裏磐梯、会津 ドライブ紀行 9月15日―16日(1)  磐梯吾妻スカイラインを裏磐梯へ 9月15日 - Studio YAMAKO

2016年10月 1日

裏磐梯、会津 ドライブ紀行 9月15日―16日(1)  磐梯吾妻スカイラインを裏磐梯へ 9月15日

年に何回か旅行やコンサートなどをご一緒させていただく、友人のKさんご夫妻からお誘いを受け、今回は裏磐梯一泊ドライブに出かけることになった。この週も秋雨前線が停滞し、天気予報は芳しくないなか、15日、16日は何とか雨に降られなくて済みそうで、旨くすると晴れ間も出るかもしれない。期待をもって、朝6時半、横浜を出発した。
  いつもながら、友人のご主人がドライブの行程を綿密に立てていただいていた。

drivemap.jpg

​ 1日目は、首都高湾岸線から東関道、首都高速中央環状線に入り、川口JCTから東北道に入った。荒川沿いを走ると左手にスカイツリーが雲の上から頭を出す。この時間帯の空は暗かった進むにつれて明るくなってきた。途中、蓮田SAで朝食にして、東北自動車道を北へ向かう。蓮田SAから200km少々走って、福島西ICで降りて、磐梯吾妻スカイラインに入った。磐梯吾妻スカイラインのの登り口にある高湯温泉に良い蕎麦屋があるとのことだったので、そこで昼食にする予定だったが、あいにくその蕎麦屋は定休日だった。

 温泉の匂いがするなかそのまま、磐梯吾妻スカイラインを走り、不動沢のパーキングエリアで車を止めた。不動沢には新不動沢橋がかかっている。日は差さないがアサギマダラとミドリヒョウモンが飛んでいた。そして、磐梯吾妻スカイラインを上り詰め、浄土平に着いた。まず、昼飯にする。昼食後、女性2人には時間を潰しておいてもらって、Kさんのご主人と二人で、眼の前に荒れた姿を見せる吾妻小富士(1,707m)に登ってみた。頂上に上がってみると、大きなお釜(火口)が口を開けていた。そのお釜のふちは一周出来るようだが、廻ってきた方に聞くと、福島側は霧がかかっていて何も見えないとのことだったので、そこより先には進まなかった。
 再び磐梯吾妻スカイラインを裏磐梯へと下っていく。秋元湖、小野川湖そして五色沼のうち最大であるという毘沙門沼を眺め、今夜の宿である「休暇村裏磐梯」に着いたのは、午後4時半だった。さて、夕食前にゆっくりと温泉につかろう。

1.東京スカイツリー
首都高速中央環状線を、左に荒川を眺めながら川口JCTへ走ると、東京スカイツリーが見えてきた。その中ごろに雲がかかる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.新不動沢橋
高湯温泉を過ぎて、磐梯吾妻スカイラインを登ってくると、別名「つばくろ谷」という不動沢があり、駐車場が設けられていた。谷底ま約80mあり、これからわたっていく新不動沢橋の上からの眺めは絶景であるという。遠くに福島盆地が広がっている。ここは標高1,200m。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250​秒 18mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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3.新不動沢橋 走る人
さっき、車で追い越してきたランナーが新不動沢橋を渡っている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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4.ミドリヒョウモン♀
「つばくろ谷」の駐車場にミドリヒョウモンの♀がいた。このアザミは何というのだろうか?タカアザミというのに似ているが・・・。 日本には約50種類のアザミが自生しているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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5.浄土平
午後2時、浄土平駐車場に到着した。ここは、磐梯吾妻スカイラインの中間地点で標高は1,580mある。吾妻連峰の東部に位置し、周辺は一切経山の火山噴火により生成された火山荒原になっている。この写真の背景となっているのが吾妻小富士(東側)で立っているところの左後ろ(北西側)が一切経山である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.吾妻小富士に登る
レストハウスで昼食にした後、正面の吾妻小富士に登ることにした。向こう側の福島の方から眺めると富士山のような形をしているそうだ。登山道は段々になっていて歩幅が合わず歩きにくい。途中から振り返って浄土平を見下ろす。Kさんがよい写真を撮っていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/146秒 5mm ISO64 ) 露出補正 なし
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7.吾妻小富士の火口
すり鉢状の大きな火口のふちに出た。落ちたら上がってこられそうにない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.吾妻小富士の火口の縁から
浄土平を眺める。レストハウスの向こうには一切経山が噴気をあげている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.一切経山
吾妻小富士の階段道を登り切ったあたりには少し平らなところがあり、そこにはケルンのように石が積み上げられていた。向こうに見えるのは一切経山だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.秋元湖
磐梯吾妻スカイラインは、かっては有料道路だったが現在は福島県道70号線として無料になっている、福島県福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至る吾妻連峰を縦走する全長 28.7km、平均標高1,350mの山岳自動車道である。土湯温泉を過ぎてこんどは磐梯吾妻レークラインを、しばらく走ると秋元湖が見えた。wikipediaによれば、通称裏磐梯と呼ばれるこの地域は明治時代までは桧原村などの集落が存在しており、湖は存在していなかった。1888年(明治21年)、南方にある磐梯山が突如噴火し、大規模な水蒸気爆発に伴って中央部の山腹が崩壊(山体崩壊)を起こし桧原村方面に大量の土砂が流下、さらに泥流も発生して集落は全滅する被害を受けた。この際に長瀬川や小野川など裏磐梯地域を流れる河川が山体崩壊や泥流によって方々で堰き止められ、桧原湖や小野川湖、五色沼といった大小様々な堰止湖が形成されるに至った。秋元湖は大倉川や中津川が堰き止められて誕生した。裏磐梯三湖の中では水深が最も深く、面積は桧原湖に次いで大きいという。湖面の標高は736m。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.小野川湖
次に小野川湖が見えてきた。小野川湖の標高は797m。対岸に見えるのは簗部山(やなべやま)(1,387m)でその奥が吾妻連峰になる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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12.毘沙門沼
磐梯吾妻レークラインが小野川湖を右側に見て、国道459号線に突き当たるあたりは、ホテルや瀟洒なレストランが建ち並ぶリゾート地になっていた。国道459号線をちょっと左に折れたところに五色沼では最も大きい毘沙門沼があった。駐車場も完備している。さっそく湖畔に下りてみる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/250秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
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13.池畔のボートハウス
静かな毘沙門沼には一つ二つ、二人連れが乗るボートが浮かんでいる。しかし、もうトップシーズンは過ぎたのだろう。池の岸には空いたボートが並べられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.磐梯山
裏磐梯から見る典型的な景色だ。磐梯山は標高1,819mで、大磐梯・小磐梯・赤埴山・櫛ヶ峰よりなる連山の総称であり、古くは秀麗な山容から会津小富士とも呼ばれていた。明治21年(1888)7月15日午前7時45分、磐梯山が突然爆裂を起こした。大磐梯・小磐梯・赤埴山・櫛ヶ峰のうち、小磐梯(約14億5千万㎥、約30億トン)を一瞬のうちに吹き飛ばし、死傷者524人(内・死者477人)、被害面積約110㎢の大被害を受けたといわれる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 32mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.今宵の宿
五色沼ハイキングコースもあったが、今回は割愛し今宵の宿「休暇村裏磐梯」へ向かった。午後4時半到着。ゆっくりと温泉に入って、いっぱいやるのが楽しみだ。ロビーからは磐梯山が眺められる絶好のロケーションだ。檜原湖は宿と磐梯山の間にあるが、見えない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250​秒 18mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


 なお、このドライブの行程については、「裏磐梯・会津若松ドライブ」地図として掲載している。この地図は、右メニューのボタンからリンクできます。 ​​
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