北イタリア旅行 その18 マッジョーレ湖(1) 9月10日 - Studio YAMAKO

2011年11月 2日

北イタリア旅行 その18 マッジョーレ湖(1) 9月10日


 再びミラノで朝を迎えた。私たち一行4人は、今日は別々の行動となる。娘は12日(月)に仕事があると言って、一足先に帰国する。娘の主人は、モンツァで行われるイタリアGPを見に行く。さて、私たち老夫婦はどうしようかと考えたが、湖水地方のマジョーレ湖に行くことにした。朝4人でホテルを出る。娘たちは私たちをミラノ中央駅まで送ってくれ、ストレーザまで行く列車に乗り込むのを見届けてくれた。
  マッジョーレ湖のあるストレーザまでは55分。ストレーザで降りる人は少なく、駅前も閑散としているので少々不安になった。鉄道を背にして、道を下る。やがて湖畔に出た。どこをどう歩いて良いのやら、よくわからないが、まずは右方向、南の方に向かって歩きははじめた。

  237.朝のミラノ市電
私たちが乗るストレーザ行きの列車は8:25発である。ホテルは駅からほど近いところにあり、歩いてミラノ中央駅に行ける。時刻は7時45分ごろであるが、まだ、交通量は少なく、人通りも多くない。ミラノには新旧いろいろなタイプのトラムが走っているので興味深い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝のミラノ市電;クリックすると大きな写真になります
238.ユーロシティ
ストレーザへ向かう 8:25発の列車はすでにホームに入っていた。この列車はスイスとの国境を越えてジュネーブまで行くユーロシティという国際列車である。車両はイタリアのETR610型らしいが、車体にはSBB(スイス国鉄)の文字が入っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1250 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
ユーロシティ;クリックすると大きな写真になります
239.ユーロシティ 車内
娘たちは、老夫婦を二人きりでマッジョーレ湖へ行かせるので、心配になったのか、First Class のチケットを取ってくれていた。First Class といってもそれほど豪華なシートではなかったが、さすがに2列、1列でゆったりとしている。わずか55分間の乗車であった。First Class の運賃は、ひとり片道20.5ユーロ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ユーロシティ 車内;クリックすると大きな写真になります
240.ストレーザ到着
右手の車窓に湖が見えるようになってほどなく、列車はストレーザ駅に着いた。降りる人は多くなく、ひっそりとしている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ストレーザ到着;クリックすると大きな写真になります
241.ストレーザ 駅舎
駅前も静かだった。日本の観光地のようではない。鉄道を背にして、見当を付けて湖の方向へ下って行った。ほかに歩いている人はいない。少々不安になった。ストレーザ (Stresa) は、人口5,117人、イタリア・アルプスの南にあり、美しいマッジョーレ湖に面した落ち着いた町で、保養・観光地として名高いとされている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
ストレーザ 駅舎;クリックすると大きな写真になります
242.湖畔の道
10分も歩かなかったと思うが、湖畔の広い道に出た。この写真の左側が湖である。ここに泊っていた人たちであろうか、朝の湖畔を歩く人たちがいて、リゾート地らしくなってきた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
湖畔の道;クリックすると大きな写真になります
243.湖畔のホテル
湖畔には、立派なリゾート・ホテルが建っている。これはその一つで REGINA PALACE という。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
湖畔のホテル;クリックすると大きな写真になります
244.マッジョーレ湖
マッジョーレ湖(Lago Maggiore)はイタリアのロンバルディア州とピエモンテ州の州境にある湖で、北部はスイスのティチーノ州にまたがっている。イタリアで2番目に広い湖で、面積は212.2km2、深さは最大372mである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 80mm ISO400 ) 露出補正 なし
マッジョーレ湖;クリックすると大きな写真になります
245.船で一緒になったシスター
湖畔の道を右(南)の方へ歩いて行くと、マッジョーレ湖に浮かぶマードレ島、ベッラ島、ペスカトーリ島を巡る遊覧船の乗り場があった。時刻は10時を少し回っている。3つの島に全て上陸するのは、やめにして、比較的近いベッラ島に行くことにした。20人くらいしか乗れない小さい船だった。その船で、たまたま、どこかの国のシスター2人と乗り合わせた。私にシャッターを押してくれとカメラを差し出す。撮り終わったら、今度は私のカメラで、私たち2人の写真を撮ってくれた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
船で一緒になったシスター;クリックすると大きな写真になります
246.マードレ島
船はまず、マードレ島に向かった。降りる人もいる。 「母なる島」の意味を持つマードレ島には、18世紀の宮殿と庭があるそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
マードレ島;クリックすると大きな写真になります
247.マードレ島からペスカトーリ島へ
船はマードレ島を離れ、次に停船するペスカトーリ島へ向かった。写真は宮殿のあるマードレ島の全景。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
マードレ島からペスカトーリ島へ;クリックすると大きな写真になります
248.ベッラ島
船はペスカトーリ島に停まったあと、ベッラ島へ向かった。ベッラ島には17世紀のボッロメオ家の宮殿と庭園があり、どれか一つの島を見るなら、ここしかない。ベッラ島の大きさは長さ 320m、幅 180m。写真は宮殿の正面。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベッラ島;クリックすると大きな写真になります
249.ベッラ島の船着場
ここに船は着いた。降りるときに船頭さんは、「帰りもここから乗れ。1時間に1本出ている。」と英語で言ってくれた。日本人観光客の姿はなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベッラ島の船着場;クリックすると大きな写真になります
250.ベッラ島の宮殿
立派なボッロメオ宮殿の脇を通って進む。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベッラ島の宮殿;クリックすると大きな写真になります
251.マードレ島を描く人
ボッロメオ宮殿の石段から、マードレ島の写生をしているおじさんがいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/840秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
マードレ島を描く人;クリックすると大きな写真になります
252.小さな大砲
随分と可愛らしい大砲が海に向かって据えられていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
小さな大砲;クリックすると大きな写真になります


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