高野山と京都 5/21~24 3泊4日 (6) 東本願寺と梅小路蒸気機関車館 5月24日 - Studio YAMAKO

2014年6月24日

高野山と京都 5/21~24 3泊4日 (6) 東本願寺と梅小路蒸気機関車館 5月24日


 今回の旅行も最終日になった。
前の日に訪れた東福寺の開山堂で出会った浴衣姿の生徒たちのことについて、お茶の学校の生徒たちか、お花の学校の生徒たちか、と訝しく思っていたが、ブログのオーナーである n-shuhei さんから、修学旅行生に浴衣をレンタルするサービスがあることを知らせていただいた。まさにこれだったのだろうと思う。
 さて、この日は、私は、前々から行ってみたいと思っていた梅小路蒸気機関車館へ行くことにする。娘夫婦と我がかみさんは、そんなものに興味はない。3人は別行動で、錦市場など京都の街を散策するという。
 ホテルをチェックアウトして、荷物を預け、一旦解散となった。昼にまた、合流し昼飯は一緒にすることにする。
 梅小路蒸気機関車館の開館は午前10時である。少し時間があるので、東本願寺にお参りすることにする。東本願寺は修復工事中だった。
 東本願寺からタクシーに乗って、梅小路蒸気機関車館に着いたのは午前10時を少し過ぎていた。さっそく、小さな鉄道記念館になっている旧二条駅舎に入る。ここで入場券大人410円を自動券売機で購入する。旧二条駅舎のなかを見るのは後にして、さっそく蒸気機関車たちが並ぶ扇形車庫の間をすり抜けて、転車台がある構内へ出る。
 19台に及ぶ蒸気機関車を存分に見た後、旧二条駅舎に展示してある資料やパネルを見て、外に出た。山陰本線の高架線をくぐると梅小路公園になっているが、この日は土曜日、子供たちが大勢遊んでいた。そこに飛ぶツマグロヒョウモンを見逃さずに撮っておいた。

98.東本願寺御影堂
ホテルの前から京都市営地下鉄に乗って五条駅で下車し、京都駅へ向かって歩く。御影堂門を通り過ぎて、阿弥陀堂門から入る。門を入って正面の阿弥陀堂は改修中だった。御本尊は御影堂内の仮阿弥陀堂にて御安置されている。改修は2016年春ごろまでかかるとのこと。改修中の阿弥陀堂も大きいがこの御影堂もまた大きい。一方この御影堂も2011年に親鸞聖人750回忌を迎えることから、その特別記念事業として修復工事が実施された。修復工事期間中は、修復作業を安全かつ効率的に進めるために、現在の阿弥陀堂と同じように、御影堂全体を高さ49m(最高高さ51m)の仮設の屋根ですっぽりと覆われていたという。「真宗本廟御影堂修復竣工式」は2009年8月3日に行われている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/350秒 13.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
東本願寺御影堂;クリックすると大きな写真になります。
99.東本願寺阿弥陀堂の巴瓦
工事中の大きな素屋根がかかった阿弥陀堂の中も覗いてみた。何が行われているのかよくわからない。鐘楼もみてみた。そのわきに東本願寺阿弥陀堂のものと思われるたくさんの巴瓦が保管されていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 25.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
東本願寺阿弥陀堂の巴瓦;クリックすると大きな写真になります。
100.梅小路蒸気機関車館へ
大雑把に東本願寺を拝観して、タクシーに乗って、梅小路蒸気機関車館へ急いだ。現存する日本最古の和風木造駅舎である旧二条駅舎が1997年にここに資料展示館およびエントランスとして移築されている。開場時間の10時少し過ぎに到着した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 11.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
梅小路蒸気機関車館へ;クリックすると大きな写真になります。
101.扇形車庫に並ぶ蒸気機関車たち
旧二条駅舎に展示された資料は後で見るとして、そのまま、蒸気機関車が展示車両として並んでいる扇形車庫に入る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/60秒 11.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
扇形車庫に並ぶ蒸気機関車たち;クリックすると大きな写真になります。
102.扇形車庫
扇形車庫には20線の引き込み線がある。ターン・テーブルの向こう側に出て、扇形車庫を見る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
扇形車庫;クリックすると大きな写真になります。
103.操車場
梅小路蒸気機関車館は操車場跡に造られている。東海道本線側の操車場には現在も在来線の列車が入構している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/680秒 23.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
操車場;クリックすると大きな写真になります。
104.特急「つばめ」を牽いた蒸気機関車
鉄道ファンならだれでもが憧れれたC622。東海道本線の特急「つばめ」、北海道函館本線の急行「ニセコ」を牽引したことで有名である。走行距離は259万キロになるという。C62形は1948年から1949年の間に49両が製造された。貨物用のD52のボイラーを流用して作られた、最大の旅客用蒸気機関車だ。中学生のころも、東京から大阪へ行ったことがあるが、その時は「つばめ」には乗れず、臨時特急の「さくら」だったと思う。東海道線が全線電化されたのは、1956年だが、その時は東京から浜松まで電化されていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/500秒 39.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
特急「つばめ」を牽いた蒸気機関車;クリックすると大きな写真になります。
105.C612
C62の隣にC61が置かれていた。C62と比較すると少し小さい。C62はD52のボイラーを流用したが、C61はD51のボイラーが流用された。1947年から1949年の間に33両が製造されている。このC611は257万キロ走行しているそうだ。C622とともに動態保存されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 36.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
C612;クリックすると大きな写真になります。
106.C581
このC58形1号機は、1980年6月に横浜で蒸気機関車120周年記念号を牽引したり、1980年から1984年はSL「やまぐち号」を牽引している。 長年の運用によりボイラーが不調となり、現在は車籍が抹消され御召仕様に装飾されて静かに休んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/38秒 8.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
C581;クリックすると大きな写真になります。
107.SLスチーム号
スチーム号とは何とも味気ない名称だが、1日3回、館内展示運転線の往復1kmを約10分間、来館者を乗せて蒸気機関車の旅の気分を満喫させてくれるという趣向だ。この日の第1回目(11時発)の準備が始まった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 42.3mm ISO200 ) 露出補正 なし
SLスチーム号;クリックすると大きな写真になります。
108.SLスチーム号の発進
この日は8620形の8630が牽引する。期間によってC62形、C61形、D51形、8620形が順番にSLスチーム号として運転されているそうだ。どうせならC62の牽引がいい。バックで出て行った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 52.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
SLスチーム号の発進;クリックすると大きな写真になります。
109.SLスチーム号帰還
遠くの方で汽笛が聞こえたりしていたが、しばらくは姿が見えなくなっていた。やがて戻ってきた8630は蒸気を出して、サービスしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 59.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
SLスチーム号帰還;クリックすると大きな写真になります。
110.特急「きのさき」
梅小路は東海道本線、東海道新幹線、山陰本線が分岐するところにある。京都から山陰本線と北近畿タンゴ鉄道の城崎を結ぶ特急「きのさき」が通過する。現在は287系という新型車両も投入されているそうだが、これは国鉄の特急というカラーリングの車両(381系)だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/600秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
特急「きのさき」;クリックすると大きな写真になります。
111.C57形1号機
扇形車庫の6番、7番には修繕中のC57形1号機が入っていた。C571はSLやまぐち号を牽いたこともある。旧二条駅舎の資料館では、企画展「C57大修繕 完結編 ~受け継がれてきた蒸気機関車メンテナンスの技術~」が行われていた。梅小路蒸気機関車館の扇形車庫では、先人より引き継がれた確かな技術を有する西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の社員が、現在でもSLの動態保存を継続させるために日夜、蒸気機関車と向き合いながら修繕業務を行っているとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/45秒 20.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
C57形1号機;クリックすると大きな写真になります。
112.B20形
小さな蒸気機関車があった。形からすると明治時代の機関車かと思うが、意外と新しく製造されている蒸気機関車である。1945年から1946年にかけて構内入替用の小型機関車として15両が製造されている。動態保存されている。これですべての蒸気機関車を見て歩いた。このあと、資料館で前述した企画展「C57大修繕 完結編 ~受け継がれてきた蒸気機関車メンテナンスの技術~」などを見て、梅小路蒸気機関車館の外に出た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/56秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
B20形;クリックすると大きな写真になります。


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