信州旅行 2/2 - Studio YAMAKO

2010年6月 6日

信州旅行 2/2


 2日目の朝は雨が降っていた。これでは乗鞍岳は見えないだろう。朝食を終え、朝8時半に出発、雨のなか一の瀬園地、番所大滝を巡った。
 10時少し前に、東京電力梓川テプコ館を訪れ、ダムと発電設備を見学した。東京電力に勤務していた卓球部OBが一役買ってくれている。
 国道20号線の塩尻峠の先を右に入ったところにあるチロルの森で昼食になった。この後は、岡谷、諏訪に行き、かって製糸産業で隆盛を誇った片倉家ゆかりの施設を訪れた。
 諏訪の片倉館という日帰り温泉施設でひと風呂浴びて、帰路に着いた。中央道の先の首都高が集中工事中だそうで八王子から新宿まで2時間かかるという情報が入り、八王子から圏央道を抜けて関越経由で帰ってきた。
  8.乗鞍高原 みたけ荘
夜中に雨の音が聞こえていたが、起きてみると小雨になっていた。戸外にある露天風呂に浸かった後、乗鞍岳が見えるポイントはないかと歩いてみたが、この天気では望むべくもない。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/13秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
乗鞍高原 みたけ荘;クリックすると大きな写真になります
9.番所大滝
8時半にバスで出発し、一之瀬園地に向かった。雨では何も見えない。バスを降りることなく、番所大滝へ向かった。番所大滝は小大野川が乗鞍岳の熔岩を刻んで作った滝で善五郎の滝、三本滝とともに「乗鞍三滝」とも呼ばれており三滝中最も. 大きな滝だそうだ。 高さ40m(幅15m)から落ちる水が地を震わせる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
番所大滝;クリックすると大きな写真になります
10.奈川渡ダム
梓川に建設されたダム。高さ155メートルのアーチ式コンクリートダムで、東京電力による大規模な水力発電所開発に伴い下流の水殿(みどの)ダム・稲核(いねこき)ダムとともに完成。これらは総称して安曇3ダムとか、梓川3ダムと呼ばれる。ダム湖の名は梓湖(あずさこ)という。アーチ式では日本で3番目の高さだそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 )露出補正 なし
奈川渡ダム;クリックすると大きな写真になります
11.ダムの壁
改めて155mあるダムの高さを感じる。我々がいるところに倒れかかるような傾斜が付けられていて、この上を国道158号線が通っている。点検のために7層に設けられた通路が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 )露出補正 なし
ダムの壁;クリックすると大きな写真になります
12.鶴峯公園 -1
長野県岡谷市にある。大正時代、片倉組(現在の片倉工業)の施設として設けられた。 昭和に入り、公園としての整備が施され、鶴峯公園となる。川岸村(現・岡谷市川岸)の議会が、ツツジを埼玉県から購入したが、300株の注文に対し、片倉からの注文だから、300株は少なすぎると解され、貨車3台分(3万株)が届いたと伝えられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 29mm ISO400 )露出補正 なし
鶴峯公園;クリックすると大きな写真になります
13.鶴峯公園 -2
鶴峯公園は国道20号線の塩尻峠を下ってきたところにある。中央自動車道の陸橋と岡谷の町を望む高台だ。色とりどりのつつじは鮮やかであった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 50mm ISO400 )露出補正 なし
鶴峯公園;クリックすると大きな写真になります
14.片倉本家 裏庭
この住宅は近代日本の最大製糸会社であった片倉組を創立した初代片岡兼太郎が生まれた家である。兼太郎は1849年の生まれ。この家は、味噌倉など、歴史的、文化的価値も高く、諏訪地方の古い農家の遺構として価値が高い貴重な文化財建物であるという。この写真は、このころは家の外にあったトイレである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO400 )露出補正 なし
片倉本家 裏庭;クリックすると大きな写真になります
15.片倉本家 玄関
写真が前後してしまったが、これは片倉本家の玄関で座敷の向こうに庭も見える。ここ初代兼太郎の生家は日本の近代資本主義の発展段階を支え、世界最大の生糸メーカーとして「カタクラシルク」の名を海外に広めた発祥の地でもある。現在の片倉工業はショッピングセンターの開発・運営など、不動産業が中心となっていると説明があった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO400 )露出補正 なし
片倉本家 玄関;クリックすると大きな写真になります
16.片倉館 千人風呂
財団法人 片倉館 というと、なんだろうと思う。そのパンフレットに「日帰り天然温泉 ロマン漂う洋風建築 千人風呂」と謳われているが、これがすべてを表していた。要するに立ち寄り温泉なのだ。二代目の片倉兼太郎が大正末期にヨーロッパ、北米などのへの視察旅行で地域住民への福祉施設が大変充実していることに感銘を受け、ここに温泉大浴場やサウナなどを備えた文化福祉施設を建設した。竣工は昭和3年のことである。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4.5 1/160秒 10.8mm ISOオート )露出補正なし
片倉館 千人風呂;クリックすると大きな写真になります

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