2015 CP+ 2月12日 パシフィコ横浜 - Studio YAMAKO

2015年2月23日

2015 CP+ 2月12日 パシフィコ横浜


 今年も昨年とほぼ同じ時期に「2015 CP+」(CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2015)が開催された。今年は初日の2月12日に出かけてきた。足立区生物園の大温室で撮った蝶については次回にし、CP+について先に載せる。

  この日は午前中が業界、出展社の人びとのみが対象で、一般は正午からだった。そこで、桜木町の「横浜ブルグ13」というシネマ・コンプレックスで、午前中に映画を1本見て行こうと思った。見たかったのは台湾映画「KANO 1931 海の向こうの甲子園」という映画だったが、ネットで予約を取るときに、間違えて「アゲイン 28年目の甲子園」を取ってしまった。これはこれで楽しめたのだが、「KANO 1931 海の向こうの甲子園」は、改めて見ることにする。今まで、良く映画を見に行った高島町の109シネマズは1月25日で閉館となっている。

 話を戻す。映画を観終わった後、簡単な昼食をとって、ランドマーク・タワー、クィーンズ・スクエアを通り抜けて、「2015 CP+」の開場へ向かった。例年の通り、事前登録をし、入場証をプリントしていったので、スムーズに入場できた。入場したときは、まだスーツ姿の業界の方々が多かったが、時間が経つにつれ、私と同じような年齢の方々が多くなってきた。

 今年のCP+の印象は、昨年に比べ少しおとなしくなったかなという感じだった。しかし、各社のブースでステージを設けての講演は、それぞれ盛り上がっていたように思う。新製品の展示は、昨年のミラーレス一眼の波が続いている。話題となるのはやはり、SONY α7s の超高感度 ISO409,600 だ。LUMIXは4K を志向している。NikonやCanonは、今持っているレンズが使える、フルサイズ、電子ファインダーのミラーレス一眼を何時出してくるのだろうか。無理なのだろうか。

 コンパクト・デジカメではいくつか新製品が出てきていた。各社とも、Wi-FiとNFC(Near Field Communication)の機能を使ったスマホとの連携を強化してきている。10m以内の距離であれば、デジカメで撮った画像のスマホへの転送や、スマホの画面を見て、デジカメのズームをしたり、シャッターを切るといったリモート撮影ができるようだ。実際に試してもらおうと思ったが、会場内はいろいろな電波が飛んでいて邪魔し合っているとのことで出来なかった。

 また、コンデジの発展型とでもいおうか、撮像素子を大きくした機種が増えてきている。私としてはCanonのG7Xなどに食指が動く。一方、1/2.3の撮像素子ではあるが、光学60倍で35mm版換算で望遠側が1440mmというNikon P610なども発売になった。合焦が早くなり、手振れ補正も5.0段と強化されている。GPSやWiFi・NFC機能もある。私が2009年4月に購入したP90から数えて4代目か5代目になるのだろうが、このタイプも進化を遂げている。これは使い道があるカメラだなと思う。

 2015 CP+ の事前登録入場者は、私が行った初日の2月12日は13,074人で、4日間合計では67,617人と発表された。

1.開場のパシフィコ横浜
今年も会場はパシフィコ横浜だった。私にとっては近くなのでありがたい。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.WEB事前登録受付
ほとんどの入場者がインターネットで事前登録をしてくるので、入場手続きは、プリントしてきた入場証の提示のみで、とても短時間だ。入場料は1,500円となっているが、事前登録により、無料になる。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.SIGMAのブースにて
SIGMAのユーザであるn-shuheiさんのところへ送られてきていたこのCP+への招待状を、いただいていたので、それを持ってまず、SIGMAのブースへ行ってみる。プロ写真家がSIGMA DP1 Merrill と DP2 Merrill というカメラで撮ったキャビネサイズのパネルを2枚いただいた。これらのカメラはともにAPS-Cサイズの撮像素子を有し、それぞれ19mmf2.8と30mmf2.8の単焦点レンズを付けた高画質が期待できるカメラである。コンデジで撮るのは申し訳ないと思ったが、手をあげたら目線をくれたので、撮らせていただいた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.会場風景
例年通りの会場風景だ。写真・映像用品の企業のブースも頑張っている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/50秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.無料点検クリーニング・サービス
奥まったところだったが、一眼レフとレンズの無料点検サービスというコーナーもあった。昨年までにもあったのかもしれないが、私は初めて気が付いた。後で調べてみるとFUJIFILMにも無料のクィック・メンテナンス・サービスといのがあった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/50秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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6.FUJIFILMのモデルさん
FUJIFILMのブースでは、ステージのオートバイに寄り添う2人のモデルさんがポーズをとっていた。今回のCP+で一番目立っていたと思う。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/60秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
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7.日仏連動企画
日本とフランスで写真を展示できる新しい写真賞として、フランス・パリで毎年行われる写真映像イベント「Salon de la Photo(サロン・ドゥ・ラ・フォト)」が主催する写真コンテスト「LES ZOOMS(レ・ズーム)」受賞作品の特別展示が行われていた。「LES ZOOMS(レ・ズーム)」という賞は写真家を応援し、その写真家としての仕事に注目を集め、多くの人にその仕事の労を伝えるために制定された。毎年9人のフランスの写真誌の編集長が一人の写真家を選考し、その候補者の10作品を発表、その後ウェブサイトで一般投票を得て、優勝者が決まった。また、9人の編集長が「LES ZOOMS・プレス賞」を選考する。毎年、結果はパリで行われる「サロン・ドゥ・ラ・フォト」の開催時に発表され、2人の優勝者の写真は大々的に展示されると説明がなされていた。ここCP+では、マノロ・ミロナスとルドルフ・セバーの2人の作品が展示されていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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8.日本カメラ博物館
今回も日本カメラ博物館の展示があった。私はこれを楽しみにしている。今回は「LOVEカメラ! ~見て楽しいカメラの世界~」と題されて、懐かしいいろいろなデザインのカメラが展示されていた。(写真9.~12.は、日本カメラ博物館の展示)

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.スタート35
懐かしい! 私が小学校の4年生か5年生のころ、父親にねだって初めて買ってもらったカメラだ。こんなカメラがあったことをしばらく忘れていた。私の古いアルバムにはこのスタート35で撮った、白黒写真が貼られている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/80秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.フィルム付きカメラのいろいろ
宣伝用媒体としても使われたフィルム付きカメラが展示されていた。「写るんです」の成功を追って、各フィルムメーカーや他業種からも参入があった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/60秒 13mm ISO400 ) 露出補正 なし
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11.ミニチュアカメラ
シャランという会社でライカM3やニコンSPなどのミニチュア・カメラが造られていたのが記憶にある。いや、今でもあるかもしれない。ミノックスサイズ シャラン用フィルムというのを用いて撮影もできた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/60秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
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12.ヤシカY16
多分、大学生のころだったと思うが、欲しくなって衝動買いしたのを覚えている。カートリッジに入った16mmのフィルムを使う。ポーカーのチップのような小さな円盤を指で挟んで、カメラ本体を回してフィルムを巻き上げた記憶がある。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/80秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
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13.ブースで講演
各社のブースでは著名な写真家による40分くらいの講演スケジュールが次々に組まれていて、それぞれ盛況だった。このOLYMPUSのブースは女性写真家による今流行の「女子カメラ」をテーマにした講演のようだ。女性の聴衆が多い。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.イギリスから演者を招いて
FUJIFILMのブースではイギリス人の講師が講演をされていた。CP+は国際的である。外国人の来場者も多かった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 4.9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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