北の丸公園 紅葉 ① 2022年12月2日 - Studio YAMAKO

2023年1月17日

北の丸公園 紅葉 ① 2022年12月2日

坂下門から乾門まで通り抜けて、北の丸公園へ向かう。乾門を出たのは10時45分ごろ。目の前の代官町通りの信号を渡り、北の丸公園に入る。10年くらい前だろうか、桜のころに一度着たことがあるが、ほとんど記憶に残っていない。その時は駐車場に車を止めて、武道館の方から入ったように思う。
 どこをどう歩いていいか良くわからないので、左回りに歩いてみることにする。右手に北の丸公園管理事務所をみて、細い散策路に入ってみる。やがて左手に池が見えてきた。池の先に左へ行く橋がある。案内図には「モミジ林」があった。こちらに向かって大勢の人が歩いてくる。どうやら逆コースを歩いているようだ。そこの紅葉は見事だった。来てよかった。
 北の丸公園の生い立ちはwikipediaによると、明治維新後、ここには明治政府によって近衛師団の兵営地が設置されていた。戦後、1946年(昭和21年)に東京特別都市計画によって皇居周辺の緑地として整備されることが決定され、旧近衛連隊等の多くの建物が撤去された。1957年には皇居外苑、日比谷公園と合わせて「東京都市計画公園第5・8・23号中央公園」として都市計画決定。1963年(昭和38年)に建設省が森林公園として整備を開始し、1969年(昭和44年)、昭和天皇の還暦を記念して開園、一般公開される。その後厚生省が管理し、現在は環境省が管理する国民公園となっている。

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北の丸公園 モミジ林 2022年12月2日

043_221202235 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 43.ツワブキ((石蕗、艶蕗、橐吾)
とりあえず左回りで行こうと歩き始めたら、左手に小さな池があった。その向こうに歴史のありそうな建物が見える。近衛師団司令部の建物を改修して、現在は東京国立近代美術館の分室になっている。ピントのぼけた写真になったが、これは手前に咲くツワブキを撮ろうとピントを合わせたのだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 40mm ISO450 ) 露出補正 なし
044_221202237 X800 北の丸公園 すすき Z50 Z18-140.jpg 44.ススキ
ススキの穂がきれいだった。池を背景に撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 40mm ISO320 ) 露出補正 なし
045_221202238 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 45.イチョウ
さらに進むと今度は左に大きな池が見えた。池の前は広く芝生になっている。芝生には出ないで明るい林の中の道を歩く。形の良いイチョウの木があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
046_221202239 X800 〇北の丸公園 ナンテン Z50 Z18-140.jpg 46.ナンテン(南天)の実
中国原産で、日本では縁起物の庭木として植えられることが多い。冬に赤くて丸い実をつける。乾燥させた実から咳止めの効果が期待できることから、薬用植物としても扱われている。そういえば「南天のど飴」(常盤薬品)という薬があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 103mm ISO1400 ) 露出補正 なし
047_221202242 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 47.池端の広場 -1
池の東側は広場になっていて子供たちが遊んでいた。その東側の散策路を歩いていると、大きな木が紅葉していて、目を楽しませてくれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 137mm ISO220 ) 露出補正 なし
048_221202245 X800 〇北の丸公園 ハゼノキ Z50 Z18-140.jpg 48.ハゼノキ(櫨の木、櫨、黄櫨の木)の紅葉
wikipediaによれば、果実から木蝋(Japan wax)を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から日本に持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。秋に美しく紅葉することで知られ、ウルシほどではないがかぶれることもある。かぶれる木には、主にハゼノキ、ヤマハゼ、ヤマウルシの3種類がある。いずれもウルシ科の落葉小高木で、羽状複葉を持つこと、葉柄(ようへい)が赤味を帯びることが多い、秋の紅葉が鮮やかなことなどが共通する特徴である。似ているがハゼンキは葉が細い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
049_221202251 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 49.池端の広場 -2
池の北の端に橋が見えた。あの橋を渡って左(西)へ行くとモミジ林があるはずだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 55mm ISO580 ) 露出補正 なし
050_221202253 X800 北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 50.橋の上から広場を見る
何という池なのか知りたかったがわからなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし
051_221202257 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 51.モミジ林の渓流
橋を渡ると彩鮮やかなモミジ林が現れた。上の方から渓流が流れている。黄色く紅葉したオオモミジが鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO360 ) 露出補正 なし
052_221202261 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 52.オオモミジ
イロハモミジの紅葉は、極端な日陰でない限り赤く発色するが、ヤマモミジとオオモミジは黄葉、紅葉、そして源平絵巻を見るようだと珍重される、一本の木に紅葉と黄葉が織り成す個体差が大きいのが特徴だそうだ。わたくしは植物には詳しくないので、同定は難しいこれはオオモミジと思う。イロハモミジの方が葉の切れ込みが大きいようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 34mm ISO360 ) 露出補正 なし
053_221202040 X800 〇北の丸公園 G7x.jpg 53.モミジの落ち葉の絨毯
先日、金沢兼六園の山崎山で、イロハモミジの真っ赤な落ち葉を見てきたが、このモミジ林の赤い落ち葉も見ごたえがある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
054_221202268 X800 北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 54.イロハモミジか オオモミジか
朱色ではなく、黄色味のある赤い色に染まっている。葉も大きいく見える。オオモミジで正解だろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 39mm ISO800 ) 露出補正 なし
055_221202047m X800 〇北の丸公園 G7x.jpg 55.モミジ林
美しい。時期的に少し遅かったのか、落葉が多い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO200 ) 露出補正 なし
056_221202271 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 56.モミジ林の通り
乾門から代官町通りを渡って、すぐ池の左(西側)を入るとこの道に来る。対向から来る人が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 48mm ISO220 ) 露出補正 なし
057_221202273 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 57.モミジ林の彩
北の丸公園の秋はこのモミジ林が一番だろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 70mm ISO500 ) 露出補正 なし
058_221202276 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 58.千鳥ヶ淵への道
千鳥ヶ淵へ行く道にはイロハモミジのトンネルができていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 59mm ISO360 ) 露出補正 なし
059_221202279 〇X800 北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 59.赤と黄色
赤と黄色く紅葉している木とのハーモニーがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 62mm ISO640 ) 露出補正 なし
060_221202280 X800 〇北の丸公園 Z50 Z18-140.jpg 60.池を一周
北の丸公園管理事務所のところに戻ってきた。西側から池を見る。池の周りを一回りしただけだった。北の丸公園の西側を歩いただけだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 60mm ISO110 ) 露出補正 なし
061_221202281 X800 〇北の丸公園 東京国立近代美術館 Z50 Z18-140.jpg 61.東京国立近代美術館分室
改めて東京国立近代美術館分室を見る。旧工芸館(正式名称:東京国立近代美術館工芸館)は、1910年(明治43年)に皇居北側に建設された大日本帝国陸軍の近衛師団司令部庁舎を改修し、1977年(昭和52年)11月15日に東京都千代田区の北の丸公園に開館した。なお、建物は1972年(昭和47年)に国の重要文化財に指定されている。ところが、2020年(令和2年)10月25日、東京都千代田区の北の丸公園にあった旧工芸館(この建物)が、金沢市の本多の森公園内の石川県立美術館と、いしかわ赤レンガミュージアムの間(石川県立歴史博物館と加賀本多博物館の間)に移転して通称「国立工芸館(National Crafts Museum)」として再開館した。北の丸公園の旧工芸館は、2020年(令和2年)2月28日、金沢への移転に伴い閉館。その建物は現在、東京国立近代美術館分室として運用されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 44mm ISO220 ) 露出補正 なし
062_221202286 X800 〇北の丸公園 メグスリノキ Z50 Z18-140.jpg 62.メグスリノキ(目薬の木、目薬木)
白く縁取りされた赤く紅葉した葉を付けた木があった。スマホの「Picture This」で検索してみると、メグスリノキと出た。和名は目の病気に効能があるとされたことに由来し、樹皮を煎じて洗眼薬としたことからこの名があるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 92mm ISO280 ) 露出補正 なし

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