2010年5月14日

隠居の探鳥ウォーク:初夏の泉北栂地区

 ゴールデンウィークが終わった翌週は堺泉北ニュータウンでも暑かったり寒かったりの天候不順な日が続いている。
 先日、大庭寺の畑で夏鳥であるオオヨシキリに初めて出会ったので、狭い河川敷のところどころに葦が生えている和田川にも飛来しているのではないかと 2.5km ほど川沿いに南へ下ってみた。先日の聞き覚えのあるオオヨシキリのさえずりが聞こえる方向に眼を凝らしてみたが、姿を現してくれなかった。

 同じように夏鳥らしいイソシギが餌を求めて、堰の落ち込みで徘徊していた。このシーズンになって初めてである。
 多くのツバメがほぼ同じところを滑空しているが、これを被写体に収めることはほとんど不可能である。少し、飛び疲れたのか金網の上に留まっているところが撮れた。ツバメの口元って赤かったんですね。
 川岸の柵に、スズメ大の小鳥が来て留まった。遠くのなのでいい写真は撮れなかったが、自宅でトリミングしてみると、どうもスズメではないようである。図鑑をひっくり返して見たが、似た鳥が見つからない。例によって、<<野鳥識別掲示板>>にお世話になることにした。しばらくして、掲示板管理者のさえちゃん さんから次のような回答をいただいた。
n_shuhei様 こんばんは。
自信はありませんが、黒と白、目の後ろの白い部分などから、ムクドリの巣立ちビナかな~と思いました。
スズメではないでしょう。
 図鑑には幼鳥まであまり出ていない。それでも、ネットで "ムクドリ 幼鳥"でサーチすると同じような写真が出てきた。ネットの世界で、人々の知識は急速に増幅されているのではないかと思う。残された時間があまりない老人こそ有用な世界であろう。

 オオヨシキリの姿をもう一度見たくて、初めて会った大庭寺の畑に出かけてみた。季節はずれの寒さで、赤外温度計で測ると上空はマイナス14.3℃である。気温も16℃しかない。それでも同じ場所で、例のさえずりがきこえてきた。警戒心が強いのか、なかなか姿を現さない。ようやく双眼鏡で見つけたが、遠くのうえ葦が邪魔になって写真は撮れなかった。

 野鳥の写真を撮りはじめたころに見つけた堺市稲葉の小田之池に、回ってみた。ここには、カワウ3羽とバン1羽を見かけたが、時期が異なるからか以前のように多くの水鳥の姿はない。
 帰途、和田川沿いを北上していくと、イソシギが川のゴミをつついていた。緑の若葉が育ってきた葦の茂みで、オオヨシキリがさえずっている。5月だというのに寒いけれど、夏鳥は確かに飛来しているのである。

 2時間半近くの探鳥ウォークも終わり近くになって、川の土手に生えている近くの雑木の梢でオオヨシキリが姿をあらわにしてさえずっている。シャッターチャンスとばかり連写した。パソコンで、さえずっているときの口の中を見ると確かに赤っぽい。「絵解きで野鳥が識別できる本」に、オオヨシキリとコヨシキリの識別として、口の中の色を見るとある。コヨシキリの口の中は、黄色いそうだ。

イソシギ:和田川;クリックすると大きな写真になりますムクドリの幼鳥;クリックすると大きな写真になりますツバメ;クリックすると大きな写真になりますオオヨシキリ;クリックすると大きな写真になります
イソシギ:和田川(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/1600 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
ムクドリの幼鳥:和田川(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F7.1 1/3200 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
ツバメ:和田川(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/1000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
オオヨシキリ:和田川(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F7.1 1/3200 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング レタッチ


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