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2005年11月29日

晩秋のみちのく

このところ年に1回2泊程度の夫婦旅行をしている。2005年の今年は、紅葉のシーズンが終わったみちのく秋田・岩手・青森へ旅した。今回もFlight&Driveである。行き帰りの飛行機の時間と2泊の宿、レンタカーだけを決め、後は成り行き任せの旅行である。このような予約は、すべてインターネットでできる。便利になったものである。
 秋田空港に2005年11月7日9:30着、予約していたトヨタレンタカー(普段運転している車がマークⅡステーションワゴンなのでトヨタ系にしている)で手続きをする。 カローラと車種だけを指定しておいたが、4WDにスタッドレスタイヤをはかせてある車を用意してくれていた。天気予報では寒くなると言っていたので、心強い。カーナビに、本日の宿泊先乳頭温泉郷にある「休暇村田沢湖高原」にセットし、通過点に角館を指定し、いざ出発。BGMには、MP3 Player を用意した。このごろの車にはテープデッキは付いていないことが多いので、ノイス覚悟でFMを使う無線トランスミッターを持っていった。地方のFM局は数が少ないのか、88.5MHzでセットするとノイズは全くといって無く、快適に好きなJazzを聴きながら、晩秋のみちのくをドライブすることができた。クリックすると大きな写真になります。 天気予報通り、秋田から盛岡に通じる国道46号線上にある角館に着く頃には、にわか雨が降ったりやんだりの天気になった。紅葉シーズンの盛りが過ぎた平日にもかかわらず秋田の有名な観光スポット角館の武家屋敷通り界隈は、観光バスが何台も入って賑やかであった。この界隈の武家屋敷:青柳家の庭に晩秋を感じさせる楓の紅葉が、見事であった。見学した石黒家は、私の素人写真より、以下のページが詳しい。
http://www.hana.or.jp/hana/kigata/5isiguro.folder/isiguro.html


クリックすると大きな写真になります。 46号線に分かれて、田沢湖に向かった。みちのくの冬への変わり目なのか、風雨が強まった。夏にはきっと賑わうのに違いない湖畔も寒々と閑散としていた。枯れ葉舞う湖畔の道を「たつ子の像」までドライブ。なんで、こんな金ぴかの像を建てるんでしょうかね?




クリックすると大きな写真になります。クリックすると大きな写真になります。 一日目の宿泊先「休暇村田沢湖高原」は、田沢湖から岩手山に向う乳頭温泉郷の先ブナ林にある。道路沿いの一面のブナは、すっかり葉を落としている。宿の人の話では、ブナの紅葉は、黄色→赤と変化し、美しい黄色の時期はごくわずかということである。覚悟はしていたが、ここまで幹枝だけになっているとは思わなかった。しかし、ライトに照らされたブナの樹々に囲まれた露天風呂は格別であった。
二日目、46号線に戻って盛岡から東北自動車道に乗り八幡平に寄り道をし、八戸経由宿泊先の奥入瀬を目指した。昨日上ってきた道を下る途中で田沢湖が眺望できるポイントがあったので、パーキング。その時に撮ったデジカメ写真が上右のもの。


クリックすると大きな写真になります。 天気は快晴、雫石を通って盛岡に出る前に小岩井農場の道案内につられて行ってみることにした。北海道十勝あたりの牧場に比べればスケールは小さいが、きれいな牧場が広がっていた。記念にと売店で家内がチーズを求めて頬張る。




クリックすると大きな写真になります。 盛岡ICから東北自動車道に入って、八幡平へ。岩手山SAで休憩中、空は一天掻き曇り、突風と強い雨が降ってきた。気象予報通りである。晴天であれば遅い紅葉が楽しめたであろう。松尾八幡平ICで高速を降りて八幡平へ。夜間には閉鎖となるアスピーテラインを走ることに。あいにくの天候で眺望が悪いので、早々に退散した。途中で、記念に沼の写真を撮ったが、沼の名前が分からない。ガマ沼らしいが。松尾八幡平ICに戻って、東北道・八戸道で八戸へ。ガイドブックで遅い昼食の場所を探したが、適当な店が見あたらず、八食センターへ。 食事は定食もので済ませたが、市場に並んでいる20軒ほどの海産物店にはありとあらゆる海産物が安価に並んで活気に溢れていた。 日持ちを考えて好物のウニ瓶詰めだけしか買えなかったが、近くにこんな場所があればしょっちゅう行っているだろう。
 話は変わるが、今回ETCカードを持参した。もちろん、レンタカーにはETC装置は付いていない(これだけETCが普及してくれば付けてくれればいいと思う)が、前払いしているETCカードを使えばプリペイド部分は割引が効く。プリペイドの制度はなくなり、マイレージ方式になるようだが。なんでも成果主義になるんですね。

クリックすると大きな写真になります。 八戸からカーナビの指示に従って、宿泊先の「奥入瀬渓流グランドホテル」へ。強い風雨が相変わらず間歇的に続いた。車の中では分からないが、気温も下がってきた。北の日暮れは早く、天候のせいもあって宿につくころの4時半にはすっかり暗くなっていた。休暇村に比べると5割ほど料金の高い旅館は、年金生活者には少々贅沢であったが、前沢牛などの夕食と奥入瀬渓流を背にした露天風呂はドライブ疲れを癒してくれた。旅館近くの楓は、まだ赤い色を残してくれていた。


クリックすると大きな写真になります。クリックすると大きな写真になります。 三日目も時雨れたり、晴れ間が覗いたりする冬型の天候だった。十和田湖までの奥入瀬渓流沿いのドライブは、期待通り今回の旅行のハイライトであった。冬間近を思わせる渓流沿いの散策道は、多くの熟年族が晩秋を楽しんでいた。シーズンが終わっているのに、観光バスが何台も走ったり停まったりしていた。10月の最盛期には、大型バスの行き違いが難しいと思えるこの102号線はきっと交通渋滞を起こしているに違いない。渓流には、いくつかの滝から清流が流れ込んでいる。源は十和田湖であろう。

クリックすると大きな写真になります。 十和田湖に上がるにつれて、雨に雪が混じってきた。十和田湖から東北道十和田ICに抜ける峠には、雪が5cmくらい積もっていた。道の積雪はなかったが、4WD/スタッドレスは安心感を与えてくれた。どうやら、みちのくの秋から冬への変わり目に旅したらしい。



クリックすると大きな写真になります。 青森空港で車を乗り捨てるまでには、時間的余裕が十分あったので、家内の発案で弘前城の側にある「津軽藩ねぶた村」という展示場に立ち寄ることにした。夏のねぶた祭りには、一度行きたいと思っていたが大変な人出らしいので諦めていた。展示場では、まばらな来館者を前に、弘前ねぶたの説明や笛と太鼓のはやしの実演までしてくれた。また、同じ展示場内で、若者の津軽三味線の実演もあった。昨晩、旅館であったショウでの演奏よりも活き活きしているようであった。夏にもういちど来るかという思いに駆られている。

 仙台・新潟から北への東北には旅したことは無かったので、今回のFlight&Driveは良い思い出となった。とくに、季節が晩秋だったことも天候が不順だったこともあって、みちのくの寂寥感みたいなものを感じる旅になった。日本は美しい。そして、どこでも四季がある。時節を変えて、しだれ桜の咲く角館や新緑の奥入瀬にもう一度訪ねたいと想う。

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コメント

昔、仕事の関係で弘前ねぶたを見たことがあります。
ドクターの息子を肩車して、同じ姿勢で大変でしたが、祭り自身はなかなかよかったです。青森ねぶたと違って、動的なことはありませんが、落ち着いて見られたですね。
又、訪れてみたいところです。

>としこばさん

コメントありがとうございます。
MRは最近でも Drs. の世話で大変なんでしょうか。

東北旅行もこれ1回きりで、なかなか行く機会がありません。
足腰が立つ間にもう一度行きたいのですが。

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