今年のクロマダラソテツシジミは・・・ 10月23日 - Studio YAMAKO

2022年11月 9日

今年のクロマダラソテツシジミは・・・ 10月23日

去年、おととしと2年続けて自宅のすぐ近くでクロマダラソテツシジミを見かけた。一昨年(2020年)は9月30日に明神台で、ヤマトシジミかと思って撮ってきた画像を確認すると、クロマダラソテツシジミだった。ネットで調べてみるとクロマダラソテツシジミは神奈川で大発生しているとの情報があったので、10月13日に三浦半島へ行ってみた。ソテツのあるところで数頭の本種を見ることができた。その後、11月2日に自宅の近くの数か所でも発見し、その年は最終12月1日まで観察できた。
 昨年(2021年)は、まず見られないだろうと思っていたところ、前年と同じところで多くの本種を観察した。まずここでは、年を越すことはできないだろうと思うので、新たに南から飛来してきた個体から発生したのだろうと思っている。2021年は9月10日から11月20日まで継続的に観察できた。
 ところが今年(2022年)は1頭も見ることはなかった。台風という台風も来なかったためか、神奈川県でのクロマダラソテツシジミの情報は私の知る限りでは無い。昨年は食痕が残っていたご近所のお宅の玄関さきに置かれたソテツの鉢植えは、新芽が青々と育っていた。
 とは言うものの「もしかして」という気持ちから近所の公園や帷子川のあたりを歩いてみている。やはりクロマダラソテツシジミは見つからない。

000_221023038 X700 〇峰岡公園 Z50 18-140.jpg
キバナコスモスと秋型のキタテハ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区

001_221023001 X800 高橋宅 ソテツの若葉 Z50 18-140.jpg 1.ソテツの若葉
昨年、一昨年とクロマダラソテツシジミの写真を撮らせていただいたご近所のお宅の玄関先の鉢植えのソテツの葉は、食害もなく、きれいに育っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6 1/500秒 120mm ISO 180 ) 露出補正 なし
002_221023013 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 2.キタキチョウ
帷子川の常盤橋のたもとにランタナが植えられていて、いま、花を咲かせている。そこにキタキチョウが飛来し、吸蜜を始めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.3 1/500秒 85mm ISO 110 ) 露出補正 なし
003_221023015 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 3.ヤマトシジミ -1
夏のヤマトシジミの♀の翅表は黒い。秋になり気温が下がってくると青くなってくるが、この個体はオスか、♀かちょっと判定がむつかしい。♀にしては青過ぎるのだが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし
004_221023017 X800 △帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 4.ヤマトシジミ -2
前の写真と同じ個体。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし
005_221023024 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 5.ハナトラノオ(花虎の尾)にヤマトシジミ
この花で吸蜜する本種を見るのは初めてだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
006_221023026 X800 〇帷子川常盤橋 サリビア・コエルレア Z50.jpg 6.サルビア・コエルレア
シソ科だそうだ。特異的な花の形をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 360 ) 露出補正 なし
007_221023029 X800 〇帷子川常盤橋 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 7.イモカタバミ(芋片喰)
カタバミにはいろいろな種類がある。この片喰は花が大きい。葉はカタバミ特有の形をしている。wikipediaによれば、「フシネハナカタバミ(節根花片喰)が基本種で、独立種として扱われていたイモカタバミは、後にフシネハナカタバミの亜種とされた。カタバミ科カタバミ属の植物。現在は、フシネハナカタバミとイモカタバミは園芸上、まとめてイモカタバミと呼ばれている。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
008_221023031 X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 8.ホシヒメホウジャク
ランタナの花の前でホバリングをして、口吻を伸ばしている。腹がずんぐりとしていてホシヒメホウジャクのようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 125 ) 露出補正 なし
009_221023037 X800 〇峰岡公園 Z50  18-140.jpg 9.キタテハ秋型
今年はキタテハを見ることも少ない。ヤマトシジミの数も少ないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 160 ) 露出補正 なし

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