金環日食 5月21日 - Studio YAMAKO

2012年5月22日

金環日食 5月21日


 2012年5月21日、首都圏近郊では173年ぶりの金環日食が見られるという。写真をちゃんと撮るには、露出倍数の大きいNDフィルター、光量を1/400するND400を重ねて使用することが必要とされるが、用意してない。ND2(光量を1/2にする)とND4(光量を1/4にする)は持っているがこれではだめなようだ。もし、太陽が顔を出さなかったら、無駄になってしまうなとケチな根性が出て、太陽観察専用メガネを買うにとどまった。
 しかし、金環日食は生涯、もう見る機会もないだろうから、是非、この目で見ておきたいと思い。あさ6時45分に家を出て、保土ヶ谷公園へ行った。7時ごろまでは小雨が降っていて、雲に覆われた太陽はどこにあるのかもわからなかった。しかし、7時20分ころから薄くなった雲を透して、欠けた太陽が見えるようになった。驚きと感動であった。そして、7時半を過ぎたころ、完全に金環となった日食を見ることができた。雲を透して見るので、減光されて見えるが、輪郭ははっきり分かる。ラッキーだった。家内と太陽観察専用メガネを奪いあいながら、しばらくの間、天体ショーを楽しんだ。

1.金環日食の日、保土ヶ谷公園の朝
7時頃、まだ雲が太陽を覆ってはいるが、明るいところもあり、期待を持たせてくれる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
金環日食の日、保土ヶ谷公園の朝;クリックすると大きな写真になります
2.金環日食7分前
見えた。薄い雲を透して大きく欠けた太陽が見えた。この写真は、雲に覆われ、減光された状態で見えた太陽を、コンパクト・デジカメの望遠端で、フィルターなしで一か八か撮ってみた。撮れたのはラッキーだった。決して良い写真ではないが、記録に残しておこうと思う。この後も試みてみたが、ましに撮れたのはこの1枚だけだった。金環日食は太陽観察専用メガネを使って、十分に楽しんだ。

Nikon COOLPIX S10 F3.5 6.3mm-63.3mm 6.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.8 1/1016秒 63.3mm ISO50 ) 露出補正 なし
金環日食7分前;クリックすると大きな写真になります


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