羽田国際線開業 12月29日 - Studio YAMAKO

2011年2月 5日

羽田国際線開業 12月29日


 昨年(2010年)は、年賀状も25日には投函し、家の掃除も早く済ませられたので、余裕が出来た。そこで思い立って、暮れも押しつまった12月29日、10月21日にオープンになった羽田空港の新国際線旅客ターミナルへ行ってみることにした。かみさんはショップとレストランが目的で、私の目的は展望台から飛行機の写真を撮ることだった。

1.新国際線旅客ターミナル
横浜から京浜急行に乗り、蒲田で乗り換え、終点の国内線ターミナルの一つ手前の駅である国際線ターミナル駅で降りた。出発ロビーはエスカレータに乗ればすぐだった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/80秒 7.6mm ISOオート )露出補正 なし
新国際線旅客ターミナル;クリックすると大きな写真になります
2.江戸小路
午前10時過ぎ、3Fの国際線チェックインカウンターはどこもまだすいていた。正面のエスカレータに乗り、4Fのショップとレストランのフロアへ向かった。羽田空港新国際線旅客ターミナルの中でも、テレビや雑誌で 紹介され話題になっているのが、"江戸"をイメージし、江戸の町並みを再現 した"江戸小路"と、飲み屋街をイメージした"江戸前横丁" である。文房具の伊東屋や金子メガネ店など"江戸"のイメージとはどうかなと思うショップも、店構えや看板に工夫がされている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISOオート )露出補正 なし
江戸小路;クリックすると大きな写真になります
3.京都の風呂敷専門店
歌舞伎の中村勘三郎さんのまねきが飾られていた。最初は芝居小屋かと思ったが、芝居小屋風の店舗で、勘三郎さんの監修による演出だそうだ。中の店舗は京都の永楽屋のブランドで、伊兵衛ENVERAAKという店だった。京都の創業400年の木綿織商の老舗が展開した、風呂敷や手ぬぐいなどの、木綿の手触りにこだわりを持つ綿織物の和風雑貨店だそうだ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISOオート )露出補正 なし
京都の風呂敷専門店;クリックすると大きな写真になります
4.荒磯(ありそ)
表参道南青山にある日本料理ありそ亭が、回転寿司「ありそ鮨し」を出店した。4階商業ゾーンに江戸小路内にある「ありそ鮨し」 は12月24日、 みのもんたの朝ズバッ!で紹介された。まだ、10時少しすぎたばかりだったので、笹巻き「ありそ鮨し」は、まだ届いていなかった。予約をして、後で取りに来ることにした。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
荒磯(ありそ);クリックすると大きな写真になります
5.第一ターミナルと新国際線ターミナルの間にある3,000mのA滑走路
5階の展望デッキに出た。空がひろがり開放感がある。この日は北風の時の運用で、A滑走路は着陸に使われ、写真のボーイング 747-400の大韓航空機は南南東から降下してきた。第1ターミナルおよび第2ターミナルの向こうに、A滑走路と平行してあるC滑走路が離陸用に、また、南西から北東へ向けての新しくできた2500mのD滑走路が離陸用に運用されていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/4000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
3,000mのA滑走路;クリックすると大きな写真になります
6.A滑走路と旧管制塔
次々と着陸機が降りてくるA滑走路の向こうに、空港ビルと一体となっている旧管制塔(中央)がある。そして、新管制塔はこの右側にある。旧管制塔(77.6メートル)では、空港島沖合の海上に建設されるD滑走路全体を目視できないという物理的な問題があった。そのため、新しいD滑走路寄りに造られた新管制塔は、高さが115.7mで、空港管制塔としては、タイ・バンコク・スワンナブーム空港(132.2m)、マレーシア・クアラルンプール空港(118.5m)に次ぐ世界で3番目の高さとのこと。
 2010年10月のD滑走路供用開始とともに、年間発着回数が現在の29.6万回から40.7万回に引き上げられることとなり、1日あたりでは810回から1,115回の増加となり、さらなる混雑空港となることが予想されている。
 そのため安全面から管制のより精密化・効率化が必要となり、新管制塔では機器の形状や配置を工夫することによりヒューマンエラーの抑止を図るとともに管制業務を効率化できると国土交通省のコメントにある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
A滑走路と旧管制塔;クリックすると大きな写真になります
7.ANAの2代目塗装 B767-300(JA602A)
A滑走路の北北西側を見ると、最近見慣れぬ塗装の機が降りてきている。1969年の737-200を導入した時に登場、白地に窓のラインはスカイブルー、垂直尾翼もスカイブルーに塗られた。また、垂直尾翼から機首に向かって屋根の部分にスカイブルーのラインが延びており、これが髪型のモヒカン刈りを思わせることから、通称「モヒカン塗装」と呼ばれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ANAの2代目塗装;クリックすると大きな写真になります
8.C滑走路を北北西に上がる離陸機 スカイマーク SKY ボーイング737-800
離陸する機は、国際線の展望デッキからは良く見えない。そこで国内線の第一ターミナルへ移動することにした。無料の連絡バスに乗る。第一ターミナルの展望台も見晴らしが良い。しかし、C滑走路はさらに第二ターミナルビルの向こうにあり、C滑走路からの離陸機の離陸の瞬間は見られなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
スカイマーク SKY ボーイング737-800;クリックすると大きな写真になります
9.500mを越えたスカイツリーとボーイング777-300
  スカイツリーが見えていた。なんとかこのスカイツリーと離陸する飛行機をからませて撮りたいと思ったが、手前で右旋回してしまう離陸機が多く、うまく撮れない。やっとやや大型のトリプルセブンがスカイツリーの上に見える位置に上がった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/4000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
スカイツリーとボーイング777-300;クリックすると大きな写真になります

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