隠居の花見:堺法道寺のさくら
今年も開花予想が早まった桜は、寒さで少し遅れたが、大阪堺でもあちらこちらで咲き出した。
桜を見に行こうと思いついたのは、3月29日、土曜日だったので人手が少ないと思われる堺市の公園墓地である鉢ヶ峰霊園に行ってみることにした。ここに、自分の骨を埋めるつもりの土地だけは、家内が40年前ぐらいに、墓地の募集抽選に応じて用意していた。もう、ふたりとも先は長くないと自覚しており、子どもに負担はかけたくないこともあって、生きている間に、この小さな墓地に墓石を立てることを決めた。
法道寺はここの近くにある真言宗のお寺である。この寺は小さいものの、掃除が行き届いていて、庭はいつもきれいだ。この時期、山茱萸の花が咲くので、これを目当てに訪れる。
近くにさくらのきれいなところはいっぱいあるので、法道寺のさくらはあまり気に留めなかったが、久しぶりに正面の階段を上がってみると、山門が額縁の様になって手水横のソメイヨシノがきれいに見えた。
秋の紅葉もいいが、春のさくらも良いものだ。
花見も、あまり出かけることも少なくなったので、記録として残しておきたいと思う。
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