2007年3月27日

伊勢参り

 年1回くらい家族で泊まりがけの旅行をしようということにしているが、色々な理由で2年に1回くらいになっている。今回も息子が仕事の都合で参加できなかったが、日・月で伊勢・志摩へ出かけた。初日生憎の天気で名阪国道(国道25号線)は霧がかかりノロノロ運転となったが、伊勢神宮に着く頃には曇り空なものの雨は止んだ。春休みと日曜日が重なったせいか大変な人出であった。近くの宮川両岸の河川敷臨時駐車場は、すぐに車で埋まってしまった。


 駐車場から内宮に参拝に行くにはおかげ横丁を通っていく。古い町並みを再現した通りには、あの有名な「赤福」本店や「手こね寿司」・「伊勢うどん」の店などが軒を並べている。参拝前だが丁度昼時だったので、その中の1軒の「豚捨」という店で牛丼を食べることにした。濃厚な味であるが、なかなか美味しかった。
 鳥居を過ぎてから内宮へは多くの老弱男女が砂利道を踏みしめていた。境内の楠・檜の老木や松などはさすがによく手入れをされている。正宮への参拝には、初詣の時にくらいしか経験したことないくらいの順番待ちであった。2~3本の桜が満開近かったが桜の木は少ないようだ。むしろ、他の神社ではあまり見られない白い神馬や尾長鶏(?)、池の錦鯉などがいる。皆奉納なのだろうか。
 宿は一人あたり2尾の伊勢海老料理に引かれて決めた英虞湾の湾口に位置する浜島である。太平洋を望む部屋の窓からは雲の切れ間から夕日が紅い。夕食は、伊勢海老の刺身と丸一匹ゆでた海老で満腹。なんとも贅沢である。翌早朝、海を眺められる大浴場からは英虞湾に浮かぶ島影からの日の出を拝むことができた。
 好天に恵まれた翌日は4月から小学校に上がる孫とひとつ歳下の孫のために、「賢島エスパーニャクルーズ」という遊覧船で英虞湾を巡った。この地は40年以上も前の学生時代に、今は閉鎖されているが教育キャンプカウンセラーとして夏場を過ごした所である。今は近鉄が入り込んで特急の終点で志摩めぐりの拠点となっているようで随分整備され賑やかになっている。だが、真珠筏が浮かぶ風景は変わらず、若き頃の郷愁が胸をよぎった。
 賢島から鳥羽水族館に向かうパールロード(少し前まで有料だったようだが、料金所は見あたらなかった。)の途中に、「海の博物館」という施設がある。リニューアルしたこの建物は、日本建築学会賞を受けたということで、建築を専門とする娘の希望で立ち寄った。が、時間がなく外観を見ただけである。機会を見て再度訪問したい博物館である。パールロードには幼児から老人までが食事するような適切な場所が見つからず、鳥羽水族館の駐車場に車を駐めて、鳥羽旧市街にある「Cuccagna」という洒落たパスタ屋で遅い昼食を摂った。鳥羽水族館は、子供向けには「アシカショウ」などがあるが、魚の展示はいろいろと凝ってあり大人もずいぶん楽しめる。
 西日を真っ正面に見て走る国道25号線は高速道路仕様になっているが制限速度60km、制限速度を守ろうとする車と高速道路並み走る車とが交錯し神経の疲れる道路である。遊び疲れた孫共は、ぐっすり寝込んでしまった。孫達が大きくなり、こちらが老いていくにつれ、このような旅行はもうできないかもしれない。

(追記:2007/4/2) Google Maps API を使用してエントリーを再編集した。

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コメント

>NWさん
コメントありがとうございます。

孫が大きくなるにつれ家族全員が集まることが難しくなりました。

大家族旅行楽しそうですね。羨ましいです。
春休みの恒例行事として、いつまでも続けたいですね。

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