Canon PowerShot G7X  2023年10月12日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園 - Studio YAMAKO

2023年11月15日

Canon PowerShot G7X  2023年10月12日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

10月3日に2年ぶりにクロマダラソテツシジミを見つけてから、何も予定がない日は、カメラをもって家から徒歩5分の公園に出かけるのが日課になってきた。この日も暖かく、最高気温は24℃になった。
 2016年3月に購入した Canon PowerShot G7X は今までは、スナップ撮影や、レンズが明るいので室内での撮影に利用することが多かった。旅行の時は必ず携行している。いままでこのカメラでチョウを撮るときは広角で、被写体に接近して撮りたい時だけだったが、過日、このカメラで公園の花壇に来るチョウの撮影を試みてみた。近距離でフォーカスが合いやすいようにマクロに設定して、1mくらい離れた被写体を撮ってみた。望遠側にズームしていくと、デジタルズーム域に入るあたりでピントが合ってくれることを知った。これなら使えるかなと思い、その練習をしておこうとこの日はそのG7Xのみを携行した。

000_231012025 X700 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg
コンデジで撮ったアオスジアゲハ 2023年10月12日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231012005 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 1.アゲハ  -1
前日は午前中だったが、この日は昼食後に出かけてみた。羽化したてのような傷のないアゲハがヒャクニチソウに来ていた。シジミチョウなどの小さなチョウに比べ、アゲハは撮りやすい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_231012008 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 2.ヤマトシジミ♂
新鮮な個体だったが、まだ外縁部に高温期型の黒い斑紋が出ている。ヤマトシジミの♂は、春型(低温期型)は、少し光沢のある空色の部分が広く、外縁部の黒い部分は細い。 夏型(高温期型♂の は、輝くような光沢のある青色になり、縁の黒い部分は広くなる。 秋型(低温期型)の♂は、少し光沢のある空色の部分が広く、外縁部の黒い部分は細くなる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_231012010 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 3.アオスジアゲハ -1
この日、花壇に来たアオスジアゲハはきれいな個体だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_231012016 X900 〇峰岡公園 アゲハ G7X.jpg 4.アゲハ♂ -2
アゲハは4月上旬から10月下旬にかけて、年に3~5回発生する。このきれいな個体は今年最後の発生のものだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_231012017 X900 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg 5.アオスジアゲハ -3
これは胴の白い帯が尾端まであり、♀だと思うが。 

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_231012032 X900 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg 6.アオスジアゲハ -4
チョウに興味を持った子供のころ、クスノキの周りを青く輝く翅をキラキラさせて敏捷に翔ぶこのチョウは魅力的だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_231012041 X900 〇峰岡公園 アゲハ  G7X.jpg 7.アゲハ♂ -3
この個体はしばらくこの花壇にいて、ヒャクニチソウの花から花へと移り、吸蜜をしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_231012048 X900 〇峰岡公園 アゲハ  G7X.jpg 8.アゲハ♂ -4
頭から尾状突起の先まで、傷一つない姿をシャープに撮れた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_231012054m X900 〇峰岡公園 ツマグロ G7X.jpg 9.ツマグロヒョウモン♀
これもきれいな個体であった。4月から11月まで姿を見ることが出来るが、今が最盛期で、発生する個体数が多いようだ。他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、多化性という点でも例外的な種類である。冬は幼虫や蛹で越冬する。また、本種は熱帯・温帯域に広く分布するいわば暖地性のチョウであり、他のヒョウモンチョウ類が温帯から寒帯にかけて分布するのとは対照的である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_231012055 X900 〇峰岡公園 ツマグロ G7X.jpg 10.ツマグロヒョウモン♂
私がこのチョウを初めてネットに入れたのは、高尾山から小仏峠への尾根道を歩いていて、正面から矢のように飛んできたのを無我夢中でネット一閃、ゲットした小学校6年生のころ(1950年代)と記憶している。wikipediaによれば、関東地方で見られるようになったのは1990年になってからと言われるが。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_231012059 X900 〇峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 11.ヤマトシジミ♀
後翅にかすかに青い鱗粉が見られる。ヤマトシジミの♀の翅表は晩秋の紅葉の頃から発生してくる個体からは、突然、青紫色の衣装を纏う。前翅は半分ぐらいが薄く青紫になるが、後翅はほぼ全体が青紫になる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_231012081 X900 〇峰岡公園 アゲハ♀ G7X.jpg 12.アゲハ♀ -1
♀が飛来した。だがこの個体はだいぶ傷んでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_231012082t X900 峰岡公園 アゲハ♀ G7X.jpg 13.アゲハ♀ -2
同じ個体だが破損していたところをカットした。後で気が付いたが、右触覚も断ち切られていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_231012090t X900 〇峰岡公園 ツバメ♀ G7X.jpg 14.ツバメシジミ♀
には黒地に青い鱗粉が現れることがあるが、この♀はほぼ真っ黒であり、後翅尾状突起あたりの橙斑が明瞭に表れている。シックな装いだと感じた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし

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