満足した草津温泉旅行 3月11日~12日 - Studio YAMAKO

2013年4月13日

満足した草津温泉旅行 3月11日~12日


 昨年11月、四万温泉に誘っていただき、ご一緒した友人夫妻と、大変お得な草津温泉一泊旅行をしてきた。誘っていただくばかりなので今度はこちらからお誘いをしなくてはと思っていた。バリ島へ出かける前に、阪急交通社から送られてきた「theお宿」というパンフレットで、横浜から往復バス代が無料で、一泊二食@14,800円の、草津温泉「木の葉」という湯宿泊の企画があった。、いつもは立ち寄り先などを含めた綿密なドライブ旅行を誘ってくださる友人夫妻には、こんな安直な旅行はどうかと思ったが、ゆったり温泉に浸かれそうなので、お誘いしてみたところ、同意を得た。パンフレットに見る宿の写真写りも悪くない。

 部屋風呂はなかったが、温泉、露天風呂は広くてそれぞれ名前が付けられた多くの浴槽があって、ゆったりとできた。部屋は広くはないが清潔で32インチながら液晶TVもついていた。トイレもウォシュレットなのがありがたい。年配者夫婦、年配者婦人連れ、若い二人連れの客が多かった。良かったのは、宿のサービス。従業員のお嬢さんたちは若くてかわいらしかったし、受け答えも人を逸らさない温かみがある。男性従業員も親切だった。部屋の冷蔵庫には無料の水が入っていた。風呂上がりには氷菓やヤクルトが置かれ、コーヒーも無料で飲める。5時半、7時半と別れた夕食時間の遅組のための「しのぎ」(肉饅、にら饅、みそコンニャク)、早い食事の人たちのためか、夜食のラーメンが無料で振る舞われる。もちろん、両方食べても文句は言われない。心和み、高級旅館に泊まった気分になった。  この時期、周遊できるところこそ少ないが、その分温泉を楽しむことができ、お誘いしたご夫婦にも喜んでいただけたようだった。

1.湯畑
横浜からのバスは、午後1時ごろ草津温泉バスターミナルに着いた。今宵の宿の「木の葉」へは宿のシャトルバスがある。午後3時のシャトルバスに乗ることにして、湯畑の近くを散策し、昼食をとることにした。湯畑まではバスターミナルから徒歩5分だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
湯畑;クリックすると大きな写真になります
2.湯の花売り
湯畑の入口で湯の花を売る店(カート)があった。だが、ここの湯畑で、湯の花はほとんど採れないらしい。その類い希な殺菌力が強烈な印象として知られている草津の湯だが、ここで採取される湯の花は人気の品だそうだ。これを求める人が多いことに目を付けた一部の業者が湯の花をあちらこちらで販売しているようだが、そのほとんどは草津の湯の花ではないという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
湯の花売り;クリックすると大きな写真になります
3.湯畑の湯
湯畑の下の方へ降りていくと、その湧き出した湯が集められて噴き出していた。湯畑は毎分4600リットルの湯が湧出する草津温泉唯一の源泉だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 25.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
湯畑の湯;クリックすると大きな写真になります
4.昼食
午後1時半、小腹が減った。しかし、宿での夕食もあるのであまり多くは食べない方が良いと衆議一決し、ラーメンでもということになった。勝手わからぬ草津の街、湯畑の角にあったこの賑やかな看板の店に入ってみた。焼肉、焼き鳥があって、2階はカラオケという店だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
昼食;クリックすると大きな写真になります
5.光泉寺と「御座の湯」再建
湯畑の上手の方に光泉寺へ上がる石の階段があるが、そのわきに新築中の和風建築物があった。この日見た時は新しい和風旅館の新築かあるいは改築かと思っていた。翌日、道の駅にある観光協会へ行ったときに、共同浴場である「御座の湯」の再建であることが分かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
光泉寺と「御座の湯」再建;クリックすると大きな写真になります
6.光泉寺境内から
光泉寺の石段を上がって境内に入る。境内には雪が残っていた。境内の奥から建設中の「御座の湯」を眺める。「御座之湯」はかつて湯畑広場に実在した公共温泉である。今回の再建では、明治期をイメージした木造建築に石とヒノキの風呂を備えるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
光泉寺境内から;クリックすると大きな写真になります
7.老舗の和風旅館
湯畑の近くを歩いてみた。近くには奈良屋、大阪屋、山本館といった木造、和風建築の老舗旅館が多い。これはその一つ、奈良屋さんだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/125秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
老舗の和風旅館;クリックすると大きな写真になります
8.「木の葉」の部屋から眺めた草津の山々
宿泊した宿「木の葉」の部屋から、草津の山々を眺めることができた。これは、翌12日の朝撮った写真。5カット撮ってPhotoshop Elements のPhoto marge 機能で合成した。横約8,0000ピクセルを800ピクセルに縮小しているが、合成画像は13.6MBのファイルになる(JPEG)。朝食の時に従業員の方に伺ったら、白根山は前の山に隠れて見えないとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
「木の葉」の部屋から眺めた草津の山々;クリックすると大きな写真になります
9.お宿「木の葉」
翌朝、宿の周りを散歩した。天気は良く、空気は澄んでいたがそれほど寒くはない。この写真は「木の葉」の玄関を横から撮ったが、この手前右側に姉妹館である湯宿「季の庭」がある。「季の庭」の方が新館のようで、各部屋に客室露天風呂がついている。1階部分は大浴場や大露天風呂、貸切風呂などを含め「木の葉」「季の庭」共用になっていた。床は畳と板の間で、スリッパを履かずに素足か備え付けの足袋ソックスで歩くのも心地よかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 8.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
お宿「木の葉」;クリックすると大きな写真になります
10.朝の風景
宿の裏手が駐車場になっていて、玄関わきの階段から上がっていくことができる。山々を背景にホテルだろうか、リゾートマンションだろうか、林の中に立ち並んでいる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 25.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
朝の風景;クリックすると大きな写真になります
11.「木の葉」「季の庭」共用の風呂
手前の「木の葉」、奥の「季の庭」共用となっている湯処が左手に並ぶ。廊下は畳だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
「木の葉」「季の庭」共用の風呂;クリックすると大きな写真になります
12.道の駅
チェックアウトして、アクセスバスでバスターミナルへ行く。コインロッカーに荷物を預け、292号線(日本ロマンティック街道)を湯畑の反対方向に上ったところに道の駅がある。その国道をまたぐように展望所が作られていて、そこから浅間山がきれいに見えた。右側に浅間山系が続き、湯の丸山の方に至る。午前11時、気温は+5℃だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
道の駅;クリックすると大きな写真になります
13.草軽電気鉄道
草軽電気鉄道は、草津温泉と軽井沢の間、全長55.5kmを結ぶ電気鉄道で大正4年(1915年)に開通し、昭和37年(1962年)までの47年間創業した。この機関車は「デキ12型」で長いパンタグラフとL字型の車両からカブトムシの愛称で親しまれたという。これは日本工業大学付属東京工業高等学校が1/2スケールで製造したミニチュアモデルだそうで、道の駅の郷土物産売店に展示されていた。草軽電気鉄道は、1951年に国産初の「総天然色映画」として公開されて話題を呼んだ高峰秀子主演の「カルメン故郷に帰る」に登場したのを思い起こす。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
草軽電気鉄道;クリックすると大きな写真になります
14.再び湯畑
横浜へ乗せていってくれるバスの発車時刻は午後2時10分だ。それまでの時間を再び湯畑で過ごすことになる。昼飯も食べなくてはいけない。「御座の湯」の工事が進んでいた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
再び湯畑;クリックすると大きな写真になります
15.湯畑に沸く源泉
3.の写真を撮ったところから右回りに湯壺の上に上がった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
.湯畑に沸く源泉;クリックすると大きな写真になります
16.温泉まんじゅう
簡単に昼飯を食べた後、ご婦人方を湯畑に残し、湯畑の近くの温泉街を歩いてみた。思った以上に若い人が多いのに驚いた。温泉まんじゅうは「本家ちちや」というのがTVなどでも紹介され、有名だが、足利出身という写真の「草津長寿店」は「積極的」に試食をさせるという、販促活動で客を集めていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
温泉まんじゅう;クリックすると大きな写真になります
17.公共の湯
草津には、公共の湯がいくつもある。それぞれ源泉は違うとのこと。この「関の湯」の源泉は湯畑だそうだ。 そうこうするうちにバスターミナルへ戻らなくてはいけない時間になった。宿でゆっくり温泉に浸かり、湯畑周辺を散策し、満足した一泊旅行だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
公共の湯;クリックすると大きな写真になります


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