2007年12月19日

師走半ばの京都、知恩院と錦市場

 寒くなってきたので、京都に住む娘がこたつを持ってきて欲しいとアッシーを頼まれた。この時期、京都では特別のイベントもないので、日帰りをすることにした。
 しかし、せっかく京都に来たので、日曜日だったが知恩院と師走の京都の雰囲気を味わいに錦市場に寄ってから、帰ることにした。京都に車できたときの問題は駐車場である。紅葉の時期はもうすでに終わっているし、年末にはまだ間があるので、知恩院の駐車場は空いていたが、2時間程で700円も取られた。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 方丈庭園の奥に、浄土宗を保護したとかで徳川家康・秀忠・家光3代の霊が祀られた権現堂という建物があり、「千姫」の墓もある。つい2日ほど前に、日光東照宮に行って権現さんに詣ってきてところだ。なにか、この12月は家康づいている。この権現堂と方丈庭園との境になっている白壁塀の屋根に、楓の枯れ葉が赤い縞模様をつくっていた。この権現堂横の山亭からは、京都の市街地が一望できる。どこかの政治団体か何かの街宣車からボリューム一杯の騒音が聞こえてくるのが風情を壊していたが。山亭の楓はまだ色を少し残しており、初冬の陽に鮮やかだった。

クリックすると大きな写真になります  知恩院の印象は、大晦日NHK「ゆく年くる年」で、僧侶が仰向けにぶら下がるようにして除夜の鐘を撞く様が鮮明である。除夜の鐘の準備をするのか、青銅色の鐘のよこには鉄パイプの足場が組まれていた。

クリックすると大きな写真になります  御池通の地下駐車場に車を駐めて、堺町通を下りると錦市場の西端くらいと交差する。ここは、人が一杯である。でもよく見るとどうやら観光客がほとんどのようである。日曜日のせいなのかもしれない。あるいは、京都庶民の市場ではなくなって、観光名所に変わってきているのかもしれない。土産に買いやすい漬け物屋と佃煮屋が賑わっていた。私たちもやっぱり京漬け物とシジミの佃煮を求めた。結構美味しくはあったが。

京都・奈良私的観光地図に掲載

コメント

>yamakoさん
コメントありがとうございました。
今年の京都の秋は観光客で大変だったようです。11月の23/24/25日の連休は、新幹線京都駅は大混雑をしていたようです。マスコミが煽ることもあるのでしょうね。
自由人は、土日の行動は避けて、平日に行動すべきでしょうね。そういう熟年族も増殖中ですが。

shuheiさま 今朝(12/22)の「旅サラダ」という番組で小柳ルミ子が京都を訪れていました。常寂光院の紅葉と、錦市場の場面もありました。今年の秋は京都に日帰りででも行きたいなと思っていたのですが、行くことが出来ませんでした。ご隠居の写真と今朝のテレビで慰められています。

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