヒャクニチソウに来たアオスジアゲハ -2 10/13
少年のころ、捕虫網を持ってチョウを追いかけたが、アオスジアゲハはその美しさからあこがれの的であった。だが、アオスジアゲハは花に来る以外は敏捷に飛ぶので、捕獲するのは容易でなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO400 )
021_241013029 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 21.ヒャクニチソウで吸蜜するツマグロヒョウモン♀ -5 10/13
最近、ツマグロヒョウモンの♂をほとんど見ていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO200 )
022_241013031 X900 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 22.白いセンイチコウで吸蜜するヤマトシジミ
小さな花壇では、ヒャクニチソウが優勢で、センイチコウはその下の方で4株ほどしかない。赤い花が咲いているのはそううちの1株のみで、後は白い花だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 220mm ISO160 )

2024年11月 4日

秋すすむ舞岡公園 ③ コスモス咲き揃う 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

休耕地に咲くコセンダングサに来るチョウの撮影を楽しんだ後、瓜久保の家へ歩く。狐久保に入る道の手前の体験畑に沿って、コスモスが植えられているが、この夏は猛暑で元気がなかった。AIで尋ねてみると、秋咲き種は、早まきしすぎると徒長して倒伏しやすいので、6~7月ごろに蒔くとされている。徒長とは、植物の茎や枝が必要以上に間延びしてしまうことをいうのだそうだ。茎が細くてひょろひょろと伸びた状態という。9月6日にここへ来た時は、コスモスも茎ばかりが伸びて花の数は少なく、元気がなかった。種まきの時期との関係は解らないが、コスモスは比較的涼しい気候を好む花だそうだ。
 そのコスモスの花が見事に、蘇ったように咲いていた。アゲハ、キアゲハなども吸蜜に来ていた。

000_241011314tm X700 ◎舞岡公園 キアゲハ RX10M4.jpg
コスモス畑のキアゲハ 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

043_241011020 X900 ◎キタテハ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 43.コセンダングサ -29 キタテハ
コセンダングサの咲くところを離れて歩き始めると、このキタテハが目に入った。このキタテハはまだ夏型の名残があるように見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0110 )
044_241011025 X900 ◎キタテハ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 44.キタテハ
前の写真と同じ個体。コセンダングサから葉上へ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm IS0100 )
045_241011036 X900 〇ウラナミ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 45.コセンダングサ -30 ウラナミシジミ♂
翅表のブルーが輝くきれいな個体だった。マクロレンズで撮影。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
046_241011043 X900 ◎ツマグロ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 46.開翅したツマグロヒョウモン♀
この日は、ツマグロヒョウモンの♂の姿は見ることがなく、♀ばかりだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
047_241011305 X900 〇舞岡公園 コスモス RX10M4.jpg 47.コスモス畑 -1
狐久保へ入る道の手前の体験畑に沿って、コスモスが暑い日に見た活気がない時の姿を 払拭するように見事に咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000 11mm ISO125 )
048_241011309 X900 ◎舞岡公園 コスモス RX10M4.jpg 48.コスモス畑 -2
長く伸びた茎に咲く花もあるが、コスモスは咲き揃って、花色もきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 24mm ISO160 )
049_241011314t X900 ◎舞岡公園 キアゲハ RX10M4.jpg 49.コスモス畑 -3 キアゲハ♀
今年は見ることの少なかったキアゲハが飛来した。残念ながら右の尾状突起が切れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 26mm ISO160 )
050_241011325t X900 ◎ 舞岡公園 キアゲハ RX10M4.jpg 50.コスモス畑 -4 キアゲハ♀
花か花へと敏速に飛び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 37mm ISO500 )
051_241011048 X900 〇舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 51.コスモス畑 -5 アゲハ♀
アゲハも来ていた。秋の蝶たちにとって、コスモスは貴重な蜜源なのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
052_241011050 X900 ◎舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 52.コスモス畑 -6 アゲハ♀
このアゲハは左側の尾状突起がなかった。ふと、尾状突起は何のために付いているのかなと思った。帰宅して、AIに聞いてみたところ、「尾状突起」には、主に捕食者からの防御と生存率を高めるという役割があります。尾状突起は長く突き出した形をしており、これがあたかも蝶の触覚や別の部分のように見えることで、蝶の頭部や重要な部分から視線をそらす効果があります。もし捕食者がアゲハ蝶を攻撃した際に、誤ってこの尾状突起部分を噛むことがあれば、蝶は致命的なダメージを避けられます。そのため、尾状突起は捕食者に対して囮としての役割を果たしているのです。また、尾状突起は羽の模様と組み合わさり、天敵に対して威嚇や欺瞞的な視覚効果を発揮することもあります。例えば、尾状突起とその周囲の模様が目のように見えることで、捕食者が驚いて攻撃を控える可能性が高まります。このようにアゲハ蝶の尾状突起は、進化の過程で身を守るために生じたと考えられています。」という答えを得た。これは納得できることだと思う。このアゲハは、尾状突起を犠牲にして、捕食者から逃れたのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0180 )
053_241011055 X900 ◎舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 3.コスモス畑 -7 アゲハ♀
ピンクのコスモスの花と良いハーモニーと思う。片方の尾状突起が無くなっているのが残念。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0160 )
054_241011057t X900 ◎舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 54.コスモス畑 -8 アゲハ♀
トリミングして、切れている左後翅の尾状突起を隠した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
055_241011065 X900 ◎舞岡公園 キアゲハ Z50 Z105mc.jpg 55.コスモス畑 -9 キアゲハ♀
コスモスの花に止まって開翅してくれた。残念ながら尾状突起の傷を隠すことはできない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm IS0110 )
056_241011065t X900 ◎舞岡公園 キアゲハ Z50 Z105mc.jpg 56.コスモス畑 -10 キアゲハ♀
より近くの花に来てくれた。尾状突起をカット。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm IS0110 )
057_241011074tm X900 ◎舞岡公園 キアゲハ Z50 Z105mc.jpg 57.コスモス畑 -11 キアゲハ♀
破損している右後翅の尾状突起を画像から切り取ったが、不自然さを感じないような絵になったと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0125 )
058_241011311 X900 〇舞岡公園 カラタチ RX10M4.jpg 58.カラタチの実
瓜久保の家の入り口にある、よくアゲハが産卵に来ていたカラタチの木の実が、たくさん成って黄色く色づいていた。AIに尋ねてみると、ユズのような「その果実は硬くて苦味が強く、生で食べることは一般的ではありません。ただし、熟した果実を工夫して食用にすることは可能です。枳殻の実は酸味が強いため、砂糖漬けや果実酒、ジャムなどの形で利用されることがあります。また、漢方薬としても利用され、消化促進や胃腸の調子を整える効果が期待されています。」と教えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 31mm ISO1000 )
059_241011344s X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 59.コセンダングサ -31 ウラナミシジミ♀
まだ、コセンダングサの咲くところに未練があり、帰路にも立ち寄ってみた。この写真は気に入った写真だ。広々とした休耕地とその中に咲くコセンダングサを表現できたと思う。ウラナミシジミは開翅してくれると雌雄の同定が容易だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
060_241011347 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 60.コセンダングサ -32 ウラナミシジミ♀
位置を変えて撮る。きれいな♀だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
061_241011354 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 61.コセンダングサ -33 ウラナミシジミ♀
望遠側で撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 196mm ISO320 )
062_241011360 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 62.コセンダングサ -34 ウラナミシジミ♂
一番高いところで咲くコセンダングサに止まった。背景に青空を入れたカットが撮れるチャンスと思い、狙ってみたが、良い写真にはならなかった。明るい空が背景となると、露出が難しくなり、チョウの特徴を写し撮れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 31mm ISO125 )
063_241011365 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 63.コセンダングサ -35 キタテハ
はっきりは解らないが、この個体は♀のようだ。コセンダングサの濃い黄色に、赤銅色が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 178mm ISO400 )
064_241011375 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 64.刈られた稲と案山子
「カオナシかかし」と「夕焼けフラミンゴ」の向こうに刈り入れの済んだ稲が吊るされている。案山子コンクールはあと2日、10月13日まで行われている。果たして、℃の案山子が1位になるのか、興味もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2,8 1/2000 12mm ISO400 )
065_241011378 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 65.実りの秋 谷戸の風景
畦道に立って田んぼを守ってきた案山子たちも、あと2日の見納めとなった。この日はチョウの種類こそ少なかったが、コセンダングサや、コスモスに来る秋の蝶たちの撮影を楽しむことが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 16mm ISO320 )

2024年10月31日

秋すすむ舞岡公園 ② コセンダングサ最盛期 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

たぶん、ここは農家さんの私有地だろうが、ほとんど手が入っていないような休耕地のようだ。この休耕地に面した谷戸の道に沿って、コセンダングサが多く咲いていた。そのコセンダングサにアゲハやキタテハ、そして、ウラナミシジミが吸蜜に余念がない。チョウとしては珍しい種ではないが、広い背景を写し込んだ写真が撮れないものかと、もう少し、ここで撮影を楽しむことにする。
 広い背景を写し込んだ写真を撮るには、周囲に茂る草の状況や、チョウが止まってくれる位置など、なかなか難しかった。

000_241011212tm X700 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg
コセンダングサで吸蜜するウラナミシジミ 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

021_241011197 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 21.コセンダングサ -8 ウラナミシジミ
比較的高いところに咲くコセンダングサにウラナミシジミが止まってくれた。これなら、ひろい休耕地と青空を背景に撮れそうだとトライしてみる。だが、あと一歩被写体に寄ることが出来ず、明るい青空を背景にした露出も難しい。肝心の被写体も少し鱗粉が擦れた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
022_241011204 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 22.コセンダングサ -9 ウラナミシジミ
このカットは、何とかウラナミシジミが好む環境を移し込むことが出来たと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
023_241011214 X900 ▲舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 23.コセンダングサ -10 アゲハ
アゲハの♂も元気に花から花へと飛び回る。カメラを下げて背景を入れたいのだが、手前の草に遮られてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 183mm ISO320 )
024_241011218 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 24.コセンダングサ -11 アゲハ
同じ個体をファインダーで追う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 183mm ISO320 )
025_24101122 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 25.コセンダングサ -12 アゲハ
広い背景は取り込めなかったが、元気よくのびのびと咲いているコセンダングサとアゲハを写し込めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO250 )
026_241011221 X900 ▲舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 26.コセンダングサ -13 アゲハ
アゲハは位置を変えながらコセンダングサから離れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO320 )
027_241011222 X900 ▲舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 27.コセンダングサ -14 アゲハ
小さなコセンダングサの花はアゲハにとって、静止し難いのだろう。止まったり、離れたりを繰り返していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO500 )
028_241011014 X900 ◎ウラナミ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 28.コセンダングサ -15 ウラナミシジミ♂
近くのコセンダングサに来たウラナミシジミ♂をマクロレンズで撮る。きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
029_241011225 X900 ◎舞岡公園 アゲハ RX10M4.jpg 29.コセンダングサ -16 アゲハ
また、カメラを持ち替えてアゲハを追う。一つの花に止まって足場にして、他の花に口吻を延ばしているように見える。真ん中の黄色い部分が花びらやおしべ、めしべを持つ花の筒状花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 190mm ISO400 )
030_241011015 X900 ◎ウラナミ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 30.コセンダングサ -17 ウラナミシジミ
傷のないウラナミシジミを狙ってマクロで撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
031_241011230 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 31.コセンダングサ -18 ウラナミシジミ♀
ウラナミシジミは表を見れば、雌雄の識別が容易だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 201mm ISO320 )
032_241011233 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 32.コセンダングサ -19 キタテハ
黄色のコセンダングサやセイタカアワダチソウには、キタテハの赤銅色が良く似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 172mm ISO320 )
033_241011238m X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 33.コセンダングサ -20 キタテハ
キタテハの秋型は夏型に比べ、翅のギザギザが深くなり、表は鮮やかな赤銅色になる。夏型の裏面の茶色は、秋型では黒褐色になる。翅を閉じていると枯葉のように見えないこともない。成虫越冬のための備えで枯葉に見せるためなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 172mm ISO320 )
034_241011246 X900 〇舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 34.コセンダングサ -21 キタテハ
少し遠いところの花に止まった。RX10 Ⅳ の望遠側で撮る。望遠端は220mmで35㎜版では600mmに相当する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
035_241011253 X900 ◎舞岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 35.コセンダングサ -21 チャバネセセリ
イチモンジセセリとチャバネセセリは区別しにくいが、この写真では、特に後翅の斑紋がはっきり見えるので、明らかにチャバネセリと判る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO125 )
036_241011259 X900 ◎舞岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 36.コセンダングサ -22 チャバネセセリ
少しカメラを引いて、背景の情景を入れた。谷戸の休耕田の様子がわかる写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO200 )
037_241011263 X900 ◎舞岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 37.コセンダングサ -23 チャバネセセリ
位置を変えて、異なる情景を入れようと試みたが、良い構図とはならなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO160 )
038_241011273 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 38.コセンダングサ -24. ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモンもコセンダングサに飛来した。きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 58mm ISO400 )
039_241011277 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 39.コセンダングサ -25. ツマグロヒョウモン♀
開翅して、全面を披露してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 58mm ISO400 )
040_241011286 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 40.コセンダングサ -26 ツマグロヒョウモン♀
ズームして、引き寄せた。背景はボケるが、その分ターゲットはクリアに撮れる。背景が綺麗にぼけてくれた、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 117mm ISO250 )
041_241011288 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 41.コセンダングサ -27 ツマグロヒョウモン♀
休耕田の草むらがうまく表現できたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 17mm ISO200 )
042_241011294 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg
42.コセンダングサ -28 ツマグロヒョウモン♀
写真を見てくださっている皆さんには、同じような写真ばかりで退屈させてしまったと思うが、休耕田の路傍に咲くコセンダングサに集まるチョウたちの撮影を30分ほど楽しんだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 78mm ISO500 )

2024年10月28日

秋すすむ舞岡公園 ① ウラナミシジミの季節 2024年10月11日 横浜市 舞岡公園

10月11日、涼しくなった舞岡公園へ行ってみた。前回は9月26日に行ったが、秋は進んでいる。
 舞岡公園の南門からの散策路には何本かの柿の木がある。これまでにはアカボシゴマダラやゴマダラチョウ、そしてコムラサキが熟れたカキの実を吸汁に来ていたことがあった。ここ最近はあまりこの季節に舞岡公園へ来ることがないので、カキの実に来るチョウを見る機会もなかった。まだ、あまり熟していないが、今年は実が成っていた。
 小さな黄色い花をつけるコセンダングサの花は今が旬だった。アゲハ、ウラナミシジミ、キタテハが吸蜜に来ている。セイタカアワダチソウも咲き始めていたが、もう1週間もすれば見頃になる。今年はダメかと思っていたコスモスが見ごろになっていた。

000_241011149 X700 ◎舞岡公園 アカボシ yellow straw RX10M4.jpg
熟したカキの実の甘い汁を吸うアカボシゴマダラ 2024年10月11日 横浜市舞岡公園

001_241011091 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 1.ツマグロヒョウモン♀ -1
目立たない小さな白い花、ミゾソバ(溝蕎麦)に飛来した。wikipediaによれば、「かつて日本各地で水田が見られた頃は、土盛りされていた溝や用水路、小川などの縁に普通に生えており、その見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来になっている。」と説明されていた。舞岡公園はその条件を満たしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
002_241011094 X900 ◎舞岡公園 ミゾソバ RX10M4.jpg 2.ツマグロヒョウモン♀ -2<br> 今年の秋のツマグロヒョウモンは♂より♀を多く見る。この個体は右前翅の翅頂部が大きく破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
003_241011098t X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 3..ヒガンバナ(彼岸花)
舞岡公園でも多くはないがあちらこちらで一斉に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 67mm ISO1000 )
004_241011100 X900 ◎舞岡公園 柿 RX10M4.jpg 4.谷戸の柿
古谷戸の里へと散策路を歩いていく。葉がほとんどおちてしまっている柿の木に実が成っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 36mm ISO320 )
005_241011003 X900 〇イチモンジセセリ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 5.イチモンジセセリ
ヨメナの花にイチモンジセセリが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000 105mm ISO500 )
006_241011110tm X900 ◎舞岡公園 ホトトギス RX10M4.jpg 6.ホトトギス(杜鵑草) -1
wikipediaによれば、和名の「ホトトギス」は、花の紫色の斑点のようすを鳥のホトトギス(杜鵑)の胸にある斑点に見立てたことによる。斑点を油染みに見立てて、ユテンソウ(油点草)という別名もある。花言葉は「永遠にあなたのもの」だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 186mm ISO400 )
007_241011005 X900 〇ホトトギス 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.ホトトギス -2
複雑な色と形である。wikipediaの説明では、「葉腋に2-3個の花を上向きにつける。花に花柄があり、花は漏斗状鐘形で径約25mmになる。花被片は6個で、長さ約25mmあり、斜め上向きに開き、外側に毛が生え、内側には白色地に紫色の斑点が多くあり、下部に黄色の斑点がある。3個の内花被片と3個の外花被片があり、外花被片の基部に袋状のふくらみがある。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って束状に立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれて球状の突起があり、各枝の先はさらに2裂する。 果実は線状長楕円体の蒴果で3稜があり、長さ30mm前後になり、熟すと胞間裂開する。」とあった。マクロレンズで撮ってみたが、ピントをどこに合わせればよいのか難しい・。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm IS0125 )
008_241011011 X900 〇古代米 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 8.古代米
水車小屋の前あたりの田んぼに実験的に植えられている古代米が実っていた。農林水産省のページには、古代米とは、昔のイネがもっていたのではないかと考えられる特徴がある品種とあった。日本では、赤米や黒米などが古代米とよばれている。また、赤米は、ネパールでは薬用として、黒米は、中国では病人や産婦の栄養食品として食べられている。赤米に含まれるタンニンも、黒米に含まれるアントシアニンもポリフェノールの一種だそうだ。、

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0320 )
009_241011115m X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 9.熟したカキの実にアカボシゴマダラ
散策路と谷戸の間に、熟したカキの実を付けた柿の木があった。何かいないかと目を凝らすとちらっと動く物があった。アカボシゴマダラだった。熟したカキの実を鳥が啄み、そのあとアカボシゴマダラが吸汁していた。葉はほとんど落ちているものの、手前に小枝が多くあり、なかなか撮り難い。最近、この季節に舞岡公園へ来る機会が少なかったが、少なくとも昨年はこういったシーンは見てなかった。AIに尋ねてみると、カキの実がなる年とならない年があるのは、カキの木が「隔年結果」という現象を示すためだそううだ。この現象では、豊作の年と不作の年が交互に現れることが一般的だという。主な要因は、
1.栄養の偏り:豊作の年にカキの木が大量のエネルギーを実の成長に使うと、次の年に十分な栄養が蓄えられず、実が少なくなる。
2.花芽形成のタイミング:カキの花芽は前年の夏に形成されますが、豊作の年にはその過程が遅れることがあり、その結果、翌年は実が少なくなる。
3.天候の影響:開花時期や実がなる時期の気候条件(霜、雨、温度など)も影響する。特に開花時期に悪天候が続くと、受粉がうまくいかず実がつきにくくなる。
4.樹木の年齢や管理:カキの木が若いうちは毎年安定して実をつけることが多いが、成木になると隔年結果の傾向が強まることがある。また、適切な剪定や肥料の管理が行われていない場合も隔年結果が起こりやすくなる。
このような要因が複合的に影響し、カキの実が成る年とならない年が生じるのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO1000 )
010_241011135 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 10.カキの実とキタテハ
すぐ近くに成っていた実に、キタテハがいた。鳥が啄んで実の表皮が傷ついたところから吸汁している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO640 )
011_241011157m X900 〇舞岡公園 柿 RX10M4.jpg 11.カキの木 -1
舞岡公園の散策路沿いには何本かのカキの木が生えている。だが、品種の違いもあるのかもしれないが、まだまだ、実が成っている木は多くない。この木は色づいた実がついていたが、なっている実の数は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 34mm ISO160 )
012_241011162 X900 〇舞岡公園 柿 RX10M4.jpg 12.カキの木 -2
アカボシゴマダラが吸汁していた木には、葉がほとんど残っていなかったが、この木にはカキの葉らしい葉が多く残こり、紅葉していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 97mm ISO400 )
013_241011165 X900 舞岡公園 f16 宮田池 RX10M4.jpg 13.さくらなみ池
セイタカアワダチソウが咲き、アオサギがいた。ここの池は水の流れがなく淀んでいる。絞り込んで撮ってみたが、手前のセイタカアワダチソウはボケてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/2000 47mm ISO320 )
014_241011172m X900 ◎舞岡公園  コセンダングサ RX10M4.jpg 14.コセンダングサ -1 アゲハ
コセンダングサが最盛期になっている。この花にはいろいろなチョウが吸蜜に来る。この日は、アゲハ、ウラナミシジミ、キタテハ、イチモンジセセリ、チャバネセセリが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO500 )
015_241011173 X900 ◎舞岡公園 コセンダングサ RX10M4.jpg 15.コセンダングサ -2 アゲハ離脱
このアゲハ♂はきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO400 )
016_241011174 X900 ◎舞岡公園 コセンダングサ RX10M4.jpg 16.コセンダングサ -3 
アゲハは広範囲に咲くコセンダングサを次々と渡り歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 218mm ISO320 )
017_241011178 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 17.コセンダングサ -4 ウラナミシジミ♂
ウラナミシジミが多くなっている。このチョウが多くなると秋が深まるのを感じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO640 )
018_241011181 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 18.コセンダングサ -5 ウラナミシジミ
ここは谷戸の休耕地である。雑草が生い茂っているがコセンダングサが今は多く咲いていた。ウラナミシジミは裏面から雌雄を同定するのは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
019_241011187s X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 19.コセンダングサ -6 キタテハ
キタテハもコセンダングサが好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 207mm ISO320 )
020_241011194 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 20.コセンダングサ -7 キタテハ
さしずめここは、チョウの大食堂である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO400 )

2024年10月24日

雨の神楽坂 2024年10月8日 東京都新宿区神楽坂

現役時代に一緒に仕事をしていた友人が、もう30年くらい前になるが急逝し、今でもその仲間だった友人たちと年に数回、ゴルフや、家族ぐるみの食事会などをする機会を持っていた。しかし、コロナ禍で、その機会も限られてしまっていたが、今年は何回か会う機会があった。
 10月18日、その仲間のまとめ役をしてくれている友人が、「ちょっとビールを飲もう」といった意味合いで、「Quick Beer」と題した会をお膳立てしてくれた。亡くなった友人の奥さんを含め、今回は5人で飯田橋の「CANAL CAFE」というイタリアンの店で集まることになった。
 あいにく、当日は雨模様だった。雨が降るお濠を眺めながら約2時間、食事をし、昔話をして、楽しいひと時を過ごした。
 食後は神楽坂を散策しようという予定だった。雨が降っているのでどうしようかと思案していたが、食事を終えるころに雨が一旦やんだので決行。神楽坂を歩き、黒板塀のある「かくれんぼ横丁」など、横道を楽しんだ。
 毘沙門天にお参りしていた頃、また雨が降り出してきた。残念ながら、神楽坂散策はそこまでだった。

000_241008040 X700 神楽坂 G7X (2).jpg
石畳の小路と黒板塀が続く「かくれんぼ横丁」 2024年10月18日 東京都新宿区神楽坂

001_241008001 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 1.「CANAL CAFE」 -1 お茶の水で中央線快速に乗り換え、飯田橋駅に下りる。ホームから、これから行く「CANAL CAFE」が見えた。テラスのある白い建物が、降る雨のなか、落ち着いて見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO160 )
002_241008013 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 2.「CANAL CAFE」 -2
外堀通りの神楽坂下交差点の手前を左に曲がったところに、「CANAL CAFE」の入口がある。。ここから下りて、飯田橋のお濠の上に浮かんだような建物に入る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO200 )
003_241008004 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 3.「CANAL CAFE -3
雨が降っているので、座っている客はいないが、濠に浮かぶようにテラス席がある。濠は江戸城の外堀で、勝手は一番濠とも呼ばれた。wikipediaによれば、1970年代の飯田濠埋め立てまで、濠を埋めることが度々行われてきたが、現在では都市景観の一つとして保存していこうとする考えが一般だそうだ。外堀では、飯田橋 - 四谷間の3カ所(牛込濠、新見附濠、市ヶ谷濠。これらは神田川に通じている)、および赤坂見附付近(弁慶濠)に水面が残っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 )
004_241008009 X900 飯田橋 Canal Cafe G7X.jpg 4.CANAL CAFE -4
晴れていれば、この濠にはボートが浮かび、濠に面した席は若い人たちでいっぱいになるのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_241008030 X900 神楽坂 G7X.jpg 5.有名フレンチレストラン
神楽坂の交差点を渡って、神楽坂通りを坂上に向かって歩いていく。神楽小路の少し先の右側にあるのが「神楽坂 フレンチレストラン ラリアンス(L'Alliance)」。ミシュラン一つ星を獲得したこともある名店で、人気があるという。この日も「本日満席」の札が掛けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/320秒 9mm ISO320 )
006_241008032 X900 神楽坂 G7X.jpg 6.神楽坂仲通り
さらに上っていくと右手に神楽坂仲通りという路地があった。大きな「カラオケ」の看板もある。この道に入って見ることにする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
007_241008033 X900 神楽坂 G7X.jpg 7.中華もある
神楽坂仲通りを少し行ったところに「芸者新道」という路地がある。芸者さんが料亭から料亭へ移動するときに混雑する表通りを避け、抜け道として使ったことからその名がついたそうだ。その角に、「一品香」という中華料理店があった。ここはどのような店かわからないが、外から見たところ、入って見たくなるような店だった。関係はないと思うが、我が家の傍に、「横浜たんめん一品香」という店があり、何回も行っているが、味は良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO800 )
008_241008036 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 8.黒板塀 -1
「芸者新道」の先を左に入ると「かくれんぼ横丁」がある。「神楽坂仲通り」と「本多横丁」の間にある石畳の路地である。迷路のような入り組んだ道に、黒板塀の中にいくつかの名店があった。イタリア料理の店や、その先には「紺屋」という懐石料理の店もある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
009_241008038 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 9.黒板塀 -2
「かくれんぼ横丁」黒板塀の中にある、和食「千」の玄関だ。店の名前は大きく書かれてはいない。のれんに「千」と書かれていた。いずれの店も食事代はネットを検索して、だいたいの見当は付けられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
010_241008049 X900 神楽坂 タバルディヨ G7X (2).jpg 10.真っ赤な花
黒板塀に沿って、右へ、そして左へ歩き、「本多横丁」へ出た。着物のお店だったろうか、定かではないがその店のわきの高さ1mくらいの木に、初めて見る真っ赤なふさふさした花が咲いていた。雨のしずくを受けて一層綺麗に見える。帰宅してネットで調べてみると「タバルディヨ」という花のようだ。マメ科の植物であり、葉を見ると同じマメ科のネムノキに似ていて、花もネムノキに似ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 35mm ISO2000 )
011_241008055 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 11.神楽坂通り
本多横丁から神楽坂通りにでた。神楽坂通りは、早稲田通りの外堀通り交差点から大久保通り交差点までの坂である。外堀通りとの交差点が「神楽坂下」で、大久保通りとの交差点が「神楽坂上」という。神楽坂の名称の由来は、wikipedia によると、この坂に高田穴八幡の旅所があり、祭礼で神輿が通るときに神楽を奏したからとも、「若宮八幡の社」の神楽の音がこの坂まで聞こえたからともいわれる。また、津久戸明神が元和の頃に牛込の地に移転した時神輿が重くてこの坂を上ることができなかったが、神楽を奏すると、容易に上ることが出来たため、この時より「神楽坂」の名が付いたと記されている。神楽坂通り商店会のホームぺーには、「当商店会はJR飯田橋駅より神楽坂下の交差点を越えて、大久保通りの神楽坂上交差点までの、神楽坂通りに面して営業している商店、飲食店、事務所等で形成されています。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
012_241008057 X900 神楽坂 毘沙門天 G7X (2).jpg 12.神楽坂毘沙門天
神楽坂通りに出て、右へ、神楽坂上に向かって歩き始めたところで、また雨が降ってきた。今日の散策はここまでと意見が一致し、毘沙門天善國寺にお参りして、飯田橋駅へ下ることにした。時刻は午後3時半だった。wikipediaによれば、この善國寺は「安土桃山時代の文禄4年(1595年)、池上本門寺第12代貫主である日惺上人により、馬喰町に創建される。たびたび火災に見舞われ、麹町を経て寛政5年(1793年)には現在地へ移転した。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
013_241008060 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 13.神楽坂通り商店街 -1
表通りには、多種多様なお店が並んでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 )
014_241008061 X900 神楽坂 G7X (2).jpg 14.神楽坂通り商店街 -2
この店は、「神楽坂梅花亭」といい、1935年(昭和10年)創業の老舗の和菓子屋さんだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO1000 )

神楽坂下交差点の近くまで下りてきて、左側に「神楽小路」という小路があった。この小路は、外堀通りと平行する神楽坂通りと軽子坂(通り)を結ぶ小路だ。神楽小路は、昔は紀ノ善横丁と呼ばれていたそうだが、通り名変更となった際に神楽坂を最初に入った右側にある横丁なのでこのような名前が付いたのだそうだ。神楽小路の石柱がいい。残念ながら今回は20mほど入って、引き返してきた。1時間半ほどの散策だったが、雨模様の神楽坂の雰囲気を味わった。今回も、この会のお膳立てをしてくれたNさんに感謝する。