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2012年2月 8日

隠居のスマートフォン備忘録:(20) Xperia acro をEvernote を利用するデジタル・メモ帳として使う


 Masajii's Blog のオーナーが、最近スマホを使い出した。70を過ぎた我々の仲間では、珍しい方だ。彼はもともと新聞記者だから好奇心が旺盛である。それに、読書家・勉強家でもある。まだ、中国語の勉強をしている。そのようなこともあって、なんでもメモに残しているようだ。
 どこで仕入れたか、Evernoteなる ツールの知識を得て、これに獲得した情報を整理することを試みているようだ。この Evernote というツールで何ができるかの説明ページを読んでみてすぐに頭に浮かんだのは、梅棹忠夫の【知的生産の技術】である。Evernote は、この技術を現代のITで具現化したものと思えた。この新書が発刊(1969年)されてから40年以上たっているが、知的生産の技術はIT を利用することで驚異的な進化を遂げているのである。

 彼は、中国語を勉強した時などに残したメモ(学習帳?)をスマホのカメラ機能でスキャンし、Evernote にアップロードしたいが、写真がうまく取れない、何かいい方法はないかと聞いてきた。私はメモを書くことなどはあまりないが、探鳥ウォークするときには、A7 ぐらいの小型のメモ帳に場所別に観察した野鳥と羽数などを記録に残している。これをもとに、「探鳥日誌」をブログにアップしている。Evernote を使えば、元の記録を散逸せずに、梅田望夫が〘ウェブ進化論〙でいう【あちら側】に預かってもらえそうだ。

 そこで、ネットでググッてみると、どうやらスマホのカメラでメモの写真を撮る(スキャンする)ときに特化したノートが売り出されていることが分かった。KING JIM の SHOT NOTE がはじめに開発されたようであるが、コクヨも CamiApp という製品を追随して出している。 SHOT NOTE は最初 iPhpne 向けであったが、すぐ Android にも対応するようになった。これらのノートはノート自身には、4隅にマークがついている(SHOT NOTE)か、黒い枠で囲まれる(CamiApp)ようになっているか、だけで普通の紙である。そういう仕掛けがなければ、100円ショップでも売っていそうなメモ帳である。どちらも、値段は3倍位ほどする。スマホでスキャンしやすくするための工夫は、それらのノートに合わせたアプリが開発されていることにある。どちらも、ノート名と同じ名前のスマホ向けアプリを無償で提供している。
 このアプリを比較してみた。
KING JIM :SHOT NOTEコクヨ:CamiApp
Xperia acro で撮った写真。
四隅のマークをスマホ画面に表示される枠内に納めてタップする。比較的簡単。
360x480px(A8メモ用紙)
SHOT NOTE のメモ用紙
比較に使った用紙
 貼ってはがせるタイプ A8:70枚¥350
価格はAmazon の送料込み価格。
iPhone 対応となっていても Android で使える。
ShotNote_1;クリックすると大きな写真になります Xperia acro で撮った写真。
メモの台紙となる黒い枠をスマホ画面に納めてタップする。なれないとかなり難しい。
1114x1600px
CamiApp のメモ用紙
比較に使った用紙
 ツイリングメモ A7:50枚¥457
貼ってはがせるタイプはない。(アプリの方式で作りにくい?)大きさは、実質A8である。
価格はAmazon の送料込み価格。店頭で買えば、もっと安いようだ。
CamiApp_1;クリックすると大きな写真になります
Xperia acro での編集画面
元の写真は、バックに薄く表示されている。
Evernote と同期しておけば、タイトル・タグは、Evernote に登録しているノートブック・タグが選択できるようになっている。
メモの作成日付と番号は、OCR で読み取ることになっているが、完全ではない。作成日付の入力は、簡単に入力できるようになっている。
Evernote への登録は、メニュー・ボタンから〘エクスポート〙をタップする。
SHOTNOTE_2;クリックすると大きな写真になりますXperia acro での編集画面
元の写真と編集項目は上下に表示される。
タイトルは、その都度入力する必要がある。タグは、Evernote に登録しているタグが選択できるようになっている。ただし、設定画面で事前にEvernote からダウンロードしておく必要がある。
メモの作成日付の入力は、簡単に入力できるようになっている。
Evernote への登録は、メニュー・ボタンから〘共有〙をタップする。ただし、私の設定が悪いのか、IE での Evernote には、CamiApp というノートブックを作って、そこに同期するようである。
CamiApp_2;クリックすると大きな写真になります
PC本体 InternetExplorer の Evernote での〘ノート〙表示画面。上のスマホで撮った写真を表示している。
スマホで編集した作成日付、番号、撮影日付は、メモ写真の下に表示される。
メモ写真の大きさは、360x480px である。(A8 のメモ用紙の場合)
SHOTNOTE_3;クリックすると大きな写真になります PC本体 InternetExplorer の Evernote での〘ノート〙表示画面。上のスマホで撮った写真を表示している。
スマホで編集した作成日付、撮影日付、コメントは、メモ写真の上に表示される。
メモ写真の大きさは、1114x1600px であり、SHOTNOTE に比べて約3倍の大きさである。
アクションマーカーという機能があり、メモ用紙についている7つのマーカーを塗り分けることでタグを設定してくれる。
CamiApp_3;クリックすると大きな写真になります


 好みにもよるのかもしれないが、私は、KING JIM の SHOTNOTE の方が使いやすいと思った。
これを上手く利用すれば、色々な手書きメモを散逸せずにすむ。宅急便でモノを送るときの宛先住所メモを Evernote にあげておくとか、買い物メモなどを収録しておけば、スマホだけを携行するだけで良い。
 なお、Evernote については、スタートガイドをみるとよくわかる。まだ、使い始めたばかりなので、おいおい学習していきたいと思う。

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